記事ID148407のサムネイル画像

    いろいろヤバいと話題!スーパー玉出とは?やばいと言われる理由は?

    大阪で有名な激安スーパーのスーパー玉出。ヤバいと話題になっていますが、なぜヤバいと言われるのでしょうか。そこで今回は、スーパー玉出のヤバいと言われる理由や闇などについて迫ってみたいと思います。また、激安の理由についてもお伝えします。

    スーパー玉出とは何?

    スーパー玉出は、関西地方に展開している激安スーパーです。スーパー玉出の店舗数や営業時間、特色である外装やセールなどについてご紹介します。

    大阪市にある激安スーパー

    スーパー玉出は、大阪市西成区に本社のある激安スーパーです。本店が大阪市西成区玉出にあることから、「スーパー玉出」という名前が付けられました。2018年6月30日までは、株式会社スーパー玉出が運営していましたが売却されました。 現在は、株式会社フライフィッシュが運営するスーパーとなっています。

    39店舗を運営

    スーパー玉出は、大阪府に38店舗・兵庫県に1店舗の合計39店舗が運営されています。そのうち、26店舗が大阪市に出店しています。2018年の年商は約450億円で、1店舗当たりの売り上げは10億円を超えています。

    1円セールがチラシで紹介

    スーパー玉出は、対象商品が1円で購入できる1円セールで有名です。1円セールは合計1000円以上購入した人が、対象商品を1つだけ1円で購入できるセールのことです。対象商品は折り込みチラシに記載されていて、数百円するものでも1円で購入できる場合があります。

     

    1円セールは非常に人気があるので、遅い時間帯だと対象商品が全て売り切れていることが多いです。ただ、1円セールのせいで赤字が出ているため、フライフィッシュは見直しを検討しています。

    外観や内装が派手すぎる!

    スーパー玉出は外観も内装も非常に派手で、近くまで行って存在に気づかない心配はありません。外装は24時間ネオンが輝いていて、大きな文字で玉出と書かれています。看板が非常に大きな店もあり、文字も黄色と赤で目立つのですぐに玉出だとわかります。

     

    店舗の中もネオンで飾られていて、どのコーナーなのかネオンで説明している場合もあります。店内の構造は普通のスーパーと変わりませんが、パチンコ店と勘違いしてしまうほど派手に作られています。派手なことが問題になる場合もありますが、防犯上助かるという声もあるようです。

    24時間営業

    スーパー玉出は24時間営業の店舗が多いことでも有名です。設立当初は本店だけが24時営業でしたが、途中からほとんどの店舗が24時間営業に移行しています。ただし、運営会社がフライフィッシュに変わったことで、2018年7月8日付けで6つの店舗が営業時間を短縮しました。

     

    さらに、新型コロナの影響で営業時間短縮する店舗が増え、24時間営業する店舗は少なくなっています。フライフィッシュは24時間営業の見直しを予定しており、今後正式に24時間営業しない店舗が増えそうです。

    スーパー玉出がヤバい理由は何?

    スーパー玉出は、良くも悪くもさまざまな理由でヤバいと言われています。スーパー玉出がヤバいと言われる理由についてまとめました。

    寿司や弁当、惣菜が安すぎる!

    スーパー玉出は、寿司・弁当・総菜がとにかく安く買えることでヤバいと言われています。揚げ物は50円で買えるものが多く、値引きされてさらに安く買えるものも珍しくありません。丼ものも200円くらいで購入でき、普通のスーパーの半額以下と言われています。

     

    有名な1円セールとは別に、牛肉や豚肉が1グラム1円で売られることも多いです。肉に関しては制限なく、1グラム1円で買えます。味付きカルビ焼肉が1グラム1円で販売されている写真が、Twitterに上がったこともあります。

    キラキラのネオンがヤバい

    店名もパチンコ店のようなスーパー玉出ですが、店内がネオンがキラキラしていてヤバいと言われています。店内にネオンがたっぷり使われているのは、閉店したパチンコ店を改装してスーパー玉出の店舗にしたことも理由のようです。

