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    検索してはいけない⁉「ケンモメシ」とは?哲学や特徴がある?

    「ケンモメシ」とは一体何のことを言うのかご存知ですか?ケンモメシとは5ch嫌儲板のケンモメンが作った自炊メシのことですが、見栄えが悪く床に直接置くなど衛生観念がないなどの特徴があります。見た目が悪いケンモメシと見た目がいいケンモメシの両方の例も紹介します。

    ケンモメシとは一体何のこと?

    まずこの項では、ケンモメシが何かについて見ていきます。これは5ch嫌儲板発祥の料理であり、検索してはいけない言葉でもあります。また、そこにある独自の哲学と特徴も確認します。

    5ch嫌儲板のケンモメン発祥の料理

    ケンモメシとは、5ch嫌儲(けんもう)板の住民である、通称「ケンモメン」が作る料理のことを指します。独自の哲学を持った人々が、珍しい料理を作っています。これらの料理は、かなり偏った価値観によって調理されているのが特徴です。

    検索してはいけない言葉

    ネットで検索してはいけない言葉で検索すると、グロテスクな、またはオカルト系の画像が出てきます。ケンモメシも見栄えが悪くて汚ない自炊メシであり、ものによっては生理的嫌悪感を与える見た目の料理もあります。したがって、閲覧する場合は注意が必要です。

    5ch嫌儲板とは?

    嫌儲とは、5chに書きこんだ自分の書き込みをアフィリエイトやブログなどに転載されて、お金儲けに利用されることを嫌ったユーザーが、2006年に流行っていた嫌韓をもじって作った言葉です。あまり一般的ではありませんが、一部では通用するネットスラングです。

    独自の哲学もある

    ケンモメシの哲学は「メシに金を使う奴はバカ」であり、なるべくお金をかけないで作るご飯のことです。この哲学に基づいて、量やコスパに優れているが、見栄えが致命的に悪いメニューを生み出しています。見た目だけではなく、衛生観念に問題がある場合もあります。

    ケンモメシの特徴

    次に、ケンモメシの特徴を見ていきます。特徴としては、安い、見栄えが悪い、床に置く、という点があります。これらのポイントについて確認します。

    安い・コスパがいい

    ケンモメシはとにかくお金をかけないのが哲学なので、できるだけ安く済ませるのが特徴です。無料で利用できるものも積極的に使います。その結果、コスパがとても良い料理になります。価格重視が絶対的なこだわりであり、そのほかの要素は二の次という点を徹底しています。

    見栄えが悪い自炊メシ

    そして、コスパは良くても見た目がとても悪く、汚いのが大きな特徴です。見栄えを良くするという発想はケンモメンには無く、中にはケンモバエ(嫌儲映え)を狙っている人も多いと言われます。こだわるポイントはお金をかけない点だけなので、見た目が悪くなるのは当然かもしれません。

    床に直接置く

    さらに、衛生観念がなく、床に直接料理を置くのもケンモメシの大きな特徴です。普通の人なら衛生面が気になるところですが、そこを無視するのは非常にがさつだと言えます。ただ、食卓に料理を並べるなどの手間ひまを省略したスタイルは、ある意味、合理的だと言えるかもしれません。

    見栄えが悪いケンモメシ4選

    この項では、見栄えが悪いケンモメシを紹介します。見た目はともかく、味と栄養価は評価できそうです。また、節約と味を実現する発想は参考になりそうです。

    もやしと卵とじ丼

    もやしを使った卵とじ丼は、お金はかかりませんが見た目はかなり悪いです。卵でとじれば、どんなおかずもそれなりの味になるようで、節約家にとっては必須の調理法のようです。卵一個は数十円ですので、これはケンモメシの代表格と言えそうです。卵とじで多少汚く見えても、気にする必要はありません。

    簡単カルボナーラ

    100円ショップの缶詰ホワイトソースと温泉卵を混ぜて作る、簡単なカルボナーラです。パスタと合わせてお腹いっぱい食べて数百円です。週に何回も食べる定番メニューにしている人もいるようです。見た目は美しいとは言えませんが、食欲をそそり、栄養価も高そうです。

    鶏むね生肉

    加熱用の鶏肉を外側だけあぶり、ほとんど生で刺身のように食べます。安くて美味しい最強メニューとの声もあります。お腹をこわしても、これが原因とは認めないようです。加熱用肉を生で食べるのは勇気が必要だと思われますが、玄人は気にしないようです。あぶるだけなので、手間はかかりません。

