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2023/12/28
大今里
NHKの朝の連続テレビ小説がスタートしたのは、1961年のことでした。放送が始まった当初は、月曜から金曜日まで週5日間放送で1年間続く帯番組としてスタートしました。当時の放送時間は20分だったので、現在の朝ドラよりも放送時間が長かったです。
朝に放送されていたのは、新聞朝刊の連続小説を意識していたからだそうです。
朝ドラはスタートしたよく都には、早くも放送スタイルは変更になります。1962年から1日の放送時間が15分になった代わりに、月曜日から土曜日までの週6回の放送に変更されました。それでも放送期間は1年間と現在よりも長かったです.
1975年からは半年の放送になり、現在の放送スタイルが確立されています。 午前8時15分からスタートという時間帯が1962年から50年近く続きましたが、2010年に午前8時からのスタートに変更されました。
朝ドラが開始されてから、既に60年以上が経過しています。2019年には記念すべき100作目の『なつぞら』が放送されており、現在までに制作された作品数は100作を超えました。歴代ヒロインは100人を超えており、100名以上の女優がヒロインを演じてきました。
2023年には108作目にあたる『らんまん』の放送が予定されています。
昭和は記念すべき1作目がスタートし、41作目まで放送されました。40人以上の女優が昭和の歴代ヒロインを演じました。昭和の朝ドラヒロインの一部をご紹介します。
Webザテレビジョンには、『NHK朝の連続テレビ小説“朝ドラ” 歴代ヒロイン 一覧』というサイトがあります。朝ドラに関する情報が掲載されたサイトで、一作目の『娘と私』から106作の『ちむどんどん』までの歴代ヒロインを知ることができます。
また、ヒロイン以外の出演俳優に関しても、情報が掲載されています。
朝ドラの記念すべき第一作目として放送されたのは、『娘と私』です。原作は獅子文六さんの私小説で、登場人物の名前は実在のモデルとほとんど同じなのが特徴です。。放送時間は8時40分と現代の朝ドラに比べると遅い時間帯になっていました。
主人公の娘でヒロインの麻里を演じたのは北城由紀子さんで、麻里の娘時代を演じたのは北林早苗さんでした
朝ドラの歴代6作目として放送された『おはなはん』は、放送時に主婦が家事の手を止めて水道の使用量が半減すると言われるほど大人気になりました。朝ドラとしては初めて明治時代を描いた作品で、原作者の母親がヒロインのモデルになっています。
ヒロインのはなを演じたのは、樫山文枝さんです。元々は森光子さんがはなを演じる予定でしたが、急病で降板しています。
朝ドラの歴代23作目として放送されたのが『マー姉ちゃん』です。この作品は、サザエさんで有名な長谷川町子さんの自叙伝が原作となっています。そのためかヒロインも磯野マリ子という名前で、サザエさんを連想させる名前になっています。
ヒロインの磯野マリ子を演じたのは、熊谷真実さんでした。
歴代31作目として放送されたおしんは、社会現象になるほど人気で海外でも話題になった作品です。ヒロインの人生を少女期から老年期まで描いた作品で、3人の女優がおしんを演じています。少女期は小林綾子さん、大人になってからは田中裕子さん、老年期は乙羽信子さんの3人がおしんを演じています。
また半年の放送が普通になった朝ドラとしては、久しぶりに一年を通じて放送された作品です。
歴代34作品目として放送された朝ドラは、『澪つくし』(みおつくし)です。 大正末期から第二次世界大戦後までの千葉県銚子市を舞台にした作品で、旧家出身のヒロインと網元の息子との恋愛を描いた純愛ストーリーになっています。 ヒロインの古川かをるを演じたのは、沢口靖子さんでした。
平成元年から平成31年までの間には、41作から記念すべき100作目まで60作の朝ドラが放送されました。平成に放送された朝ドラの歴代ヒロインについてまとめました。
平成8年に放送された歴代55作目の朝ドラは、『ふたりっ子』です。双子のヒロインを描いた物語で、 岩崎ひろみさんと菊池麻衣子さんがヒロインを演じました。また幼少期のヒロインは、実際に双子の三倉茉奈さんと三倉佳奈さんが演じたことも話題になります。
三倉茉奈さんと三倉佳奈さんの2人は、歴代79作目の『だんだん』でもヒロインを演じました。
