アートメイクって怖くないの?後悔しない?眉のアートメイク基本まとめ
2016/08/24
tsumiki7
アートメイクとは一体どういうものなのでしょうか??
アートメイクとは、皮膚下部分に専用のニードル(針)を用いて染色し、化粧よりも自然で、かつ美しく仕上げる技術です。刺青(いれずみ)とは違い、痛みが少ないのが特徴で、数年で色が消えていきます。
アートメイクは、はっきりと鮮やかに目立たせるのではなく、肌の状態や骨格、さまざまな顔の表情等を考慮して、より目立たなく自然な仕上がりを目指します。普段のお化粧のベースとして考えるのが一般的です。
アートメイクならプールも海もすっぴんも怖くないですね☆
アートメイク最大の特徴は、「水で落ちない」ことです。海水浴、スポーツ、スパなど、素顔を見せたくない場面で活躍します。また、休日のちょっとした外出時など、お化粧をするのが面倒な場面でも大変便利です。さらに最近では、医療補助技術として白斑などの色素異常部分に対して施術し、マイナス部分をカモフラージュするためにも用いられています。
肌に色を入れていくアートメイクですが、刺青とはなにが違うのでしょうか??
施術にかかる時間は、眉もアイラインも1時間ほど。麻酔を塗った後に、皮膚の浅い部分に色を入れていく。痛みは「ほとんどない」「がまんできる程度」という人が大部分だが、ときどき皮膚が腫れる人もいる。施術後は、日焼けなどで徐々に退色し、3年程度経過すると、かなり薄くなる。これが入れ墨との大きな違いだ。
左図は皮膚断面のイラストです。
アートメイクでは皮膚下0.01mm~0.03mmの位置に色素を入れていきます。左図のちょうど(3)の位置です。
さらに下の(4)や皮下組織に色を入れるのが、いわゆる刺青で一生消えません。ちなみに(1)は通常のお化粧の位置となり、(2)の皮膚下の浅い部分では、色素を入れても約1週間で色落ちしてしまいます。
日焼けのメカニズムを考えると、刺青・タトゥーの色素も新陳代謝によって表皮に押し出され、やがて垢(アカ)になって消えてなくなってしまいそうです。ところが時間が経っても色素が消えないのは、タトゥーや刺青も基底層の働きが及ばない、より深い真皮に色素を沈着させているからです。
刺青・タトゥーは入れ方によって、真皮層より下の皮下組織にまで色素が沈着することもあります。そのため、タトゥーが自然に薄くなったり消えたりすることはほとんどありません。
アートメイクの施術の際に用いられるニードルです。
アートメイクの施術の際に用いられるニードル(針)の一例です。アートメイクは皮膚に針を刺して色素を入れていきますので、当然痛みが伴います。アートメイクをする際の痛みは個人差がありますが眉は毛を抜くくらいの刺激と言われています。眉、リップの腫れはありませんが、アイラインは全く腫れない人と、少し泣いたぐらいの腫れが出る人がいます。
個人差もありますが、一般的には約2年~3年程で、長い人で約5年程です。
長持ちさせたい場合は、定期的にメンテナンスを行う事で綺麗な状態を何年も持続出来ます。
逆に、薄めに仕上げて2~3年ごとに色・形をチェンジして行く方法もあります。
医師免許を有しない者が、まゆやまぶたに入れ墨メイク(いわゆる「アートメイク」)を行うことと、医師法違反となります。 これについては、いくつか厚生労働省からの通達が出ています。
アートメイクは人の皮膚に針等で色素を入れるものであり、危険性の高い行為であるため、日本では医師免許を有しない者が業として行えば医師法違反にあたるとされている
医師免許なしに眉やアイラインに色素を注入する「アートメーク」の施術を行ったなどとして、大阪府警生活環境課は、医師法違反や同法違反幇助(ほうじょ)容疑で、府内の33~65歳のエステ店経営の女ら9人を書類送検したと発表した
医師免許がないのにアートメークの施術をした疑いが持たれ、残る1人は違法と知りながら24年2月、施術に使用する麻酔薬5本を計約1万円で販売したとする幇助容疑で書類送検された
針を使い皮膚に眉などを描く「アートメーク」や、専用接着剤で人工毛を付ける「まつげエクステンション」を無資格、無免許で施術したとして、埼玉県警朝霞署は9日、医師法と美容師法違反の疑いで、同県朝霞市のエステティックサロン「STARS」を経営していた女性(38)を書類送検した
アートメイクは一度入れればメイクがとっても楽になり、水などで落ちる心配もなく素晴しいものだと思います!
しかし、アートメイクに失敗された方は数知れず、、
一番目立つ顔に施すアートメイク。
失敗するとすぐには元に戻りませんし、隠しようがないので大変です!!
いくつかの失敗例をみていきましょう。
眉のアートメイクを安易に考えるのはとても危険です。
そもそも眉のアートメイクを施術するのは医療行為にあたり、医師免許が必要になります。
ところが、アートメイクを施術する側の認識もつい最近まで薄かったのが恐ろしい現状です。
アートメイクの箇所は様々で、代表的な眉・アイラインに加え、唇などにも施せます。
アートメイクといえば聞こえは良いですが、実際の方法はタトウーすなわち入墨とほぼ同じといえます。
つまり、一度入れたアートメイクは失敗してもすぐに消すことが出来ないのです。
アートメイクの中でも最も多いのが眉であります。
施術箇所が多いということは、それだけ失敗例も多いのが事実です。
特に、眉は顔の印象が大きく変わるため、失敗すると取り返しのつかない後悔をすることになりかねません。
一番多い失敗例は眉の変色です!
