2024/02/16
r.y6
美人女優として活躍されていた坂口良子さん。亡くなる少し前は、娘の坂口杏里さんとよくテレビに出演していらっしゃいました。
テレビで見ていた明るい笑顔が印象的でしたが、実は離婚や借金など波乱万丈の人生を送っていらっしゃいます。それでは、坂口良子さんについて迫ってみたいと思います!
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1971年、ミス・セブンティーンコンテストで優勝し芸能界入りした坂口良子さん。翌1972年には、フジテレビのドラマ「アイちゃんが行く!」で主演デビューを果たしています。
1975年から2シリーズまで放送された『前略おふくろ様』などの人気ドラマに出演し、圧倒的なかわいらしさからアイドル女優的なポジションだったようです。
その後は、大ヒットドラマ『池中玄太80キロ』や大河ドラマ、『暴れん坊将軍』などの時代劇と様々なドラマに出演されました。2012年に放送された『渡る世間は鬼ばかり ただいま!!2週連続スペシャル』が坂口良子さんが出演された最後のドラマとなりました。
坂口良子さんはテレビドラマがメインだったため、映画出演本数はあまり多くありません。その中で、映画の代表作と言えば『犬神家の一族(1976年)』になるのではないでしょうか。
犬神家の一族というと何度も映像化されていますが、坂口良子さんが出演されていた犬神家の一族が過去最高と言われており、坂口良子さんのかわいらしさも際立っています。
坂口良子さんは1970年代から1980年代前半にかけて、歌手としても活動されていました。シングル7枚アルバム2枚を発表しています。
女優だけではなく、歌手活動も多くではありませんが、出演作品の主題歌など歌っていらっしゃったようです。
57歳という若さで亡くなった、坂口良子さん。2011年、別の病状で病院を訪れたときにがんが発見されたのだそうです。
それでは、坂口良子さんの病気について迫っていきたいと思います。
横行結腸がん(大腸がん)による肺炎のため、亡くなりました。大腸がんで体が弱っているところに肺炎を併発されたのでしょうね。
2011年秋ごろ、坂口良子さんは鎌倉でのロケ中に急激な腹痛に襲われ、病院を訪れたところ、腸閉塞と診断されました。
その治療時に大腸に初期ガンが見つかったのだそうです。その際、緊急入院という診断だったそうですが、まわりに迷惑をかけたくないと東京の病院まで自身で運転し、移動したのだそうです。
その後、すぐに大腸がんの手術を受けていらっしゃいます。
抗がん剤治療などを受けながら、病魔と闘っていた坂口良子さんですが、2013年3月27日、57歳でお亡くなりになりました。
最期は旦那の尾崎健夫さん、息子さん、娘さんに看取られたそうです。
どんどん痩せてきてしまていた坂口良子さんでしたが、まわりには病気のことは一切話さずお仕事を続けていらっしゃったようです。
元旦那の借金を返すために我武者羅に働いていた坂口良子さん。その為、子供たちの事をあまり構ってあげる事が出来なかったことを悔いていたそうです。
病気を隠しながらも仕事を続けた理由のひとつには、その償いとして、タレントでテレビに出だしていた娘の坂口杏里さんの為に、畑違いのバラエティなどに親子で出演されていたのかもしれませんね。
坂口杏里さんは『病名は腸閉塞で、手術をすればすぐに治る』と言われ、それを信じていたそうです。 ですので、退院後は親子でバラエティなどに出演していたそうです。
しばらくして、坂口良子さんは「検査」と坂口杏里さんに告げ、再び入院します。兄からの連絡を受け、坂口杏里さんが病院に駆けつけたころには、良子さんは話すこともできない状態で、そのとき初めて大腸がんの末期だと告げられたそうです。
抗がん剤の治療をしながらも、ドラマやバラエティ番組に出演していた坂口良子さん。
2012年9月17日・24日にTBSで放送された『渡る世間は鬼ばかり ただいま!!2週連続スペシャル』が坂口良子さんが最後に出演されたドラマとなりました。
