かっこいい?人気映画ハリーポッターの魔法についてまとめてみた!
2016/08/03
陸奥雅人
2020/04/09 更新
ルーナ・ラブグッドはハリーポッターシリーズ後半から登場するホグワーツ魔法魔術学校の生徒です。ルーナ・ラブグッドは、ハリーポッターシリーズの中でも不思議ちゃんとして存在感をアピールしています。ハリーポッターシリーズを楽しむためにルーナ・ラブグッドをまとめました。
「好きなキャラクターランキングトップ10」に入ってくるルーナ・ラブグッドをご存知ですか?シリーズ後半からの登場の為、初期の作品だけしか見たことがない人にはなじみがないと思いますが、とても個性的でなくてはならない存在です。ルーナ・ラブグッドについて詳しくまとめたので紹介します。
| |
テレビでも定期的に再放送されているので見たことがある人は多いと思いますが、実はタイトルしか知らないという人のために『ハリー・ポッター』について簡単に説明します。
『ハリー・ポッター』はイギリスの作家J・K・ローリングによるファンタジー小説です。2001年に第1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』が上映されると瞬く間に世界中でヒットとなり、シリーズ全8巻の興行成績は世界歴代3位になるほどの記録的な大ヒット作品になりました。
主人公のハリー・ポッターは孤児で義理の家族から冷遇されて育ちます。しかし11歳の誕生日に自分が魔法使いであることを知りホグワーツ魔法魔術学校へ入学します。そこで、それまで知らなかった魔法の事や自分の生い立ちの事を知り、沢山の出会いのなかで成長し自分の運命と戦っていくといった話です。
1位:ハーマイオニー・グレンジャー
2位:ハリー・ポッター
3位:セブルス・スネイプ
4位:シリウス・ブラック
5位:ドビー
6位:ドラコ・マルフォイ
7位:ロン・ウィーズリー
8位:アルバス・ダンブルドア
9位:ルーナ・ラブグッド
10位:ヘドウィグ
こちらはシリーズ20周年の2017年に『gooランキング編集部』のアンケートの結果です。気になるルーナ・ラブグッドは9位にランクインしています。
ルーナ・ラブグッドは、ホグワーツ魔法魔術学校に通う魔女です。ハリー・ポッターの1つ下の後輩になります。『ハリーポッター』シリーズでは、第5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から登場します。
ハリー・ポッターとルーナ・ラブグッドが通うホグワーツ魔法魔術学校
誕生日:1982年2月13日
血統:純血または半純血
婚姻:既婚
称号:ホグワーツのクィディッチ・コメンテーター
ルーナ・ラブグッドはイギリスの魔女でゼノフィリウスとパンドラ・ラブグッドの娘です。ルーナが7歳の時に母親が事故で亡くなりそれからは父親に育てられました。1992年にホグワーツに魔法魔術学校に入学し、4年目にハリーが率いるダンブルドア軍団に加入し重要なメンバーになりました。
1996年の神秘部の戦いと1997年の天文台の塔の戦いに参戦しホグワーツがヴォルデモート卿のものになった後は再結成されたダンブルドア軍団を仲間と率いています。全ての戦いが終わった後、ルーナは魔法動物学者になりロルフ・スキャマンダーと結婚し双子の息子ローカンとライサンダーをもうけています。
奇妙な言動や信念から、多くの生徒からからかわれたり靴を隠されたりして孤立するルーナですが、本人はさほど気にしていません。マイペースですが思ったことはズバッ!と言う一面もあります。
命をかけてルーナ達をワープさせたドビーが死んだときには、誰よりも悲しみ心からの感謝を告げました。お葬式では「あなたがいま、幸せだといいな」という言葉を残しています。受けた恩恵を決して忘れない優しい心の持ち主ですね。
知性の高い生徒が多く組み分けられるレイブンクローに組み分けされていることや、1996年の神秘部の戦いでは死喰い人相手に無傷で戦っていたことから、知性の高さと魔力の高さがうかがえます。ルーナは知性豊かでありながら個性的な性格ですね。
ルーナ・ラブグッドのレイブンクローの制服姿です。
レイブンクローの制服とエンブレムです。
レイブンクローの旗です。
ハリー・ポッターも被った所属する組を決める組み分け帽子です。
ルーナは実はハリーとは違う組にいました!知性の高い生徒が多く組み分けられるレイブンクローに組み分けられています。組を分ける組み分け帽子は、ルーナの知性の高さを見抜いていたんですね。
不思議ちゃんと言われるルーナ・ラブグッドです。周囲からはルーニー・ラブグッドと呼ばれています。ルーニーとは英語で変人の意味で、ルーナの言動が変わっていたためついたあだ名です。
ルーナ・ラブグッドは個性的なアクセサリーでも注目を浴びていていました。この写真のイヤリングはルーナ役のイヴァナさんが映画の為に手作りしたそうです。
第6巻『ハリーポッターと謎のプリンス』のワンシーンです。強烈な印象を与えた生きたライオンの帽子姿です。映画だけの演出とおもいきや原作の『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』でも描写がありました。
こちらも印象的なメガネですよね。ルーナの父親が編集長をしている『ザ・クィブラー』という雑誌の付録だそうです。一見するとただの奇抜なメガネですが、掛けていると「ラックスパート」が見えるようです。そしてこの「メラメラメガネ」、実は楽天で販売しています。ルーナ人気がうかがえますね。
空想好きでとても個性的なキャラクターのルーナ・ラブグッドが『ハリー・ポッター』ファンから愛される魅力をもっと探ってみました。
ヴォルデモートの最後の対決に勝利した後のシーンでの事です。勝利を祝福する人々の中にいたハリー達を見ていたルーナは、少し経ってからハリーに「あたしだったら、しばらくひとりで静かにしていたいけどな」と言います。
それに同意したハリー達が休めるように「うわァー、見て。ブリバリング・ハムディンガーだ!」と言って皆の気をそらし、ハリー達が休めるようにしてくれます。マイペースで空気が読めないと思われがちですが、実はこんな気遣い上手な一面があるんです!
