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野茂英雄の現在(2021)とは?太ったという噂?

日本人メジャーリーガーのパイオニアとも呼べる存在である野茂英雄。かつては日米で人気を博した彼ですが、現在は一体どうしているのでしょうか。そこで今回は、野茂英雄の現在や彼の凄さについて見ていきたいと思います。また、ダルビッシュ有との関係についても探ってみましょう。

野茂英雄のプロフィール

  • 本名(ふりがな/愛称):野茂英雄(のもひでお/)
  • 所属事務所:サンディエゴ・パドレス(アドバイザーとして)
  • 生年月日:1968年8月31日
  • 現在年齢:52歳
  • 出身地:大阪府大阪市
  • 血液型:B型
  • 身長:188センチ
  • 体重:99.8キロ
  • 活動内容:元プロ野球選手、サンディエゴ・パドレスのアドバイザー
  • 家族構成:妻、息子2人

高校時代に完全試合

野茂英雄は、大阪府立成城工業高等学校在学時の1985年に、全国高等学校野球選手権大阪大会の大阪府立生野高等学校戦において、完全試合を達成しています。高校を卒業する頃にはプロからのオファーがあったものの、卒業すると新日本製鐵堺に就職しました。

 

そして新日本製鐵堺の野球部に所属して活躍します。2年目には日本代表に選ばれて、1988年のソウルオリンピックでの銀メダル獲得に貢献しました。

近鉄バファローズに入団

1989年のドラフト会議において多数の球団から1位指名を受けましたが、近鉄バファローズが交渉権を獲得し、野茂英雄はそのまま近鉄バファローズに入団しました。入団の際には、投球フォームを変更しないという条件付きでの契約でした。

その後、1990年4月の西武ライオンズ戦でプロ初登板しています。

大リーガーへ

それから野茂英雄は、大リーガーになりました。1995年にアメリカのロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、その後にメジャーデビューを果たしています。ドジャースに入団した際には、野茂英雄のデビュー前日にドジャースタジアムに記者が大勢押し寄せたといいます。

それに対してドジャースの監督を務めていたトミー・ラソーダ(2021年1月没)は、「GET OUT!」と一喝し、記者たちを締め出し野茂英雄を守ったというエピソードがあるのです。その後、野茂英雄は1998年6月にドジャースを退団し、メッツに移籍したのを皮切りに様々な球団に移籍しました。

ブルワーズやタイガース、レッドソックス等でプレーし、2001年のシーズン後にドジャースへと戻ったのです。

引退

2004年シーズンにドジャースを再び退団し、ホワイトソックスなどでプレーをしていましたが、2008年に現役を引退しました。引退会見などは特に行われることなく、MLBの全30球団からの勝利が目前とされた中での引退となったのです。

野茂は現在どうしている?

人気野球選手であった野茂英雄は、現在どうしているのでしょうか。野茂英雄の今について迫ってみたいと思います。

2021年で53歳になる

1968年8月31日生まれの野茂英雄は、現在52歳となっています。2021年8月の誕生日で53歳となるのです。50代を迎えている野茂英雄は、何をしているのかについて続いて迫ってみたいと思います。

野茂英雄のコーヒーが話題!

野茂英雄は、現在コーヒーの販売をしています。野茂英雄本人がコーヒーを大好きだとしているのです。野茂英雄が焙煎工場のコーヒーの香りに衝撃を受けたという、ポートランドコーヒーロースターズのコーヒーがあります。このコーヒーを、オリジナルブレンドした『NOMOブレンドコーヒー』として販売しています。

『ポートランドコーヒーロースターズ京都店』で味わうことができますが、通販も取り扱っているのが特徴です。

『サンディエゴ・パドレス』のアドバイザーを務める!

野茂英雄は、2016年よりサンディエゴ・パドレスのアドバイザーを務めています。現役時代にはサンディエゴ・パドレスに所属したことはありませんが、球団側の環太平洋圏との繋がりの強化を目的に抜擢されたのです。

『特定非営利活動法人NOMOベースボールクラブ』代理理事

野茂英雄は、自身で設立した『特定非営利活動法人NOMOベースボールクラブ』の代表理事も務めています。このチームは兵庫県豊岡市に本拠地を置く、社会人野球チームです。野茂英雄がドジャースに在籍していた2003年に設立したことから、名称に“NOMO”の字が使われているとされています。

2015年にはNPO法人へと移行しました(社会人野球チームとしては初めて)。

野茂英雄が太った?

アスリートの方は、現役を引退するとトレーニングの機会が減ることがあるでしょう。続いては、野茂英雄の現在の体型について迫ってみたいと思います。野茂英雄は現在どういった体型になっているのでしょうか。

太ったという話もある

野茂英雄は、現役時代には女性からの人気もありました。しかし現在では、年齢を重ねたということもあってかネット上で『太った』などと言われることがあります。

現役を引退したから太った?

野茂英雄は、現役時代に比べると運動量が減ったと考えられます。チームのコーチなどをしていたなら、動いたりもすることがあるものですが、現在はコーチはしていないので太った可能性があるでしょう。そして、食生活が変化した(現役時代のような食事制限から解放された)ことも体型を変えたとも考えられます。

今は何キロほどになっている?