歴代60作目のすずらんは、鉄道と炭鉱の町の栄枯盛衰をヒロインの一生を通じて描いた作品です。ヒロインの人生が少女期・青年期・老年期に渡って描かれており、柊瑠美さん、遠野凪子(現・遠野なぎ子)さん、倍賞千恵子さんの3人が引き継ぐ形でヒロインを演じています。
新人がヒロインを演じることが多い朝ドラで、子役時代から演技経験のある女優がヒロインを演じたことも話題になりました。
朝ドラ歴代69作目のてるてる家族は、大阪を舞台にした小説が原作のコメディタッチの作品です。4姉妹が夢を追いかける姿を描いた作品で、4女の冬子がヒロインとなっています。ヒロインの冬子を演じたのは、石原さとみさんです。
石原さとみさんは当時16歳で、幼少期を演じた子役を除くと当時最年少のヒロインでした。
朝ドラ歴代85作目は『カーネーション』です。「アヤコ・コシノ」ブランドで有名な小篠綾子さんの人生をモデルにした物語になっています。 ヒロインの小原糸子を演じたのは尾野真千子さんで、晩年のヒロインは夏木マリさんが引き継ぐ形で演じています。
歴代88作目の『あまちゃん』は、劇中の台詞の「じぇじぇじぇ」が流行語大賞を取るほどの人気作品となりました。 ヒロインの天野アキを演じたのは能年玲奈さんです。能年玲奈さんは、現在芸名をのんに変更して活動しています。
歴代91作目となった『まっさん』は、19年ぶりに男性が主人公になった作品です。ヒロインがスコットランド人という設定だったため、アメリカ人のシャーロット・ケイト・フォックスさんがヒロインに抜擢されました。
朝ドラのヒロイン役に、初めて外国人が起用されたことでも話題になった作品です。
歴代93作目となった『あさが来た』は、実在の実業家で女性起業家のパイオニアと呼ばれる広岡浅子さんをモデルにした作品です。21世紀の朝ドラとしては、最高の視聴率を記録した作品となりました。ヒロインの今井あさを演じたのは波瑠さんです
まだ4年目の令和ですが朝ドラは6作品が放送され、2022年4月には7作目がスタートします。令和に放送された朝ドラの歴代ヒロインをご紹介します。
『なつぞら』は平成から令和をまたいで放送された作品で、記念すべき朝ドラ歴代100作目でもあります。北海道で育ったヒロインが、アニメがテレビ漫画と呼ばれていた時代にアニメーターを目指す姿を描いています。ヒロインの奥原なつを演じたのは、広瀬すずさんです。
朝ドラ歴代101作目となった『スカーレット』は、滋賀県を舞台にした女性陶芸家の半生を描いた物語です。実在の人物の人生を忠実に再現した作品ではありませんが、女性陶芸家の神山清子さんがヒロインのモデルとされています。ヒロインの川原喜美子を演じたのは、戸田恵梨香さんでした。
朝ドラ歴代102作目の『エール」は、昭和を代表する作曲家古関裕而さんと妻の古関金子さんの人生をモデルにした物語です。主人公の古山裕一を窪田正孝さん、ヒロインの関内音を二階堂ふみさんが演じました。
歴代103作目の朝ドラ『おちょやん』は、上方を代表する女優の浪花千栄子の人生を元にしたストーリーになっています。ヒロインの竹井千代が女優を目指して、大正から昭和の時代を生き抜く姿を描いています。竹井千代を演じたのは、杉咲花さんでした。
歴代104作目となる『おかえりモネ」では、気象予報士を目指すヒロイン永浦百音の物語を描いた作品です。モデルとなった人物のいないオリジナル作品で、現代から未来を描いた作品になっています。ヒロインの永浦百音を演じたのは、清原果耶(きよはらかや)さんです。
2022年4月には、歴代106作目の朝ドラ『ちむどんどん』の放送が予定されています。返還50周年となる沖縄を舞台に、沖縄料理に夢をかけるヒロインの姿を描いた物語となっています。ヒロインの比嘉暢子を演じるのは、黒島結菜さんです。
2022年3月現在は、歴代105作目の『カムカムエブリバディ』が放送中です。『カムカムエブリバディ』のヒロインについてご紹介します。
『カムカムエブリバディ』は、大正・昭和・平成・令和の4時代を生きた母娘3代に渡る物語です。今までも3人の女優がヒロインを演じたことはありましたが、物語の中に3人のヒロインが登場するのは朝ドラ史上初となっています。
初代ヒロインの安子を上白石萌音さんが演じています。
安子の娘で2代目ヒロインのるいを演じるのは、深津絵里さんです。安子は、るい編では回想のみの登場、3代目ヒロインのひなたは、安子編では生まれる前となっています。そのため、3人のヒロインの中でるいだけが、安子編・るい編・ひなた編の全てに登場しています。
