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人気ユーチューバー死亡事故の原因とは?海外は?日本は??

日本だけでなく世界には人気ユーチューバーが多くいます。しかし、過激な投稿をする人もいて、ユーチューバー死亡事故に発展してしまうことも残念ながらあります。そこで今回は、人気ユーチューバー死亡事故を彼らの動画と関係あるものからそうでないものまでお伝えします。

海外でのYouTuber死亡事故

最初に、動画配信中や撮影中の事故により亡くなった海外のYouTuberを見ていきたいと思います。海外では、どういったYouTuberが事故で亡くなっているのでしょうか。

落下死したスペイン人

2019年8月の未明に、スペイン人男性のYouTuberがセメント工場の煙突からパラシュートを付けて飛び降りました。しかし、パラシュートは開くことなく男性はそのまま地面に激突してしまい、亡くなってしまったのです。

 

このYouTuberは、危険な動画をアップして動画再生回数を増やし、広告収入を稼ごうとしていたと見られます。彼がパラシュートの扱いに慣れていたのかは分かっていませんが、煙突から飛び降りた直後にパラシュートが開かずに地面に叩き付けられた模様です。

 

すぐに友人らが駆け付けたといいますが、既に心肺停止状態であり即死であったとされています。

配信中に銃撃される

2016年6月15日に、アメリカ・シカゴのアントニオ・パーキンスは、Facebookの動画配信で中継をしていました。彼は、その生配信中に銃撃され死亡してしまったのです。生配信の数日前に、イスラム国に触発された男が警察官の男女を殺害する事件が起きました。           

アントニオ・パーキンスは、この事件の模様を生中継して注目していたといいます。この件と銃撃に関連性があるのかは不明であるものの、アントニオ・パーキンスが殺害された際は、自撮りをしていて、突然銃声が鳴り響いたといいます。

彼のスマホが地面に落下した際には、女性の「オーマイゴット!」と叫ぶ声が聞こえたのです。その後、「早く!警察を呼んで!」という男性の声などが収録されていたとされています。

ヤモリ等を食べ中毒死

中国人のサンが、毒ムカデや生きたヤモリなどを食べて中毒死をしたと、2019年7月23日に、海外のニュース配信サイト『LAD BIBLE』で伝えられました。彼は中国大手の動画配信サイト『DouYu』において、1万5000人というフォロワーのいる人気配信者です。

無謀さのある体を張った企画で知られているサンでしたが、この時は丸いルーレットに毒ムカデや生きたヤモリ、ミミズ、酢、香辛料、ビール、アルコール度数90%以上というスピリッツを配置していました。そして、ルーレットを回して止まったところにあるものを食べる企画を実行していたのです。

なお、死亡事故の後は該当動画は削除されていて、観ることはできません。

転落死した中国人

中国ナンバー1ルーファーであるヴォン・イオンニンが、62階建て高層ビルの屋上より転落死しました。ルーファーとは、危険な行為を自ら楽しみ度胸試しをする人のことです。ヴォン・イオンニンは、屋上で自撮りをしながら歩いていたところを、足を滑らせて落下したと見られます。

交際中だった恋人が、中国版TwitterのWeiboで報告しました。ヴォン・イオンニンは、ただ過激なことが好きだったわけではなく、難病と闘う母親の入院費を稼ぐ目的で配信していたことが分かっています。

日本人YouTuberの死亡事故

続いては、日本で起きたYouTuberの死亡事故について迫ってみたいと思います。日本では、どういった事故などが起きているのでしょうか。

電車への飛び込み自殺の死亡動画

2020年2月18日の朝に、神奈川県横浜市瀬谷区の相鉄線瀬谷駅で当時高校2年生だった女子生徒が線路に飛び降りて自殺しました。少女は、ホームに飛び込む様子を、生配信していたのです。配信を見ていた人たちは、少女の飛び降り自殺の瞬間をネットを通して目撃してしまったのでした。

 

生前の彼女は、自身の容姿について悩みを抱えていたとされ、アルバイトをして整形をしたいと、Twitterに投稿していたとされています。その他にも衝撃のある内容が投稿されていて、「死にたいくらいしんどい」とTwitterで呟いていました。

富士山で動画配信中

2019年10月28日に、塩原徹が富士山登頂を目指し生配信をしていました。塩原徹はニコニコ動画で“TEDZU”の名で動画配信をしていた配信者です。彼は当日、生配信をしながら富士山の山頂を目指して登山をしていました。しかし、足を滑らせてしまい滑落死をしてしまったのです。

この生配信を視聴していた人が110番通報し、事故が発覚しています。山岳救助隊が29日の朝から塩原徹の捜索を開始し、同月の30日に富士山7号目付近の標高約3000メートル地点で、彼の遺体を発見しました。1,500メートルほど滑落したと見られ、遺体は性別も区別できないほどに損傷していたといいます。

