記事ID148940のサムネイル画像

鬼滅の刃の作者吾峠呼世晴先生は引退した?女性説や現在の状況を解説

鬼滅の刃の作者・吾峠呼世晴について知りたい人は多いのではないでしょうか?吾峠呼世晴先生はメディアに顔出しを一切しておらず、女性なのではないかと噂されるなど注目を集めています。本記事では、鬼滅の刃の作者吾峠呼世晴先生について解説します。現在何をしているのかや、鬼滅の刃以外に執筆経験のある作品についても紹介するので、ぜひ内容をご確認ください。

鬼滅の刃の作者吾峠呼世晴

鬼滅の刃は、総発行部数1億部を超える大人気漫画です。大人気漫画の作者・吾峠呼世晴先生がどのような人物か気になる人も多いですが、これまでメディアに顔出しすることはなく、素性はなぞに包まれています。

 

本記事では、吾峠呼世晴先生がどのような人物なのか紹介します。性別が女性であるといわれる理由や、出身地、現在何をしているのかについても解説するので、気になる人はぜひ最後まで内容を確認してみてください。

鬼滅の刃の作者・吾峠呼世晴先生のプロフィール

総発行部数1億部を超える大ヒット漫画『鬼滅の刃」と言えば、知らない人の方が少ないのではないかと言えますが、作者である、吾峠呼世晴先生については、知らない人、知らない事が多いのではないでしょうか。

 

まず、吾峠呼世晴先生のプロフィールなどをご紹介していきます。

顔は不明!自画像から「ワニ先生」と呼ばれる

近年、漫画家で顔出しをしている人が増えてきている印象ですが、『鬼滅の刃』作者・吾峠呼世晴先生は、顔出しをしておらず、素顔については不明です。

 

ジャンプに掲載された作者プロフィールの自画像は、メガネをかけたワニのイラストだったため、読者からは「ワニ先生」などと呼ばれているようです。

 

自画像がワニである理由は、「読者に食らいついて離さない」といった意味が込められているんだそうです。

性別は女という噂も

吾峠呼世晴先生は、素性をほとんど明かしておらず、SNSなどもされていないため、謎が多く、性別も謎のままです。

 

しかし、吾峠呼世晴先生の書いた文字がとても女性的である事や、吾峠呼世晴先生が担当さんのことを「担当さんとは生き別れの兄妹のようにそっくりだよ」と書かれていた事があり、その当時の担当編集は男性であるため、吾峠呼世晴先生は女性ではないかと言われました。

 

また、週刊文春が、ジャンプ関係者が「作者は女性である」と明かしたと掲載しました。

 

正式には、性別は明かされていませんが、吾峠呼世晴先生は女性であると見られています。

 

 

出身地は福岡で1988年生まれ

吾峠呼世晴先生は、福岡県出身であることが分かっています。

 

また、2018年に開催された「週刊少年ジャンプ展 VOL.3」の公式図録で、生年月日は1989年5月5日と公表されていますので、現在、33歳です。

 

『鬼滅の刃』主人公・竈門炭次郎の苗字が名前に入っている神社が福岡県に2つ存在します。1つは太宰府市にある「宝満宮竈門神社」築後市にある「溝口竈門神社」で、どちらとも『鬼滅の刃』のファンからは聖地と言われているようです。

鬼滅の刃の作者・吾峠呼世晴先生の経歴

続いては、吾峠呼世晴先生の経歴について詳しく見ていこうと思います。

処女作は24歳のときに賞を受賞した「過狩り狩り」

「小さい頃から絵が下手だった」と画集のあとがきで明かしており、笑われてしまうこともあったため人に絵を見せたくなかったのだそうです。

 

高校3年生の時に初めて漫画を描こうとしてみたそうですが、ノウハウが全くなく、何をどうしていいのかわからず描けなかったそうです。

 

そして初めて描いた読み切り作品、「過狩り狩り」を描き上げます。吾峠呼世晴先生本人は、「どうせダメだろう」と考えて処分するつもりだったのだそうですが、家族から「どうせなら一番好きな雑誌に送ってみたら」と後押しされ、集英社の『週刊少年ジャンプ』にダメ元で初めて投稿しました。

 

そして、その作品が、第70回JUMPトレジャー新人漫画賞(2013年4月期、審査員:篠原健太)で「佳作」を受賞しました。

 

この作品は、明治から大正時代の日本を舞台とし、『鬼』と『鬼狩り』との戦いを描く作品で、「鬼滅の刃」の前身となった作品です。

受賞後も執筆を続けたが連載には至らず

JUMPトレジャー新人漫画賞の佳作を受賞後、長編作品のネームを次々と執筆し、『過狩り狩り』では個性を評価されながらも「万人向けではない」と指摘されていましたが、多くのネームを描き、その欠点が徐々に克服されていったと担当が明かしています。

