木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
幸福の科学とは、1986年10月に設立された新宗教で、代表は大川隆法氏。大川隆法は1985年からチャネリングと呼ばれる技を習得したとし、多くの書籍を出版しています。
チャネリングとは、"高次"といわれている神や宇宙人、死者などの霊的存在と交信し、情報を伝達することで、大川隆法は、イエス・キリストなどの歴史上の人物と交信し、自身の口を通して偉人の言葉を伝達すると主張しています。
幸福の科学は、大川隆法が法話として話した「仏法真理」を教義としています。仏法真理とは、大川隆法がいうところの"仏陀(悟りたる者)の説く教え"で、仏法心理の探究や学習、伝導をしながら「この世とあの世を貫く幸福」と宗教上の「地上の理想的な社会」を作ることを目的としています。
幸福の科学の信仰対象者は、神々の主とされる「エル・カンターレ」。これは、具体的にはイエス・キリストやソクラテス・孔子などのことを指しているといい、「うるわしき光の国、地球」または「地球の光」という意味を持つ地球神を表す言葉となっています。
つまり、幸福の科学ではこういった「エル・カンターレ」が大川隆法自身だと宣言して、信者たちは「現成の仏陀(悟りたる者)」として大川隆法を信仰しているのです。
| |
「幸福の科学」は危ないという声が多くあがっています。それはなぜなのでしょう。幸福の科学の実態や危ないといわれている理由について見ていきましょう。
幸福の科学が危ないといわれていることの理由に、"言霊(イタコ芸)"があります。これは、霊能者が依頼者と関係の深い人物の霊を呼ぶことができるというイタコのようなものですが、大川隆法の場合は、依頼者と全く関係のない世界中の有名人や歴史上の人物を好き勝手に呼び寄せてしまうという行動、いわえる"言霊"と呼ばれるものを行っていることです。
冷静にこの行動をみると、明らかに大川隆法の超能力ではなく、言霊という表現を使用して何でも自由に発言しているとしか取れないという意見が多くあります。しかし、この力があるということを大川隆法は信者に信じ込ませているのです。
さらに、幸福の科学は、二世信者に対して信仰させるために映画やアニメを作成しています。それには、元女優である清水富美加(法名:千眼 美子)を広告塔として出演させたりと本格的に作成し全国で放映されたりしています。
ただ、こういった映画やアニメは信者かられば素晴らしいものに出来上がっているのですが、信者ではない人にとっては大したことのないもので、怪しい、きな臭いといわれているのです。
いろいろと危ないといれている幸福の科学ですが、さらに、「ニュースター・プロダクション」という芸能事務所も設立して芸能人の勧誘にも力を入れているというのです。そのうえで芸能人がメディアで活躍することで宗教としての高い地位を確立しようとしています。
宗教に全く興味がない人にとっては全然目にとまらない宗教の施設。でも「幸福の科学」の組織や施設はいたるところにあります。その中でも有名な施設について見ていきましょう。
1980年、幸福の科学が設立された当時は寺務や社務所のようなものを総括する「総合本部」が東京都杉並区西荻南にありましたが、その後は、杉並区松庵へ移動し一時的に東京本部に。さらに、1988年4月には杉並区西荻南に戻っています。
また、1989年には千代田区に移りましたが、1996年には品川区平塚の総合本部ビルに移転、整った拝礼施設として総本山・宇都宮正心館が建設されています。
幸福の科学の清舎の中でも都内で有名なのは新宿清舎です。新宿清舎は2006年の立宗20周年を迎えた年に建設されました。電車やバスでも行きやすく無料の駐車場もあり、一般の人も参拝することができます。
さらに、大川隆法によるオリジナルの研修や祈願なども行われているようです。
幸福の科学のグループに属する学園して幸福の科学学園があります。この学校では大川隆法の著書である「教育の法」を思想としていて知識だけの習得にとどまらず、"エリート・コースを歩んだ者こそ世界に貢献してゆくという高貴なる精神を身に着けること"を目指した教育となっています。