     

    とにかく店内のネオンが派手なことから、インスタ映えするスーパーとして話題になっているんです。店内のネオンを見るために、観光客もやってきます。

    客のモラルが低い

    スーパー玉出は、客のモラルが低いこともヤバいと言われています。土地の安い場所に出店し、価格も安いことから失業した人やホームレスが来店することも多いです。店員と揉めたり、店内で問題行動をする客は少なくありません

     

    エレベーター内には、エレベーターをトイレ代わりにしないように貼り紙もされています。店のすぐ近くに座って、ワンカップを飲んでいる男性を見かけることもあります。

    食品問題がヤバい?

    スーパー玉出は、さまざまな意味で食品がヤバいと言われています。商品名に「まいどありがとうございます」と記載されていたり、どう見てもカニなのに「しじみ」と記載されていた商品もあったといいます。商品名が適当すぎます。

     

    また、コロッケ2つの間にポテトサラダを挟んだコロッケサンドなど、総菜の内容も非常にユニークです。一方で食品が腐っていた、虫が混入していたなど、ネットではネガティブな噂も多く上がっています。

    出店反対運動が起こった?

    スーパー玉出は出店反対運動が起こることもあります。出店反対の理由は、治安が悪くなる、派手なネオンで景観悪くなる、などが心配されているようです。安さが売りのスーパー玉出は富裕層の多い地域には出店できず、南のエリアを中心に店舗数を伸ばしてきました。

    社長が逮捕されたの?

    スーパー玉出の創業者・前田託次氏は、TVCMにも出演している名物社長でした。しかし、スーパー玉出の経営がフライフィッシュに変わった後に逮捕されています。スーパー玉出の創業者が逮捕された経緯についてまとめました。

    2018年に逮捕

    創業者の前田託次氏が大阪府警に逮捕されたのは、2018年12月3日のことでした。前田氏は、地元のテレビ番組にも多数出演する名物社長です。その一方で、暴力団との関係が噂されるなど、昔から黒い噂のある人物でした。

     

    逮捕される数年前には、アングラビジネスの金主ではないかと一部で有名になっていたのです。

    容疑は組織犯罪処罰法違反

    前田氏が逮捕された容疑は、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)です。前田氏は「銀河」という料亭を所有していましたが、売春を行う場所として暴力団に料亭を貸していました。その賃貸料を暴力団から、受け取ったために前田氏は逮捕されたのです。

    売春禁止法違反事件が端緒

    前田氏が逮捕される発端になったのは、飛田新地での売春禁止法違反事件でした。飛田新地には前田氏が個人所有する土地があり、以前はスーパー玉出の店舗がありました。スーパー玉出閉店後に前田氏は料亭銀河を作り、暴力団幹部とその内縁の妻に貸していました。

     

    前田氏は直接関与していたわけではないようですが、料亭で売春が行われていたことは知っていたようです。その後、暴力団幹部と内縁の妻は、売春禁止法違反で逮捕されます。暴力団関係者に料亭を貸して、賃貸料を受け取っていたことで前田氏は逮捕されたのです。

    スーパー玉出には危険な闇がある?

    創業者前田氏が逮捕されているスーパー玉出ですが、この件以外にもさまざまな闇があると言われています。スーパー玉出のトラブルや危険な噂についてまとめました。

    食品衛生法違反

    スーパー玉出は、フグを商品として店頭に並べて、食品衛生法違反で行政処分されるという驚きの事件を起こしています。2016年6月北海道産フグとして、調理前のマフグが陳列されました。フグはフグ調理師の免許を持った人が、毒のある部分を取り除かないと販売できません。

     

    この時のマフグは強い毒をもつ内蔵が取り除かれていましたが、毒のある皮が付いたまま販売されていました。すぐに気づいた店員がフグを撤去し、購入者はいませんでした。しかし、店頭に並んだフグの写真がTwitterにアップされたため、騒動になりました。

     