そのアートメイクの眉における失敗で最も多い例が「変色」です。
施術した時には黒やダークブラウン・グレーといった色であったものが、日に日に変色してしまい、紫がかったあざのような色味を帯びることが多いのです。
こうなってしまうと新たに色を上から乗せることも不可能で、この紫のあざのような色味の眉の状態が続くことになってしまうのです。
もう一つ多い失敗が、ラインの失敗です。
眉の形はやはり個人差や好みが微妙で、通常のメイクでも悩みの多いものです。
そのために、日常の眉のメイクの煩わしさから、眉のアートメイクを決意する人が多いのです。
イモト?並みのごん太眉毛に、、
わたしのまゆ毛は海苔状態。
ゴン太になっておる。
まちを歩けば誰もが振り返る、金太郎まゆ毛!
間違ってはないのだよ。
帰省を利用して、4年ぶりにアートメイク。
およそ一週間はこの状態。
これで東京には、帰れない笑
しかし、技術的に経験の浅い、また医師免許を持たずに施術しているサロンが多く存在する中で、むしろ成功して満足行くラインと色の眉をアートメイクで実現できる人の方が少ないといっても過言ではありません。
また、こうしたトラブルにきちんと対処してくれるサロンも実際に少ないため、後々にトラブルになり、泣き寝入りすることが多いのが現状の大きな問題です。
もともとの自然な眉を生かして、日常のメイクを簡単にする程度と安易に考えてアートメイクを受けることにより、取り返しのつかない悲劇に見舞われることのないようにしましょう。
まだ、アイラインのかさぶたが残っている状態です。
写真では分かり難いですが、
肉眼ではしっかり黒くにじみが入っていました。
目尻が、パンダ目のように黒くなっていました。
眼球の外側のアイラインの部分はにじみが出やすい場所との事。
私も何度かアイラインのアートメイクを行っていますが、
今回は少し外に伸ばして欲しいとのリクエストを行ったので
初めてこのようなにじみが出たのかもしれません。
アイラインの失敗で多いのが、にじみとラインの形の失敗です。
国民生活センターの発表によると、アートメイクによる健康被害は2006年から5年間で121件寄せられており、その 95%はサロンなど医師免許を持たない人の施術によって発生しているとのことです。発生した症状の内訳は以下のようになっています。
皮膚障害:57.0%
刺傷、切傷:10.7%
感覚機能の低下:3.3%
熱傷(やけど):2.5%
擦過傷・挫 傷・打撲傷:0.8%
その他の傷病および諸症状:10.7%(角膜への傷や施術部位の腫れ、痛みなど
最も多いのは「皮膚障害」で、患部が化膿していつまでも治らない、痛みや腫れが続くといった内容が含まれます。健康被害の中には、角膜が損傷し、「視野が曇っている」といった深刻なものも含まれます。
また、健康被害以上に、「左右で仕上がりが違う」「想定していたのと違う部分に色素が入ってしまった」などデザインが気に入らないことや、「数ヶ月で眉が赤っぽく、アイラインが青っぽくなってしまった」など、色味の変化によるトラブルや失敗は多いようです。
失敗やトラブルが多いアートメイクですが、どうすれば失敗せずに施術を受けることができるのでしょうか。そこで、六本木境クリニック院長、境隆博先生にお話を伺いました。
アートメイクはタトゥー(刺青)の一種ですが、境先生は、年間のべ300症例を超えるタトゥー除去の治療を行っており、タトゥーやアートメイクに関するトラブルや除去治療について深い知識と豊富なご経験をお持ちです。
Q:アートメイクを失敗しないために気を付けるべきことを教えてください。
境先生:アートメイクというと、「刺青(タトゥー)とは違う」という印象を持ち、気軽に施術を受けてしまう方も少なくないと思います。しかし、皮膚に針を刺し、色素(墨)を入れる行為ですので、間違いなく刺青の一種です。まずはこの点をしっかりご理解いただきたいと思います。
衛生管理が正しくなされていなければ、感染症を引き起こすことがあります。患部が腫れるくらいで済めばいいですが、B型肝炎、C型肝炎、エイズ(HIV)ウィルスなどに感染することだってあり得ます。事実、タトゥーやアートメイクをされている方の肝炎の感染率は高いという報告もあります。「新しい針を使うから大丈夫」という業者もいるようですが、色素(墨)や機材が菌に汚染されている場合もありますので、そのような言葉に騙されないようにしてください。
また、アートメイクも刺青も、皮膚に入れた色素に対してアレルギー反応が起こることもあり得ます。いつまでも腫れるといった症例は、感染症の他、アレルギーによってもたらされている可能性があります。メイクであれば、簡単に落とすことができますが、一度入れてしまったアートメイクや刺青は、簡単には除去することができません。
日本では、アートメイクを含め、皮膚に針を刺して色素を入れる行為を医師以外が行うことは違法です。どうしてもアートメイクをしたい場合には、医療機関で行うようにしましょう。
アートメイクの危険性についてまとめてみましたがいかがでしたか?
変色や形がおかしいなどの失敗や、感染症の危険まで、、
アートメイクは医療行為です。
失敗やトラブルを防ぐためにも必ずお医者さんで行いましょう!!
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【この記事は2020/04/19に更新されました。】