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チートデイとは?方法・タイミング・効果は?ダイエットとの違いは?

あなたはチートデイの意味を知っているでしょうか。これはダイエットの時に取り入れることができる方法です。そこで今回は、チートデイの方法やタイミングなどについて迫ってみたいと思います。また、ダイエットとの違いや糖質制限ではどうするのかという点についてもお伝えします。

チートデイとは何のこと?

「チートデイ」という言葉を耳にされたことはあるでしょうか。これはダイエットの時に取り入れることができる方法のことを指しています。

 

そこで今回は、チートデイの方法やタイミングなどについて迫ってみたいと思います。最後までお付き合いくださいね。

チートの意味

チートデイのチート(cheat)は「だます・あざむく」という意味があります。

チートデイの目的

ダイエットをしている多くの人は、摂取カロリーを抑えた食事をしていると思いますが、それを続けていると、徐々に身体が低カロリーに適応してきます。

 

すると、代謝が低下し、体重・脂肪が落ちにくくなっていってしまいます。

 

ダイエット経験がある方は誰でもこの停滞期と呼ばれる期間を経験されているのではないでしょうか。

 

そこで、定期的に高カロリーの食事を摂る日を作り、身体が低カロリーに適用するのを防ぎます。

 

脳をだまして停滞期を防ぐのがチートデイの目的です。

停滞期はなぜ起こる

ダイエット中に必ずといって経験するのが、「停滞期」です。

 

ダイエットを始めてしばらくは順調に体重が落ちていたのに、ある一定の時期になると体重が落ちにくくなります。

 

その原因は、身体が低カロリー食に順応し、代謝が落ちてしまうからです。

食事から摂った糖質の一部はグリコーゲンとなり、肝臓に貯蔵されます。肝臓のグリコーゲンが減少すると、身体は脂質からエネルギーを生み出すために、脂肪の分解を促進させることができます。

しかし、低カロリー食が続くと、エネルギー不足となり、身体は代謝を下げることで順応しようとします。

 

代謝が下がると脂肪の分解も減少してしまうため、体重が落ちにくくなってしまうのです。

脳をだまし停滞期防止

定期的にチートデイを設けることによって、身体は飢餓状態を脱したと判断し、再び体重が減りやすくなります。

 

脳をだまして停滞期を防止し、代謝をもとに戻すことが出来るのです。

失敗しない方法やタイミングはどんな内容?

続いては、チートデイを設けるにあたって、失敗しない方法やタイミングなどについて、詳しくご紹介していきます。

ダイエットの停滞期に行う

まず、チートデイを設けるタイミングについてです。

 

チートデイは、ダイエット中の停滞期に設けます。先ほどもご紹介した通り、身体が低カロリー食に順応し、代謝が落ちてしまうため停滞期が起こります。

 

そこで、停滞期に入ったタイミングで、肝臓のグリコーゲンを満たすため、糖質を摂取します。

 

ですので、体重が順調に落ちているタイミングで実施しても、あまり意味がありません。

週1回のチートデイ

チートデイは、代謝が下がって停滞期に入りそうなタイミングで行います。

 

基本的には1週間に1日ほどが最適だとされていますが、毎日体重を計測して、変化を観察し、同じような食事と運動を続けても、順調に減っていた体重が減らなくなってきたら停滞期です。

 

ダイエットを始めてから停滞期になるまでの期間を見て、自分に合った、チートデイを設定してみてください。

 

ちなみに目安として体脂肪率別のチートデイの頻度は、

  • 10%~15%未満:7日に1度
  • 20%未満:4日に1度
  • 20%~25%未満:1週間に1度
  • 25%~30%未満:10日に1度 
  • 30%~35%未満:2週間に1度 

を参考にしてみてください。

チートデイで食べるもの

チートデイでは、基本的に何を食べても良いとされています。とは言っても、ダイエット中です。暴飲暴食はもちろんやめましょう。

 

おすすめなのは、

  • 炭水化物を中心に
  • 脂質は摂りすぎない
  • 肉、野菜、果物

などがあげられます。パンも、菓子パンは避けた方が良いでしょう。ダイエット中に我慢しているあまいものの、たくさん食べすぎなければ、とってかまいません。

チートデイに効果はあるの?

