2024/02/16
r.y6
名前はアルミン・アルレルトです。エレンやミカサと少年時代を過ごした幼馴染で、簡単なプロフィールは以下の通りです。
アニメでは、『図書館戦争』(笠原郁)、『スマイルプリキュア!』(緑川なお/キュアマーチ)役などで知られる、井上麻里奈が声優を務めています。
『進撃の巨人』は、圧倒的な力を持つ巨人とそれに抗う人間たちとの戦いを描いたダーク・ファンタジー漫画で、諫山創により2009年から2021年まで別冊少年マガジンにて連載されていました。
アニメは、2013年4月から9月まで第1期が放送され、現在は、第4期まで放送されており、完結編が2023年に放送される予定です。
アルミンは、登場人物の中で3番目にクレジットされるほどの主要キャラクターです。主人公のエレンと共に訓練兵団に、第104期生として入団し、調査兵団に所属となります。
公式企画で実施された人気キャラ投票では、10位・6位・8位という、高い人気を獲得していました。
金髪で小柄、華奢な体つきのため、女の子にも見えるアルミンの性別はどちらなのか、ファンの間でもよく話題に上がりました。
アルミンが男性であることがはっきりと確定したのは、コミックの第13巻でした。誘拐される可能性が高いヒストリアの影武者として女装していたアルミンを誘拐した犯人の一人が「君、本当は男の子なんだってな」という言葉で、はじめて性別が言及されました。
続いては、アルミンの性格について詳しくご紹介していきます。
大人しく内向的な性格だが芯の強さも持っており、理知的で探究心に富んでいます。
幼いころから、祖父が所有していた本を読んだことを機に人類はいずれ外の世界へ行くべきという考えを持っており、また、両親の死の原因も相まって、自分の目で外の世界を見るために調査兵団に入団しました。
幼い頃にいじめられ、暴力を受けながらも「言い返せないから暴力を振るう」と言って自分の正しさを主張するなど、自分が正しいと思ったことを決して曲げない、芯の強さを持っています。
アルミンは自分に自信がなく、エレンやミカサに対して劣等感を持っています。2人の足をひっぱっているのではないかと考えることもありました。
続いては、アルミンの魅力や能力について見ていこうと思います。
アルミンは、小柄で、身体能力は高くありませんが、頭脳明晰で座学の訓練成績はトップをとるほどです。
仲間からも作戦立案において大きな信頼を得ています。調査兵団に入団してからも優れた観察眼や閃きで勝利を呼び込む作戦を立てます。
「何かを変えることができる人間がいるとすれば、大事なものを捨てることができる人。何も捨てられない者に何かを変えることはできない」という信念を抱くようになり、時には非情な決断を迫られながらも幾度となく作戦を成功に導き、調査兵団の頭脳として活躍するようになります。
小柄で内向的な性格などもあり、格闘の成績は良いものではありません。訓令兵団の卒業時も上位10人に入ることはできていません。
アルミンは、非常に優しい性格をしていましたが、「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと・・・大事なものを捨てることができる人だ」「化物を凌ぐために必要なら・・・人間性さえ捨てる」ということを悟ってから、必要であれば、どんな手でも使う冷酷さを見せるようになりました。
アルミンが、ゲスい行動や発言をするようになり、それが表情にもあらわれるようになると、そんなアルミンを作者の諫山創が「ゲスミン」と呼んだことで、アルミンをゲスミン呼びする人が増えました。
王家の血を引くヒストリアが、中央憲兵に狙われた際、同じ金髪で青い瞳をしていることから、アルミンがヒストリアの身代わりとなり結果的には誘拐されました。
それくらい女装したアルミンが、美しく、ヒストリアと瓜二つでした。
アルミンは非常に仲間思いで優しく、特に幼なじみである、エレン、ミカサに対しては格別の優しさを向けます。
アルミンは普段は自信なさげで、頼りない印象がありますが、幾度となく作戦を成功に導き、自ら捨て身の囮作戦を実行するなど、いざという時に頼りになるのが、アルミンです。
物語が進むにつれ、どんどんと精悍な、頼りがいのある顔つきに変わっていきました。
続いては、物語終盤で、アルミンがどうなっていったのか、ご紹介します。
アルミンとアニは連載当初からお互いに好意を抱いており、アルミンからの告白で、アニの反応を見れば両想いであろうことが想像できます。
はっきりと、2人が交際する事となったのかどうかなどは描かれていませんが、アニとアルミンは2人とも生き残ることができ、きっと思いを通じ合わせていくことでしょう。
物語の終盤、アルミンは、持ち前の頭脳と機転を活かしながら最後まで調査兵団のメンバーたちを導きます。
そして、巨人たちとの戦いが終わった後は、「進撃の巨人であるエレンを殺した者」としてマーレ国の英雄となり、マーレとの和平交渉を先頭に立って行い、エルディア国の平和の立役者となりました。
続いては、アルミンの過去についてご紹介します。
アルミンは、エレンとミカサの3人で一緒に遊んでいた幼なじみの関係で、ウォール・マリア南端のシガンシナ区出身です。
シガンシナ区は、三重の壁のもっとも外側の壁であるウォール・マリアの南側の突出した区域で、巨人は南側からやって来るので、巨人が襲来した際にはシガンシナ区が最前線ということになり、人類にとって最重要防衛区域とされていた場所です。
第1話で超大型巨人によって蹴破られたのがこのシガンシナ区の壁で、そこから侵入した鎧の巨人にシガンシナ区の内側の壁を破壊され、人類はウォール・マリアを失ったことになります。
幼いアルミンはいじめられっ子として過ごしてきた部分があり、エレンとミカサに助けられたりしていたようです。
アルミンが、本で読んで知った「外の世界」を知りたいという思いが強く、異端児のような扱いを受けていました。
845年の巨人侵攻の翌年に敢行された領土奪還作戦で、両親が憲兵に殺され家族を失っています。
これは、奪還作戦というのは名ばかりで、実際には土地や仕事にあぶれた人々を口減らしするための無謀な作戦だったのです。
アルミンはこの作戦を主導した王政と憲兵団を恨み、現状を変えるために104期訓練兵団に入ることを選んでいます。
コミック・アニメ『進撃の巨人』に登場する主要キャラクターである、アルミンについて、性格や能力、魅力についてご紹介してきました。
アルミンは物語の最後まで重要な立ち位置で活躍しました。心優しく、仲間思いで、頭の切れるキャラクターで、ファンからの人気も高く、愛されていました。
コミックは、2021年に完結しており、全34巻が発売されています。そして、2023年にはアニメ「進撃の巨人 The Final Season」の完結編が放送予定です。楽しみですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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人気漫画・アニメ『進撃の巨人』の登場人物であるアルミン・アルレルト。
登場人物の中でも人気のあるキャラクターです。そこで、今回は、アルミンのプロフィールや活躍、性格や能力、魅力について迫ってみたいと思います。
最後までお付き合いくださいね。