    この件で、スーパー玉出はフグ販売停止2日間の行政処分を受けています。

    入管難民法違反

    外国人留学生を長時間労働させたとして、入管難民法違反が問題になったこともあります。外国人留学生は、週に28時間を超える労働は認められていません。しかし、2016年8月にスーパー玉出は留学生を28時間以上労働させたとして、書類送検されました。

     

    この時は不起訴処分となりましたが、1998年にも留学生を違法労働させていたことが問題にされています。28時間以上働きたい留学生は多いので、この手の問題は無くなりにくいと言われています。

    パートが過労死している

    スーパー玉出では、パート従業員が過労死したとして問題になったこともありました。2007年9月に50代の女性パート従業員が、仕事中にくも膜下出血で倒れ1ヶ月後になくなりました。女性は1日に12時間勤務しており、時間外労働は1ヶ月で147時間もあったそうです。

     

    亡くなった女性の家族の訴えでこの件は過労死認定され、社長の前田氏らは労働基準法違反で書類送検されました。亡くなった女性だけでなく、同じ店舗で働いていた18人が最長1日5時間半の時間外労働をしていたようです。

    給与計算がいい加減

    ネットでは、スーパー玉出は給与計算がいい加減だと噂になっています。スーパー玉出は出勤の管理にタイムカードを使用せず、出勤簿で管理しているそうです。そのせいか、時間外労働をしても残業代が支払われないことがあるようです。

     

    天引き内容について一切書かずに、給与明細には給料のみ記載しているとも言われています。ただ、従業員の大多数が高齢者・外国人労働者だからなのか、働いていた人の口コミなどはほとんどありません。

    暴力団と繋がりがある?

    逮捕されたスーパー玉出の創業者前田氏は、暴力団とつながりのある人物として一部では有名な人物でした。真相は不明ですが、スーパー玉出が創業した前後に暴力団から出資があったという噂もあります。スーパー玉出の店内に、暴力団関係者が出入りするのを目撃した人物もいるようです。

     

    また、事務所から暴力団の柄の入った灰皿も見つかったと言われています。ただし、運営会社が変わっているので、現在でも暴力団と関係あるわけではないでしょう。

    万引き犯の顔を公開?

    スーパー玉出は万引き防止のために、万引き犯の顔を公開しているとも言われています。万引きの被害額を取り戻すには、万引きされた商品の何倍もの売り上げを上げる必要があります。スーパーにとって、万引きは大きなダメージになる犯罪なのです。

     

    万引きを防ぐために私服警備員・万引きGメンを雇う店舗は多いですが、ディスカウントが売りのスーパー玉出では難しいでしょう。そこで、コストをかけずに万引きを防ぐために、万引き犯の顔写真や背格好などの情報を公開しているようです。

    スーパー玉出はなぜ安いの?

    スーパー玉出は、なぜここまで安いのでしょうか?スーパー玉出が安いのには、さまざまな理由があります。スーパー玉出が安い理由についてまとめました。

    西成に出店しているから?

    『Yahoo!JAPAN 知恵袋』には、『なぜスーパー玉出は安いのか』という質問があります。この質問に対して、『店舗が西成地区の付近に集中していて、日雇い労働者への配慮するため』という回答がされています。

    居抜き物件を活かしている

    スーパー玉出は居抜き物件を利用して、出店することで初期コストを削減しています。土地に新しい建物を建てて営業を始めると、莫大なコストがかかります。以前の建物がそのまま残っている居抜き物件は、建物を改装して利用できるので工事費用を抑えて短期間でオープンできます。

     

    居抜き物件を活かす出店スタイルは、他のディスカウントストアなどでも行われています。

    買い付けは自社バイヤーが行う

    スーパー玉出は自社バイヤーが買い付けを行うことで、中間マージンをカットしています。市場で買い付けを行うバイヤーは、仲卸業者に依頼するのが一般的です。しかし、仲卸業者に依頼すると中間マージンが発生して、仕入れ値が高くなります

     

    スーパー玉出は、自社バイヤーが買い付けを行うことでコストを削減し、低価格でも利益を出せるようになっています。

    高齢者や外国人を雇う

    スーパー玉出は、棚卸し・レジ打ちを行う従業員のほとんどが定年退職した高齢者か、外国人です。高齢者・外国人は就職が難しいので、低賃金でも雇用できます。外国人の不法就労が起こる原因にもなっていますが、運営会社も変わって不法就労問題の改善が期待されています。

    人気スポットになっている?

