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2023/12/28
大今里
まずは、韓国のチキン事情について迫ってみたいと思います。韓国ではチキンが良く食べられているのでしょうか。驚きの店舗数にも要注目です。
韓国では以前に、『チメク』という言葉が流行りました。この言葉は、『チキン』とビールを意味する韓国語『メクチュ』を合わせた造語です。美味しいチキンを食べながらビールを飲むのが人気となっていたということです。
韓国のチキンは、デリバリーができる点が特徴です。デリバリーで頼み、チキンを食べる人も多いといいます。よって、チキン店の店内も客席数が多く用意されていないケースも見受けられる模様です。韓国チキンはドラマでも登場することが多いですが、チキンをデリバリーするシーンが登場するドラマもありました。
韓国チキンの店舗が多いと先述しましたが、2019年時点で韓国には約8万7000店舗あり、日本の全コンビニ店舗数よりも多くなっています。各店舗がオリジナリティを出すなど差別化を図っていて、競争が激化しているといいます。そして、チキン店同士で共食いも起こっているというのです。
続いては、韓国チキンの種類をご紹介します。韓国にはどういった種類のチキンがあるのでしょうか。韓国ならではのチキンがある点も特徴です。
韓国では、フライドチキンを略して『フライド』と呼びます。韓国のチキンはサクサクであるのが定番です。日本でもお馴染みのフライドチキン店のチキンとは、衣などの食感が異なるかもしれません。
ヤンニョムチキンは、フライドと人気を二分するほどの人気チキンです。ヤンニョムとは甘辛いソースのことであり、コチュジャンやケチャップ、オリゴ糖などを合わせているのが特徴となっています。
醤油味のカンジャンチキンも根強い人気があります。香ばしさのある醤油とニンニクの香りが、食欲を刺激するでしょう。辛い食べ物が苦手という方にも合うと考えられます。
オーブングイは、オーブンで焼き上げるためヘルシーさが魅力です。ハーブやスパイスが使用されていて、ヨーロッパを感じさせる味わいとなっています。とはいえ、多くの場合でヤンニョムソースやハニーマスタードが付いてくるため、食す際には韓国らしい味となるでしょう。
タッカンジョンとは、一口大のフライドチキンに甘辛ソースが絡められたチキンです。大人だけでなく子供のおやつとしても人気の1品です。骨なしのため食べやすく、トックというお餅が入っている点が特徴でしょう。
トンダククイは、鶏の丸焼きを店舗でグルグルと回す調理方法が特徴のチキン料理です。韓国風のローストチキンといった感じかもしれません。鶏の内部に高麗人参やニンニク、ナツメなどの漢方食材ともち米が入っているのもポイントです。
滋養に良い料理で、皮はパリパリでお肉はふっくらと軟らかくなっています。
次に、日本に上陸している韓国のチキン店をご紹介します。日本には、どういったチキン店が出店しているのでしょうか。
『ネネチキン』は、韓国でも最大手のチキン店です。韓国には1,200店舗ほどが出店しています。他店よりもボリューミーであり、チーズ好きにうってつけの『スノーウィングチーズチキン』が看板メニューです。日本の全国各地に出店していて、15店舗ほどが展開されています。
2021年6月には、福岡の『博多店』と東京の『光が丘IMA店』がオープンしました。
『bbq』は、韓国国内に約1,400店舗出店していて店舗数が最も多く、知名度も抜群です。『bbq』のチキンは良質な油を使用していて、あまり重くない点が老若男女に受けています。チキンへのこだわりもあるようで、品数を厳選している点が特徴です。
『市場タッカルビ&BBQ Chicken』という店名で、東京の新大久保に店舗があります。
『カンホドン チキン 678』は、韓国のタレントであるカン・ホドンがプロデュースするチキン店です。チキンのメニューが豊富にあり、様々なチキンを楽しみたい方に適しているでしょう。『3味チキン』というメニューであれば、3種類のチキンを同時にいただくことも可能です。
サイドメニューも揃っていて、スンデやキムチチゲ、ビビンバなども用意されています。
『ホシギ2羽チキン』も豊富なチキンメニューのラインナップがあり、フライドチキンだけでなく味付きチキンを楽しむこともできます。日本でも、3号店まで出店している人気のチキン店です。1号店はJR新大久保駅からも近く、好立地となっているのも魅力でしょう。
『南大門チキン』は、JR新大久保駅から徒歩3分という近さの場所にあります。チーズダッカルビが人気となっていますが、チヂミやトッポギなどもいただくことが可能です。
