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2023/12/28
大今里
まずは、臭い玉とは何なのかについて迫ってみたいと思います。臭い玉は一体どういったものなのでしょうか。呼び方や出現する場所についてもご紹介します。
臭い玉は、「においだま」や「くさいだま」と読まれます。また、膿栓という呼び方もあります。臭い玉は、潰すと強烈な臭いを発するものであり、口臭の原因にもなるのです。この点が、”臭い玉”と呼ばれる理由となっているでしょう。
臭い玉ができるのは、リンパ組織である扁桃にできた小さな穴です。その場所に溜まった白っぽい塊が臭い玉となります。
続いては、臭い玉ができる原因についてご紹介します。臭い玉は一体どうしてできるのでしょうか。臭い玉が形成される仕組みについても迫ってみましょう。
扁桃の小さな窪みである陰窩に”細菌の死骸や食べかす”が溜まることで、臭い玉が発生します。臭い玉は免疫物質が細菌やウイルスと戦ってくれた証拠です。そのため、臭い玉が出来たからといって心配し過ぎる必要はありません。
扁桃にはリンパ球が集まっていて、リンパ球が細菌やウイルスと戦ってくれているのです。リンパ球により退治された細菌やウイルスの死骸が、扁桃の窪みに溜まっていくことにより喉を通過していく食べかすと共に臭い玉が形成されていきます。
臭い玉には、口臭の原因となる物質の硫化水素や、糞便臭を発するスカトールといった多くの悪臭成分が含まれています。そのため、臭い玉を潰すと大変不快な臭いを放ちます。この点が、臭い玉と呼ばれている理由です。乾燥しやすい季節や環境においては塵や埃が空気中を舞うものです。
その中で呼吸をすることにより臭い玉に塵や埃が付着し、臭いも増してしまうでしょう。ただ、口内に多数の臭い玉があるわけでなければ、臭い玉自体が口臭の原因となることはないのです。
では臭い玉が溜まりやすいのかどうかという点は、どの様にして確認をすれば良いのでしょうか。続いては、臭い玉が溜まりやすいのかどうかの確認方法について探ってみたいと思います。
口の中の乾燥ができる原因となります。口内の乾燥により細菌が増殖し、扁桃が活発に働くようになることで臭い玉ができやすくなってしまいます。唾液の分泌が少ないドライマウスの方や、癖により口呼吸になっている方は注意をしましょう。
こまめに水分補給をすることや、唾液腺マッサージをして唾液の分泌を増加させる方法も予防策です。
花粉症などといった鼻炎でも、臭い玉ができやすくなる可能性があります。鼻炎が原因の慢性的な後鼻漏でも、臭い玉ができやすくなるのです。鼻水が喉の奥に流れていってしまう症状が、後鼻漏です。そして鼻炎薬の副作用により唾液の量が減ることによっても、臭い玉はできやすくなります。
扁桃炎によく罹るという方も臭い玉に要注意です。扁桃炎は体の抵抗力が落ちている時に起こる症状です。そのため、疲れたり風邪をひくと喉が痛くなる方などは注意をしましょう。
もし臭い玉ができてしまったなら、直ぐにでも除去したいと思う方もいるかもしれません。では、臭い玉はどうやって除去すれば良いのでしょうか。次に、臭い玉を取り除く方法について迫ってみたいと思います。
臭い玉は、うがいでも除去することができます。その際には、「あー」や「おー」などのように声を出しながらうがいをすることがコツです。喉を動かすと、幾分臭い玉が取れやすくなります。安全性の高い方法となっているでしょう。
せきやくしゃみをした時にも、臭い玉が取れる可能性があります。意識をして臭い玉を取ろうとするよりも、”思いがけず取れる”といった感じでしょう。取り方としては安全ですが、偶発的に取れるため取りたい時に取れるわけではないのです。
もし臭い玉が目視できる状態なら、綿棒で取れる可能性もあります。綿棒で臭い玉を取る際には、臭い玉がある窪みの下辺りを軽く押す点がポイントです。そうすると、臭い玉がポロっと取れてくる可能性があります。
