木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
まずは、青山剛昌について見ていきたいと思います。青山剛昌とはどういった漫画家なのでしょうか。彼の経歴についても触れてみましょう。
青山剛昌は、最初から“漫画家”になりたかったわけではないでしょう。確かに漫画やアニメといったものは好きであり、そうした分野に興味があったものと考えられます。彼は大学時代は漫画研究会『熱血漫画根性会』に所属していて、元々アニメーター志望でした。
ところが、“漫画家の方が儲かる”と聞いたことで漫画家に転向したといいます。
青山剛昌は、1986年に『ちょっとまってて』でデビューしました。同作は、1986年に小学館新人コミック大賞で入賞しています。そして、よく1987年に週刊少年サンデーの3.4合併号に掲載されました。少年サンデーコミックス『青山剛昌短編集』にも収められているでしょう。
また、1999年3月には『青山剛昌短編集』の1作品としてOVAになっています。
週刊少年サンデーにおいて、1994年より『名探偵コナン』の連載が開始されました。そして2年後の1996年には、テレビアニメも放送開始となっています。アニメは現在も放送が続いていて、劇場版も多数制作されています。
青山剛昌のコミックス『名探偵コナン』は、2001年に第46回小学館漫画賞(少年部門)を受賞しました。そして、驚きの発行部数を記録しています。コミックの総発行部数が2003年に1億冊、2017年には2億冊を突破したのです。作品が、長く愛されている証拠でしょう。
青山剛昌の作品には、『名探偵コナン』以外にも名作があります。続いては、青山剛昌の『名探偵コナン』以外のおすすめ作品をご紹介しましょう。
『まじっく快斗』は、1988年より不定期連載されている作品です。黒羽快斗が主人公であり、黒羽快斗は『名探偵コナン』にも登場する“怪盗キッド”でもあります。彼は父親の影響でマジシャンになり、マジック中の事故で亡くなった父親の跡を継ぎ“怪盗キッド”となりました。
『まじっく快斗』は『名探偵コナン』の枠で不定期放送されていました。また、2014年には『まじっく快斗1412』としてアニメ化もされているでしょう。
『YAIBA』は1988年から1993年まで連載されていて、1993年には『剣勇伝説YAIBA』としてテレビアニメ化されました。この作品は、父親・剣十郎とジャングルで修業を積む少年剣士・ヤイバが主人公の物語です。『名探偵コナン』に、特撮ヒーローの“仮面ヤイバー”として登場している点も特徴でしょう。
『4番サード』は、『週刊少年サンデー』の1991年1月増刊号から1993年2月増刊号まで、全6話が不定期により掲載された作品です。長島茂雄と同姓同名という、野球好きの高校生が主人公となっています。野球漫画ですが、ファンタジー要素もあるでしょう。
また『名探偵コナン』の43巻に、主人公・長嶋茂雄がゲストで登場している点もポイントです。
続いては、青山剛昌の私生活について見ていきたいと思います。青山剛昌は結婚をしているのでしょうか。彼の結婚に関して迫ってみましょう。
青山剛昌は声優の高山みなみと、彼女の41歳の誕生日である2005年5月5日に結婚しました。彼女は、『名探偵コナン』で主人公・江戸川コナンの声も担当しています。また、『YAIBA』でも主人公・鉄刃(くろがねやいば)を演じています。青山剛昌と高山みなみは、その後に離婚してしまいました。
青山剛昌と高山みなみは、『YAIBA』がアニメ化されたことで出会いました。上述のように、高山みなみが『YAIBA』で声優を担当したからです。しかし、それ以降はパーティー等でたまに顔を合わせる程度であり、しばらくは進展がありませんでした。
しかしその後、2004年1月頃には一緒に映画を見にいくほどの仲へとなっていったといいます。
結婚に際しては、高山みなみからプロポーズをしたといいます。2005年3月に青山剛昌がマンションを購入すると話した際に、高山みなみが「お嫁さんにしてくれる?」と逆プロポーズをしたのでした。2人は1歳違いですが、高山みなみも40歳となっていたことも、2人が結婚に踏み切った理由と推測できるでしょう。
