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モンゴリアンデスワームは実在する?正体は目撃されているが真相は?

モンゴリアンデスワームはミミズや芋虫のような形の未確認危険生物です。その生存や目撃は多数であるものの、いまだに決定的な情報を掴めずにいます。ですので、その正体は依然として謎に包まれている他、はっきりとしたモンゴリアンデスワームの真相はわかっていません。

モンゴリアンデスアームはゴビ砂漠で目撃される謎の生物

モンゴリアンデスアームはゴビ砂漠に存在するという謎の生物です。存在を確実視する声もありますが、映像が撮影されたり、捕獲されたという話はありません。モンゴリアンデスアームの目撃情報や報告されている生態など、モンゴリアンデスアームの情報をまとめてみました。

モンゴリアンデスワームとは?

モンゴリアンデスワームが目撃されているのは、モンゴルのゴビ砂漠周辺です。モンゴル語ではオルゴイホルホイと呼ばれていますが、これは腸虫というような意味で牛の腸に似ていることからつけられた名前です。オルゴイコルコイという別の名前もつけられています。

モンゴリアンデスアームの生態やどんな調査が行われたのかについてご紹介します。

ミミズのような未確認生物

モンゴリアンデスワームは地中に生息する生物で、ミミズや芋虫のような姿をしているといわれています。体長は50cm程のものから大きなものは1.5メートルになるといわれています。体の色は赤黒く、体が光る場合もあるそうです。

ゴビ砂漠は6月から7月に雨季になりますが、この頃にモンゴリアンデスワームの姿が目撃されやすくなります。Goyoと呼ばれる毒性の植物の付近にいることを好み、Goyoの毒を吸収して利用していると言われています。

モンゴリアンデスワームは猛毒を持っており、獲物に黄色い毒を吹きかけることが知られています。この毒は致死性で距離が離れた相手にも、感電したようなショックを与えるそうです。信憑性は薄いですが電撃を出して攻撃するとも言われ、かなり恐ろしい生物と考えられています。

ロシアの調査隊が確認した

モンゴリアンデスワームの調査の記録はかなり以前から存在しています。1800年代の初めには、ロシアの調査隊が存在を確認したと言われています。

モンゴリアンデスアームに襲われた調査隊からは、数百人の死者が出たという情報もあります。ソ連が崩壊してからは、外国人による調査も行われるようになりました。

チェコの未確認動物学者の調査

1990年から1992年の間にチェコの未確認動物学者として知られるイワン・マッカールさんが、モンゴリアンデスワームの調査を行っています。彼が収集した目撃情報はかなり多かったと言われています。

ただし、イワン・マッカールさんは、正式な動物学者というわけではありません。未確認生物の調査を行いオカルト誌に投稿することが多い人物のため、調査の内容を疑問視する声もあります。

捕獲例はなし

2005年には、イギリスの研究チームもモンゴリアンデスワームの捜索を行っています。動物学ジャーナリストのリチャード・フリーマンさんは、モンゴリアンデスワームが致死性の毒を持つことには信憑性がないとした上で、モンゴリアンデスワームは実在する可能性が高いと言っていました。

しかし、これだけ目撃例や調査を行われているにも関わらず、現在のところを捕獲されたことは一度もありません。

モンゴリアンデスワームは実在する?



数多くの目撃例があるにも関わらずモンゴリアンデスワームを捕獲されたことは一度もありません。しかし、調査中に地中を掘り進む生物が確認されたという報告もあり、モンゴリアンデスワームが実在する可能性はかなり高いと言われています。

モンゴリアンデスワームに関する情報についてまとめてみました。

新種の爬虫類

モンゴリアンデスワームは巨大なミミズのような生物と言われていますが、新種の爬虫類ではないかという説も有力視されています。砂漠には多数のヘビが生息していますし、猛毒を持つヘビが多いことはよく知られています。

手足のないモンゴリアンデスワームは蛇に似ていると言えなくもありません。また、ゴビ砂漠では確認されていませんが、手足のないミミズトカゲというトカゲも存在します。モンゴリアンデスワームが手足のない爬虫類の可能性は十分にあるでしょう。

似た生物は存在する

モンゴリアンデスワームは調査チームによって目撃されたことはなく、調査はほとんど進んでいないのが現状です。しかし、現地での目撃証言が多いことや調査中に地中を掘り進む生物を目撃したという証言もあります。

猛毒の巨大生物が本当に実在するのかどうかはわかりませんが、モンゴリアンデスワームに似た生物が存在する可能性が非常に高いと言われています。

目撃情報が多数

モンゴリアンデスワームの目撃情報は多数報告されています。1960年にはモンゴリアンデスワームの毒で、ラクダの群れが殺される様子が目撃されました。鉄の棒で地面を突いていた地質学者が突然死んでしまい、地面の中からモンゴリアンデスワームが現れたこともあったそうです。

ある時は馬に乗っていた人がモンゴリアンデスワームを突いて、馬と一緒に殺されたそうです。突いた棒は毒で緑色に変色していました。誤ってモンゴリアンデスワームに触ってしまった人物は氷袋の中に手を突っ込みましたが、袋が毒で緑色になってしまったといいます。

1973年には元陸軍大佐がバイクで走行中に、茶色いソーセージ状の生物を目撃しています。この生物は身体全体から、電気のような光を出していたそうです。

鳥取砂丘にはいない

恐ろしいモンゴリアンデスワームは鳥取砂丘にいるという噂も流れているようです。しかし、モンゴリアンデスワームはあくまでモンゴルのゴビ砂漠にいると言われている生物で、他の地域で目撃されたことはありません。

鳥取砂丘にモンゴリアンデスワームが出るという情報は、全くのデタラメのようです。

モンゴリアンデスワームの正体は?

