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ムエタイ最強戦士「ブアカーオ」の現在(2021)とは?現役?引退?

ムエタイ最強戦士といわれるブアカーオ。K-1 WORLD MAXでもお馴染みの彼ですが、現在はどうしているのでしょうか。そこで今回は、格闘技界を湧かせるブアカーオの現在について迫ってみたいと思います。また、彼の筋肉や得意技なども探ってみましょう。

ブアカーオのプロフィール

  • 本名(ふりがな/愛称):Sombat Banchamek(ソムバット・バンチャーメー/)
  • 所属事務所:ポー.プラムックジム(旧所属?)
  • 生年月日:1982年5月8日
  • 現在年齢:39歳
  • 出身地:タイ・スリン県
  • 血液型:不明
  • 身長:174センチ
  • 体重:68キロ
  • 活動内容:キックボクサー
  • 家族構成:両親、妹

トーナメントで優勝

ブアカーオは、2002年12月14日にルンピニー・スタジアムにおいて行われた『TOYOTAタイランド・ムエマラソン 140ポンド・トーナメント』に参加しました。決勝までコマを進め、決勝戦では小林聡に判定勝ちして優勝を飾っています。この際の賞金は、30万バーツでした。

 

現在の日本円に換算すると100万円ほどになるでしょう。またこの試合は、全試合が1試合3ラウンドとなっています。

K-1 WORLD MAX 2004で優勝

2004年には、『K-1 WORLD MAX 2004』に出場し決勝で魔裟斗に勝利しています。初出場で優勝を収めたのです。なお、魔裟斗は前年の優勝者でした。

映画『YAMADA〜Samurai of Ayothaya』出演

ブアカーオは、2010年にタイで公開された映画『YAMADA〜Samurai of Ayothaya』に出演しました。役柄は、古代ムエタイ戦士役です。この映画は、江戸時代前期の日本人傭兵である山田長政を描いた物語となっています。

またブアカーオは、この他にも2017年の映画『The Legend of the Broken Sword Hero』の主人公(古代ムエタイ戦士プラヤ・ピチャイ)を演じるなど、計4本の映画に出演しています。

ブアカーオは現在(2021)どうしている?

次に、ファイターであるブアカーオは現在どうしているのか、見ていきたいと思います。ブアカーオは現在も格闘家を続けているのでしょうか。

国王の死去に伴い一時僧侶になっていた!

ブアカーオの母国であるタイの、チャクリー王朝・第9代国王ラーマ9世が2016年10月逝去しました。これに伴い、2017年にブアカーオは追悼の意味で9日間出家して修道院で過ごしています。この際の写真がソーシャルサイトに掲載されましたが、他の僧侶らと明らかに体格が異なったのです。

 

そのため、『すごく強そうな僧侶』と話題になりました。

引退したわけではない!

上記の寺院での僧侶姿の写真が話題となったことから、ブアカーオは格闘家を引退したのかという声が上がりました。39歳となったブアカーオですが、現在も格闘家は引退していません。

結婚もしていない

ブアカーオは結婚していると考えている方もいるかもしれません。しかし、彼は2019年の時点で結婚はしていないのです。また、現在も結婚をしたという情報はないでしょう。なおブアカーオは、K-1に参戦している外国人選手の中でも女性人気が高いことが特徴です。

そしてブアカーオは、深田恭子が好みの女性であるとも発言してます。

2017年に大学を卒業していた!

2013年6月には、ラッタナ・バンディット大学経営学部に入学しています。在学中は同大学のサッカークラブでリージョナルリーグ・ディヴィジョン2所属の『RBAC FC』に加入しました。大学は、2017年に卒業しています。

バンチャメーク・ジムの経営

ブアカーオは、タイのチェンマイで『バンチャメーク・ジム』を経営しています。ブアカーオビレッジの中核となる施設でもあります。もしかすると、ブアカーオから直接にムエタイのトレーニング指導を受けることもできるかもしれないでしょう。

特殊部隊の訓練生に指導

ブアカーオが、タイ王国陸軍の特殊部隊の訓練生にムエタイ指導を行なったと、2021年3月18日に国内メディアにより報じられました。ブアカーオは3月17日に、特別講師としてタイのロッブリーにある特殊戦闘の訓練学校を訪れたのです。ムエタイの技術を教えることや、ムエタイの文化についての講義も行いました。

訓練生たちは当初、ブアカーオとスパーリングをさせられると思っていたといいます。緊張していた訓練生でしたが、技術面の指導のみであったことからホッとした様子であったのでした。

ブアカーオは前蹴りが凄い?