 

万人向けではないと評価されながらも、『セリフの力が圧倒的だった』事に、担当は才能を見出していたそうです。

 

続いて執筆した『文殊史郎兄弟』が『少年ジャンプNEXT!!』2014年第2号に掲載され、商業誌デビューを果たしました。

 

続いては、読切作品『肋骨さん』が『週刊少年ジャンプ』2014年39号に掲載されます。

 

しかし、その後は連載用のネームがなかなか通らず、『蠅庭のジグザグ』鈍痛風車(どんつうかざぐるま)』、そして『過狩り狩り』を原案としたネーム『鬼殺の流(きさつのなの連載ネームを執筆しますが、3作とも連載会議に落選して連載となりませんでした。

 

『鬼滅の刃』が生み出されるまでは、相当の試行錯誤があったようです。

ジャンプ初掲載の「鬼滅の刃」が大ヒット!

3作連続、ネームが通らず、あとが無かった吾峠呼世晴先生は、『鬼殺の流』における一人の脇役としてすでに構想していた少年を改めて主人公へと変更し、新たに『鬼滅の刃』のネームを執筆しました。

 

ネームの時点で完成度が高く、週刊少年ジャンプへ連載されることとなりました。

 

「鬼滅の刃」は、2016年11号から2020年24号まで連載され、単行本(全23巻)の累計発行部数は、2021年2月時点で1億5000万部を突破している大ヒット漫画となりました。

 

テレビアニメ化され、映画化され、2001に公開された『千と千尋の神隠し』の興行収入316.8憶円を超え、404.3憶円という日本映画歴代興行収入歴代1位を獲得します。

 

映画の大ヒットにより、さらにコミックが売れ、日本国内に『鬼滅の刃』旋風を巻き起こしました。

鬼滅の刃の人気と作者の予想収入額を紹介

『鬼滅の刃』の爆発的ヒットで、どれぐらいコミックが売れたのか、ヒットにより作者がどれくらいの収入を得たのか気になりますよね。

 

続いては、鬼滅の刃の人気と作者の予想収入額をご紹介していきます。

鬼滅の刃の発行部数は史上何位?

「鬼滅の刃」の発行部数は1億5000万部を突破しており、歴代発行部数の8位にランクインしています。

 

  • 1位「ONE PECE」5億部 1-106巻
  • 2位「ゴルゴ13」3億部 1-208巻
  • 3位「名探偵コナン」2億7千万部 1-103巻
  • 4位「ドラゴンボール」2億6千万部 1-42巻
  • 5位「NARUTO」2億5千万部 1-72巻
  • 6位「SLAM DUNK」1億7千万部 1-31巻
  • 7位「こちら葛飾区亀有公園前派出所」1億5650万部 1-201巻

 

「鬼滅の刃」よりも売れている作品は、上記のとおりですが、そうそうたる作品ばかりです。

 

しかし、そんな中で注目すべきは、「ONE PECE」は106巻、「ゴルゴ13」は208巻、「名探偵コナン」は103巻、「SLAM DUNK」は31巻まで発表されています。

 

「鬼滅の刃」は全23巻で、発行部数が1億5千万部を突破しており、より多くの人が鬼滅の刃を手に取った事が分かり、その人気が伺えますね。

連載当時の原稿料だけで1000万円近い年収

漫画家の収入は大きく分けて2つあります。

 

印税と、原稿料です。印税のパーセンテージは契約によって変わりますが、およそ10%が原作者の取り分といわれています。

 

原稿を書くことに対しての料金を原稿料と言います。 原稿料は、人気や漫画家歴などによって変わってくるもので、新人漫画家なら1ページあたり7,000円から1万円ほど、ベテラン漫画家で1万円から5万円、人気漫画家であれば2万円から5万円ほどだと言われています。

 

吾峠呼世晴先生の場合、「鬼滅の刃」がデビュー作となりますので、安く見積もって1ページ1万円とすると、1話あたり20P×1万円×年間48号=960万円は最低、原稿料として入っていた計算になります。

 

週刊誌に連載を持つ難しさと、連載が続く難しさがありますが、週刊誌に連載を持つと、最低でも年収が1000万円ほどになる事が分かります。

印税を計算すると40億円以上稼いでる可能性も

印税のパーセンテージは契約によって変わりますが、およそ10%が原作者の取り分といわれています。

 

ジャンプコミックが1冊440円(鬼滅の刃のコミックが発売された時点)で、鬼滅の刃のコミックの発行部数が、1億5000万部を超えています。

 

そこで、吾峠呼世晴先生のコミックの印税をざっくりと計算してみます。

 