もともと友達が少ないルーナですが、なかなか友達が出来なかった過去があるからか一度友達になったら決して裏切ることはありません。人間だけでなく、動物、屋敷、しもべ妖精、ゴースト隔たりなく優しく接する姿に共感するファンが多いようです。
セストラルの件で、ハリーがおかしいと思われてしまった時も一番最初にハリーを慰めたのはルーナでした。優しく友達想いですよね。
ルーナはクィディッチを観戦することが大好きなようです。1994年には父親とクィディッチ・ワールドカップの観戦に行くほどです。そんな彼女は解説も出来てしまい、6巻の『ハリーポッターと謎のプリンス』では寮対抗試合の実況もいています。
マイペースのルーナが激しいスポーツのクィディッチを好きだというギャップが魅力的ですよね。
ルーナ・ラブグッドの大切な友達たちです。
ハリーポッターと一緒にクリスマスパーティーに参加するルーナ・ラブグッドです。
『ハリー・ポッター』ファンの間では結ばれてほしかったという意見が多く出る2人ですが、映画の中ではルーナにとってハリーは「初めてできた大切な友達」の関係です。原作の小説の中では「初めてできた友達」はハリー、ロン、ハーマイオニー、ジニー、ネビルの5人とされています。
映画の中でハリーだけを「初めての友達」としたのは、お互いに早くに身内を亡くしていて辛い過去があるから痛みを分かち合えるという点を誇張するためでしょうか。ルーナはハリーの前では笑顔が多くシリウス・ブラックを失った際には傷心のハリーを慰めています。
日刊予言者新聞で「選ばれし者」と書き立てられ注目を浴びていたハリーが、クリスマスパーティーに誘った相手がルーナでした。ヨーロッパではクリスマスパーティーに誘う事は、交際を申し込むことと一緒ですが、ハリーとルーナの間にはそのよう感情は一切ありませんでした。
『ハリー・ポッター』のルーナ・ラブグッド役を演じたのは、アイルランド出身のイヴァナ・リンチさんです。イヴァナ・リンチさんは飼い猫に「ルーナ」と「ダンブルドア」という名前を付けているほど小さい頃からハリーポッターの大ファンです。
『ハリー・ポッター』シリーズは全巻6〜7回は読んでいる正真正銘の『ハリー・ポッター』ファンです。
生年月日:1991年8月16日
出生地:アイルランド ラウス州ターモンフェキン
職業:女優
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』のオーディションで見事選ばれ女優デューを果たしました。オーディションは2006年1月にロンドンで行われましたが15,000人もの人が応募しました。
当時14歳だったイヴァナ・リンチさんは「他の応募者はルーナを演じることができたが、イヴァナ・リンチはルーナだった」と選考に当たったプロデューサーを唸らせています。
2011年に『ハリー・ポッター』が終了した後はしばらく活動を控えていました。やはりルーナ役のイメージが定着しすぎていたようです。その後少しずつ活動を再開し2013年に『GBF』、2015年に『Danny and the Human Zoo』、2018年に『Madness in the Method』に出演しています。
ルーナ・ラブグッドを演じたイヴァナ・リンチさんの画像
ルーナ・ラブグッドを演じたイヴァナ・リンチさんの画像
ルーナ・ラブグッドを演じたイヴァナ・リンチさんの画像
『ハリー・ポッター』の作者J.K.ローリングさん
2014年に『ハリー・ポッター』シリーズの新作が発表されています。新作は、短編小説であり『ダンブルドアズ・アーミー・リユナイツ』と言うタイトルです。本としての販売は無く会員専用WEBサイト「Pottermore」で読むことができます。
その内容はシリーズでお馴染みのゴシップ記者リータ・スキーターが、頬に新しいミステリアスな傷をつけた白髪も生えてきた34歳のハリーについて語るというものです。作品の中には、もちろんルーナ・ラブグッドも登場しています。一体どんな生活を送っているのか楽しみです。
『ハリー・ポッター』シリーズに登場したルーナ・ラブグッドは、不思議ちゃんとして描かれています。しかし、知性も高くハリー・ポッターを助ける存在でもありました。『ハリー・ポッター』シリーズでルーナ・ラブグッドの活躍をもう一度楽しんでください。
| |
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局
【この記事は2020/04/09に更新されました】