謎の生物モンゴリアンデスワームですが、その正体については様々な説があります。全く未知の生物の可能性もありますが、よく知られている生物が砂漠に適応して進化したものではないかという説が有力なようです。

モンゴリアンデスワーム正体ではないかと考えられている生物についてご紹介します。

砂漠で進化した生物

モンゴリアンデスワームはミミズや芋虫のような生物と言われていますが、その正体はわかっていません。ミミズならかなり大きなものが存在する可能性は高いです。

ただし、攻撃的なモンゴリアンデスワームの目撃証言から考えると、ミミズという説はあまり指示されていません。爬虫類や電気ウナギが砂漠に適応して進化したのではないかといわれています。

蛇やトカゲの説

モンゴリアンデスワームは、コブラなどの毒蛇やトカゲがゴビ砂漠に適応して進化した生物ではないかといわれています。

確かに毒蛇の中には毒液を口から吐き出す種類もいますし、手足がなくなって蛇のように見えるトカゲも存在します。

砂漠に生息する爬虫類は少なくないので、可能性は十分にありそうです。

電撃ウナギの説

モンゴリアンデスワームは電気ウナギが砂漠に適応して進化したのではないかともいわれています。電気ウナギはかなり強力な電気を発生する生物であり、体も細いためモンゴリアンデスワームの特徴に似ていないわけではありません。

ウナギは魚ですが陸上で長期間活動することも確認されています。しかし、電気ウナギはウナギとは全く別の種類の魚であり、砂漠に適応して変化するというのも考えづらいでしょう。

とはいえ、地中を進む生物が電気を発生させるように進化するのはあり得ない話ではありません。

モンゴリアンデスワームの作品は?

映画に登場する架空のモンスターのような設定のモンゴリアンデスワームですが、実際にモンゴリアンデスワームが登場をする映画が撮影されました。

どんな作品になっているのでしょうか?モンゴリアンデスワームが登場する作品について解説します。

トレマーズシリーズに登場

モンゴリアンデスワームは映画トレマーズシリーズの番外編に登場しています。トレマーズシリーズは、グラボイズという名前の地底生物が現れるパニック映画シリーズで、テレビシリーズとしても作成されています。

グラボイズは成長すると10メートルを超えるサイズになりますが、姿形はモンゴリアンデスワームに似ています。このグラボイズは正体不明の生物であり、詳しいことは明らかにされていません。

『モンゴリアン・デス・ワームの巣窟』

『モンゴリアン・デス・ワームの巣窟』はタイトルに新トレマーズとついていますが、トレマーズシリーズとは直接の関係はありません。

モンゴリアンデスワームが登場するパニック映画です。モンゴリアンデスワームがモンゴルで大暴れしますが、残念ながら電撃で攻撃してきたりはしません。

トレマーズのファンが見ることが多いせいか比較しての批判も多いですが、モンゴリアンデスワームが登場するパニック映画としてみればなかなか面白い作品です。

モンゴリアンデスワームは意外と信憑性がない?

モンゴリアンデスアームは多くの目撃例があり、存在するのは確実ともいわれています。しかし、存在を疑問視する声も少なくありません。モンゴリアンデスワームの存在が疑問視される理由についてご紹介します。

実は専門家が関わっていない

モンゴリアンデスワームの調査に動物学者が乗り出したといわれることがありますが、実は正式な動物学者がモンゴリアンデスワームの調査に乗り出したことはありません。もちろん、それがモンゴリアンデスワームの存在を否定することにはなりません。

しかし、専門家が調査に乗り出したという話が一人歩きして、存在する可能性が非常に高いということになってしまったようです。

信頼できる目撃証言がない

目撃証言が多数あるモンゴリアンデスワームですが、信憑性のある目撃証言はほとんどないといわれています。モンゴリアンデスワームに殺されたという話は多いですが、どこの誰が殺されたという具体的な話はありません。噂話のレベルの目撃証言が多いのです。

また地中の生物が現れた場合、そこに巣穴があると考えられます。しかし、巣穴も確認されていません。また、生息が確実視されているといわれながら、本格的な調査はほとんど行われていないのです。

モンゴリアンデスワームの生息は専門家の間では、そこまで信憑性のある話ではないともいわれています。

モンゴリアンデスアームは捕獲されるのか?

モンゴリアンデスワームの情報についてまとめてみました。実在する可能性が非常に高いといわれるモンゴリアンデスワームですが、実際は信憑性のある情報は少ないようです。

とはいえ、モンゴリアンデスワームに関する目撃情報はかなり昔から存在しており、なんらかの生物が存在していることは十分に考えられます。ゴビ砂漠には未知の生物が潜んでいるのかもしれません。

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