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ノートルダムの鐘のあらすじや感想は?原作との違いや伝えたいことは?

1996年のディズニー映画『ノートルダムの鐘』。そのあらすじや感想はどういったものなのでしょうか。そこで今回は、『ノートルダムの鐘』のあらすじや感想について探ってみたいと思います。また、ディズニー映画と原作の違いや、作品が伝えたいことに関してもご紹介します。

ノートルダムの鐘とは何?

アニメ映画、ミュージカルと上演されているこの作品ですが、実はよく知らないという方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、ノートルダムの鐘について、ご紹介していこうと思いますので、最後までお付き合いくださいね。

1996年に公開されたアニメ映画

『ノートルダムの鐘』は、1996年に公開された、ディズニーの長編アニメーション映画です。

 

ディズニー作品としては、非常にシリアスで重々しい描写があり、興行的には伸び悩んだこともあり、日本での知名度は当時の他のディズニー作品に比べるとやや低めとなっています。

 

実際、見たことが無く、内容も良く知らないといった方は多いのではないでしょうか。

原作はヴィクトル・ユーゴーの小説

原作は、フランス・ロマン主義の詩人、小説家・ヴィクトル・ユーゴーの小説であり、1981年に出版されています。

 

原題は『Notre-Dame de Paris』です。

タイトルが変更されている

原題は『THE HUNCHBACK OF NOTRE DAME』で、日本語に訳すと『ノートルダムのせむし男』となります。

 

しかし、日本絵は、「せむし男」が放送コードに抵触するとし、邦題は変更された。邦題は『ノートルダムの鐘』に差し替えられています。

 

タイトルが差し替えられたのは日本だけなのだそうです。

レ・ミゼラブルと作者が同じ

映画、ドラマ、ミュージカルと様々なメディアで作品化されている、ロマン主義フランス文学の大河小説である『レ・ミゼラブル』と作者が同じです。

 

『レ・ミゼラブル』は1862年の発表のため、『ノートルダムの鐘』の方が遥かに早く出版されています。

マイケル・ジャクソンの曲提供が拒否

生前のマイケル・ジャクソンが、「ノートルダムの鐘」で挿入歌のレコーディングを望んだそうですが、その当時マイケル・ジャクソンは、子供への不適切な行為に関して告発されるなど、私生活でトラブルを抱えていました。

 

ディズニー側はマイケルの私生活を理由に楽曲提供を断ったのだそうです。

 

 

『ノートルダムの鐘』はどんなあらすじ?

続いては、ノートルダムの鐘のあらすじについて、詳しく見ていこうと思います。

あらすじの概要

15世紀末のパリを舞台に、醜い鐘突き男カジモドと美しいジプシーの踊り子エスメラルダの優しい心を描いた、ミュージカル・アニメとなっています。

 

醜いカジモドは彼を引き取った最高裁判事のフロローによって、ノートルダム大聖堂の鐘楼に閉じ込められて暮らしていました。

 

しかしある日、彼は下界での祭りに我慢できなくなり、抜け出し、美しいエスメラルダに出会います。

 

彼は彼女によって舞台に上げられ、道化の王に選ばれてしまうことから物語が大きく動き出します。

シーン毎のストーリー

もっと詳しく内容が知りたい方には、シーン毎のストーリーが、エンディングまで8つに分けて解説されているサイトなどがあり、読むだけでもストーリーが把握できるようになっています。

劇団四季のストーリー

劇団四季でも『ノートルダムの鐘』を上演しており、あらすじがホームページに掲載されてます。

『ノートルダムの鐘』にはどんな感想がある?

続いては、『ノートルダムの鐘』に対する、評判や感想についてご紹介していきます。

音楽と映像が素晴らしい

興行収入はあまり伸びなかったこの作品ですが、映像美が特徴で、音楽と映像が素晴らしいと評価が高い作品となっています。

 

定期的に、何度も観てしまうという人もいるほどです。

大人になり興味深く観れた

子供のころは怖かったが、大人になってからは興味深く観ることができたという声が多数上がっています。

 

ジプシー狩りであったり、シリアスで重厚な雰囲気が強く、主人公のカジモドが虐げられる場面、カジモドがヒロインのエスメラルダに失恋するなど、子供にとっては少し難しく、敬遠したい内容と雰囲気があります。

 

大人になってから再び見ると、人間の欲、差別など、興味を持って見ることが出来る人が多いようです。

大人向け

先ほども述べましたが、ジプシー狩りであったり、シリアスで重厚な雰囲気が強く、主人公のカジモドが虐げられる場面などがふんだんに盛り込まれている為、子供には見せにくいという声があり、大人向けだという感想も聞かれます。

原作との違いはどこにあるの?