では、現在の野茂英雄は一体何キロになっているのでしょうか。野茂英雄は、現在は140キロ程度あると推測されます。彼の現役時代の体重は、99.8キロと公表されていました。

野茂英雄のすごさはどこにある?

偉大な野球選手として称えられる野茂英雄。では、彼の凄さはどこにあったのでしょうか。続いては、野茂英雄の凄いところについてご紹介します。

大リーガーとしてすぐに実力を見せた

1996年にドジャースに移籍した際には、そこまで期待をされていたわけではありませんでした。近鉄バファローズ時代の推定年俸が1億4千万円だったものの、ドジャースとはマイナー契約であり年俸も最低となる980万円だったのです。

 

とはいえ、移籍をしたシーズンには新人王を獲得して、オールスターゲームの先発ピッチャーにまで選ばれています。

トルネード投法

野茂英雄の最大の武器は、『トルネード投法』という彼独特のピッチングフォームです。『The Tornado』というニックネームまで付いたほどでした。前述もしていますが、プロ野球選手になる際の入団の条件も、この『トルネード投法』を変更しないというものがありました。

『トルネード投法』は、野茂英雄の代名詞となっていたのです。

ノーヒットノーラン達成

野茂英雄は、メジャーリーグでノーヒットノーランを達成しています。それに加えて、ノーヒットノーランを達成した『クアーズ・フィールド』というスタジアムは、ノーヒットノーランを達成することが不可能だといわれていたスタジアムだったのです。

ノーヒットノーランとは、1試合でヒットを打たれることがなく失点もしなかったという記録となります。

トルネード投法を捨てた結果?

野茂英雄がノーヒットノーランを達成できたのは、野茂英雄最大の武器である『トルネード投法』を封印してセットポジションからの投球に変更したためでした。セットポジションとは、投球前にプレートを踏んでボールを体の前で構えて、1秒以上静止をする姿勢のことです。

NOMOマニア誕生!

アメリカに渡った野茂英雄の活躍から、人気が上昇し『NOMOマニア』と呼ばれる熱狂的なファンまで登場しました。また、現地では『野茂英雄のテーマ』という楽曲まで誕生しています。この楽曲は、『バナナ・ボート(もしくはDay-O)』というジャマイカの曲のカバーでもあります。

ダルビッシュ有との関係は?

かつて北海道日本ハムファイターズでプレーし、メジャーリーグに挑んだダルビッシュ有。そんな彼と野茂英雄の関係についてご紹介します。

パドレスに在籍

ダルビッシュ有は、2021年現在はサンディエゴ・パドレスに所属しプレーをしています。野茂英雄がアドバイザーを務めている球団です。2人は同じ球団に所属しているという、接点があるということです。

精神面のアドバイスを受ける

ダルビッシュ有は、野茂英雄から精神面についてのアドバイスを受けています。普段の練習においても、意見交換をしているとされているのです。野茂英雄が同じピッチャー出身ということもあり、ダルビッシュ有にとって良い影響になっている可能性があります。

ダルビッシュの投球を見守る

ダルビッシュ有は、2021年2月にTwitterに野茂英雄が彼のピッチングを見守る様子を投稿しています。そしてダルビッシュ有は、『ピッチングを野茂さんに見てもらうのも凄いこと』と語っているのです。ダルビッシュ有にとっても、野茂英雄は偉大なピッチャーのレジェンドでもあるのではないかと考えられます。

野茂のトルネード投法はどんなもの?

最後に、野茂英雄が採用していた『トルネード投法』がどういったものなのか、ご紹介します。『トルネード投法』とはどの様なフォームなのでしょうか。

トルネード投法の投げ方

まずは『トルネード投法』の投げ方についてです。『トルネード投法』は、体を全体的にねじのように捻り、その捻りを利用して投げるピッチングです。トルネード投法をマスターするには、捻った体を安定させて支えることが大事になります。

 

そのためには、下半身の筋力やバランスを付けることがポイントです。トルネード投法のメリットは、体を捻った際の筋肉が反発作用により体が強く回転することで、力がボールに伝わり球の勢いが増す点にあります。

 

また、球のリリースポイントが打者から分かりにくくなり、タイミングが合わせにくくくなることもメリットの1つです。

父親が原点

『トルネード投法』の原点は、野茂英雄の父親にあるとされています。父親から『体全体で投げるように』とアドバイスをされ、野茂英雄が辿り着いたピッチングフォームが『トルネード投法』だったのです。

バッターが対応できないフォーム?

通常、バッターはピッチャーが投球する際の手首を見ているといいます。手首の見える位置次第で、ストレートなどの球種がわかるからです。しかし野茂英雄のピッチングフォームは、ストレートとフォークボールの投げ方がほぼ同じであるため、バッターは対応できないとされています。

野茂英雄は現在も野球に関わっている!

野茂英雄は現在、自身の気に入っているコーヒーのショップを経営していて、販売も行っています。しかしそれだけでなく、アメリカのサンディエゴ・パドレスのアドバイザーを務めていますし、社会人野球チームも立ち上げているのです。現在も、野茂英雄は野球と関わって活躍をしています。

それは、これからも変わらないものと考えられるでしょう。

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