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    船戸結愛ちゃんが書いた手紙の全文とは?父親や母親の現在(2021)は?

    母親の再婚相手からの虐待により幼い命を奪われた船戸結愛ちゃん。彼女は覚えたての文字で必死に手紙を書き両親に訴えていました。その船戸結愛ちゃんの悲痛な叫びが込められている手紙とはどんな内容になっているのでしょうか。また、彼女の両親は現在どうなっているのかも見てみましょう。

    船戸結愛ちゃんの事件とはどんなもの?

    まずは、幼い船戸結愛ちゃんの身に起きた事件について見ていきたいと思います。船戸結愛ちゃんには一体何が起こったのでしょうか。

    船戸結愛ちゃんを虐待死

    2018年3月2日に、東京都目黒区に住んでいた船戸結愛ちゃん(当時5歳)が両親からの虐待により死亡しました。母親は実母ですが、父親は船戸結愛ちゃんの実父ではありません。母親が子連れ結婚した相手が、逮捕された父親だったのです。この事件は、『目黒女児虐待事件』と呼ばれています。

    両親の逮捕

    船戸結愛ちゃんが亡くなった翌日である2018年3月3日に、継父・船戸雄大(33)が傷害容疑で逮捕されました。そして6月6日には、船戸雄大と妻である船戸優里(25)が保護責任者遺棄致死の容疑により逮捕されています。

    2016年9月から虐待が始まる

    船戸結愛ちゃんへの虐待は、一体いつから始まったのでしょうか。彼女に虐待が行われるようになったのは、2016年9月に長男が誕生した頃からだったといいます。要するに、船戸雄大と船戸優里の子供ということになります。

    船戸雄大に実子が生まれたことから、船戸結愛ちゃんを疎ましく思うようになった可能性があるでしょう。船戸結愛ちゃんは、2016年のクリスマスにパジャマ姿で外に放置されていました。それを周辺の住民に発見され、児童相談所に一時的に保護されています。

    医師が診断したところによると、その頃の船戸結愛ちゃんは普段から虐待を受けていると見られることが分かりました。

    浴槽に閉じ込める

    2018年2月24日に母親が、船戸雄大によって風呂の浴槽に閉じ込められ固まっている船戸結愛ちゃんを発見したといいます。この当時、母親は普段は娘と引き離されていた模様です。たまたま自宅に戻り、船戸結愛ちゃんの姿を探して風呂場に行ったのでした。

    閉じ込められた娘を見た母親は、失神するほどのショックを受けトラウマを抱えることとなります。当時の記憶が蘇ってくることから、母親の船戸優里は逮捕後に家庭用の小さな浴槽で入浴できなくなりました。

    児童相談所職員が訪問していた

    2018年2月9日(浴槽閉じ込め事件の前)に、品川区の児童相談所職員が自宅を訪問していました。しかし、船戸結愛ちゃんには会うことができなかったといいます。同年2月20日に小学校の入学説明会のために関係職員が訪れた際にも、彼女には会えなかったのです。

    そのため、虐待が表に出ることはなかったのかもしれません。

    ノートに書かれた手紙全文がある?

    船戸結愛ちゃんに関して、手紙がノートに書かれているという話があります。さて、それはどういったものであり、全文を読むことができるのでしょうか。

    手書きの手紙全文が残っている

    船戸結愛ちゃんが覚えたての文字で手書きした、手紙全文が残されています。インターネットでも見ることができます。

    手紙の内容が辛い

    5歳の子供が必死に書いた手紙の内容は、あまりにも切実さに満ちたものでした。手紙には、『もうおねがい ゆるして ゆるしてください』と繰り返し許しを請う言葉が並んでいました。そして、『あそぶってあほみたい』とも書かれています。

    さらに、『もう(遊びは)ぜったいぜったいやらない ぜったいやくそくします』という旨の言葉が綴られていたのです。船戸結愛ちゃんの、何とか両親に認めてもらいたいという思いが詰まった手紙となっていました。

    朝4時に起き平仮名の練習

    両親と長男(船戸結愛ちゃんの異父兄弟)は一緒に寝ていましたが、船戸結愛ちゃんのみ暗く寒い別室で寝かされていました。そして、船戸結愛ちゃんは朝4時に起床して平仮名の練習をさせられていたといいます。

    船戸結愛ちゃんの実父は誰?