『カマロチキン』は、UFOチキンが有名なチキン店です。お皿の中央にチーズが載っていて、それをチキンが囲んでいるのが特徴のメニューとなっています。チキンにチーズを絡め、フォンデュのようにして食べるスタイルです。
『カマロチキン』のUFOチキン以外でも人気となっているのが、『はなびフォンデュチキン』です。1回で5種類のチキンの味を堪能できるでしょう。
『チキンチキング』は、チキンの種類自体は多いわけではありませんが、フライドチキンが美味しいとされています。韓国人の利用客も多く、韓国チキンの本場である韓国の方にも美味しいと評判です。
『グッネチキン』の主流は、揚げないチキンです。よって、低カロリーでありヘルシーになっているのが魅力です。またチキンの種類が豊富であり、UFOチキンも人気となっています。中国や香港にも店舗がありますが、日本には新大久保や福岡など6店舗が展開されています。
『カントンの思い出 鶏肉研究所』は、フライドチキンだけでなくサムギョプサルやタッカンマリも美味しいと評判です。『韓国路地裏食堂』がコンセプトであり、韓国の食堂といった雰囲気の店内になっています。また素材にも拘りがあり、新鮮な鶏肉のみが使用されている点も見逃せません。
韓国では、若者が就職難に陥っているといいます。では、若者の就職難と韓国チキンにどういった関連性があるのでしょうか。続いては、若者の就職難と韓国チキンについて迫ってみたいと思います。
近年の韓国では、医学部以外の全学部において、大学のランクを問わず就職率が低下しています。就職には有利とされる工学系の学部でさえも、就職難が襲ってきているのです。就職率の低下が起きているのは、韓国一の大学とされるソウル大学であっても変わりません。
こうした状況となっているのは、韓国で非正規雇用者を正規に登用するなど、既存の雇用の質をアップさせることが重要視されていて、新入社員を雇用する余裕がないからです。たとえ一流の大学を卒業したとしても、厳しい現実が待っているのです。
こうした、希望通りに就職が出来ない若者たちが『(重労働である)チキン屋で働くか、それとも餓死するか』と言われるような状況に陥っています。
チキン店が増加しているとお伝えしましたが、それは学歴などがなくても少ない資金だけで始められるからです。韓国の一般企業では45歳が定年とされている模様です。この様に、定年の年齢が低く、退職後に少ない初期費用のみで開店できます。そうした事情もあり、韓国のチキン店が増加しているでしょう。
チキン店は儲かるという噂が流れたことから、多くの人がチキン店を開業しました。しかしその結果として、店舗数が激増することとなったのです。このごろでは、新たにオープンする店舗よりも閉店してしまう店舗数の方が多いという話もあります。
2008年にリーマンショックが起きてから、韓国では若者の就職難が深刻になっていきました。それにより、親子で自営業を開始する『親子経営』が増加していきトレンドとなったのです。多くが、退職金を受け取った親と、仕事に就けない子供がフランチャイズチェーンで独立するケースです。
フランチャイズでは、コンビニエンスストアの次にフライドチキンの加盟店が多いでしょう。『親子経営』がその要因の1つとも考えられ、過度な競争が生まれて価格が引き下げられることで、利益も正常以下しか得られなくなっていくのです。
最後に、日本人における韓国チキンの評判について見ていきたいと思います。日本人は、韓国チキンをどの様に見ているのでしょうか。
日本人は、食品については特に衛生面を気にするものでしょう。そのため、韓国チキンも見た目の清潔感などが改善されれば、なお良いと考えられます。
現在日本では、コンビニでも美味しいチキンが食べられます。韓国チキンも日本に上陸していますが、コンビニチキンに勝つことができずに撤退をする例もあるのです。
実は、日本に韓国のチキン店が流入してきた時期が、鳥インフルエンザが流行した時期と合致します。そのため、あくまでも噂ですが、殺処分された鶏が流通しているのではないかという話があるのです。
韓国では、チキン店が乱立している状況であり、各店がしのぎを削っています。そんな韓国チキンの有名店が日本にも出店しており、日本でも韓国チキンを食べることができるのです。東京の新大久保だけでなく、日本の各地にチキン店が展開されています。
チキン好きの方は是非、美味しいと評判の韓国チキンを食べてみるのも一案です。
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韓国にはチキンの店舗が多く展開していて、週1から週2ペースで食べる人もいるほどです。それほどに、韓国ではチキンがオーソドックスになっています。