アスリートには、自身の得意とする技があるという人もいるでしょう。ブアカーオの場合は、前蹴りが得意であるといわれています。

前蹴りが強烈

ブアカーオは、前蹴りによって相手に攻撃をさせないというスタイルにより優勝しています。格闘家としては小柄なブアカーオ(身長174センチ)は、前蹴りを多用してきました。それは、自分より大きな選手との打ち合いで、パワー勝負となるのを避けるためであったと考えられるでしょう。

前蹴りが禁止になり魔裟斗に負けた?

格闘家だった通称コヒこと小比類巻貴之が、YouTubeの動画で『ブアカーオは前蹴りを禁止され、パンチで戦う事を余儀なくされことにより魔裟斗に負けた』という旨のことを語っていました。動画では、14分前後に発言しています。

『ブアカーオの前蹴り封じ』があった

魔裟斗が、宿敵であるブアカーオ対策として『ブアカーオの前蹴り封じ』を編み出していました。また、2019年11月24日には『K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜"「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~』が開催されています。

この試合では、近藤魁成がK-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級王者・ジョーダン・ピケオーと対戦することになっていました。試合を前にして、魔裟斗が近藤魁成に『ブアカーオの前蹴り封じ』を伝授しています。

ブアカーオは強すぎる?

ブアカーオは最強といわれていますが、どの程度の強さなのでしょうか。彼の戦績などについて、見ていきたいと思います。

戦績は272試合中236勝!

ブアカーオは、これまでに272試合を戦ってきました。この中で、勝利数は236勝となっています。大方が勝ち試合となっているということです。ブアカーオの強さが分かるでしょう。

敗戦は24試合

272試合中で敗戦は24試合のみでした。ブアカーオが負けた相手としては、2004年の魔裟斗や2005年のアンディサワー、アルバートクラウスなどが挙げられます。また引き分けとなった試合もあり、こちらは12試合でした。

佐藤嘉洋に負けた

ブアカーオが負けた選手は、日本人では魔裟斗以外にもいます。2008年のK-1 WORLD MAXで、佐藤嘉洋に3ラウンドKOで負けたのです。佐藤嘉洋は後に、ブログでブアカーオに勝てたのは心拍数もカギであったと考察していました。

この試合で、佐藤嘉洋は1ラウンド目から劣勢だったといいます。佐藤嘉洋側は当初から抑えていくという作戦だったため、ブアカーオも優勢だと思ったのではないかと語ってます。しかし、佐藤嘉洋は2ラウンドに入るとヒートアップし、ブアカーオはペースを乱されて心拍数が上がってしまったのでした。

ブアカーオは、3ラウンドの最初の頃のブレイク間際に辛そうな表情をしていました。その後に、佐藤嘉洋の飛び膝がブアカーオの腹にヒットして、パンチも繰り出して勝利したのです。自ら高めた心拍数と、ペースを乱されてから一気に高めた心拍数では、身体の感じ方も違うだろうと佐藤嘉洋は述べています。

ブアカーオの筋肉はバキバキ?

格闘家ということもあり、大変に鍛えているものと考えられるブアカーオ。彼の筋肉は現在もバキバキなのでしょうか。

2019年でも引き締まった身体!

37歳だった2019年も、筋肉が引き締まった肉体をしていて凄いと言われています。なおブアカーオは、36歳の頃にも世界ランク10位とされていました。

筋肉はトレーニングで作られている!

ブアカーオの筋肉は、トレーニングにより培われています。現在も、自身の経営するジムでトレーニングを継続しているのです。またトレーニングには、ボルダリングも取り入れられているとされています。筋肉に負荷を与えるトレーニングをすることで、バキバキの筋肉が生まれているでしょう。

YouTubeにも動画がある

YouTubeにも、ブアカーオのトレーニング風景の動画があります。ブアカーオが、どれほどにハードなトレーニングを積んでいるのかが、分かるでしょう。

ブアカーオは現在も現役であり進化し続けている!

タイ・ムエタイ界のレジェンドであるブアカーオ。既に引退をしたのだろうかと疑問に思っている方もいるかもしれません。しかし、ブアカーオは39歳となった現在も引退せず、格闘家として活動をしています。現在は自身のジムも創設して、その経営にもあたっているでしょう。

ムエタイ最強戦士・ブアカーオは、これからも進化し続けていくものと考えられます。

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