木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
2021年8月24日午後9時10分頃に、国道1号の桜田通り沿いに位置する東京メトロ南北線・白銀高輪駅のエスカレーターの近くで事件は発生しました。
帰宅途中だった20代の会社員・男性は、イヤホンをして音楽を聴きながら、手元でスマホを見ながらエスカレーターに乗っていました。
すると、後ろからドンドンドンドンと人が上ってくる音が聞こえてきて、もう少しでエスカレーターを下りるというところでいきなりバシャッと後ろから上がってきた男から顔面に硫酸をかけられたのです。
硫酸をかけられた男性は、顔や肩をやけどしており、重傷で、約6か月という怪我を負いました。
もう1人の被害者である30代女性は、液体を踏んで転倒し、足にやけどを負いました。
20代の男性と30代女性は病院に搬送され、男性は重傷であり女性は軽傷と発表がありました。
犯人は改札から被害者となった男性を尾行し、ショルダーバッグから瓶のようなものを取り出し、エスカレーターで距離を詰めて後ろに立ち、追い抜きざまに硫酸を相手の顔にかけています。
そして、硫酸を被害者の顔にかけた後、瓶をショルダーバッグに入れて立ち去りました。
犯人は、事件後、(犯人についての詳細は、後述します)品川駅から新幹線に乗り、静岡市の自宅に帰宅しています。
続いては、被害者はどんな人だったのか、また負わされたやけどはどれ程の負傷だったのか詳しくご紹介してきます。
被害者の名前や顔などは、公表されていません。
しかし、『痛いと叫んでいる被害者男性を目撃したが若くて爽やかなイケメンだった』と目撃者の証言があります。
反対に、犯人については『くたびれたオジサンだった』との目撃情報があります。
2021年12月の時点で、被害男性がテレビのインタビューの答えています。
その際は、顔を中心として火傷が残っている状態で、顔の右半分は赤く変色し腫れていて、右肩や腕、背中にも赤い痕が残っていました。
両目の角膜を損傷しており、失明が危惧されていましたが、失明は免れたそうです。
それでも、視力は低下しており、医療用コンタクトレンズを装着しないと見えない状態で、満足に外出もできない状況だと語られていました。
続いては、白金高輪駅硫酸事件の犯人について、詳しくご紹介してきます。
警察は、防犯カメラ画像を関係者の移動方向にたどる「リレー方式」と呼ばれる捜査を駆使し、容疑者を探し当てます。
事件当日の8月24日に1人暮らしをしている静岡市から新幹線で上京し、港区の東京メトロ赤坂見附駅付近にある被害者男性の職場周辺で確認されていた、静岡市葵区に住む25歳の花森弘卓の逮捕状を8月27日にとりました。
花森弘卓は、事件後、同日中に品川駅から新幹線に乗り、静岡市の自宅に帰宅していましたが、翌日の午後には、静岡駅から逃走していました。
そのため、警察は、傷害容疑により全国に指名手配しました。
花森弘卓は、事件翌日には中部国際空港を経由して沖縄に移動していました。そして、宜野湾市にある友人の家に滞在していたのです。
犯人・花森弘卓は、8月25日に中城村にある公園で逮捕されました。
逮捕時、事件に関しては「今は話したくない」としており、同日中に身柄を航空機で東京に移送されました。
東京地検は犯行時の精神状態を調べる必要があるとして鑑定留置を行いました。
そして、刑事責任を問えると判断され、東京地検に2021年12月17日に傷害罪で起訴されました。
続いては、犯人の犯行動機について、詳しく見ていこうと思います。
花森弘卓が犯行に及んだ動機は、男女関係のもつれやいじめに遭ったことで大学を変更した点にあるのではないかとネットでは推測する向きがあったようです。
犯人は、琉球大学の農学部に通っていましたが、4回生の時に静岡大学に編入しています。
被害男性が、1度だけ「恨みを買ってしまったかもしれない」と話していた出来事があったそうです。
被害男性と犯人が入っていた映画サークルで、トラブルがあり、後を引くような形になったと言われています。それがどういったトラブルだったのかは、分かっていません。
事件当初は、無差別的な犯行かとも言われていたこの事件ですが、実は犯人と被害者は顔見知りでした。
続いては、犯人と被害者の関係について詳しく見ていこうと思います。
花森弘卓は、被害者が琉球大学で所属していたサークルの先輩だったのです。
花森弘卓と被害者は、ほぼ同時期に映画研究サークルに入っています。花森弘卓が2年生、被害者が1年生の時です。
花森弘卓は周囲に自身の学年をはっきりと話しておらず、被害者は同学年と思い接していたのだそうです。途中で、先輩であることが分かったため、被害者は敬語を使った方が良いか確認したそうですが、そのままでと花森弘卓に言われ、以降、ため口で接していたそうです。
特別に仲が良かったわけではななかったそうですが、仲が悪かったことも無かったそうです。
その後、花森弘卓がサークルに来ないようになり、連絡を取る事も無くなったんだそうです。
被害者が4年生の2020年9月に、既に琉球大学を退学していた花森弘卓はLINEで『泊まらせて欲しい』と連絡を入れています。
一度は、了承した被害者でしたが、被害者が送ったLINEの文章について、「泊まるのは置いといてタメ口は何なんだ」と花森弘卓が連絡を入れ、気まずい関係の人間を泊めるが嫌だった被害者は、多忙を理由に断っています。
花森弘卓は、再度泊めてくれるように求めますがまた断られ、LINEをブロックされていました。
その後、被害者の元へ、送り主には知らない外国人の名前が書かれていたが内容的には花森弘卓からのものと分かる手紙が届きます。
「一生後悔する事になります」「絶縁します」という内容だったそうです。
事件が起こる1か月ほど前に、花森弘卓と被害者は六本木で遭遇しています。終電間際の夜中に、花森弘卓の方から声をかけてきたと被害者が明かしています。
花森弘卓は、被害者に「(学生時代に)バカにしていただろう」と言ってきたそうですが、花森弘卓も関係性が悪くなったという認識があったようで、謝罪し合うような状況になり、被害者は関係が多少は修復できたんだと思っていたそうです。
しかし、この1か月後に花森弘卓は白金高輪駅硫酸事件を起こします。
偶然遭遇したのではなく、花森弘卓が被害者の住所などを調べて近づいた可能性が高いと見られています。
花森弘卓は、調べに対し『学生時代にトラブルがあった』と話しています。しかし、そのトラブル内容についてはあまり情報が出回っておらず、詳細は不明です。
2021年夏に発生した白金高輪駅硫酸事件について、ご紹介してきました。20代の男性が顔に硫酸をかけられた事件ですが、犯人は、大学時代のサークルの先輩でした。
犯行動機については、詳細は明らかにされていませんが、犯人の花森弘卓は『学生時代にトラブルがあった』と供述しており、一方的な恨みからの犯行かと見られています。
被害者男性は、今も傷が癒えておらず、心理的なショックもはかり知れません。被害者男性の傷が完全に癒える事は難しく、少しでも回復される事を祈るばかりです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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2021年夏に発生した白金高輪駅硫酸事件。
男性が顔に硫酸をかけられるという、恐ろしい事件でしたが、事件の概要についてまず詳しくご紹介してきます。