    さまざまな闇もあるスーパー玉出ですが、外国人観光客やSNSで人気スポットになっています。スーパー玉出が人気スポットになっている理由についてまとめました。

    外国人に受ける

    大阪には関西国際空港があるので、外国人観光客も多く訪れます。スーパー玉出は、地元の日本人には日常の空間であると同時にかなり異質な場所です。そのため、外国人観光客にとってはとても受けが良いようです。

     

    海外のガイドブックでは、ネオンが華やかなスーパー玉出を観光スポットとして紹介したものもあります。スーパー玉出の店内を撮影して、投稿するインスタグラマーも珍しくありません。

     

    インスタグラムでは、「#supertamade」・「#玉出超市」などのハッシュタグが付けられています。

    SNSで人気になっている

    ネオンがインスタ映えするスーパー玉出は、日本人の間でもSNSで人気になっています。スーパー玉出はテレビでも紹介され、関西以外でも知名度が上がりました。大阪を訪れるとスーパー玉出の店内で写真を撮って、SNSに投稿する若者が増えているようです。

     

    写真を撮るために店内に入ると買い物して、SNSで安さについて投稿する人も大勢います。店にとっても、売り上げが増えて宣伝になっているようです。

    クリオネが売られている?

    スーパー玉出では、何と夏になるとクリオネが売られているといいます。玉出で売られていたクリオネについてまとめました。

    クリオネを販売

    スーパー玉出では毎年、クリオネが店頭に並びますクリオネは、流氷の天使・流氷の妖精と呼ばれる貝の一種で水族館などに展示されています。別名が天使なだけあって泳ぐ姿は可愛いですが、獲物を捕食する時はグロテスクな姿に変わることも知られています。

     

    クリオネは、玉出では鮮魚の分類で販売されています。価格は3匹980円~1380円ほどですが、ペットショップで購入する場合の半額ほどと言われています

    本来は観賞用

    玉出ではクリオネは、「北海道産・鮮魚お買い得」」などと記載されて店頭に並びます。ただし、クリオネは食用ではなく、観賞用として販売されています。ただ、鮮魚の分類で販売されているので、レシートには刺身と記載されるようです。

     

    クリオネは0度前後の海水の中で生きるので、容器に入れて冷蔵庫の中で飼うことができます。クリオネは飼育下で餌を与えるのが難しい生き物ですが、餌無しでも半年から1年くらいは生きることができます。

     

    ただし、冷蔵庫の中はクリオネにとって暖かいので、3ヶ月くらいしか飼育できないと言われています。

    食べた人もいる!

    店舗によって異なりますが、玉出の某店舗では毎年2月頃にクリオネが入荷します。クリオネはペットショップなどでも売られており、基本的に観賞用として販売されています。ただ、テレビ番組でクリオネを食べたタレントもいるので、食べられないわけではありません。

     

    大阪奇食倶楽部に所属する人が、玉出で販売されていたクリオネを食べたこともあるようです。味つけせずに生と茹でたクリオネを食べたそうですが、「生臭い貝」のような味とコメントしています。

    スーパー玉出はどう変わるのか?

    スーパー玉出がヤバいと言われる理由や闇、激安の理由などについてまとめました。元社長が逮捕されるなどさまざまな闇があるスーパー玉出ですが、運営会社が変わりました。営業時間やセールなど変更など、さまざまな改革も予定されています。

     

    悪い部分の改善が期待される一方で、スーパー玉出のユニークさ失われないか心配する意見もあるようです。今後、スーパー玉出がどう変わっていくのか注目されています。

    関連記事はこちら

    TOPへ