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蒼天の拳は北斗の拳の続編!?あらすじや登場キャラは?感想や評価は?

あなたは蒼天の拳という漫画を知っているでしょうか。北斗の拳とも名前が似ていますが、関係はあるのか、気になる方もいるかもしれません。そこで今回は、蒼天の拳のあらすじや登場キャラ、感想などについてご紹介します。また、北斗の拳との繋がりについても迫ってみましょう。

蒼天の拳とは何なの?

あなたは蒼天の拳という漫画を知っているでしょうか。『北斗の拳』とも名前が似ていますが、関係はあるのか、気になっている方もいるかもしれません。

 

今回は、『蒼天の拳』のあらすじや登場キャラ、感想、北斗の拳との繋がりについても迫ってみようと思います。

 

最後までお付き合いくださいね。

堀江信彦原作の漫画

『蒼天の拳』は、堀江信彦が原作・原案、原哲夫が作画を担当している漫画です。

 

『北斗の拳』で原作執筆を担当していた武論尊は監修という、アドバイザー的な立場になっています。

『週刊コミックバンチ』

蒼天の拳は、新潮社から発行されている『週刊コミックバンチ』にて2001年創刊号から2010年39号(休刊号)まで全255話が連載されました。

 

コミックは全22巻発売されており、単行本の累計発行部数は1500万部を突破しています。

 

また、アニメは2006年から全26話放送されています。

『蒼天の拳 リジェネシス』

2017年より『月刊コミックゼノン』にて第2部『蒼天の拳 リジェネシス』が連載を開始しています。

 

脚本を八津弘幸が担当、原哲夫は原作を担当していますが、作画は辻秀輝が担当しています。

 

こちらも、2018年に1期12話、2期12話がアニメ化されています。

蒼天の拳のあらすじはどうなっている?

続いては、蒼天の拳のあらすじなどについてご紹介していきます。

あらすじ概要

1932年の上海。黒社会の巣窟と化したこの魔都で、青幇(チンパン)と紅華会という二つの秘密結社が激しい勢力争いを繰り広げていた。

 

一方、三国志の時代に生まれた究極の暗殺拳・北斗神拳の伝承者である霞拳志郎は、日本で大学講師を務めながら、争いとは無縁の平穏な日々を送る。

 

そんな彼の元にある日届いたのは、上海が紅華会の手に落ち、かつて共に戦った青幇の仲間たちが皆殺しにされたという報せ。

 

そして、その中にはかつて彼が愛した女性・潘玉玲までもが含まれていた。義に厚く人との絆を重んじる拳志郎は、これを受け、上海に舞い戻ることを決意する。すでに極悪非道な紅華会の支配する暗黒街になり果てていた上海の街。

 

殺された朋友たちの復讐を果たすため、魔都に降り立った拳志郎は、仇である紅華会の幹部達を次々と暗殺していく。

『漫画GIFT』のあらすじ

『漫画GIFT』というサイトに、ネタバレありのあらすじが、細かく書かれています。ネタバレを気にしない人は、目を通されてみてはいかがでしょうか。

蒼天の拳の登場キャラは誰がいる?

続いては、『蒼天の拳』の主要キャラクターをご紹介していきます。

霞 拳志郎

主人公です。ケンシロウによく似ています。

 

第62代北斗神拳伝承者で、頭部には北斗七星の形の痣があります。快活で奔放な性格をしており、上海でマフィアや拳法家を相手に腕を磨き、「閻王」(えんおう)として暗黒街でその名を轟かせる。

 

一時期、上海から姿を消し日本で暮らしていましたが、朋友のために再び上海に舞い戻ったことで北斗の宿命が動き出します。

 

「儞已經死了(読みはニイイチンスラ…お前はもう死んでいる、という意味の中国語)」や「北斗の文句は俺に言え!」が決め台詞。

霞 羅門

拳志郎の弟(異母兄弟)で、後の第63代北斗神拳伝承者リュウケン。北斗神拳の使い手で、常人離れした戦闘力を持っています。

 

『蒼天の拳』では、あまりストーリーには影響ありませんが、幼いながらとても能力の高い人物として描かれています。

劉 宗武

北斗劉家拳伝承者。コミックスの帯には「あのラオウを超える暴君現る」と書かれており、外見もラオウに似ています。拳志郎の最大のライバルという位置づけ。

 

自らの力に溺れるようになり、「勝利さえも飽きた」という境地に達し、中国を飛び出してドイツ軍の将校になった末、自らの北斗劉家拳を、この世に戦乱をもたらすために使うことを決めます。