可愛らしい容姿でだんとつの人気を誇っていた坂口良子さん。そのアイドル女優と呼ばれていた10代~20代のころを詳しく見ていきたいと思います。
坂口良子さんはミスセブンティーンコンテストに優勝して芸能界入りしました。現在は雑誌のモデルを選ぶコンテストになっていますが、当時は芸能界入りの登竜門とされており、あの松田聖子さんや国生さゆりさんなどもこのミスセブンティーンをきっかけに芸能界デビューをされています。
ミスセブンティーンコンテストで優勝した翌年、フジテレビ系列局で放送されていたテレビドラマ『アイちゃんが行く!』でいきなり主演デビューを果たします。
坂口良子さんのかわいさから、アイドル的な人気を誇っていました。
2018年にNEWS・加藤シゲアキ主演で「犬神家の一族」が放送されました。その演じた金田一耕助が“史上最低”と逆の意味で話題になり、傑作と称される1976年の角川映画版を鑑賞する人が出たそうです。
そこで、坂口良子さんが演じた当時のおはるが現代風の美人だと話題になりました。
坂口良子さんには一時期40億もの借金がありました。それはどうしてできたのでしょうか。続いては、坂口良子さんの借金と最初の旦那さんとの離婚について迫っていきたいと思います。
坂口良子さんは、1984年に紹介で知り合った18歳年上の不動産会社役員、田山恒彦さんと1986年に結婚します。人気女優だった坂口良子さんが18歳年上の男子と結婚する事は大きな話題となりました。
そして、坂口杏里さんとその兄である息子・直彦さんを授かりました。
結婚の翌年、田山さんの勤める会社が、税務調査で9億円の申告漏れを指摘されます。事情聴取を受けた田山さんは会社を退職しました。
その後、田山さんは独立して不動産業を始めます。
バブル期に不動産王とも呼ばれていた田山さんですが、バブル経済が崩壊したことで、会社が倒産し、多額の借金が残ることとなってしまいます。
実は、田山さんが坂口さんの実印を勝手に持ち出して、坂口さん名義のマンションや一戸建てを担保に借金をしたすえ転売したり、差し押さえられていた事が発覚します。
坂口良子さんは全く知らなかったそうです。
更に、坂口良子さんは、知らない間に連帯保証人にまでされていました。田山さんの借金は40億円にも上ったのではないかと言われています。
こういった事から、田山さんに不信感が募った坂口良子さんは離婚を選択します。慰謝料等は発生せず、それどころか、その40億の借金を坂口良子さんに押し付ける形で田山さんは逃亡したと言われています。
借金を背負った状態でシングルマザーとして生きていくことになった坂口良子さんは、仕事を選ばず、安いギャラの仕事も受け、必死で働いて、わずか10年で借金を返済してしまいました。
独身時代の貯金も元旦那に引き出されて使われてしまっていたようで、本当に苦しかったであろう事が想像できます。
坂口良子さんは亡くなる少し前にプロゴルファーの尾崎健夫と再婚されています。続いては、坂口良子さんと尾崎健夫の出会いから再婚にいたるまでに迫っていきます。
坂口良子さんと尾崎健夫は、1997年10月に知り合います。そして1998年には交際が始まったそうです。
お互い結婚を意識する交際でしたが、坂口良子さんの娘・坂口杏里さんが激しく反対を続け、10年以上事実婚の関係が続きました。
尾崎さんは辛抱強く坂口杏里さんと距離を縮め、杏里さんも大人になってきたことでようやく結婚を認める気持ちになれた事もあり、2012年8月に結婚されます。
1997年に出会った二人は、すぐにお互い意識をするようになったそうですが、離婚してまだ間もない坂口良子さんは二の足を踏んだそうです。
そんな坂口良子さんの借金で多忙な事や、子供との時間を取れず悩んでいることなど、すべてを理解した上で受け止めようとしてくれる尾崎さんの優しさに惹かれて、1998年に交際がスタートしたそうです。
尾崎健夫さんは、坂口良子さんが病気であることをもちろん知っており、そのうえで結婚に至り、亡くなるまで献身的な看病をされたそうです。
坂口良子さんにとって、借金を返している時からずっと支えてくれた本当に頼りになる男性だったことでしょう。
