木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
夏井いつきは1957年生まれであり、愛媛県南宇和郡内海村(現・愛南町)の出身です。そして、京都女子大学文学部を卒業しました。その後の1980年には、国語科の教諭として松山市立余土中学校に赴任しています。2年後の1982年になると、愛南町立御荘中学校へと転任しました。
夏井いつきは、教師をしていた頃から教師と家庭を両立させつつ俳句を趣味として嗜んでいました。しかし、31歳だった1988年に教師の職を辞めて俳人へと転身したのでした。彼女は、松山を拠点に俳句を本格的に取り組むようになっています。
テレビに出演するようになる前は、1997年に俳句集団『いつき組』を結成(夏井いつきが組長)して、『句会ライブ』という俳句教室も開催しています。『句会ライブ』は、全国の小中高生が対象となっているカリキュラムの1つです。
夏井いつきは2013年に、TBSのバラエティー番組「プレバト!!」において俳句部門の査定を担当しました。番組では有名人が作った俳句の評価・査定をしていますが、その毒舌ぶりが人気となり現在も出演中です。特に、2020年5月の放送で俳句の『永世名人』となった梅沢富美男には、“なっちゃん”と呼ばれています。
そして夏井いつきも、梅沢富美男を“おっちゃん”と呼びやり合う姿も俳句コーナーの名物かもしれません。なお『プレバト!!』出演時の夏井いつきは和装をしていますが、これはコスプレのようなものであり普段は洋服を着用しているといいます。
2014年に、夏井いつきは「株式会社夏井&カンパニー」を設立して取締役に就任しています。この会社は、俳人としての活動の窓口のようなものとなっていて、『プレバト!!』の出演も、この会社を通して決まっているのかもしれません。なお、同社の代表取締役は夫である加根光夫が務めています。
そして、『プレバト!!』に出演したことでの全国的な俳句ブームをけん引したとして、2017年に第44回放送文化基金賞を、個人・グループ部門で受賞しました。それだけでなく、2018年12月31日のNHK紅白歌合戦には、ゲスト審査員の1人として登場しています。
なお、俳人が審査員を務めたのは1972年の第23回に出演した中村汀女以来46年ぶりでした。
続いては、夏井いつきが出演中の『プレバト!!』というテレビ番組についてご紹介します。『プレバト!!』とは、一体どういった番組なのでしょうか。
『プレバト!!』は元々、「使える芸能人は誰だ!?プレッシャーバトル!!」という番組名でした。2012年10月11日から放送が開始され、2014年8月以降は『プレバト!!』に改称されています。また『プレバト!!』とは、『プレッシャーバトル!!』の略称だったのです。
この番組は、様々な分野において有名人たちが才能を競うという趣旨の番組となっています。これまでに、絵画や生け花など多くの対決が行われてきました。そして、MCはダウンタウンの浜田雅功が務めています。
『プレバト!!』には多数の企画がありますが、番組の企画『才能査定ランキング』の中でも俳句で競うコーナーがとても人気となっています。それもあり、番組の放送時間の大部分が俳句コーナーに費やされるようにもなりました。俳句ブームのきっかけともなったことで、番組は各所で評価されています。
俳句コーナーで名人10段となり永世名人に上り詰めている梅沢富美男ですが、番組の放送後直ぐにツイッターでネタバレをしてしまいました。2021年9月30日に俳句の『金秋戦』が放送されました。その回では1位に北山宏光、2位に横尾渉というKis-My-Ft2のワンツーフィニッシュという結果になったのです。
これに対し、梅沢富美男は放送が終わるなり『北山くんおめでとう!』とツイッターで呟いてしまったのでした。その投稿を見た(放送を見れていない)ファンは、『見る前に結果を知ってしまう』『放送日の夜だけでも時間開けていただけると助かる』と苦情を寄せていました。