結婚をした青山剛昌と高山みなみですが、結婚生活は長く続くことはありませんでした。2人は離婚をしてしまったのです。続いては、青山剛昌と高山みなみの離婚についてお伝えします。
結婚から2年半ほどが経った2007年12月10日に、青山剛昌と高山みなみが離婚したことが報じられました。2人が離婚した理由は一体何だったのでしょうか。次に、青山剛昌と高山みなみの離婚理由について迫ってみたいと思います。
青山剛昌と高山みなみは、すれ違いにより離婚したという見解があります。青山剛昌は、売れっ子漫画家であり多忙を極めているため缶詰状態でした。一方の高山みなみも、人気声優であり長期レギュラー出演の作品などで多忙のため、すれ違いが生じたものと考えられます。その点も、離婚理由となったでしょう。
とはいえ、実際の離婚理由は『プライベートなこと』として正確には判明していません。なぜ離婚したのかは、本人同士しか分からないということです。また、アシスタントが結婚祝いとして猫をプレゼントしてくれていたといいます。その猫は、離婚時に高山みなみが引き取り育てている模様です。
もし高山みなみが声優を引退していたなら、青山剛昌との離婚はなかったのではないかとする見方もあります。しかし、青山剛昌は引退を望んではいなかったとも考えられるでしょう。彼は、声優として活躍する高山みなみのことをも応援し尊敬していたのかもしれません。
青山剛昌と高山みなみには、子どもがいません。結婚当時高山みなみは41歳でしたので、子どもは望まなかった可能性もあります。また、2人はすれ違いが多かったと考えれますので、妊活もうまくいかなかったのかもしれません。
離婚をしてから14年ほどが経っていますが、その後の青山剛昌と高山みなみの関係はどの様になっているのでしょうか。『名探偵コナン』のアニメは続いていますので、仕事では『名探偵コナン』の原作者と声優という立場は続いています。トークショーなどで共演はしているでしょう。
また、私生活でも交流は続いている模様です。お互いに再婚はしておらず、高山みなみのブログに青山剛昌が登場することもあります。
漫画家は不規則な仕事であり体調を崩す方もいるものです。それは青山剛昌も例外ではなかったでしょう。青山剛昌も病気になったという話があるのですが、それは本当なのでしょうか。
単行本は現在100巻まで刊行されている『名探偵コナン』。長きにわたり執筆されている本作ですが、長期にわたり雑誌への連載はストップしたことがありました。2017年12月に、『少年サンデー』第3・4合併号で『名探偵コナン』を長期休載することが発表されました。
その理由は、“療養と充電のため”とされています。青山剛昌も、長年描き続けてきて疲れが溜まったのでしょうか。
人間の睡眠時間は8時間が理想とされていますが、人気漫画家ともなると睡眠時間も削られるものです。青山剛昌の睡眠時間は、何と1週間で3時間という話もあります。1晩で3時間というならまだ分かるでしょう。しかし1週間のうちで3時間というのは相当に体を酷使していることになります。
また休載の理由を“療養”としていますが、病名についてははっきりと公表をしていません。
青山剛昌は、2015年に手術を受けているとされています。『名探偵コナン』が連載されている『週刊少年サンデー』側は、すい臓の病気であると説明をしていました。それもあってなのか、すい臓がんとの憶測がある模様です。もしくは、漫画家に多くありがちな椎間板ヘルニアであるとも言われています。
すい臓がんは、名称の通りにすい臓にできるがんでありすい管の細胞から発生することの多い病です。椎間板ヘルニアであれば、命に係わるような病気ではないでしょう。もしかしたら、椎間板ヘルニアよりは重い病なのではないかと推測する向きもあります。
なお青山剛昌がすい臓がんだとの噂が出たのは、インターネットの掲示板に『青山剛昌はすい臓の病気だと明かした』と書かれたことが発端でした。信ぴょう性は高くない可能性もあるでしょう。
