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2023/12/28
大今里
まずは、『スケバン刑事(でか)』の詳細についてお伝えします。『スケバン刑事』とは、どういった作品なのでしょうか。
『スケバン刑事』は、1985年から1987年にかけ、実写でテレビドラマ化されました。ドラマとしては、合計で3部が制作されています。また、“刑事もの”と“学園もの”という要素が織り交ぜられている点が特徴です。女子高生のスケバン“麻宮サキ”が、“学生刑事”にスカウトされ奮闘するという物語です。
『スケバン刑事』は3部作が制作されたとお伝えしましたが、2作目以降はそれぞれにタイトルが異なります。2作目は『スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説』というタイトルになっていて、3作目のタイトルは『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』です。
『スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説』は1985年から1986年まで放映され、『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』は1986年から1987年まで放映されました。
『スケバン刑事』は3度、実写の映画化もされています。1987年には映画『スケバン刑事』が上映されました。これは、『スケバン刑事Ⅱ』の後日談のような作品となっています。また、1988年には『スケバン刑事Ⅲ』の劇場版『スケバン刑事Ⅲ 風間三姉妹の逆襲』が公開となっています。
そして時を経た2006年には、映画『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』が制作されました。こちらの映画は、内容が完全に独立したストーリーとなっています。
続いては、『スケバン刑事』の出演者について見ていきたいと思います。『スケバン刑事』の歴代キャストには、どういった女優たちが名を連ねているのでしょうか。
1985年の1作目『スケバン刑事』において、麻宮サキ役で主演を務めたのが斉藤由貴です。初代の『スケバン刑事』でもあります。高校生スケバンである麻宮サキは、少年院に入っていた時に、一度だけ特命を受けて“学生刑事”となりました。
それから退学となっていた鷹ノ羽学園に戻り、実父を殺した濡れ衣を着せられた母親の、死刑の無期延期を条件として『スケバン刑事』となったのです。
1985年から1986年の2作目『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』で2代目・麻宮サキを演じたのは、南野陽子です。五代陽子という役名(本名は早乙女志織)でした。鉄仮面を付け育ったという設定であった点が、大きな特色です。鉄仮面を付けた状態で、小学校から高校まで通学していたとされています。
南野陽子の演じた五代陽子は高知の出身という設定もあり、四国全体のスケバングループから『スケバン鉄仮面』として恐れられていました。
大西結花は、1986年から1987年の『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』の風間結花役を演じました。同作品の主人公・風間三姉妹の長女であり、家事全般をこなせるというキャラクターです。
“風間三姉妹”の次女・風間由真を演じたのは、中村由真でした。三女の唯には強気であり、長女の結花には甘えるという、次女らしいキャラクターです。また、中村由真は『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』の挿入歌である『ジレンマ』で歌手デビューしています。
なお中村由真はアメリカに居住していて、現在日本では女優活動をしていません。
浅香唯は、『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇の』の“風間三姉妹”の三女・風間唯役を演じました。“九州にこの人ありと言われた大スケバン”を自称しているというキャラクターです。主役であり、3代目・麻宮サキでもあります。
また浅香唯の楽曲『STAR』が、『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』の主題歌になっています。
アイドルとして人気を誇っていた松浦亜弥が、4代目の麻宮サキを演じています。出演したのは、206年公開の映画『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』でした。スパイ容疑がかけられた母親を助けるために、特命刑事である『スケバン刑事』になったという設定です。
