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2023/12/28
大今里
まずは「サルミアッキ」とは何なのかについて迫ってみたいと思います。「サルミアッキ」の名前の由来や特徴などをご紹介します。
「サルミアッキ」は、フィンランド語で“salmiakki”と書きます。そして、塩化アンモニウムを指すラテン語“sal ammoniac ”が由来となっています。
「サルミアッキ」は、飴やグミとして販売されています。また前述のように、豚肉やアイスクリームなど「サルミアッキ」で味付けをされた食べ物や飲み物もあるのです。そのため、様々な形で「サルミアッキ」を味わうことができるでしょう。
「サルミアッキ」は黒に近い暗褐色をしていて、タイヤゴムを食べている様な味がするとされています。それもあり、塩化アンモニウムからくる塩味もあることから好き嫌いははっきり分かれているかもしれません。
口の渇きや口臭などが気になるという方もいるかもしれません。そういった場合には、唾液の量が不足している可能性もあります。唾液とは、口内を清潔に保ってくれる役割も果たしているものです。「サルミアッキ」を食べると、唾液の量が増えるとの口コミが多く寄せられています。
もし唾液が足りないなと思うなら、衝撃的な味がする「サルミアッキ」の飴などを食べてみるのも1つの手でしょう。
次に、「サルミアッキ」の材料についてお伝えします。「サルミアッキ」には、甘草の一種であるリコリスが使われています。リコリスは昔は薬として用いられていたのですが、今ではお菓子や飲料などにも使用されているのです。
「サルミアッキ」には塩化アンモニウムでの強烈な塩味とアンモニア臭がする点が、一般的なリコリス菓子と異なる点でしょう。
「サルミアッキ」の製法についても見てみましょう。「サルミアッキ」には、リコリスと共に塩化アンモニウムが使用されています。また、食品着色料であるカーボンブラックを用いて黒色を出しています。
「サルミアッキ」の飴やグミを作る際には、コーンスターチなども加えられる点も特徴となっています。コーンスターチとは、トウモロコシが原料となっているでん粉です。
不味いとされる中には、「シュネッケン」というお菓子もあります。ヨーロッパで、古くから親しまれているといいます。続いては、この「シュネッケン」と「サルミアッキ」ではどちらが不味いのかについて、迫ってみましょう。
「シュネッケン」とは、ラクリッツ(甘草の木の根から抽出された成分)が用いられたグミです。そして、「かたつむり」や「渦状」という意味を持つ言葉から名付けられたとされています。一度試すと忘れられない味であるとされているでしょう。
2016年頃を中心として、「世界一まずいお菓子」ということで日本で「シュネッケン」と「サルミアッキ」が話題になったといいます。様々な日本人が双方の食べ比べをした結果、「サルミアッキ」の方が不味く日本人の口には合わなかった模様です。
「サルミアッキ」はしょっぱさが特徴となっています。しかしそれだけでなく、塩化アンモニウムが使用されていることもあり、塩味だけに留まらず舌が痺れてしまうような苦さまでも感じさせてしまうのです。これにより、“しょっぱ臭さ”を与えているでしょう。
ここで、「サルミアッキ」に対する海外の反応について見てみたいと思います。日本以外の海外の人は、「サルミアッキ」に対してどういった反応を見せているのでしょうか。
フィンランドを含め北欧の人は、「サルミアッキ」を老若男女問わず好んで食しています。スモークサーモンやチーズと並んで、「サルミアッキ」が大人気となっている模様です。北欧の方の食には欠かせないのかもしれません。
「シュネッケン」等のリコリスは、アメリカでは幅広く好まれています。ところが、「サルミアッキ」に関しては評判がいまいちとなっているでしょう。初めて食べた時にはインパクトの凄さを感じる模様ですが、食べていくとハマってしまう方も中にはいます。
人気アニメの『ヒロアカ』こと『僕のヒーローアカデミア』。この『ヒロアカ』に「サルミアッキ」が登場しているというのです。さて、それは本当なのでしょうか。
アニメ『僕のヒーローアカデミア』3期4話のセリフに、「サルミアッキ」の名が登場しました。一瞬のことのため聞き逃してしまいそうではありますが、確かに登場人物が「サルミアッキ」と口にしているのです。
上鳴電気(かみなりでんき)と思われるキャラクターが、「サルミアッキでもいい。アメをください先生」と言っています。では、このセリフは、どういったシチュエーションでのものだったのでしょうか。
上記のセリフは、肝試しを”オアズケ”にされた補習組がまとめてイレイザーヘッドに連れて行かれるという1シーンでのセリフでした。A組生徒たちの嘆きの中から生まれたセリフでした。極限状態となったことで、「サルミアッキ」でも良いから喉を潤したいと欲したのかもしれません。
古都・京都に「サルミアッキ」があるというのを知っているでしょうか。それは、京都で「サルミアッキ」が販売されているとの意味なのか、気になるでしょう。続いては、京都の「サルミアッキ」について迫ってみたいと思います。
京都にある「サルミアッキ」とは、京都に所在する雑貨店「salmiakki」のことです。「salmiakki」では、フィンランドの雑貨を様々に取り扱っている点が特徴です。お菓子の「サルミアッキ」ももちろん置かれていました。しかし、現在はリニューアルして「ケイオカイライ」として運営されている模様です。
想像がつくかもしれませんが、フィンランドの「サルミアッキ」が名前の由来となっています。お店でも「サルミアッキ」は販売されていますが、店主によると、お菓子の「サルミアッキ」自体はフィンランドで最も嫌いなのだといいます。
店主が嫌いだという「サルミアッキ」ですが、なぜ店名を「salmiakki」にしたのでしょうか。店名にはフィンランドの良い部分だけでなく、真実を知ってほしいという店主の願いが込められているのです。“フィンランドにはこういったものもある”という意味で、「サルミアッキ」を店名に用いたのかもしれません。
「サルミアッキ」は、日本国内において他に購入できる場所はあるのでしょうか。「サルミアッキ」は『ドン・キホーテ』や『ヴィレッジヴァンガード』、『PLAZA』といったバラエティ雑貨を販売している店舗で購入できることがあるでしょう。海外のお菓子も売られていることがあるのです。
また、『カルディ』や『成城石井』等の店舗にも輸入食品の1つとして置いてある可能性もあります。それだけでなく、インターネット通販のAmazonでも購入可能です。実は、「サルミアッキ」は手軽に購入することもできるということです。
「サルミアッキ」は、フィンランドを始めとした北欧で老若男女に親しまれているお菓子です。塩化アンモニウムとリコリスにより製造されている点が特徴です。また、世界一不味い菓子としても知られていて、タイヤのゴムを食べているようだとも形容されているでしょう。
日本でも、輸入食品を扱う店舗やAmazonで販売されているため、勇気を出して挑戦してみるのも一案かもしれません。
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「サルミアッキ」とは、フィンランドなど北欧で食べられているお菓子のことです。また、それ以外の食品や飲料の味付けにも用いられている点が特徴です。