440円の10%が44円×1億5000万部=66億円ほどの印税が入っていると計算できます。大ヒット作品となると、印税だけでこれだけの収入となるのですね。

 

これに、アニメ使用料(1話30万円ほど)や映画原作使用料、さらにグッズなどのライセンス料が年間3000万円ほど噂されています。

 

デビュー作の大ヒットにより、連載期間4年で、驚くほどの年収を得ていたこととなります。

鬼滅の刃の作者・吾峠呼世晴先生の現在は?引退の噂も

「鬼滅の刃」の連載が終了し、新作が期待される吾峠呼世晴先生ですが、新作が発表されていません。

 

SNSでの発信を一切しておらず、現在、吾峠呼世晴先生が何をしているのかは不明である状態です。

 

また、もともと人気作品は、長期連載されますが、鬼滅の刃は人気作品にも関わらず4年で連載が終了しています。

 

週刊誌の報道によると、ジャンプ関係者の証言で「家庭の事情もあり、長く東京で漫画家生活を続けることはできないようだ。連載終了のタイミングで実家に帰るのではと言われている」との事でした。

 

この報道を受け、「結婚をして地元の福岡に戻った」や「家庭の事情で連載を終了した」という噂が広まっています。

 

新作発表の様子はなく、引退の噂はあるものの、本人が公言しているわけではないため、新たな作品を連載する可能性も残っています。

 

ファンからは、『鬼滅の刃』のスピンオフ作品を望む声が多く上がっているようです。

大人気漫画家の連載終了後の生活

「鬼滅の刃」のように大ヒット作品を生み出した漫画家が、連載終了後に、何をしているのか気になりませんか。

 

続いては、大人気漫画家の連載終了後の生活をご紹介していきます。

 

 

井上雄彦

バスケットボール漫画の金字塔と言えば、井上雄彦先生の『SLAM DUNK』があげられます。日本にバスケットボールブームを起こし、バスケットボールの競技人口が飛躍的に増えるなど、大きな人気と共に影響を残した作品です。

 

1996年に『SLAM DUNK』の連載が終了した後は、1998年より『バガボンド』、そして並行して1999年より『リアル』連載を開始しました。現在も連載は終了しておらず、ファンからは作品の連載再開を望む声が多く上がっています。

 

直近では、映画の制作に取り組み、2023年に井上雄彦先生自身が監督・脚本を務め「THE FIRST SLAM DUNK」が公開され、大ヒットしています。

 

声優が一新され、興行収入も100億を突破するなど、今なお多くの人に愛される作品であることが証明されました。

鳥山明

『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』など、多くの人気漫画を発表してきた、鳥山明先生は、15話前後の短期連載や短編漫画は発表されていますが、1995年に『ドラゴンボール』の連載が終了して以降は、長期連載はされていません。

 

いまなお、大人気のドラゴンボールは現在、「ドラゴンボール超」の映画や漫画の制作に携わっています。

 

2019年時点で、『ドラゴンボール』の漫画・アニメシリーズ・ゲーム作品などを含めた総売上は230億ドル(約2兆5000億円)に達すると言われており、今なお人気が衰えません。

 

また、大人気RPGゲーム『ドラゴンクエスト』のキャラクターデザインを手掛けており、現在も、監修されています。

 

1982年に少女漫画家のみかみなちさんと結婚しており、子供が3人いらっしゃいます。長女のきっかさんは、イラストレーターとして活動されているそうです。

岸本斉史

忍者漫画で、日本だけではなく海外でも人気の高い作品『NARUTO』を手掛けた岸本斉史先生は、2014年に『NARUTO』の連載が終了した後は、2016年より『ナルト』の公式続編である『ボルト(BORUTO)』の原作・監修を担当するなどしています。

 

また、2019年から2020年にかけては、『サムライ8 八丸伝』を連載しました。

 

このように、大ヒット作品を生み出した後も、スピンオフ作品や、ヒット作の関連作品などに関わっている作者が多いようです。

鬼滅の刃の作者・吾峠呼世晴先生は謎多き人物

日本中に大旋風を巻き起こした、漫画『鬼滅の刃』の作者、吾峠呼世晴先生についてご紹介してきました。

 

デビュー作が大ヒット作となり、人気漫画家の一人となった吾峠呼世晴先生ですが、SNSなど、一切しておらず、プライベートが謎に包まれています。

 

また、『鬼滅の刃』の連載終了後は、新作の発表もなく、引退までささやかれています。

 

しかし、今春より「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編の放送がスタートし、まだまだ鬼滅の刃人気は続くものと思われ、その中で、新情報が出てくるかもしれません。

 

謎の多き吾峠呼世晴先生の次回作にぜひ期待したいと思います。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

関連記事はこちら

TOPへ