視聴者によると、塩原徹はアパートで一人暮らしをする司法浪人生であり、孤独を抱えているように見えたという話があります。配信した動画では、冬の富士山に登るような装備ではなかったといい、自殺目的で登ったのではないかとも見られているのです。

赤飯を喉に詰まらせ

2019年4月8日に、女性YouTuberの空ハート(谷田部空)が生配信の最中に赤飯を喉に詰まらせて、搬送先の病院で死亡が確認されました。事故当時に、空ハートは赤飯おにぎりの早食いチャレンジを行っていました。おにぎりを口にして飲み込もうとしたものの、飲み込めずに1分程度硬直し、苦し気にしていたといいます。

その後、彼女は倒れてしまい、数分後には泡を吹き始めたことから視聴者が救急車を呼んだのです。空ハートの死については、同居していた息子がYouTubeチャンネルの公式Twitterにおいて報告しました。

アバンティーズ・エイジの死

YouTuberグループ・アバンティーズのエイジが亡くなるという出来事もありました。エイジが亡くなった経緯などについても見ていきましょう。

エイジとは

エイジは、4人組のYouTuberグループ・アバンティーズに所属するYouTuberでした。アバンティーズは、YouTubeチャンネルの登録者数120万人を超える、人気YouTuberグループです。ドッキリ系動画などが人気となっている点が特徴となっています。

サイパンの海で溺死

エイジは、2019年1月1日にプライベートでサイパンに旅行で訪れており、海で遊んでいた際に高波にさらわれて22歳の若さで死亡しました。溺死とされています。なお当時は、配信などはしていなかった模様であり、配信中の事故というわけではないと考えられます。

2019年1月4日に発表

エイジの死は、2019年1月4日に所属事務所であるUUUMより発表されました。UUUMは、YouTuberを主にマネジメントする事務所です。事務所のスタッフたちも、突然のことに衝撃を受けたものと推測されます。

メンバーらもコメントを発表

その後、アバンティーズの残されたメンバーたちや、当時エイジと交際をしていたYouTuber「あやののの」が追悼のコメントをSNSに投稿しています。アバンティーズのメンバーについては、YouTube動画でもエイジの死について語っていました。

最近のYouTuber死去例はある?

次に、最近になってYouTuberの死亡例はあるのかについて、見ていきたいと思います。どなたかが亡くなった例はあるのでしょうか。

うごくちゃんの死

2020年12月31日に、YouTuberの「うごくちゃん」が死亡しました。死因については公表されていないものの、自殺とみられています。彼女の死は、2021年1月8日に所属事務所により発表されました。

2016年6月からゲーム実況

うごくちゃんは、ゲーム実況者として2016年6月から活動をしていたYouTuberでした。とても人気があり、亡くなる前もチャンネル登録者数が50万人以上となっていました。

精神病院に入院

うごくちゃんは、2020年に精神病院に入院していたことから、精神を病んでいたと考えられることから自殺とみられました。まだ20代前半だったことから、彼女のあまりに早い死はファンに衝撃を与えたといいます。

警察官がユーチューバーになった?

警察官とYouTuberとは関係がないようにも思えますが、警察官がYouTuberになったという話があります。それはどういったことなのか、見ていきましょう。

警視庁・尾久署員がYouTubeに参入

YouTuberの死亡事故とは直接関係はありませんが、警視庁・尾久署員がYouTubeに動画を投稿しました。尾久警察署は東京都荒川区にある警察署です。

交通事故撲滅

尾久署の交通課の署員が、交通事故撲滅を目的とした動画を2021年3月30日に投稿しました。動画は署員により荒川区の公園で撮影され、編集も署員の手により行われたといいます。なお、動画は『尾久署 交通安全教育動画【尾久ママの交通安全日記2】』とうタイトルです。

動画は、2020年6月にもパート1が投稿されていました。

コロナの影響

新型コロナウイルスの影響により、外出する人も減少し交通事故も減少しています。とはいえ都内の交通事故での死者数は、全国で最も多くなっているのです。密な状態を避けるためか交通安全教室の数も減少しており、現在はネットが活用されています。

海外・日本では数々のYouTuberが亡くなっている

YouTuberの方は、過激な動画を投稿して注目を集めているケースもあるでしょう。過激さがエスカレートしていき、それが死亡事故に繋がってしまうことがあるのです。また、自殺とみられる「うごくちゃん」や、サイパンで亡くなった「エイジ」など若くして命を失ったYouTuberもいます。

動画を観てきたファンの方にとっては大変に辛いことだと推測されます。この様な痛ましい事故などは、今後はないように願うばかりです。

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