なお本名は不明となっていて、『K』という表記のみが明かされています。また松浦亜弥の母親役として、かつて初代『スケバン刑事』となった斉藤由貴も特別出演しました。
『スケバン刑事』では、敵と戦うために武器が用いられていました。続いては、その武器についてご紹介します。さて、『スケバン刑事』たちはどういった武器を使用していたのでしょうか。
『スケバン刑事』といったら、真っ先に“ヨーヨー”が思い浮かぶ方もいるでしょう。本来のヨーヨーはおもちゃであり、子供も遊んだりするアイテムですが、『スケバン刑事』では武器になります。斉藤由貴演じる初代・麻宮サキもヨーヨーを武器としていました。
そして、代々の麻宮サキに(ヨーヨーを使用する点が)受け継がれています。『スケバン刑事』シリーズが放送されていた時代には、この麻宮サキの使用していた“ヨーヨー”がおもちゃとしてデザインされ販売されました。このヨーヨーは、子供たちに人気となりました。
2作目『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』には、矢島雪乃というキャラクターが登場します。演じたのは吉沢秋絵でした。矢島雪乃は、ご祝儀袋を包む布である袱紗(ふくさ)や琴の爪などを武器として使用していました。
『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』には、相楽晴子が演じた中村京子というキャラクターも登場します。中村京子はビー玉を武器としていて、“ビー玉のお京”という異名を持っていました。
“風間三姉妹”の長女である風間結花は、折り鶴を武器としていました。そして、“折り鶴の結花”という異名を持っています。折り鶴の鋭利な部分が当たると、敵にダメージを与えることができるでしょう。
風間三姉妹の次女・風間由真は、リリアンに使う棒と糸を武器としていました。“リリアンの由真”との異名も持っていました。なお、三女の風間唯は麻宮サキを継承しているためか、武器はヨーヨーとなっている模様です。
ドラマでは、これまで印象的な“名セリフ”が様々に誕生しています。続いては、『スケバン刑事』の“名セリフ”について迫ってみたいと思います。『スケバン刑事』にはどういった印象に残るセリフがあったのでしょうか。
斉藤由貴が演じた初代・麻宮サキの決めセリフが、「てめえら、許さねえ!」でした。また、『鷹ノ羽学園2年B組麻宮サキ。またの 名 は(を)“スケバン刑事”』と名乗りの啖呵(たんか)もあります。これに続け学生刑事となった経緯を述べ「てめぇらみてぇに魂までは薄汚れちゃいねぇんだぜ!」と言い放ちました。
南野陽子演じる五代陽子の決めセリフは、『おまんら、許さんぜよ!』でした。五代陽子は高校生になり、土佐でスケバン鉄仮面として恐れられていました。このことから、高知弁であったことが特徴的となっています。
2代目麻宮サキの五代陽子には、「そんなあてぇが何の因果かマッポの手先」というセリフもありました。これは、自身の経歴等を述べた後に「そんな私が、何の因果か警察の手先となった」ということを述べているものです。
初代・麻宮サキには「(スケバンを張ったこの私が)何の因果か落ちぶれて、今じゃマッポの手先」というセリフがあります。
YouTubeに、『麻宮サキ三代決め台詞リレー』という動画があります。3代の麻宮サキの決めセリフを観ることができる点が特徴です。『スケバン刑事』の雰囲気も感じることができるでしょう。
『スケバン刑事』は80年代のドラマですが、現在も視聴することができるのでしょうか。最後に、『スケバン刑事』の動画配信について迫ってみたいと思います。
斉藤由貴主演の、初代『スケバン刑事』がHuluで配信されています。会員登録をすることで視聴でき、登録すれば見放題です。好きなだけ、斉藤由貴の『スケバン刑事』が堪能できるでしょう。
U-NEXTで、南野陽子主演の2代目『スケバン刑事』が配信となっています。こちらも、会員登録により視聴可能です。
かつて人気となったドラマ『スケバン刑事』シリーズには、斉藤由貴や南野陽子といった当時の人気アイドル等が出演していました。そして、武器としてはマストアイテムでもあるヨーヨーや、折り鶴、ビー玉などといった物も採用されています。身近な物を武器としていたということもあるのです。
『スケバン刑事』の動画はHulu等で配信されていますので、興味がある方は試聴してみるのも一案でしょう。
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『スケバン刑事』は、元々は漫画です。1970年代に漫画誌『花とゆめ』に掲載された、和田慎二の漫画が原作となっています。原作漫画は、1975年12月から1982年11月まで連載されました。また、1991年にはアニメ化(OVAとして)もされています。
なお“スケバン”とは、行う中学校や高校の不良行為を女子生徒のことです。“ヤンキー”を指す俗語でもあります。