続いては、原作とディズニー映画の違いについてご紹介していきます。

キャラクターの性格が異なる

『ノートルダムの鐘』のカジモドの性格は、優しく純粋ですが、原作のカジモドの性格は、意地悪として描かれています。

 

また、カジモドの恋敵ともいえるフィーバスは、気障で陽気な美男子として描かれていますが、原作では婚約者がすでにいるにも関わらず、エスメラルダに求愛するようなナンパな男性として描かれています。

原作には3体のガーゴイルの石像は登場せず

大聖堂の外に出ることを決して許されず暮らしていたカジモドの唯一の友人とされていた3体のガーゴイルの石像らは、原作には登場せず、ディズニーオリジナルキャラクターです。

主人公はカジモドではない説

原作の主人公はカジモドではなく、フロローではないかといわれています。

 

原作では優しさもあるあり、非常に人間らしい性格をしています。カジモドを拾った理由も、可愛がっていた小さな弟にその姿を重ねた為でした。フロロの弟は原作にしか登場しません。

 

原作では、聖職者であるフロローの恋と葛藤が描かれていると言われています。

 

また、フロローは作者であるヴィクトル・ユーゴー自身をモチーフにしているという話もあります。

 

 

原作ではカジモドの耳は聞こえない

原作では、カジモドの耳は鐘つきをしているためほとんど聞こえていないとされていますが、映画ではそうした描写はありません。

結末はハッピーエンド

ディズニー映画版は、原作と異なりハッピーエンドで終わります。

 

しかし、原作では、カジモドの好きなエスメラルダがフィーバスと関係を持ちますが、フィーバスは酷い男であったり、エスメラルダ、カジモンドそれぞれに悲しい結末が待っています。

『ノートルダムの鐘』は伝えたいこととは何?

『ノートルダムの鐘』が伝えたいこととはいったいなんなのでしょうか。

誰しも怪物になりうる

誰しも怪物になりうるというメッセージが込められているのではないでしょうか。

 

『The bells of Notre Dame』の歌詞は、人間と怪物の線引きが曖昧であり、形のないものであるのかを説いています。

人間や怪物になる理由

何が人を人間にして、何が人を怪物にするのかという過程も描かれており、エスメラルダに出会ってからフロローは理性を失い、彼の権力を暴力的に使うようになります。

 

フロローも最初から怪物なのではなく、フロローなりに怪物になる過程が描かれています。

視聴者が問われること

”何をもって人は怪物と決めつけるのか”という点を、視聴者が問われているのではないでしょうか。

ノートルダムの鐘IIがある?

続いては、ノートルダムの鐘の続編についてご紹介します。

2002年に上映

『ノートルダムの鐘II』は2002年に上映されました。これは、『ノートルダムの鐘』の続編となっていました。

あらすじの概要

パリのノートルダム寺院で鐘つきとして暮らす、カジモドの恋を描いています。

 

容姿は醜くとも純粋で優しい心を持つカジモドは、ある日パリにやってきたサーカス団の娘・マデリンに惹かれる。しかしサーカス団の実体は盗賊団で、マデリンもノートルダム寺院にある宝石付きの鐘を盗む計画に加担して・・・と言う内容で、生来の容姿や境遇が原因で「あきらめること」を日常としていた登場人物たちが、出会いを通じ徐々に変化していく様子が見どころとなっています。

ノートルダムの鐘は、ディズニー映画では異色作品

1996年のディズニー映画『ノートルダムの鐘』についてご紹介しました。

 

主人公のカジモドが虐げられる場面などがふんだんに盛り込まれていたり、ジプシー狩りが描かれていたりと、シリアスで重厚な雰囲気が強く、興行的には伸び悩みましたが、音楽と映像が素晴らしいと評価が高い作品となっています。

 

子供の頃に見て、怖く感じた人も、大人になってからもう一度見ると、この作品の魅力に気づく人も多いと言われており、多くの人が愛する作品となっています。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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