木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
西町崇は、1981年生まれで、逮捕時は38歳でした。
出身地は福岡県で、高校は県内屈指の進学校、福岡県立福岡高等学校を卒業しています。偏差値は72で、毎年、東大・京大・国公立大学に多くの合格者を輩出している高校です。
卒業生には、先日、医師を目指すために現役を引退した、元ラグビー日本代表だった福岡堅樹さんも卒業生です。
西町崇は、大学進学で上京し、大学は一橋大学の経済学部を卒業しています。
大学在学中には陸上部に所属しており、短距離では200mで、一橋大学陸上競技部の歴代1位の記録を現在も保持しているようです。
西町崇は、大手総合商社である三井物産に内定が決まっていましたが単位が足らずに、1年留年しています。しかし、翌年にも三井物産の内定をもらい、就職しています。
西町崇が、就職活動をしていたころは、バブル崩壊後の就職が困難であった時期(1993年から2005年卒あたり)で、就職の氷河期時代と呼ばれたころです。
そんな中で留年し、卒業ができなかったにもかかわらず、翌年もう一度、内定を勝ち取り、三井物産に就職できたのは、実力があったからだと考えられます。
続いては、西町崇が起こした、横領事件の内容について詳しく見ていこうと思います。
西町崇は、三井物産から転職し、2018年から日本マクドナルド株式会社に勤めていました。
そして、2019年10月、日本マクドナルド株式会社の預金口座から3,000万円の小切手を換金し、着服していた容疑で、逮捕されました。
西町崇は、財務税務IR部統括マネージャーを務めており、預金口座の管理などを担当していたようです。
西町崇の横領事件について、捜査が進むにつれて、過去にすでに何度も横領していることが発覚し、横領した金額の合計が7億円にも達することが判明しました。
西町崇は、2019年1月から9月にかけて50回ほど会社の当座預金口座から小切手を振り出し、銀行で換金していたのです。
西町崇の横領が発覚したのは、彼の同僚が、西町崇が銀行閉店後に小切手を作っている姿を不信に思い上司に報告したことがきっかけでした。
そして、上司が西町崇に直接確認したところ、彼が容疑を認め、自ら警察に出頭しました。
この横領事件が報道された際、マクドナルドの管理体制に対しても、「マクドナルドほどの大企業が管理・監査機能弱すぎ」「ハンバーガー636万個分の売り上げが消し飛んだ」など疑問視や揶揄する声など、様々な声があがりました。
西町崇は、横領したお金は借金返済にあてたり、FX(外国為替証拠金取引)に使っていたことを自供しています。借金に補填し、横領したお金を取り返すために、またFXで大きく儲けようとして、逆に失ってしまったのでしょう。
後述しますが、三井物産に勤めている頃に、自己破産を申請しており、マクドナルドに転職した時点では、借金で首が回らなくなっていたと考えられます。
エリート人生を過ごしていた西町崇が、どうして借金をし、7億もの横領をしてしまったのでしょうか。きっかけは、三井物産での部署異動だったようです。詳しく見ていきましょう。
大学卒業後、三井物産にて順調に仕事をしていましたが、20代後半で為替証券市場室に配属になったことで、徐々に人生の歯車が狂いだしたようです。
非常に忙しい部署で、常時、10億円以上ものお金を実務裁量で動かしていて、市場の動きを瞬時に判断する必要があるため、トイレにも迂闊に行けないストレスのたまる仕事だったようです。
また、常時、10億円ものお金を自分の裁量で動かしていたため、だんだんと金銭感覚もずれていってしまったようです。
西町崇は、ストレスの多い生活の中でプライベートでもFXを始め、どんどんハマっていってしまいました。
最初は自分のお金でやっていたでしょうが、徐々に取引する金額が増えていき、とうとう家族や同僚から集めるようになったと考えられます。
その、家族や同僚からかき集めた2億円とも言われるお金をも、FXで損してしまい、2018年にはついに自己破産を申請するまでになりました。
しかし、FXが負債の理由だったため、『射幸行為(しゃこうこうい)』とみなされ免責が裁判所に認められなかったようです。
同僚や親戚などから多額の借金をしていた西町崇ですが、どうやってお金を集めていたのか気になったので調べてみました。
西町崇は、2017年頃にはシンガポールに赴任していて、マンションの売却で多額の税金がかかるが、シンガポールにいることで定期預金口座を解約できないため、金を貸してほしいと友人などに持ち掛け、お金を借りていたようです。
定期預金口座に2400万円の入金がある画像を見せられた為、信用して500万円以上貸していた友人もいたようです。
三井物産の同僚で、西町崇にお金を貸していた人も多数いたようです。
西町崇は、2017年には三井物産を退社しており、その後2018年7月にマクドナルドに就職しています。
マクドナルドでは、資金の流出を管理するポジションで、財務税務IR部統括マネージャーとして働いていました。
続いては、FXにはまったことにより、多額の借金を作り、自己破産の申請をするまでになった西町崇の家族や友人について見ていこうと思います。
西町崇にお金を貸していた友人の一人の話では、西町崇は自己破産を申請した後、マクドナルドに転職し、月に1万ずつ返済をしていたのだそうです。
2018年1月には「まとまった返済ができそうだ」と連絡が来たのだそうですが、それ以降、連絡が途絶えたそうです。ちょうど、横領を始めたころですね。
横領したお金を使って、FXで大きく取り戻そうと考えていたのでしょうが、上手くいかなかったのでしょうね。
2019年の12月時点では、この友人は民事訴訟を考えていると雑誌の取材に答えていますが、その後、どうなったのかは不明です。
西町崇は、時期は分かりませんが、三井物産に勤めている頃に結婚をしていました。子供がいたかどうかは、不明です。
嫁とは、借金で首が回らなくなり、自己破産を申請した時点で離婚をしていたようです。
西町崇は、借金や事件がきっかけで親や親戚からも縁を切られたと言われています。
学力優秀で、有名大手企業に就職し、親にとっては自慢の息子だったに違いありません。また、親戚からも借金をしていたようなので、親としてはいたたまれなかったのではないでしょうか。
2019年に勤務先のマクドナルド株式会社から総額7億円を横領した罪で逮捕された西町崇についてご紹介してきました。
一橋大学経済学部を卒業し、大手総合商社の三井物産に勤務し、年収は2000万を超えていたとも言われる西町崇は、FXにはまり、借金に首がまわらなくなり、嫁とも離婚していました。
その後、会社のお金を横領し、逮捕されており、FXで転落人生を迎えていました。エリート街道を進んできていた西町崇にとって、横領で逮捕される未来など想像できなかったでしょうね。
現在はどうしているのか、情報はありませんが、迷惑をかけた人たちに借金を返済する日々を送っているのかもしれませんね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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2019年に勤務先のマクドナルド株式会社から総額7億円を横領した罪で、西町崇が逮捕されたいうニュースが報道され、その額の大きさに大きな話題となりました。
西町崇とはいったいどういう人物なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。