    船戸結愛ちゃんを虐待死させたのは、彼女の実の父親ではありません。では、船戸結愛ちゃんの父親は一体誰なのでしょうか。ここで、彼女の実父について見てみましょう。

    船戸結愛ちゃんの実父は不明

    船戸結愛ちゃんにはもちろん実父がいるのですが、それが誰なのかは報道されていません。そのため世間には明らかになっていないでしょう。船戸結愛ちゃんの実父は、自身が幼い頃に両親が離婚しているため、祖父母(船戸結愛ちゃんの曾祖父と曾祖母)に育てられたことは判明しています。

    実父との離婚

    船戸結愛ちゃんの母親は、船戸結愛ちゃんが2歳の頃(亡くなる3年前)に彼女の実父と離婚をしています。離婚の理由は分かっていません。

    実父の祖父が取材を受けている

    船戸結愛ちゃんが亡くなった後に、実父の祖父が取材を受けています。実父の祖父にとって船戸結愛ちゃんはひ孫にあたりますが、“孫”の様な存在だったといいます。また実父の祖父によると、母親は船戸結愛ちゃんを以前は可愛がっていたというのです。

    さらに実父の祖父は、船戸結愛ちゃんが連れ子のため大切にされないのではないかと心配していました。それが実際になってしまったということです。船戸雄大と再婚し、彼との間に長男が生まれたことで変わってしまったのかもしれません。

    船戸結愛ちゃんの父親はどんな人物?

    続いては、母親の船戸優里が再婚して船戸結愛ちゃんの父親となった、船戸雄大について迫ってみたいと思います。船戸雄大とは、どういった人物なのでしょうか。

    冷凍食品会社に勤務

    船戸雄大は、船戸結愛ちゃんが亡くなった2019年当時は33歳でした。元は北海道の札幌出身であり、2003年4月から東京の大学に進学しています。卒業後は東京にある通信関係の大企業に勤めていたといいます。そして2014年5月に札幌勤務となり、地元に戻りました。

     

    ところが、その後すぐに会社を辞めてしまいます。それからはすすきのの高級クラブでボーイを始めました。後の彼は、2016年4月に香川県三豊市の冷凍食品会社に就職し勤務していました。会社では、パソコンのシステム関係の担当であったとされています。

    船戸優里との結婚

    2016年4月に、船戸結愛ちゃんの母親である優里と結婚しました。それは、ちょうど冷凍食品会社に勤務し始める前のことでした。その頃には実子が船戸優里のお腹にできたことを知っていたことで、しっかりと働かなければいけないと船戸雄大も考えたのかもしれません。

    この頃に船戸優里や船戸結愛ちゃんとの生活がスタートしますが、その役半年後には船戸結愛ちゃんへの虐待が始まったのでした。

    香川県でキャバクラのボーイをしていた

    先述の通りに船戸雄大は東京や札幌で働いていましたが、香川県にやってきてから、冷凍食品会社に就職する前に高松市のキャバクラでボーイをしていました。ここで、キャバクラ嬢をしていた船戸優里と出会ったのです。

    船戸雄大の写真はある?

    船戸雄大はどういった顔をしているのだろうと気になる方もいるでしょう。彼の顔写真は公開されているのでしょうか。ニュースでも、船戸雄大の顔がはっきりと分かるほどに映っていました。そのため、彼の顔写真は明らかになっています。逮捕され、護送される際には眼鏡をかけていました。

    一家で目黒に転居

    船戸雄大の一家は香川県に住んでいましたが、2018年1月末に東京都目黒区に転居しています。香川県にいる頃から船戸結愛ちゃんへの虐待は始まっていました。船戸結愛ちゃんは2度、香川県の児童相談所に保護されていたのです。

    それもあり、香川県の児童相談所と目黒区の児童相談所の間で、虐待の情報は引き継がれていたと言います。

    船戸結愛ちゃんの死因は何だったの?

    次に、船戸結愛ちゃんの死因についてお伝えします。船戸結愛ちゃんは、何が原因で亡くなってしまったのでしょうか。

    両親の通報により搬送

    2018年3月2日に、両親が通報したことで船戸結愛ちゃんは病院に搬送されました。しかし、その後に死亡が確認されたのです。では、彼女の死因は何だったのでしょうか。

    死因は肺炎による敗血症

    船戸結愛ちゃんの死因は、低栄養状態や免疫が低下したことにより起こった肺炎による、敗血症でした。船戸結愛ちゃんは食事を制限されていて、満足な食事を与えられていなかったと見られます。また、彼女が衰弱しても医師に診せなかったといいます。両親が、虐待が発覚するのを恐れたのかもしれません。

    殴られた痣が残っていた

    船戸結愛ちゃんの幼い顔や体には、殴られた痕が残っていました。船戸雄大などに殴られたことでできたものと考えられるでしょう。

    船戸結愛ちゃんは必死に手紙を書いていた

    5歳でこの世を去ることになってしまった船戸結愛ちゃん。彼女は、覚えたばかりの文字で必死に思いを綴りました。両親に許してほしくて、切実な思いを手紙に書いたのです。その全文は、インターネットにも出回っていて読むことができます。

    読むだけでも、胸が張り裂けそうに痛む方もいるでしょう。船戸結愛ちゃんは母親の再婚相手の虐待に遭ってしまいましたが、これからはこうした事件が起こらないことを願わずにはいられません。

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