木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
それではまず、佐世保女子殺害事件の概要から、詳しく見ていこうと思います。
事件は、長崎県の北部地方にある、長崎県では長崎市に次いで2番目に人口が多い約23万人の佐世保市で起きました。
2014年7月26日に長崎の佐世保市で起きた殺人事件で、被害者の遺体が発見されたマンションに住む女子高生・徳勝もなみが殺人犯で逮捕された事件です。
事件発覚の経緯としては、徳勝もなみと被害者の2人は26日昼、佐世保市内の繁華街に買い物などをしに出かけていました。その後、徳勝もなみの自宅マンションに戻っています。
被害者は、18時40分に母親にあてて「19時頃に帰る」とメールを送っていました。しかし、いつまでたっても帰宅しない被害者を心配した家族が警察に捜索願を提出し、27日未明に、徳勝もなみのマンションを警官が訪れ、行方を確認しましたが、徳勝もなみは被害者について「知らない」と答えたそうです。
徳勝もなみの態度を不審に思った警察官が、室内に入ったところ、殺害された被害者を発見しました。
被害者の死因は窒息死と発表されています。
詳しくは、後頭部を工具で複数回殴ったあと、犬のリードで首を締めて殺害したことが後述で明かされています。
また、頭と左手首が切断されていました。
徳勝もなみは、事件前にスレート切断用のこぎり、石頭ハンマー、テストハンマー、犬のリードなどを購入していました。
犯行の動機として、徳勝もなみは「体の中を見たかった」「人を殺して解体してみたかった」と供述しており、被害者を自宅に呼び殺害することを計画していたことが明らかになっています。
徳勝もなみの狂気的な供述内容に、日本全国に戦慄が走りました。
徳勝もなみと被害者とは中学時代からの友達で、アニメが好きという共通点があり親しくなりました。2人は佐世保北高校に進学し、そこでもクラスメイトとなります。
徳勝もなみは、高校に入ってから不登校になり、高校1年の一学期はわずか3日間しか登校しませんでした。
事件数日前に徳勝もなみから「会いたい」とのメールが被害者の元に届き、2人で出かけることになったとのことで、殺害をするために被害者に連絡を取ったと考えられます。
驚くべきことに、徳勝もなみと被害者の間にはトラブルは一切なかったそうで、ただただ、人を殺して解体したいという欲求を満たすために選んだ相手が、中学時代からの友人だったのです。
続いては、徳勝もなみの生い立ちや家庭環境について見ていこうと思います。
徳勝もなみは、1998年7月28日生まれです。
佐世保市で生まれ育ち、小さいころから医学書を読むなど、学業が優秀でした。通っていた佐世保北高校も県内有数の進学校です。また、佐世保北中に通っていた中学3年生時にスピードスケートの少年女子の500mと1,000mで長崎県代表として冬季国体にも出場するなど、スポーツも出来たようです。
さらには、佐世保ピアノコンクールで準優勝し、美術作品展の版画部門で県知事賞を受賞するなど、美術の分野でも秀でていたようです。
徳勝もなみの父親は、県内でも大手の弁護士事務所を経営しており、母親も東大を卒業しており、元アナウンサーで市の教育委員を務めていました。5歳上の兄がおり、兄も非常に優秀で早稲田大学法学部に進学しています。
2013年10月、彼女が中学生3年生の時に母親が癌で亡くなっています。母親とは仲が良かったようで、犬の散歩に出かけている姿をよく目撃されていました。
母親が亡くなってからは、徳勝もなみは中学も不登校になっていたそうです。
父親は母親が亡くなった7ヵ月後、2014年5月に再婚しています。事件の少し前の事です。
父親は、母親が亡くなってすぐに婚活パーティーに出席し、何名かの女性と連絡先を交換するなどしていたようです。
確かな情報ではありませんが、再婚すると相手を連れてきたときには、相手はすでに妊娠していたとの情報もあります。
専門家によるとそれによる加害者のショックが大きく、それが事件のきっかけになったとも言えると言われています。
父親が再婚相手を徳勝もなみに紹介した2014年3月のことでした。
その後、父親が眠っている時に、金属バットで父親を複数回殴って、父親に頭蓋骨陥没、歯の欠損など重症を負わせています。
その後、徳勝もなみは、ひとり暮らしを始めています。
父親をバットで殴打、その後も刃物で切り付けようとしたり、自宅のベランダで猫をバラバラに解体していたことが発覚し、精神状態が悪化の一歩をたどっていた徳勝もなみを、父親は精神科に通わせていました。