もし臭い玉自体を押してしまうと、窪みの奥に臭い玉が入ってしまい取りにくくなる恐れがあるでしょう。
シャワーの水圧を利用して臭い玉を取る手段もあります。扁桃にシャワーをあて水圧で臭い玉を除去するものの、臭い玉をチェックしつつシャワーをあてるのは難しいものです。とはいえ、シャワーをあてる時にうがいをしておけば、臭い玉ができるのを防止できる可能性はあります。
臭い玉は喉にできるので耳鼻咽喉科の領域になるものの、歯科医院では希望次第で臭い玉ができないように予防の処置をしてもらうことはできます。口臭の原因となる汚れや菌、菌の住処を取り除いてくれる可能性があるでしょう。
臭い玉が見えていない場合には、喉の痛みや違和感といった症状がなければ放置しても問題はありません。また見えていない臭い玉は自身で除去することができないでしょう。一般的には、耳鼻科において専用器具で扁桃のくぼみの内部を洗浄してもらいます。
臭い玉ができないように予防したい方も多いかもしれません。続いては、臭い玉の予防対策についてご紹介します。臭い玉の予防をしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
臭い玉ができないようにするためには、鼻呼吸を心がけることも大事です。口の中が乾燥すると、細菌が増殖することで臭い玉が発生しやすくなってしまいます。それだけでなく、虫歯の原因にもなりかねません。そのため、口呼吸より鼻呼吸が推奨されます。
鼻呼吸をすると鼻毛が息を吸う際のフィルターとなってくれて、空気中の埃などが鼻の中に侵入することを防止できるのです。なお口内の唾液には殺菌作用があり、細菌が増えるのを抑えられます。唾液は、レモンなどの酸っぱいものや昆布を食べると出やすくなります。
うがいも効果的であり、口の中の乾燥を防止できます。季節の中でも冬場は空気が乾燥することから、病気を予防するためにもうがいがおすすめです。そしてうがい薬でのうがいやカテキンの入ったお茶を飲むことは殺菌作用があります。このことから、臭い玉が発生するのを防止できます。
朝起きると、口の中がネバネバするという方はいないでしょうか。口内は就寝中に細菌がとても繁殖するものです。繁殖した細菌を喉の奥へと入れてしまう前に、起床後にはすぐ口をゆすぐことが臭い玉防止のためにも大事です。
臭い玉は、扁桃腺がなければできることがありません。それならば、臭い玉を予防するために扁桃腺を切ってしまう方法もないわけではないでしょう。別の原因で扁桃腺を切除する必要があった場合に、切除した結果臭い玉もできなくなる可能性はあります。ただ扁桃腺を切除することはデメリットもあります。
扁桃腺を切除する場合には、医師にしっかりと相談することが大事です。
臭い玉は、できる人がいればできない人もいるのでしょうか。最後に、臭い玉ができない人もいるのかについて迫ってみたいと思います。
臭い玉は誰にでもできるものです。もしかしたら、これまでは臭い玉ができたことがなくても、突然喉にできる可能性もないとは言い切れないでしょう。
臭い玉は、溜まりにくい人もいれば溜まらない人もいます。また前述のように臭い玉は誰でもなる可能性がありますが、ならない人もいるのです。
臭い玉が溜まりやすい人は、何度取ったとしてもすぐに新しい臭い玉ができてしまいます。そのため、原因を突き止めて根本から改善することが大事です。
臭い玉とは、口の中にできる小さな出来物です。小さな窪の陰窩に、細菌の死骸や食べかすが溜まることで発生します。臭い玉ができた場合には、綿棒で押すなどの対処法があるでしょう。また臭い玉ができないようにするためには、普段からうがいをすることなどの方法が挙げられます。
臭い玉はできる人とできない人がいますが、もし自身の喉に臭い玉ができた場合は適切に対処をすることが必要です。
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臭い玉とは、口の中にできる小さな出来物です。口腔内の喉の方にできるものであり、肉眼で目視をすることができるでしょう。