    ただし、鶏肉の腸管内にはカンピロバクターという食中毒菌が存在しており、生食すると食中毒を引き起こす場合があります。また、難病を引き起こすリスクがあり、最悪の場合は、死にいたる場合もあるので十分注意しましょう。

    オレオチーズケーキ

    チーズケーキにオレオを混ぜて焼いたものです。味は美味しいようですが、見た目がかなり悪いです。焼け焦げた失敗料理のようで、美味しそうには見えません。デザートも、見た目は気にしないようですね。チーズケーキとオレオを組み合わせるアイディアは、素晴らしいのではないのでしょうか。

    見た目が美味しそうなケンモメシ4選

    次に、見た目が美味しそうなケンモメシを紹介します。ケンモメシといえども、アイデアを駆使しているので、参考になるのではないでしょうか。この項で紹介するものは、見た目も良いので、是非試してみて下さい。

    自家製たこ焼

    最初に「たこ焼き器」さえ買えば、あとは家でいくらでも作り放題です。小麦粉100円、薬味100円、タコ500円でお腹いっぱいになり、経済的です。具をタコの代わりにチーズやちくわに変えるアレンジもあり、さらに安く済ませることも可能です。もちろん、様々なバリエーションも楽しめます。たこ焼き器はそれほど高くないので、コスパが良く、楽しめそうです。

    緑のたぬきの天とじ

    「マルちゃん 緑のたぬき」の天ぷらを取り出しておき、麺を食べて残った汁をどんぶりのだしにして、卵でとじ、ご飯と天ぷらの上にかけます。この「だし」を使った卵とじ丼は、カップ麵のテイストを楽しめるアレンジ料理です。見た目も悪くなく、インスタント食品の味わいを存分に堪能できます。このアイデアは、他のカップ麺でも応用できそうです。

    鍋ドリア

    鍋を丸ごとオーブンに入れて作った、鍋ドリアは簡単に作れて手軽なだけでなく、見た目が良い料理です。鍋に入ったドリアはアツアツで美味しそうです。そのまま食べるのは、がさつだと感じるかもしれませんが、ケンモメシを食べる時は、気にしてはいけないといいます。インスタントラーメンを鍋のまま食べるのと同じ感覚です。

    パンとミルク

    床に直置きしたパンとミルクという、シンプルなメニューです。お皿を使わずに、床にそのまま置いているのでケンモメシだと言えます。美味しそうなパンを軽くトースターで焼いて、コップ一杯のミルクと食べるだけの朝食です。何も足さず、アレンジしない、シンプルなのが良いですね。言うまでもなく、床が汚いなんてことは気にしちゃいけません。

    ケンモメシは昔からあった?

    最後に、ケンモメシのような料理は昔からあったという考察を挙げます。このようなオリジナル料理は存在していたが、ネットによってそれが明らかになったのではないでしょうか?多くの人の共感を得て、この言葉が広がっていったと見られます。

    名前のない料理

    ケンモメシという言葉がなかっただけで、そのような料理は昔からあったのかもしれません。自分で自分のために作る料理は、既存の料理である必要はなく、自分を満足させるためだけのものです。いわゆる「名前のない料理」です。お腹がいっぱいになれば良い、という思いから生まれたオリジナル料理は誰にでも心当たりがあるのではないでしょうか。特に、一人暮らしの独身男性の得意技でしょう。見た目にはこだわらず、コスパ重視はケンモメシの特徴です。

    ネットがその存在を発見

    ネットの発達によって個人が誰でも情報を発信できるようになり、そのような料理を多くの人が作っていることをアピールするようになりました。その結果、ケンモメシの存在が脚光を浴びるようになったのではないでしょうか。名前が付いた事によって、話題にしやすくなり、受けを狙った投稿も増えたと見られます。自分を満足させるためだけの料理は、昔からあったと考えられます。ある意味、食と人の関係を明らかにしてくれたと言えます。

    ケンモメシを参考にしよう

    ケンモメシについて調べてみました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ケンモメシはかなり偏った考え方によって作られており、問題点もあります。しかし、アイデアを駆使したり、調理しているものもあり、良い点もあります。そのような点を参考にして、ケンモメシのアイデアを取り入れましょう。食の世界にルールはありません。

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