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2023/12/28
大今里
まずは、NHK紅白歌合戦がどういったものなのかについて迫ってみたいと思います。NHK紅白歌合戦はどの様な概要なのでしょうか。
NHK紅白歌合戦は、男女対抗形式となっている点が特徴です。女性側(紅組)と男性側(白組)に分かれ、交互に歌っていく方式です。また長時間番組であり、途中でニュースを挟んだ後からは紅組と白組の専攻が逆になる点もポイントです。
この男女対抗形式は、番組の進行においてはショーとして番組を構成する要素の一部となっています。紅組と白組の対抗が前面に押し出されているわけではありません。
NHK紅白歌合戦は、1951年に放送が開始された当初はラジオで放送されていました。テレビ放送となったのは、第4回となる1954年からです。
NHK紅白歌合戦は、これまでに延期や放送中止になったことはありませんでした。それを受けて2017年12月31日に、NHK紅白歌合戦は『最長寿年度テレビ音楽コンペティション』としてギネス世界記録に認定されています。
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続いては、紅白歌合戦の歌う順番の決め方について迫ってみたいと思います。紅白の歌う順番の決め方はどうなっているのでしょうか。
紅白歌合戦では司会者が決定し、曲目が発表された後で曲順が決まる仕組みになっています。歌う順番は、NHK側のスタッフが決めているものと考えられます。具体的に誰が決めているのかという点は、不明です。
歌う順番が決まるのは、クリスマス前後とされています。割と本番間近になってから決まるでしょう。なお2015年は12月24日に決まり、2016年は12月25日に決まっています。
労働基準法において、”午後10時から午前5時までの間に未成年を使用してはいけない”と定められています。NHK紅白歌合戦は午後11時45分まで放送されていますが、満13歳以上の児童は午後8時以降は労働できないため、紅白の出演時間も早くなります。
紅白歌合戦では、定番の楽曲を歌う歌手もいればその年の新曲を歌う歌手もいます。では、紅白歌合戦の選曲はどの様にして行われているのでしょうか。次に、紅白歌合戦の選曲方法について迫ってみたいと思います。
紅白歌合戦の選曲に関しては、NHK側から歌手に指定があるといいます。NHKから「これを歌ってください」と言われるのです。視聴者が歌って欲しい曲であるか、その年のテーマにマッチしているかという点が、選曲基準となっています。
歌手側も、自身が紅白歌合戦で歌いたい楽曲もあるかもしれません。しかし先述の通りに歌手は歌う曲を選ぶことができないのです。40回近く紅白歌合戦に出場してきた和田アキ子も、『出場歌手が歌唱曲を選ぶことはできず、NHK側が決める』という趣旨のことを述べています。
例えば石川さゆりや坂本冬美など、ベテランの演歌歌手は特に往年のヒット曲を何度にもわたり歌っています。これに関しては、”歌唱曲が固定されている”として出場を辞退する歌手もいました。
ここで、72回にわたり開催されてきたNHK紅白歌合戦のトリについて迫ってみたいと思います。これまでに、どういった歌手たちがトリを務めたのでしょうか。
そもそも”トリ”というのは寄席の用語であり、最後に出演する人を指します。寄席のギャラは、最後に登場する主任格の真打が全て受け取ってから、芸人達に分けられるシステムでした。ギャラを”最後に取る”ことから、”トリ”と呼ばれるようになったのです。
なお歴代のNHK紅白歌合戦のトリを務めた歌手については、紅白歌合戦データベースに掲載されています。同じ歌手が何度かトリを務めるケースが多くなっているでしょう。
1951年の第1回放送でトリを務めたのは、渡辺はま子でした。渡辺はま子は第1回放送で『桑港のチャイナ街』を歌っています。そして第2回と第5回でも別楽曲でトリを務めました。
現時点で最新となる2021年は福山雅治が務め、『道標 ~紅白2021ver.~』を歌いました。福山雅治は2020年もトリを務めており(この際には『家族になろうよ』を歌った)、2年連続でのトリとなります。
トリを務めた歌手をお伝えしましたが、大トリを務めた歌手もいます。最後に、大トリを務めた歌手をご紹介します。NHK紅白歌合戦の最後を締めくくる、大トリの大役を務めてきた歌手は一体誰なのでしょうか。
大トリについても、紅白歌合戦データベースに掲載されています。大トリも最後の出演者を意味していますが、最後の出演者が2組以上いる場合に用いられます(寄席では使用しない)。紅白歌合戦は対戦方式であり、2組が登場するため最後の対戦の2組目が”大トリ”となるのです。
”最後の中の最後”という意味で、”大”が冠されたのでした。
1951年の第1回放送で大トリと務めたのは、藤山一郎でした。その際に彼は、『長崎の鐘』を歌っています。なお藤山一郎は、第2回(オリンピックの歌)と第4回(丘は花ざかり)でも大トリを飾りました。また1955年の第6回では藤山一郎がトリを務めました。
天下の歌姫である美空ひばりは、計10回にわたりNHK紅白歌合戦の大トリを務めています。1957年の第8回(長崎の蝶々さん)を皮切りに、第8回から第10回までなどにおいて大トリを務めたのです。10回大トリを務めたのは、過去最高となっています。なお北島三郎は9回大トリを務めました。
2013年放送の第64回では、『究極の大トリ』という言葉も誕生しました。この年は、これまで出演回数50回を誇る北島三郎が、紅白歌合戦からの引退を表明したのです。紅白それぞれのトリが歌い終えた後に、紅組と白組の枠を超越したトリとして、北島三郎が最後を飾ったのでした。
そのために『究極の大トリ』という言葉がついています。なおこの際の北島三郎は、『Joymap!! まつり』を披露しています。
2021年の第72回はMISIAが『明日へ 2021』を歌い大トリを飾りました。この際には 「明日へ 2021」と題された特別バージョンを披露しています。しかも、藤井風から提供された楽曲「Higher Love」を、藤井風のピアノ伴奏でセッションしたのです。
藤井風との共演は、MISIAたっての希望であり彼に対してMISIA側からラブコール送り実現しています。なおMISIAは2020年にも「アイノカタチ」で大トリを務めているため、2年連続の大トリとなりました。彼女は、2年続けて圧巻の歌声をと年納めに聞かせてくれたのです。
さて、2022年の紅白歌合戦の大トリが誰になるのかも要注目です。
NHK紅白歌合戦の順番や選曲については、誰が決めているのかは詳細は不明です。しかし、放送局であるNHKが決定しているとされています。歌う順番は、未成年の出場者は早い時間帯になります。そして選曲については、出場歌手自体が決められるわけではないのです。
ベテラン歌手などは、定番の曲を歌うことになるケースもあるでしょう。紅白歌合戦で最後に歌う歌手を”トリ”や”大トリ”と呼びますが、それは寄席から誕生した言葉です。これまでの紅白歌合戦では、様々な歌手がトリ・大トリを担ってきました。美空ひばりは計10回大トリを務めた経験があります。
北島三郎も、それに追随する9回大トリを務めています。それもあり、2013年に紅白歌合戦を引退した際には、『究極の大トリ』とも言われました。2022年の紅白歌合戦にはどういった歌手がどの様な順番で何を歌うのか、トリなども含め要注目となります。
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NHK紅白歌合戦とは、NHKが毎年大晦日の夜に放送している大型音楽特別番組です。NHK紅白歌合戦は、1951年から続いています。