続いては、坂口良子さんが子供たちに残した遺産について迫ってみたいと思います。元旦那の借金を返金したにも関わらず、子供たちのためにきちんと貯めていらっしゃったようです。
坂口良子さんの遺産は推定8000万円と言われています。金額は定かではありませんが、借金返済後も堅実な生活をし、何千万かを貯めていらっしゃっていたことが予想されます。
夫であった尾崎健夫さんは、坂口良子さんの遺産をすべて子供たちに渡したそうです。まさかそれを坂口杏里さんは、全てホストに使ってしまうとは、尾崎さんも思ってもみなかったのでしょう。
坂口良子さんの娘・坂口杏里さんは、2016年までタレントとして活動しており、坂口良子さんが亡くなるまでは親子でテレビによく出演されていました。
それでは、坂口杏里さんについてご紹介します。
母親の坂口良子さんが亡くなってから、ホストクラブに頻繁に出かけるようになり、派手な遊び方をしていると度々報道されていた坂口杏里さん。
数千万円にもおよんだ遺産を、なんとホストに使い果たしてしまいました。
坂口良子さんの遺産を使い果たしてしまった坂口杏里さんは、それでもホストクラブ通いは止まりませんでした。借金をするようになったのです。
闇金融からも借金をしていたようで、金利がかかることや、高利貸しの意味も知らずに借金を重ね2000万円ほどにまで膨れ上がったしまったそうです。
その事がきっかけでAVデビューしたのではないかと言われています。
2019年8月には,警察沙汰も起こしていますね...
坂口良子さんと尾崎健夫さんが交際する際、母親を取られてしまうという気持ちから尾崎健夫さんを嫌っていたという坂口杏里さん。
7歳の頃だったので、それが普通の反応なのかもしれませんね。ゴミ箱を投げつけるなど、かなり激しい抵抗をしていたようです。その後も徐々に二人の交際を認めるようになりますが、入籍に関してはなかなか認められなかったようです。
坂口良子さんには、坂口杏里さんの他に、直彦さんという息子さんもいらっしゃいます。息子さんは一般人のため情報は少ないですが、一度テレビに顔を出されたこともあります。
それでは、息子・直彦さんについて迫っていきたいと思います。
坂口良子さんの息子が慶応大学医学部を卒業しているという噂があります。詳しく調べてみましたが、はっきりとした確定できる話を見つけることはできませんでした。
坂口良子さんと尾崎健夫さんの披露宴でスピーチをした様子がテレビで放送された際、話し方が少し独特だったため、一部の視聴者が障害があるのではないかと言い出し、噂が流れたようです。
医者であるといわれている息子さんには、坂口良子さんは本当の病名を伝えていたといわれています。相手が医者であるならば、隠すことは不可能だったのでしょう。
坂口良子さんが亡くなってから、ホストクラブ通いで遺産を使い果たし、AV女優としてデビューしても、まだお金が足りないのか、とうとう脅迫で逮捕されてしまいます。
2017年に知人男性から現金を脅し取ろうとして、恐喝未遂容疑で逮捕されています。その後、不起訴処分となりました。この知人男性というのは交際のあったホストの事で、なんと3万を脅し取ろうとしたのだそうです。
そして、先日、元交際相手の男性宅に無断に侵入した疑いで逮捕されました。その男性というのは2017年に逮捕された際のホストではないかと言われています。
少し天然の度合いは強いように見えましたが、母親の坂口良子さんとテレビで笑っている際は、かわいらい女性でした。どこで、こうなってしまったのでしょうか。
57歳という若さでお亡くなりになった坂口良子さんについて迫ってきましたが、美人で華やかな芸能界で活躍されていた裏側では、元夫が作った40億の借金を10年で返済するなど、大変な思いを沢山されていました。
亡くなる前には娘の坂口杏里さんと数多く共演されていたことから娘さんのことを気にかけていたことが良く分かります。坂口杏里さんは、坂口良子さんが亡くなってから騒動だらけですね。早く落ち着かれること祈るのみです。
坂口良子さんは、きれいで強くたくましい女性でした。
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