木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
言霊(ことだま)とは、言葉に宿る霊力の事です。
日本では昔から、言葉に宿る霊力が、言語表現の内容を現実に実現することがあると信じられてきました。
声に出した言葉、音声言語が、現実の事象に何がしか影響すると信じられ、良い言葉を発すると良いことが起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされてきたのです。
「言霊」の歴史は大変古く「言霊」に関する記述は、1300年前に編纂された日本最古の書物『古事記』や『万葉集』にも登場します。
たとえば神社でお祓いや祈祷をしてもらう時に神主さんが読み上げる『祝詞』も言霊の力を借りたもので、結婚式に「縁を切る」を連想するような縁起の悪い言葉(忌み言葉)を避けるのも、言霊信仰からきています。
結婚式では、
受験生に対しては、
忌み言葉は身近にあり、これから言霊信仰からきたものだと言われると、言霊がいかに私たちの普段に溶け込んでいるのかがよく分かりますね。
言霊信仰に関しては、日本に限ったものではなく、海外でも古くから信じられ、使われてきました。
キリスト教でも新約聖書の冒頭は「初めに言葉ありき、言葉は神と共にありき、言葉は神であった」で始まっています。
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続いては、言霊の使い方について、詳しく見ていこうと思います。
「言霊」効果のあるポジティブな言葉は「私ならできる」「楽しい」「幸せ」「大丈夫」などがあります。「やればできる」という言葉なんかは、まさしくこれですね。
一番取り入れやすく、多くの人が実行しているのではないでしょうか。
ポジティブな言葉を使うことで、良い「言霊」効果を発揮して、願い事が叶いやすくなったり、幸運が舞い込んできやすくなると言われます。
また、前を向き、ポジティブな言葉を使う人は、“陽の気”を発しやすく、周囲にも良い影響を与えます。さらに、同じ“陽の気”の人が集まってくるので、相乗効果で、幸運の気が倍増しやすくなります。
気を付けなければいけないのは、「出来ないことはない」などの「ネガティブワード」+「それを否定する言葉」の組み合わせです。
意味的にはポジティブな言葉であっても効果が半減すると考えられます。
「言霊」効果のあるネガティブな言葉は「私なんてやっても無駄」「しんどそう」「キツイ」「ヤバイ」などがあります。
ついつい、心が弱っている時などは、これらの言葉が口を出てしまいがちではないでしょうか。しんどい時にこそ、ポジティブな言葉を使うように心がけましょう。
言葉を変えるだけで、幸運を引き寄せやすくなるだけでなく、自身の持つ印象も良くなってプラスに作用する事でしょう。
他人に感謝する言葉も、ポジティブな言葉と同じく良い「言霊」の効果を得られます。
感謝の言葉は、相手を喜ばせ、良縁を結ぶ助けとなります。相手に感謝の気持ちを積極的に伝えるようにしましょう。
「好き」というポジティブワードを相手に告白する以外でも積極的に使ってみてください。
好きなものや食べ物、好きな音楽など、自分が興味のあるもの、好きなものに対しどんどん「好き」と言葉に出して言ってみるのです。
「好き」という「言霊」をたくさん使うことで、あなたの好きなものや人が向こうから近づいてきやすくなります。
一度、別れてしまった相手へ、これまで付き合ってきたことへの感謝の気持ちや、相手への愛する気持ちを表す言葉を相手に直接伝えずとも、言葉にしてみてください。
「交際できて幸せだった」や「ずっと好きだよ」と、離れた場所にいても、心を込めて「言霊」を発するだけで、相手の潜在意識に働きかけることができると言われています。
続いては、言霊の効果について詳しく見ていきたいと思います。
これは、言霊というよりも、人間的な魅力にも言えることかもしれませんが、いつもポジティブな言葉を使っている人からは、元気と活力をもらうことができます。
誰でも、ネガティブな思考、発言をする人よりも、辛い時も前向きな気持ちを持っている人の近くでいたいですよね。自然と人がまわりに集まるようになります。
また、ポジティブな言葉を使っていると、同じようにポジティブな考え方を持つ人が寄ってきやすくなり、相乗効果で、明るく楽しい人の輪ができあがり、人間関係もスムーズになるでしょう。
自分を肯定するポジティブな言葉は、自分の持っている能力と行動力を高めてくれます。
繰り返し使うことによって「できる」という自信をより強く持つことができるので、希望通りの未来を引き寄せやすくなるのです。
言霊による自己暗示ですね。
「病は気から」とよく言われますが、精神的な状態が健康に大きな影響を及ぼすことがあります。
気分が落ち込んでいる時などは、体が重く感じたり、気分が悪くなったりを経験したことがある人も多いのではないでしょうか。
「言霊」の力を使って精神状態を良い方向へ上昇させることで、体の調子も上向きにすることができると言われています。
続いては、誤った言霊の使い方についてご紹介していきます。
面倒くさいという言葉を、ついつい使ってしまう事、多いのではないでしょうか。この言葉はあなたの潜在意識にネガティブに働きます。
面倒くさいを繰り返し使ってしまっている人は、要注意です。
私には無理という言葉は、自分の能力や可能性を否定する言葉です。使い続けると、潜在意識にネガティブに働き、本当にできない自分になってしまいます。
忙しいとは「心をなくす」と書きます。
忙しいと決めてしまうと、もうできない、限界と言っているようなものです。口に出せばどんどん自分を追い込むようなもので、更に心に余裕がなくなってきてしまいます。
「あの人が嫌い」という言葉もネガティブな言葉で、「人を呪わば穴二つ」という言葉もある様に、嫌いな人だと口に出すことで言霊の力が働きます。
これは最強にネガティブな言葉であり、容易く人に向けて発してはいけません。
この言葉を多用する人は、自分にまでネガティブなエネルギーが跳ね返ってきます。
続いては、言霊で幸せは叶うのかどうか詳しく見ていきたいと思います。
発した言葉は現実になります。
実際、普段使う言葉をポジティブなものに変えることで、徐々に、自身を取り巻く状況が、変化していくのを体感できると思われます。
現状を打破し、より良い生活や環境にしていきたいと考えるのであれば、ネガティブな発言は避け、ポジティブな発言を意識的に発するようにしてください。
そして、成功を具現化し続けると宣言することが大事です。
言葉が持つエネルギー・言霊について、ご紹介してきました。
古来から信じられてきた言霊は、忌み語など、私たちの生活の身近なところに根付いています。
言霊による自己暗示で、普段使う言葉をポジティブなものに変えることで、徐々に、自身を取り巻く状況が、変化していくのを体感でき、よりより生活を手に入れるきっかけにもなっていくのではないでしょうか。
気になった方は、今日からぜひ、ポジティブな言葉を発するように意識してみてくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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『言霊』という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。なんとなく、その意味を理解しているつもりでも、じつはよく分からないといった人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、言霊について詳しくご紹介していきますので、最後までお付き合いくださいね。