苦情に対しては、梅沢富美男は『ごめんなさい』と謝罪をし『今度から気をつけるね』と反応しています。
夏井いつきというと“毒舌”が持ち味ですが、その“毒舌”は若い頃からのものなのでしょうか。続いては、夏井いつきは若い頃から“毒舌”だったのかについて探ってみたいと思います。
夏井いつきは、教師をしていた頃から俳人の黒田杏子(くろだももこ)に師事して俳句の勉強をしていました。黒田杏子は、1990年に俳誌「藍生(あおい)」を創刊して主宰している女性です。夏井いつきは31歳の頃に姑が体調不良となったため、その面倒を見るために教職を辞し俳句の道に進みました。
その後、40歳で実母に脳腫瘍が見つかり姑と実母両方の介護をすることになったのです。そのため、夏井いつきは大変に苦労したとされています。
夏井いつきは、25歳の時に同じく教師をしていた男性と結婚しています。『夏井』という姓も、当時の夫の姓なのです。姑と実母の介護をしていた夏井いつきですが、疲れ果ててしまい実母をアパートに住まわせたといいます。そして自宅とアパートの往復を日に何度も行ったのでした。
俳句の仕事だけでは生活もままならない経済力だったものの、ついに限界を超えてしまい43歳で離婚をしました。夏井いつきは”毒舌”というよりも、若い頃に苦労をしてきたことが分かるでしょう。
夏井いつきには子供もいます。離婚をした元の夫との間に2人の子供を出産しているのです。第一子は長女であり26歳に出産した“ふみ”といいます。長女は既に結婚をしていて孫も生まれているでしょう。また27歳の頃には長男の家籐正人を出産しました。
家籐正人は愛媛大学を卒業後に母親と同じ俳人として活動しています。
40代の頃に離婚している夏井いつきですが、再婚しているのを知っているでしょうか。続いては夏井いつきの再婚相手や相手の病気について見てみましょう。
夏井いつきは、46歳の時に仕事で知り合った現在の夫・加根光夫と2006年に49歳で再婚しました。加根光夫は博報堂に勤務していて、夏井いつきより8歳年上でした。そして「マロニーちゃん」などのCMを手掛けるプロデューサーでもあります。
また2人が交際をするようになってからは、加根光夫が大阪から松山まで通い夏井いつきの実子の面倒も見ていたといいます。夏井いつき自身は彼との再婚を躊躇っていたものの、『(自身が50代後半で)歳を取っているけど、結婚しましょう』とプロポーズを受けたことで結婚を決めたのでした。
夫の加根光夫は2015年に肺がんの宣告を受けました。この際には、夏井いつきは『「朝の蝉明るし検温の時間」』という俳句を詠んでいます。夫の手術は無事に終わり、現在は回復しているでしょう。
現在は博報堂を定年退職しており、夏井いつきと愛媛県松山市で同居しています。そしてフリーランスとして映像プロデューサーの仕事を続けています。また2014年からは、「株式会社夏井&カンパニー」の代表取締役に就任して夏井いつきの仕事を手伝っているのです。
意外に感じる方もいるかもしれませんが、夏井いつきはYouTubeチャンネルを開設しています。最後に、夏井いつきのYouTubeチャンネルについて迫ってみたいと思います。
夏井いつきが開設しているYouTubeチャンネルの名称は、『夏井いつき俳句チャンネル』といいます。チャンネルは2020年4月18日に登録されています。
2021年11月現在で、登録者数は 7.11万人となっています。また、動画には息子である俳人の家籐正人と共に出演し俳句の詠み方などについて解説している点が特徴です。夏井いつきの実の妹も登場した回もあるでしょう。
『プレバト!!』での毒舌査定で有名となった俳人の夏井いつき。教員から俳人へと転職をした彼女ですが、俳人としての活躍の影には苦労をした人生があったのです。夏井いつきは25歳での結婚後には義母と実母の介護をしていました。そして2人の子供も育て上げています。
俳句界で活躍する夏井いつきですが、これからも俳句の普及に尽力していただきたいものです。
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