6月には、精神科医は『このままだと人を殺しかねない』と長崎県の児童相談施設にも相談もしていたようです。
父親も、事件の直前には、精神科へ入院させようと奔走し、少女がネコを殺している事をふまえ、警察への相談も打診しましたが、事件前日の話し合いで警察への相談は見送り、児童相談窓口に連絡をとることになっていたそうです。
そして、その翌日、事件が起きました。
日本中に戦慄が走ったこの事件ですが、現在、徳勝もなみやその家族はいったいどうしているのでしょうか。
彼女は自閉症スペクトラム障害と診断され、「刑罰では再犯の抑止効果はないだろう」と判断されました。
「長期間治療教育をしたほうが効果的」とされ、現在も医療少年院に収容されており、2024年に出所予定とされていますが、社会復帰については分かりません。
逮捕当時は反省の色を見せていませんでしたが、現在は被害者家族に謝罪文を送ったりと心の変化があるようです。
徳勝もなみの父親は事件が発覚した約2ヵ月後に自宅で自殺を図り死亡しました。
兄は事件当時早稲田大学に通っていましたが、事件後に大学を中退せざるを得なくなりました。現在の状況は不明です。
父親の再婚相手が、再婚したときはすでに妊娠していたという情報があります。そして、生まれた赤ちゃんは死去しているとも言われています。
その死因は不明ですが、徳勝もなみが殺害して父親がそれをもみけしたなどとネットでは言われているようです。
あくまでもネット上での噂で真偽のほどは定かではありません。
サイコパスとは精神病質者の事を呼びます。精神病質とは、反社会的人格の一種を意味する心理学用語であり、主に異常心理学や生物学的精神医学などの分野で使われている言葉です。
徳勝もなみも、サイコパスだったと言われています。事件以外にもサイコパスと言われる事例があったようです。
専門家の中には彼女はサイコパスではなく、母親の死や父親の再婚などの生活環境の変化から殺人を起こしたという意見を持つ人もいるようです。
徳勝もなみは、勉強はよくできたそうですが、小学校の頃から、笑わなかったり突然大声で泣き出したりしていたため、同級生からはおかしいと思われていたようです。
事件後、自閉症スペクトラム障害の診断がおりているので、一連の言動と関係があったと思われます。
また、家出などもして母親を悩ませていたそうです。
2010年2010年12月、小学6年生の時に給食への薬物混入事件を起こしています。
クラスメイトの給食にベンジンや液体漂白剤を混入させます。クラスメイトに「一緒にやらない?」と誘った事もあったそうです。
最初のターゲットとなった女子生徒の給食には、4度薬物を混入しました。しかし、被害にあった生徒は黙っていた為、表面化しなかったそうです。
次に徳勝もなみは、男子生徒の給食にも薬物を混入します。この男子生徒は特段交流もない生徒だったそうです。
この男子生徒がすぐに担任教師に被害を報告したため、徳勝もなみの薬物混入行為が明るみになり、大騒動となりました。
この時は、徳勝もなみの母親が被害者やその両親に土下座をして謝罪し、事態は収束したそうです。
また、中学時代は猫を虐待するなど母親の死去の前から人を傷つけたい願望はあったと見られており、サイコパスだったと言われています。
2014年7月に長崎県佐世保市で起きた、女子高生が友人を自宅で殺害した「佐世保女子殺害事件」の犯人・徳勝もなみについて、ご紹介してきました。
勉学が優秀でスポーツや芸術にも秀でていた徳勝もなみでしたが、小学校の頃からクラスメイトの給食に薬物を混入させるなど、問題行動を起こしていました。
もともと感情の起伏が激しかったと言われる徳勝もなみですが、母親が亡くなり、父親が再婚してから特に、不安定なっていったようです。
このような事件が二度と起こらないように祈るとともに、被害者の方のご冥福をお祈りいたします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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2014年7月に長崎県佐世保市で起きた、女子高生が友人を自宅で殺害した「佐世保女子殺害事件」を皆さんは覚えているでしょうか。
当時、加害者が女子高生だったことで世間に衝撃を与えました。
今回は、事件を起こした徳勝もなみはどんな人物だったのか、この事件の概要や徳勝もなみの生い立ち・被害者との関係や現在(2022)について紹介していきますので、最後までお付き合いくださいね。