続いては、チートデイの効果についてご紹介していきます。

代謝が良くなる

ダイエットを行っていると体は省エネモードになり飢餓状態だと勘違いしてしまい、停滞期がおこります。

 

そこで、「チートデイ」を設けることで、ダイエット停滞期にセーブされた省エネモードが解除され、代謝量が上がり体重が減りやすくなる効果が得られます。

栄養状態を整えられる

ダイエット中は食事制限を行うため、不足しがちな栄養素が出てきます。

 

チートデイを設けることによって、ダイエット中に不足している栄養素を摂取し、栄養状態を整えることが出来る効果もあります。

 

ダイエット中に不足しがちになると言われている栄養素は、ビタミン類、カルシウム、鉄分などが挙げられますので、意識して取り入れてみてはいかがでしょうか。

ダイエット中のストレス発散になる

ダイエット中は糖質制限や脂質を避けるなど、食べたいものを思うように食べることが出来ず、我慢しなければならない事が多いもの。

 

そうすると、どうしてもストレスがたまってきてしまいます。

 

チートデイを設けることで、食べたいものを食べることが出来るという、ストレス発散につながります。

 

そうすることで、ダイエットを継続するうえでのモチベーションも復活するというメリットがあります。

ダイエットとの違いはある?

続いては、ダイエットとの違いをご説明していきます。

ダイエットの最中に行われる

チートデイは、詳しく知らない人が見れば食事をとる日なので、ダイエットとは関係が無いと思われがちです。

 

しかし、ダイエットの最中に行われるものであり、停滞期をうまくかわすためのダイエットの一環です。

食事制限のありなしの違い

ダイエットでは食事制限をするものですが、チートデイは意図的に摂取カロリーを増やす日をつくり、停滞期を乗り切る一つの方法です。

 

食事を制限する、制限しないの差はありますが、どちらもダイエットを成功させるために行うものという点では同じです。

糖質制限ではチートデイを取り入れる?

糖質制限ダイエットは、ご飯・パン・麺・イモ類などの炭水化物、甘い物などの糖質量を1日70〜130gほどに抑え、その代わりに、肉・魚・豆腐・チーズ類など、たんぱく質と脂質が主成分の食品や野菜をしっかり食べるダイエット法です。

 

近年、よく耳にするダイエット方法ですが、糖質制限ダイエットをしている人でもチートデイは有効なのでしょうか。

代謝がアップできる

糖質制限ダイエットでも、糖質を制限していると、糖質が少ない食事に体が慣れてきて代謝が落ちることがあります。

 

そこで、チートデイを設け、糖質を一時的にたくさん摂取することで、代謝を再びアップさせることが可能です。

 

糖質制限では、1日の糖質量を70~130gに抑えますが、チートデイでは体重1kgあたり6倍グラムを目安に摂取してみましょう。

ストレスの軽減に繋がる

糖質制限を続けていると、食べることが出来ないものがとても多いです。

 

そんな中で、辛いと感じる人も多くいます。そこで、チートデイを設けることでストレスを軽減できます。

 

チートデイの1日だけは、普段は制限している炭水化物を接種し、ストレスを解消してしまいましょう。

糖質制限でチートデイをする際の注意点

糖質制限ダイエットは、糖質をエネルギーにする体から脂質をエネルギーにする体に変えることを目的に行っています。

 

ですので、チートデイを頻繁に取り入れてしまうと、せっかく脂肪を燃やす体に変わってきたのに、再び糖質をエネルギーとする体に戻ってしまいます。

 

ですので、チートデイは1日だけにし、頻繁に行わないようにしましょう。

チートデイを上手く取り入れてダイエットを成功させよう

チートデイとは、意図的に摂取カロリーを増やす日のことで、チートデイを設けることで、ダイエット停滞期にセーブされた省エネモードが解除され、代謝量が上がり体重が減りやすくなる効果が得られることをご紹介してきました。

 

様々なダイエット方法がある中で、停滞期はどのダイエット方法にも訪れます。そんな際、上手くチートデイを設け、モチベーションの下がってしまう停滞期を乗り切ってみませんか。

 

あなたの理想の体型に向けて、チートデイを取り入れたダイエットを始めてみてはいかがでしょうか。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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