木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
ジブリ作品の中でも人気キャラとなっているムスカ大佐。天空の城ラピュタに登場する悪役として知られていますが、一体彼は何ものなのでしょうか。まずは、ムスカ大佐は何者なのかについて迫ってみたいと思います。
ムスカ大佐には本名があります。彼の本名は、“ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ”です。”パロ”とはギリシャ語で“従属”の意味があります。“真”を意味する“トエル”が含まれていないでしょう。前述のように王家の末裔ではありますが、ムスカの家系は分家であるとされています。
またムスカは古文書を受け継いでいるのです。なお、ヒロインであるシータが真のラピュタ王家の真の末裔(本家筋)であり、ラピュタの存在に繋がる呪文や飛行石を受け継いでいます。
ムスカ大佐の年齢も気になるところかもしれません。1986年のアニメージュによると、彼の年齢は28歳とされています。ただ、ロマンアルバムのキャラクター覚書においては、32歳となっているでしょう。ムスカ大佐は、28歳もしくは32歳だということです。
落ち着いた雰囲気も感じられる彼ですが、実は若かったのです。
ムスカ大佐の声は、俳優の寺田農が演じました。初めは根津甚八を予定していましたが、彼自身が出演を断ったため寺田農がキャスティングされたといいます。
ムスカ大佐は旧約聖書やラーマーヤナなどの古典に通じ、暗号解読も習得しています。また、射撃の腕もあり完璧なキャラクターとなっているでしょう。しかし彼にも弱点があります。ムスカ大佐は視力が弱く、サングラスをかけているのです。
ムスカ大佐には、数々の名言があります。続いては、ムスカ大佐の名言について迫ってみたいと思います。彼はどのような名言を残しているのでしょうか。
ラピュタで見付けた、古代ラピュタ文字で書かれた石板を読むシーンで発した言葉です。古代ラピュタ文字が読める語学力と、高い教養を持っていることがうかがえるでしょう。また、文字を読めたことが相当に嬉しかったことも分かります。
シータとパズーに滅びの呪文「バルス」を唱えられ、飛行石から放たれました。その際に、強い光で目を潰されたムスカ大佐の一言です。特に有名なセリフでもあるでしょう。
ムスカ大佐の“大人な一言”でしょう。ラピュタ探しのために、シータとパズーは引き離されてしまいました。その際に、ムスカ大使がパズーに向かい「君も男なら、聞き分けたまえ」と言ったのです。パズーは社会の厳しさをまだ知らない子供であり、そんな彼に人生の厳しさを教えている一幕でしょう。
『人がゴミのようだ』という名言は、ムスカ大佐の好きな名言の1位にもなっています。将軍以下が、ラピュタから突き落とされ落下していくシーンで言っているセリフです。
「3分間待ってやる」も、ムスカ大佐の人気のセリフとなっています。パズーの提案を受け入れ、ムスカ大使は”3分も待ってくれる”というのです。そんな彼の忍耐力が現れているシーンでしょう。
ラピュタが滅びた理由について、シータがムスカ大佐に対して「今ならわかる。人間は土から離れては生きていけない」と言い放ちます。その後に、ムスカ大佐は「ラピュタは滅びぬ! 何度でもよみがえるさ!」と言いました。この言葉で、ムスカ大佐がどれだけラピュタに執着しているかが分かるでしょう。
ムスカ大佐は人気があるだけに、インターネットではネタにされることがあります。次に、ムスカ大使のネタ動画をご紹介します。さて、ムスカ大佐はどういったネタ動画になっているのでしょうか。
ニコニコ動画に、『がんばれムスカ大佐』という動画があります。これは9分20秒ほどの動画となっていて、ムスカ大佐をネタにして作られています。
ニコニコ動画には、『ムスカ大佐ドール・S』という動画もあります。ある曲に乗せて動画が編集されています。また、投稿されたコメントも一緒に楽しむことができるでしょう。なかなかスピーディーな動画になっている点も特徴です。
『星のムスカ大佐』という、昔からあるゲーム『星のカービィ』とコラボしたネタ動画もあります。『星のカービィ』のアニメーションに、ムスカ大佐の音声を被せるなどの編集がされているでしょう。
ムスカ大佐をネタにした動画をご紹介しましたが、他にもムスカ大佐がネタになっているものはあるのでしょうか。次に、ムスカ大佐の面白ネタについてご紹介します。
インターネットの『bokete』というサイトに、『ムスカ大佐のボケタグ』があります。ここには、ムスカ大佐をネタにした様々なボケが多数投稿されています。ある投稿では、ドラゴンボールのブロリーの体にムスカ大佐の顔を載せた画像が投稿されました。
この画像には、『息カです、何なりとお使い下さい』というコメントが添えられているでしょう。また、ディズニーの『トイストーリー』などに登場する、バズライトイヤーとコラボさせているネタもあります。
ムスカ大佐というと、悪役として皆さんの中にあるイメージというものがあるかもしれません。2020年にツイッターに、『こんなムスカ大佐はイヤだ!!』という投稿がされています。エヴァンゲリオンのアスカラングレーのいで立ちをしたムスカ大佐に、『ムスカ、来日』と書かれた画像が添付されているのです。
物語の最後で、ムスカ大佐はどうなったのか気になる方もいるでしょう。最後に、ムスカ大佐の死について迫ってみたいと思います。彼は最後にどうなったのでしょうか。
『天空の城ラピュタ』の最後に、城壁が崩れ落ちるシーンがあります。このシーンで、ムスカ大佐は空中に投げ出されてしまいました。生存率はゼロに近いという見解があり、彼は死亡したものと考えられるでしょう。
物語の終盤において、ムスカ大佐はラピュタの機能を掌握し自らの正体を明かしました。そして、ラピュタの復活と自身の王への即位を宣言したのです。シータはムスカ大佐からの拘束から逃れ、パズーと再会します。しかし、2人はムスカ大佐に捕まってしまいました。
そして命を差し出すか飛行石を差し出すかを問い、考える猶予として3分間待つと言います。
3分間という時間が経過し、ムスカ大佐はパズーたちに答えを聞こうとします。するとパズーはシータの手を取って、シータが祖母から受け継いだという滅びの呪文”バルス”を共に唱えたのです。すると、シータの持つ飛行石から強烈な光が放たれました。この光がムスカ大佐の目を直撃します。
これにより、ムスカ大佐は失明してしまったのでした。そうして、彼は城壁が崩れていく中で大量のロボット兵らと共に空中に投げ出されたのです。
ジブリ映画『天空の城ラピュタ』に登場するムスカ大佐は、特殊機関に所属する大佐です。ラピュタ王家の末裔でもあり、分家筋とされています。本名は“ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ”といい、年齢は28歳あるいは32歳でしょう。また、彼は数々の名言も残している人気キャラでもあります。
ムスカ大佐は人気キャラゆえか、ニコニコ動画でのネタなどにもされているのです。アニメは時折放映されますが、ムスカ大佐にはこれからも悪役ながらも愛されるキャラクターであって欲しいものです。
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ムスカ大佐はラピュタ王家の末裔であり、特務機関に所属しています。そして、政府から秘密裏にラピュタを調査することを命じられている点が特徴です。階級は軍の大佐であるため、“ムスカ大佐”と呼ばれています。