 

争乱を望むあまり平和への道を阻む存在と化してしまう。

 

しかし、拳志郎との戦いを通し、ひとりの拳法家として覚醒していく。

夏 文麗

芯の強いしっかりとしていて、強い者にもひるまぬ心の強さがある女性。

 

劉宗武と共に北斗劉家拳を学び、やがて彼と恋人同士になったが、劉宗武が狂気の道へと走るのをいさめようとしたが、劉宗武はそれを聞かず夏文麗の乳房を抉り取ってしまう。

 

この事件を境に彼女は尼僧となっています。宗武が上海に戻ってきた後、拳志郎のもとを訪ね、宗武の抹殺を依頼しています。

張 太炎

北斗曹家拳の使い手で、人並み外れて女好きな男です。特に人のものが欲しくなり、花嫁を盗むことから花嫁泥棒の異名を持つほど。

 

師父である章大厳より学んだ北斗曹家拳に独自の変化を加えた拳法を修得している。

 

しかし、霞拳志郎との対決を経て改心すると、父親とのわだかまりを解決し、北斗曹家拳伝承者としての道を歩むことになる。

蒼天の拳の感想や評価はどんなものがあるの?

続いては、『蒼天の拳』に対する、読者の感想や評価などを見ていこうと思います。

ヒューマン物語っぽい

アクション漫画なのにヒューマン物語っぽくなっているとの声があがっています。

 

『北斗の拳』でもあった漢の生き様や愛、友情などのテーマを本編を通じてしっかりと描かれており、本作品では「朋友」がテーマになっています。

 

ですので、キャラクター同士の接触・対話の比重が多いため、『北斗の拳』ほどには北斗神拳を駆使して戦うといった場面は見られず、物足りなく感じる人も多いようです。

北斗の雰囲気を残しグレードアップ

北斗の雰囲気を残しグレードアップした、原哲夫の高い画力があるとの感想があがっています。

 

それとは逆に、線が多すぎて読みづらくなったという声もあがっていました。

登場人物達の性格に重厚さと人間らしさが加わった

北斗の拳と比べ、登場人物達の性格に重厚さと人間らしさが加わったとの声があがっています。

 

豪快過激な暴力描写や、武士道やキリスト教的感傷性豊富な教訓譚などはあまり見られない代わりに、キャラクター同士の接触・対話の比重が増えている為、登場人物の存在感が増しているようです。

北斗の拳とのつながりがある?

続いては、『北斗の拳』とのつながりについて、詳しく見ていきましょう。

北斗の拳の過去の話

北斗の拳の、過去にまつわる話です。

 

主人公の霞拳志郎は、『北斗の拳』の主人公・ケンシロウの2代前の伝承者であり、ケンシロウの血縁的描写が示唆されました。

 

また、拳志郎の弟である、霞 羅門は、後の第63代北斗神拳伝承者リュウケンで、『北斗の拳』にも登場する人物です。

 

ラオウ、トキ、ジャギ、ケンシロウを養子として迎え、育てていく中で、北斗神拳伝承者にケンシロウを選びますが、長兄ラオウは天を握る覇者としての野望を捨てず、リュウケンは一子相伝の北斗の掟に従い、その拳を封じようとし、師弟対決となります。

 

ラオウをあと一歩まで追いつめるが、老いと病から突然の発作を起こし、倒す腕はありながらも返り討ちに遭い、無念の最期を遂げた人物です。

時代設定などは新しい

舞台設定は1935年ごろの主に上海で、核戦争によって文明と秩序が崩壊し単純化された世界を舞台とした『北斗の拳』とは違っています。

 

また、登場人物なども新しいキャラクターです。

家系図がある

蒼天の拳リジェネシスというサイトに、北斗神拳の初代創始者から第64代継承者のケンシロウまでの、家系図が掲載されており、関係性を確認するためにとても分かりやすくなっています。

蒼天の拳は、北斗の拳の過去の話

漫画『蒼天の拳』についてご紹介してきました。

 

この漫画は、あの大ヒット漫画、アニメの北斗の拳よりも過去の時代の北斗神拳にまつわる内容の漫画で、2001年から連載が始まり、現在は第2部の『蒼天の拳 リジェネシス』が連載中です。

 

アニメ化もされており、北斗の拳の根強い人気も影響があるでしょう。北斗の拳の世界の過去の時代を描いた内容で、北斗の拳ファンから人気を博しています。

 

気になられる方は一度目を通されてはいかがでしょうか。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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