木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
2020年10月23日の夕方・17時50分頃、大阪・梅田で男性が飛び降り自殺を図りました。
金曜日の夕方とあって、帰宅する人はもとより、買い物に来ている人など多数の人が行きかう中で起こり、あたりは騒然としました。
その場に出くわした人の証言では、物凄い音がしたそうです。
そして、この自殺が事件とも言われる理由は、男性が飛び降りた時に下を歩いていた女性が巻き添え被害にあったことです。なんの関係も無かった女性が被害にあったのです。
被害女性は、施設の入り口前の路上を知人女性と歩いていたところ、背中付近に男性が転落してきたそうです。
飛び降り自殺への巻き添え被害は、後を絶ちません。
2007年11月には、JR池袋駅前ビルの屋上から当時25歳の女性が飛び降り、通行人の男性が巻き添えになり死亡しています。
また、2006年に東京・調布市の大学で当時55歳の女性が飛び降り、下を歩いていた20歳の女子学生が巻き込まれて重傷を負っています。
そして、2018年には、新宿歌舞伎町で若い女性がビルから飛び降り、下敷きとなった男性は骨折する重傷を負っています。
2021年2月にロシアで起こった巻き添えとしては、ビルの17階から飛び降りた男性が、下を歩いていた母親のついていたベビーカーに激突し、生後数か月の赤ちゃんが亡くなるといった事件も起きています。
人の行きかう所で飛び降りると誰かしらにぶつかることは想像できるのではないでしょうか。しかし、自殺する方は、冷静な判断が出来なくなっているでしょうし、誰かを道連れにと考えているわけでは無いんでしょうね。
このような巻き添え被害は、多数起きています。
飛び降りた本人は病院に運ばれた後に死亡が確認されました。
被害者の女子大生は意識不明の重体となっており、回復を望む多くの声があがっていました。あまりにも理不尽な出来事で、現場で事件を目撃した人の多くは、ショックを受けていました。
しかし、多くの人の願い届かず、翌日、2020年10月24日に巻き込まれた女性は、お亡くなりになりました。
男性が飛び降りたのはHEP FIVEの屋上からでした。
HEP FIVEは、1998年に旧阪急ファイブと旧梅田コマ劇場の跡地に建設されたファッションビルで、地下3階、地上10階建、ファッション・雑貨・グルメ・アミューズメントなどのショップが170店舗以上揃っている複合商業施設です。
阪急梅田駅のすぐそばで、若い世代を中心に多くの人が集まります。
また、HEP FIVEの屋上には、一部分が商業施設の中を通っている真っ赤な大観覧車もあり、HEP FIVEのシンボルマークとなっています。
HEP FIVEの屋上に通じるドアの鍵は、普段、プラスチックのカバーで覆われていたそうですが、事故直後は外されていました。
防犯カメラの映像から、男性は従業員通路を通って屋上へ侵入していたことが分かっています。
実は、自殺の2時間前にも男性は屋上に侵入しており、男性が屋上に立っているのを、ドアの開錠を察知し、駆け付けた警備員に、屋上から出るように言われ、その時は素直に応じたそうです。
通常、商業施設や高層ビルなどは、通常、屋上へは関係者以外は立ち入れないようになっています。
しかし、HEP FIVEの屋上の鍵は、非常時に備えて誰でも壊せるようになっていたということが後の調査で判明しました。
この自殺が起きた後、HEP FIVEの調査を実施したところ、屋上広場の周囲に建築基準法施行令の定める基準を満たした「柵」がなく、大阪市から阪急阪神不動産側に口頭で是正指導が行われました。
続いては、この飛び降り自殺事件を起こした男性について、詳しく見ていこうと思います。
飛び降りたのは、大阪の府立高校に通う17歳の男子高校生だったことが、屋上に残されたカバンの中に、財布と学生証が入っており、すぐに身元が判明しました。
しかし、未成年だったために報道規制がされました。
遺書があったという情報はなく、また、捜査関係者によると学校関係者への聞き取りではいじめなどのトラブルはかかえていなかったとのことで、男子高校生が飛び降りた理由は不明なままです。
また、防犯カメラの映像から、男性は従業員通路を通って屋上へ侵入していたことが分かっていることなどから、一部でHEP FIVEでバイトをしていたという噂もあります。
事から、HEP FIVEの建物について詳し過ぎるためです。そのような点から、HEP FIVEでバイトをしていて、クビになった腹いせではないかという憶測も出ました。
未成年だったために、飛び降りた男子高校生の情報はほとんど出てきませんでした。
あえて人通りが多い時間帯の、特に人が集まるHEP FIVEから飛び降りた理由について、誰かを道連れにしようとしたのではないかという声がたくさんあがりました。
また、承認欲求を満たすために、飛び降り自殺を選び、更に人の多いところで注目されたかったのではないかとも考えられます。
また先ほども挙げたように、HEP FIVEでバイトをしていて、クビになった腹いせではないかという憶測も出ました。
そして、死んだ人に対しての批判はどうかとは思いますが、「迷惑」「一人でいって欲しい」などの声がSNS上で溢れました。
元の書き込みは確認されていませんが、掲示板に大阪で自殺するという内容の書き込みをしていた人がいたという証言があり、事前に自殺を予告していたのではないかと言われました。
もし、実際書き込みがされていたとしても、その書き込みがこの男子高校生だったかは断定はできません。
続いては、梅田飛び降り自殺の巻き添え被害者の女性について詳しく見ていこうと思います。
巻き添え被害にあったのは、兵庫県加古川市内の大学に通う当時19歳の女子大学生でした。梅田へは、友人と買い物に来ていたと言われています。
友人や知人たちからは
など、彼女の人柄が語られています。
ごくごく普通の女子大生で、ジャニーズ好きで、おしゃれが好きな活発な女性だったようです。
