木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
2011年3月11日、宮城県牡鹿半島の東南東沖130キロメートルを震源とする東北地方太平洋沖にて、マグニチュード 9.0の日本周辺における観測史上最大の地震が発生しました。
大きな津波が発生し、たくさんの命が奪われました。
2021年3月時点で、死者数15,899人、行方不明者2,525人という未曾有の災害で、2021年に10年を迎えましたが、まだまだ復興途中です。
トンボ鉛筆事件は、2011年3月11日に起きた東日本大震災のすぐ後、日本中が大混乱を起こしている時に起きました。
トンボ鉛筆事件とは、株式会社トンボ鉛筆の採用担当者・佐藤佳弘が、就活生に対してパワハラとも受け取れる非常識なメールを数回送った事が発端でした。
東日本大震災発生後から、3月13日までに株式会社トンボ鉛筆の人事担当・佐藤佳弘から、採用希望者に送られた非常識なメールの内容がすぐにSNSで広まり、炎上しました。
「こんな会社、絶対受けない」「もう商品を買わない」など、就職活動生を中心にどんどん広がり、一般からも批判が殺到しました。
SNSで炎上したあと、すぐに株式会社トンボ鉛筆の総務GMによって謝罪メールが送られたことで、事態はすぐに収束しました。
続いては、炎上事件を引き起こしたトンボ鉛筆事件の当事者、人事部の佐藤佳弘は事件直後、そして現在はどうしているのでしょうか。
総務GM・長尾弘司が、就活生に送った謝罪メールには、佐藤佳弘を厳しく指導するとの内容がありました。一部では、クビになったのではないかという噂もありますが、厳しい指導ということで、クビになったとまでは考えられにくいのではないでしょうか。
トンボ鉛筆をクビになったという書き込みをネットで多く見ますが、実際にはそのような社内処分に関する情報が出ておらず、クビにはならなかった可能性の方が高いと考えられます。
佐藤佳弘に関する事件後の情報がないので、現在もそのままトンボ鉛筆にいる可能性もありますが、このような炎上事件を起こしてしまい、自ら退職し、転職した可能性も捨てきれません。
続いては、トンボ鉛筆事件の詳細について見ていきましょう。佐藤佳弘は、就職活動生にどんなメールを送り付けていたのでしょうか。
東日本大震災が起きる前に、トンボ鉛筆は会社説明会予約受付開始のメールを送信していますが、その内容が、予約受付開始時間を13時”頃”としており、ちょうど13時というわけでは無い、その前後の時間をチェックするように、という内容でした。
これは、佐藤佳弘ではなく別の人事担当が送っているメールで、人事部にこのような上から目線の態度が蔓延していたように伺えます。
佐藤佳弘は、会社説明会の予約が取れた就活生に、履歴書とエントリーシートを送付し、
といった内容のメールを送っています。ただの人事担当者の発言としては、とても上からの物言いに感じます。
また、予約が取れなかった就活生に対しては、その後のエントリーシート等の配布についての説明はありませんでした。
そして、炎上が起きたメールが震災が起きた2日後、3月13日に佐藤佳弘から送信されます。
その内容は、3月15日までに専用履歴書とエントリーシートを会社へ郵送しろ、という内容でした。
さらに、期日までに書類を郵送することが出来ず、説明会にも出られなかった人は、『その先は言う必要ないですよね。自分で考えてみてください。』と綴っており、選考に進めないことをほのめかしています。
日本中が大混乱をしている最中、あまりにも短期間での対応を求める内容で、メールを受け取った学生からはすぐさま批判の声が上がりだしました。
佐藤佳弘のメール内容に対し、就活生から批判の声が相次ぎ、大炎上しましたが、炎上を鎮めたのは総務部GMでした。
佐藤佳弘が非常識なメールを送った翌日の3月14日に、総務部GMの長尾弘司が就活生に謝罪メールを送信しました。
東日本大震災発生の2日後に、配慮を欠いたかたちで書類選考用紙等をメールし、締切を15日消印有効としたことは言語道断であるとしました。
また、今後、公に発信する文書の事前社内校閲ルールを設置し、再発を防止していくとし、不適切かつ配慮に欠く文書を発行したことに対して、謝罪をしました。
総務部GMの長尾氏のメールには、
とあり、佐藤佳弘の行動に対しての怒り、そして、就活生の心情に寄り添ったものでした。
会社説明会は延期になり、エントリーシートなどの締め切りも期限が伸びました。その後、佐藤佳弘は、言い訳としか聞こえないメールを就活生に送っています。
という内容で、どこか論点がずれている言い訳メールが、説明会やエントリーシートの延期に関するメールに、付け加えられるようにして届いたそうです。
続いては、佐藤佳弘がなぜこのようなメールを送ったのか、彼の背景を見てみましょう。
震災が起きた直後にあのようなパワハラメールを送るのは、通常では考えられないことでしょう。佐藤佳弘は、人が苦しむ姿を見て楽しむサイコパスなのではと言われています。
サイコパスとは、
などの特徴があると言われており、これらに佐藤佳弘はとても当てはまるとネット上で話題となりました。
サイコパスで、無いにしても、良心が異常に欠如している事には変わりありませんよね。
就活生にも会社を選ぶ権利も自由もありますが、どうしても採用する側の方が上の立場と言う認識があったのではないでしょうか。
総務部GMの長尾氏も「弊社担当者の立場上の驕り昂ぶりが現れた言葉遣いが随所にあり」と謝罪メールの中で、触れており、立場を悪用したパワハラだったと言えるでしょう。
。
株式会社トンボ鉛筆という大企業で、採用を担当する事で、知らずにそういった驕りが出てきていたのかもしれませんね。
2011年3月の東日本大震災直後に起きた「トンボ鉛筆事件」についてご紹介してきました。
トンボ鉛筆の人事担当・佐藤佳弘が就活生に非常識かつパワハラとも言えるメールを送り、SNSを中心とし、ネット上で炎上した事件でした。会社側の迅速な対応で、収束しましたが、会社の管理体制を問われる事態ともなりました。
現在、佐藤佳弘が株式会社トンボ鉛筆に勤めているのかどうかは、分かりませんでしたが、このような事件が二度と起こらないように、採用者側の立場が強い、日本の採用市場の変革も進んでいってもらいたいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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2011年3月の東日本大震災直後に起きた「トンボ鉛筆事件」をご存じでしょうか。
鉛筆、消しゴムなどの文房具を製造、販売する日本の企業である株式会社トンボ鉛筆。鉛筆や、MONO消しゴムなどが主力商品で有名です。
その採用担当者が、就活生に非常識かつパワハラとも言えるメールを送り、SNSを中心に炎上した事件です。
それでは、詳細を見ていきましょう。