るいの娘で3代目ヒロインのひなたを演じるのは、川栄李奈さんです。2016年に放送された歴代94作目の朝ドラ『とと姉ちゃん」にも、森田富江役で出演していました。
DREAMS COME TRUEは朝ドラの主題歌を担当したバンドですが、朝ドラ主題歌のエポックメイキングを起こしたアーティストとしても知られています。歴代朝ドラ主題歌の変遷やDREAMS COME TRUEが担当した主題歌についてまとめました。
NHKアーカイブスには、『歴代の「朝ドラ」主題歌』という朝ドラの主題歌について解説したページがあります。『歴代の「朝ドラ」主題歌』では、朝ドラ主題歌の歴史について知ることができます。現在は朝ドラのオープニングは、歌手が主題歌を歌うのが当たり前です。
しかし、1961年の第1作から20年以上の間は、歌詞のないインストルメントがオープニングテーマでした。初めてオープニングで主題歌が採用されたのは、1984年に放送された『ロマンス』です。主役の榎木孝明さんは、主題歌の『夢こそ人生』の歌唱も担当していました。
その後、少しずつオープニングで主題歌が歌われることが多くなっていきました。
99作目の朝ドラ『まんぷく』では、DREAMS COME TRUEの『あなたとトゥラッタッタ♪』が主題歌に起用されました。『まんぷく』は、インスタントラーメンを発明した夫婦を描いた物語です。『あなたとトゥラッタッタ♪』はドラマのために書き起こされた楽曲で、ドラマの内容を意識した軽快なマーチとなっています。
『まんぷく』では、DREAMS COME TRUEの主題歌が朝ドラ2度目の起用だったことも話題になりました。1992年の石田ひかりさん主演の『ひらり』で、起用された『晴れたらいいね』がDREAMS COME TRUEの最初の主題歌です。
『晴れたらいいね』はCDがオリコン1位になったヒット作で、1995年には高校の教科書にも掲載されました。
『晴れたらいいね』のヒットは、朝ドラ主題歌が注目されるきっかけを作りました。朝ドラ主題歌に同一アーティストの楽曲が起用されたのは、『あなたとトゥラッタッタ♪』が初めてです。2022年3月現在まで、2回以上主題歌に楽曲が起用されたアーティストはDREAMS COME TRUEだけです。
人気ロックバンドのBUMP OF CHICKENも、朝ドラ主題歌に起用されています。BUMP OF CHICKENが担当した朝ドラ主題歌についてまとめました。
BUMP OF CHICKENが担当したのは、2021年5月17日から放送された『おかえりモネ』の主題歌です。2021年の3月にBUMP OF CHICKENが主題歌を担当することが公表され、タイトルも発表されました。
『おかえりモネ」の主題歌として起用されたのは、『なないろ』という楽曲です。なないろは『おかえりモネ』の放送直後から話題を呼び、放送翌日の配信を待ち望む声が多く上がる人気曲となりました。気象予報士のヒロインを意識した天気に関連する歌詞の多い軽快な曲に仕上がっています。
人気歌手のAIさんも、2021年に朝ドラ主題歌を担当しています。AIさんが担当した朝ドラ主題歌についてまとめました。
AIさんが担当したのは、『カムカムエブリバディ』の主題歌です。『アルデバラン』という楽曲で、2021年9月7日に主題歌として発表されました。シングルは11月1にリリースされ、11月5日にミュージックビデオも公開されました。
『アルデバラン』の作詞作曲を担当したのは、シンガーソングライターの森山直太朗さんです。曲名は、おうし座にある一等星のアルデバランから付けられました。
2022年2月23日には、『アルデバラン』も収録されたAIさんのアルバム『DREAM』が発売されました。DREAMは4年8か月振りに発売されたフルアルバムで、『IN THE MIDDLE feat. 三浦大知』、『WE HAVE A DREAM』など全9曲が収録されています。
朝ドラの歴代ヒロインや主題歌についてご紹介しました。100作以上の作品を発表している朝ドラですが、まだまだ作品は増え続けていきます。今後の朝ドラヒロイン・主題歌にも注目です。
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NHKの朝ドラは60年以上の歴史があります。100作以上の歴代作品が朝の時間帯に放送されてきましたが、放送開始時と比べるとさまざまな変更点もあります。NHKの朝ドラの歴史について簡単にご紹介します。