2021年1月に、自殺した男子高校生は重過失致死の疑いで、容疑者死亡のまま大阪地検に書類送検されました。
男子高校生は亡くなっている為、このほかに処理の仕方が無いのですが、被害者の家族としてはやりきれない気持ちでいっぱいの事でしょう。
梅田飛び降り自殺事件では、加害者本人が亡くなっているため家族がかわりに賠償責任を負うことになります。
しかし、加害者家族が事件から3カ月以内に相続を放棄すれば、被害者側は賠償請求できなくなります。ですので、今回の事件も、賠償責任を問うのが難しいと考えられます。
国の「犯罪被害者等給付金」は、過去に、飛び降り巻き添え事件の場合は事情を考慮し、被害者に給付されたケースがあるそうで、給付対象になった可能性が考えられます。
令和2年の日本の自殺者数は警察庁発表によると、21,081人です。自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)16.7人で、日本の自殺者総数は世界第3位とも言われています。
そんな状況下でも、たくさんの人が行きかう大阪・梅田での飛び降り自殺は、大きな話題となります。
2020年の大阪・梅田飛び降り自殺事件のたった1年前にも大阪・梅田で飛び降り自殺が起きていました。続いては、この飛び降り自殺について見ていこうと思います。
2019年5月4日、大阪・梅田で若い女性が、飛び降り自殺しました。
ゴールデンウィーク中の昼間、12時頃の事だったので多くの目撃者がおり、場は騒然としました。
また、飛び降りるまでに時間があったため、どんどんと情報が広まり、更に注目されるようになり、多くの人が集まったようです。
女性が飛び降りたビルは、正式にはサウスゲートビルディングと呼ばれる大阪駅南側にある駅ビル・超高層ビルです。
大丸梅田はJR大阪駅に直結しているターミナルデパートです。
16階は、屋上テラスとして開放されており、ガラスの柵が設けられていますが、この女性はその柵を乗り越えて飛び降りました。
ゴールデンウィーク中のお昼間とあって、多くの人が行きかったていた大阪駅周辺で、起こった飛び降り自殺ですが、女性が飛び降りるまでは時間があったため、多くの方が目撃しており、見届けようと足を止めていたようです。
そして、信じられないことに、地上では多くの人が飛び降りようとしている女性に向けてスマホをかざしていたという証言がたくさんあがりました。
その様子を撮影した写真がありますが、多くの人がスマホを女性に向けています。
そんな人たちが、飛び降りの動画や画像を撮影し、それがSNSを中心に拡散されてしまいました。
また、「地面にぶつかってバウンドして片腕が吹っ飛んでいた」「飛び降りてぐしゃぐしゃになっていた」「目の前で飛び降り自殺が起きてトラウマ」など、目撃情報も多数投稿されていました。
ゴールデンウィークの人出が多い中で、自殺をした女性はいったいどういうひとだったのでしょうか。詳しく見ていこうと思います。
当初、自殺をした女性は女子高校生と言われていました。
自殺しようとしている女性が、髪色が明るく制服のような服装だったために、女子高生だと拡散されたようでした。
しかし、ニュースでは20代女性と公表されています。詳しい身元に関しては、一切明かされておらず、不明でした。そして、この自殺に関しては、女性遺族の特定を避けるためとウェルテル効果を抑えるため、関西ローカルの報道番組以外ではほぼ報道されませんでした。
この日、ジャニーズ事務所所属のNEWSのライブが近くの大阪城ホールで行われていました。女性が飛び降りた理由として、ツアーのチケットが取れなかったからじゃないかという噂が出回りました。
出どころは不明ですが、憶測にすぎない可能性がとても高いです。
また、5月は自殺者が増える頃でもあります。5月病ともよく言われますが、一説には、人間にとって、春は成長の季節で、春先に「希望」「目標」を抱く人は多いが、実際、新しい環境などで新生活が始まると、その希望と現実とのギャップが大きくなり、自殺の引き金になるのではと考えられているそうです。
女性が飛び降りる前に、警察官らが駆け付け、50分もの間、説得を試みましたが、飛び降りを防ぐことはできませんでした。
落下した場合を想定して、エアマットも用意されていたそうですが、下は道路で、歩道橋もあり、下で受け止めるということもできなかったようです。
説得をしていた警察官は、ひどく落ち込んでいたとの事です。
続いては、大阪・梅田飛び降り現場が呪われているという噂があるようなので、詳しく見ていこうと思います。
HEP FIVEの最上階付近では、ショップの服の並んでいるハンガーを見ていくと後ろに兵隊が立っていた、手が出てきたなど、心霊現象が報告されています。
デパートなどの人が多く集まる場所は、必ずと言って心霊現象が噂されますが、HEP FIVEにもあったようです。
2019年に大丸梅田ビルの屋上から女性が飛び降りした際、飛び降りる前の女性を撮影した写真の中に黒い服装をした貴婦人のような女性が映り込んでおり、死神などといわれていました。
しかし、実際には大丸梅田の受付嬢の可能性が高いと考えられます。
2020年に起きた大阪・梅田飛び降り自殺について、ご紹介してきました。
不幸なことに、飛び降り自殺に巻き添いにあい、女子大生が亡くなっています。飛び降りた男子高校生の、自殺の理由などは明らかにはなっていませんが、何かしらの悩みを抱えていたと考えられます。
亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、今後、このようま不幸な事故が起こらないことを願うばかりです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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2020年に起きた大阪・梅田飛び降り自殺は、大々的にニュースで取り上げられていました。それだけ衝撃的だったこのニュースですが、まず、この飛び降り自殺の概要についてご紹介します。