幸福の科学が母体となっている芸能事務所「ニュースター・プロダクション」の本社は東京都港区にあります。活動内容としては芸能事務所の運営のほか、映画やテレビ番組、ラジオ番組、インターネット配信番組、CМなどの企画や製作を行っています。
元女優の清水富美加さんが幸福の科学の信者だとして出家すると宣言した"出家騒動"の際にも注目された事務所ですが、ほかには長谷川奈央さん、伊良子未來さん、水月ゆうこさんなどが所属されています。
「幸福の科学」の教祖である大川隆法。どんな経歴の持ち主で宗教家としての道を進みはじめたのはいつだったのでしょうか?家族についても見ていきましょう。
幸福の科学の教祖である大川隆法の出身大学は、東京大学法学部です。1981年に卒業した後は総合商社トーメンに入社し、翌年1982年8月にはニューヨーク本社へ研修生として派遣されていましたが、その間にベルリッツ語学学校ニューヨーク校を卒業。ニューヨーク市立大学大学院センターで国際金融論を学んでいます。
大学を卒業後は商社マンとして活動していましたが、この時期に宗教家としての霊的覚醒が開始されたといわれていて、その後は父親である善川三郎と一緒に出版活動も始めました。
大川隆法は1988年、東京大学英文科を卒業したばかりの木村恭子さんという女性と結婚し、5人の子供に恵まれました。
その中には、幸福の科学が怪しいとして決別し、父親の実態を暴露している息子・大川宏洋のほか、大川宏洋の妹2人と弟2人がいます。
しかし、木村恭子さんとは2012年に離婚しています。木村恭子さんは、婚姻中は「愛と美の女神」などと崇められていましたが、離婚後は「悪魔の手先」といわれてしまうことに。
木村恭子さんは当時、大川隆法の、教団職員やお世話係といわれていた女性たちといった複数の女性との女性問題や一夫多妻制の主張、「君は僕の過去世の妻だ」といった口説き文句を暴露していることで教団を追放されています。
大川隆法の再婚相手で現在の妻であるのは大川紫央(旧姓:近藤)さんです。大川紫央さんは、大川隆法が離婚した2012年に教団の職員で、もともとは愛人であったといわれています。年齢は29歳年下であり、2012年12月の結婚した後は幸福の科学の総裁補佐となっています。
危ないという声があがっている「幸福の科学」。ネットの評判では書き込んだ人の本心が見えています。人々は幸福の科学についてどんな印象を持っているのかについてご紹介します。
ネットでは幸福の科学が怪しい、危ないといった悪い評判が多くあります。元信者であった人の情報によると、幸福の科学の信者は"大川隆法の奴隷"といわれていて、大川隆法は信者の妄想を膨らませるようなうまいセリフをいうということです。
また、前妻である大川恭子さんと離婚したときには大勢の脱会者が出て、信者数が1万人以下まで激減したということです。
幸福の科学を信仰する人とは関わりたくないと感じている人が多くいるようです。幸福の科学に入信した人には手帳サイズの経文『正心法語』が授けられていますが、これは入信を希望していない人にまで配られるということです。
さらに、これを受け取ると信者になったとみなされ、信者数としてカウントされるといいます。このことを知らずに受け取ってしまい、信者にされてしまった人もいるというので希望しない人は、受け取らないという毅然とした態度を取ることが必要になるでしょう。
全国各地に散らばる幸福の科学の組織。日本人の中には大川隆法を信仰して崇めている人もいますが、実の息子が否定していることから怪しむ声も多くあがっています。
宗教の自由と言われている日本。だからこそ、信仰されている人に洗脳させることなく冷静な目で判断したいものです。
| |
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局
「幸福の科学」とは全国各地に組織がある宗教団体です。教祖はどんな人でどんなことを教義としているのでしょう。幸福の科学の設立から信仰対象まで見ていきましょう。