青山剛昌は2018年4月にテレビにVTR出演し、『4か月の休養は編集部の意図である』と語っていました。また、『病床に伏せっていたわけではない』ということも語っています。これらを聞くと、すい臓を患ってはいたもののそこまで重いわけではなかったものと考えられるでしょう。
青山剛昌は、2018年4月に復帰を発表しています。同年4月3日には、映画『名探偵コナン ゼロの執行人』の完成披露舞台あいさつに、復帰後として初登壇しました。それまで『名探偵コナン』の連載は、3か月ほど休載していました。
しかし”4月1日に同月11日発売の20号より連載を再開する”と、『週刊少年サンデー』の公式サイトで直筆メッセージを公開していたのです。執筆自体は、その前から再開していたものと考えられます。『名探偵コナン』の単行本も、療養前時は94巻までの刊行でしたが現在では100巻となっています。
有名漫画家ともなると、出身地に記念館が建つことやヒットした漫画やキャラクターが街のシンボルとなることもあります。それは青山剛昌も例外ではない模様です。続いては、青山剛昌の記念館をご紹介します。
2007年3月18日に、『青山剛昌ふるさと館』が開館しました。こちらは、記念館というよりも資料館の印象があるかもしれません。2018年度の、一般社団法人アニメツーリズム協会による『訪れてみたい日本のアニメ聖地88』の1つに選ばれている施設でもあります。
『青山剛昌ふるさと館』は、青山剛昌の世界観に触れることができる施設となっています。仕事場が再現されているので、青山剛昌が普段どの様な環境で執筆をしているのかを知ることもできるでしょう。また、彼が描いた原画が展示されているギャラリーもあります。
ショップでコナングッズを購入することも可能です。青山剛昌や『名探偵コナン』のファンにはたまらない場所でもあると考えられます。
『青山剛昌ふるさと館』は、青山剛昌の故郷である鳥取県東伯郡北栄町に所在しています。『道の駅 大栄』に隣接している点が特徴でしょう。鳥取砂丘コナン空港からであれば、車で40分ほどとなっています。なお『青山剛昌ふるさと館』は、有識者検討委員会により移転すべきであると提言されているのです。
そのため、いずれは近隣の町有地への拡張移転がされる可能性があります。
現在も連載が続いていて、アニメが放映されている『名探偵コナン』の生みの親である青山剛昌の年収が気になる方もいるでしょう。最後に、青山剛昌の年収について見ていきたいと思います。
2015年の段階ですが、印税など諸々と含めた年収の総額は56億円と推定されていました。これは、当時の漫画家の中で4位という水準です。ちなみに、1位だったのは128億円の尾田栄一郎でした。尾田栄一郎は、『ワンピース』の作者です。
2015年には4位につけていた青山剛昌ですが、2020年や2021年にはトップ5に入っていません。年収ランキングは、その年によって大幅に変わるものであり、1年でも変わることがあるでしょう。青山剛昌については、2021年4月に劇場版の『名探偵コナン 緋色の弾丸』が上映されました。
そのため、もしかしたらその興行収入などにより次回のランキングでは変動がみられるかもしれません。
漫画家・青山剛昌といえば、『名探偵コナン』を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、青山剛昌が描いた作品には、『まじっく快斗』や『YAIBA』などの名作が揃っています。そちらにも目を向けてみるのも一案でしょう。
また気軽に旅行ができるようになった時には、鳥取県の『青山剛昌ふるさと館』を訪れて青山剛昌や『名探偵コナン』の世界観に浸ってみるのも手段の1つです。
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局
青山剛昌は、天才漫画家です。ファンにも『どれだけトリックを思いつくのか』や『めちゃくちゃ天才』、『天才肌』などと言われているでしょう。『名探偵コナン』などに登場する事件のトリックなどを見ても、“凄いな”と思わされるようなものが多いと考えられます。