木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
まずは、エンプレス構文の意味について見ていきたいと思います。エンプレス構文とは一体何なのでしょうか。エンプレスの意味についてもご紹介します。
『エンプレス構文』のエンプレスとは、英語でEmpressと書き女帝という意味があります。なぜこの様に名付けられたのかは、エンプレス構文が誕生した元ネタに意味が隠されているのかもしれません。
『エンプレス構文』は、修辞技法の『トートロジー』に似ているとされている点も特徴です。『トートロジー』とは同語反復・同義語反復の意味があり、『楽しいといえば、楽しい』といった表現方法があります。
『エンプレス構文』は『小泉進次郎構文』とも呼ばれていて、『小泉進次郎構文』の正式名称が『エンプレス構文』となっています。『小泉進次郎構文』については、詳しく後述いたします。
『エンプレス構文』の元ネタは、大人気ゲーム『モンスターハンター』だといいます。さて、なぜ『モンスターハンター』が『エンプレス構文』の元ネタとなったのでしょうか。
『エンプレス構文』は、大人気ゲーム『モンスターハンター』が元ネタとなっています。ゲーム内に登場する言葉に、まさしく『エンプレス構文』となっているものがあるのです。詳しく見ていきましょう。
『モンスターハンター』の中に、「炎妃龍の青き炎を封じ込めた脚用装備。その内には炎妃龍の青き炎が封じられている」という言葉が登場します。この言葉が、『エンプレス構文』の構造となっているのです。次に、『エンプレス構文』と名付けられた理由について迫ってみましょう。
言葉は、『モンスターハンターポータブル2nd』に登場しました。古龍ナナテスカトリの素材から作られた、剣士の脚用防具『エンプレスグリーヴ』の説明文で出てくる言葉なのです。この『エンプレスグリーヴ』から取り、『エンプレス構文』と名付けられたと考えられます。
現在環境大臣を務める、政治家の小泉進次郎も『エンプレス構文』を使用しているといいます。小泉進次郎はどういった場面で『エンプレス構文』を使用しているのでしょうか。
環境大臣である小泉進次郎が、2019年9月にニューヨークで開かれた『国際気候行動サミット』に出席しました。この際の記者会見で、小泉進次郎は「今のままではいけないと思います だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」と発言しています。この言葉が、まさに『エンプレス構文』となっているのです。
また最近では、「リモートワークのおかげでリモートワークできてよかった」という発言をしています。その他、福島県の汚染廃棄物の処理問題については、「約束は守るためにありますから、約束を守るために全力を尽くします」とも語っています。
小泉進次郎が『エンプレス構文』と思われる言い回しの言葉を多用していることから、『小泉進次郎構文』とも呼ばれるようになりました。この『小泉進次郎構文』は、ネットでも頻繁に取り上げられています。
小泉進次郎は「景気が良くなれば、必ず不景気から抜け出せます。私はそう信じている」とも発言しています。この言葉が、5ちゃんねるの掲示板で話題となっています。掲示板への書き込みの数も1,000を超えるほどになっているのです。
続いては、広告や作品で用いられている『エンプレス構文』についてご紹介します。広告や作品にも『エンプレス構文』が使用されている例がありますが、どういった使われ方となっているのでしょうか。
学習塾でおなじみの河合塾のポスターでも、『エンプレス構文』が使われています。キャッチコピーのように、「今のままだと、今のままですよ!」という言葉が載っているのです。これには、『小泉進次郎の発言をそのまま広告に載せても、浪人には当てはまる』という声も上がっています。
同じ内容のことを繰り返すことで、より説得力が増しているのかもしれません。
転職サイトである『マイナビ』のキャッチコピーに、「やるしかないから、やるしかない」というものがあります。繰り返し強調されることにより、耳にも残りやすくなるでしょう。『マイナビ』としては、キャッチコピーを見た人に意味を深く考えてもらうことを狙いとしている可能性もあります。
なお、この広告が使用されたのは2015年であり、タレントの有吉弘行が起用されていました。
icon315という人の描いた2コマ漫画のキャラクター・とかちのキャラクター紹介にも『エンプレス構文』と考えられる文が使用されています。「2コマ漫画の主人公で、2コマ漫画の主人公として登場する」とicon315ご本人のTwitterで紹介されているのです。
『エンプレス構文』としては間違った文ではありませんが、異なる意味(他の2コマ漫画にも登場しているなど)も含んでいるように思われてしまう可能性もあるでしょう。
ゲームのセリフにも、アイドルが好きである点を強調するための『エンプレス構文』が用いられています。「俺は、どうにも根っからのアイドル好きなんだと思う。だからこそ、俺はアイドルが大好きなんだと思ってる」というセリフがあるのです。
モンハンで、また『エンプレス構文』が生まれたといいます。さて、それは一体どういったことなのでしょうか。モンハンで新たに誕生したという『エンプレス構文』について見てみましょう。
『モンスターハンターワールド:アイスボーン』のTwitter公式アカウントで、再び『エンプレス構文』が生み出されました。どういった『エンプレス構文』になっているのか、見てみましょう。
新しく誕生した『エンプレス構文』は、「オトモとオトモダチになった小型モンスターが目的地に連れて行ってくれ、行きたい場所を指定(生態マップにピンを打つ)すれば目的地まで連れて行ってくれる」というものでした。
ちなみに、オトモとは『モンスターハンター』の中でハンターと一緒に狩猟に挑む仲間のことです。オトモが利用できるのは、『モンスターライド』という『モンスターハンターワールド:アイスボーン』で新規に追加されたハンターの移動手段の一種となっています。
とても便利な良い機能となっているのが特徴でしょう。この『モンスターライド』の要素の説明が、『エンプレス構文』になっているのです。
新たに『エンプレス構文』が誕生したことに対し、『深い』や「エンブレス構文やめろ」などの声が上がっています。また、「モンスターをタクシーとして使えるようになったのか
これは楽チン」や「よほど大切なことなのだろうな」と機能に期待感を寄せる声も聞かれています。
『エンプレス構文』とは、『モンスターハンター』というゲームに登場する装備の説明文が元となっています。装備の名称から『エンプレス構文』というのです。それは、同じ言葉を2度繰り返すことが構造の特徴でもあります。
また、環境大臣・小泉進次郎も『エンプレス構文』の構造と同じような言い回しを多用した発言をしていることから、『小泉進次郎構文』とも呼ばれている点もポイントです。同じ言葉を繰り返すことで、強調されるのが『エンプレス構文』の持ち味でもあるでしょう。
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局
エンプレス構文とは、結論を2度繰り返す構造を持った文章のことをいいます。要するに、『Aだと思う。だから、Aだと思う。』という構造となっているのがポイントです。繰り返す際には、『だから』などの順接の接続詞を用いて繰り返す点も特徴となっています。