2024/02/16
r.y6
まずは、「彼方のアストラ」が何なのかについて見ていきます。作品の内容と、掲載されていた媒体も確認します。さらに、アニメ版を配信しているサービスも解説します。
「彼方のアストラ」は、漫画家である篠原健太氏の「SKET DANCE」以来の2作目となる漫画作品です。篠原氏はこの2つの作品をヒットさせた、売れっ子漫画家です。「SKET DANCE」は週刊少年ジャンプで連載された学園コメディ漫画です。単行本の累計発行部数は1400万部を超え、小学館漫画賞を受賞し、テレビアニメ化もされました。
「彼方のアストラ」は、2016年5月9日から2017年12月30日まで、『少年ジャンプ+』で連載されていました。『少年ジャンプ+』は、集英社のウェブコミック配信サイトです。この作品が始まる前の『少年ジャンプ+』はアクティブユーザー数が減少し、低迷していました。しかし、「彼方のアストラ」などの人気作が始まると、ユーザー数が増え、成長期に入りました。
「彼方のアストラ」は、SFであると同時に、宇宙船という閉鎖空間の中に刺客が紛れ込んでいる「クローズド・サークル」というミステリー的な要素もあります。これは、前作とは全くタイプの違う漫画にしようという、作者の意図によるものです。
この作品は2019年7月よりアニメ化されていますが、netflixでは配信していません。しかし、U-NEXTやhuluなどでは配信しています。それぞれのサービスによって、定額見放題やレンタルなどの違いがあり、無料トライアルの期間などにも違いがあります。各自のニーズに合った配信サービスを選んで視聴しましょう。
次に、「彼方のアストラ」のストーリーについて確認します。また、あらすじや解説が掲載されたサイトの内容も見ていきます。さらに、アニメ版の各話のストーリーや説明が載ったサイトについても確認します。
「彼方のアストラ」は、宇宙への往来が当たり前になった近未来の話です。少年少女9人は生徒だけで5日間を過ごす惑星キャンプに参加しますが、目的地に到着して、謎の球体によって5012光年も離れた宇宙に放り出されてしまいます。宇宙船「アストラ号」を手に入れた彼らは、力を合わせて故郷を目指します。しかし、遭難事故やメンバーの中に黒幕がいるという疑惑が発生、帰還することができるのか?というストーリーです。
この漫画の各巻ごとのあらすじがciatrというサイトで公開されています。ネタバレありでかなり細かく、ストーリーが記述されています。主要登場人物の紹介も、それぞれの設定とあわせて掲載されています。どんな作品かをある程度調べてから読みたい方は、このサイトを読んでみてはいかがでしょうか。
この作品のアニメ公式サイトがあり、アニメ版の最終話までのあらすじが掲載されています。アストラ号の航路の図や、作品世界の出来事をまとめた年表も載っています。アニメの画像もたくさん見られるので、この作品を一度見た方も楽しめるのではないでしょうか。
この項では、「彼方のアストラ」の評価について見ていきます。この漫画は基本的に評価が高く、漫画史に残る傑作という声もあります。また、事前の構想がしっかりした、良く練り上げられた作品のようです。
この漫画には、『漫画史に残る、漫画好きなら残さなくてはいけない世紀の傑作』という大絶賛の声があります。レビューサイトにおいても、内容を絶賛するコメントが多く、5点満点の評価で平均4.9点という高い点数を獲得しています。ネガティブなコメントがあまり見られないのが印象的です。
合本版を購入したという人は、読んで良かったという満足のコメントを残しています。巻数は短いが、骨太な作品だったとも語っています。各所にちりばめられた伏線を回収し、大きくなっていくストーリーを綺麗に収束させたそうです。話が大きくなるばかりで、落とし所を見失っていく漫画が多い中、評価できるポイントですね。
また、この作品はしっかりと小説のように練り上げられているという評価もあります。連載が始まってからつじつま合わせをしているのではここまで書けない、あらかじめきちんと構想ができているから可能な完成度ということです。連載漫画はある程度、行き当たりばったりになりがちですが、この作品にそれは当てはまらないようです。
次に、このアニメに対する海外の反応を見ていきます。海外の反応を掲載しているサイトがあり、そちらを確認します。そこには、アニメーションを深く知る人々の意見があります。
『あにめりあ - 海外の反応まとめ』というサイトに、このアニメの各話ごとの感想が掲載されています。掲示板形式で詳しい感想が載っており、様々な意見に触れることができます。
1話の感想としては、『完全に期待を超えてくるクオリティだったし、今後も楽しみで仕方がない』と、絶賛する意見があります。さらに、『声優さん達の演技も素晴らしかったし、今後も期待できそう』という声もあります。アニメの細部までつっこんで言及する意見があり、自分自身の解釈と照らし合わせて楽しめます。
最終話では、『満足感があって素晴らしい作品』という感想があります。また、『毎週のように先が気になる展開で終わらせるのがとても上手だった』という評価もあります。最終話の感想としてはかなり高評価ではないでしょうか。アニメーションを見慣れていて、目が肥えている人が多い印象です。
次に、この作品が打ち切りになったのでは?という疑惑を確認します。また、この作者の炎上騒動についても見ていきます。さらに、パクリ疑惑についても確認します。
「彼方のアストラ」が打ち切りになったという噂があるようです。しかし、本当に打ち切りだったのかは分からず、打ち切りだった場合の理由も分からないようです。もちろん編集部内部の事情は分からないので、情報は少ないですが、唐突なスト―リ-展開などの、打ち切りを強く疑うような要素は無かったようですね。
作者の篠原健太さんが、ある女性に抗議されて炎上する騒ぎが起こりました。抗議の内容は、少年漫画は男のものであり、女性は部外者であるという考えはおかしいというものです。これに対し、篠原さんは「少年漫画はまず男性にうけるのを優先している」という正論で返しています。
ネット掲示板には、この作品は『ニ年間のバカンス(十五少年漂流記の別邦題)』のパクリであるという指摘がいくつもあります。ただ、他にも類似点がある作品が挙がっており、物語の設定自体は良くあるものかもしれません。面白い漫画表現を実現しているところが評価されているようですが、作品自体の知名度が高いと、名作との類似点を指摘する意見も多いようですね。
「ジャンプ+」は、数々の人気作品を生み出しました。この成功は、集英社がもともと持っていた「面白い漫画を作る力」だけではなく、ウェブやアプリで漫画を読んでもらう際の、色々な戦略があって生み出された成果です。作品内容と配信方式を上手く組み合わせて、読者のニーズに応え、自社の利益を生み出しました。「ジャンプ+」の成功は、ネット時代の漫画の消費のされ方をきちんと理解した点にあります。
「彼方のアストラ」について調べてみました。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。この作品は高い人気を獲得し、アニメ版とともに、ファンに親しまれています。ネガティブな意見や噂もありますが、この作品が優れたエンターテインメントであることは間違いありません。これからも、この作品とこの作者の作品を楽しみましょう。
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