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ジー・オーグループの大神源太の現在!詐欺事件の概要をご紹介!

ジー・オーグループの大神源太さんという人物をご存知ですか?ジー。オーグループ詐欺事件を起こし、懲役18年の実刑を受けた人物です。現在の大神さんはどうしているのでしょうか?事件の概要と大神さんのいまの暮らしについて詳しく調べてみました。

大神源太の現在は?詐欺事件はどんな事件?

大神源太さんはジー・オーグループの実質的経営者で詐欺事件を起こして、逮捕され懲役18年の実刑判決を受けた人物です。
そんな大神源太さんは今どのような暮らしを送っているのでしょうか?
また詐欺事件はどのようなものだったのでしょうか?
大神源太さんの現在と詐欺事件について徹底調査しました。

大神源太とは?

大神源太さんはジー・オーグループの実質的経営者で、大規模な詐欺を働きましたが、どのような人物だったのでしょうか?

大神源太さんについて見ていきます。

九州の高校を退学

大神源太さんは九州の福岡にある工業高校に在籍していました。しかし授業態度や素行はあまりいいものとは言えず、喫煙や無断欠席もしていたそうです。
大神源太さんは工業高校を退学するのですが、退学の原因が教師に無断欠席を咎められたためだそうです。

無断欠席を咎められ退学した大神源太さんですが、退学後には派手な私服とくわえタバコで担任教師に喧嘩を吹っ掛けたという話も残ってるそうです。大神源太さんの犯罪の経歴は高校時代から始まっていたと言えるのではないかということです。

口癖は「ビッグになる」

大神源太さんは若いころからビッグになりたい、大物になりたいという気持ちが強かったです。そして大神源太さんは矢沢永吉さんに憧れており、口癖が「ビッグになる」でした。
大神源太さんは高校時代からビックマウス発言が多かったそうです。

大神源太さんのビックマウス発言はいろいろとあります。アジアを救うというワールドワイドな発言や他人は守れってくれないといった人間不信の発言も残しています。
全体的に演技のかかった発言が多いことから大神源太さんは何らかのパーソナリティ障害を抱えていたのではないかと噂されているそうです。

ナルシストな性格

大神源太さんはかなりのナルシストな性格で知られていました。
大神源太さんは自分の写真や画像をカレンダーにして販売していました。
まさに大神源太さんはかなりのナルシストな性格であると言えるのはないでしょうか。

また大神源太さんは自分のことを日本一カッコいい男と臆面もなく言ったり、自分の鍛えた肉体をメディア等で積極的に露出するなどもしており。自己愛の強さを示しています。
また自己評価が高く自分を高く見積もっていたそうです。

大神源太の周りの人

大神源太さんの友人や妻といった周りの人は華やかなものでした。
友人としてはハリウッド俳優のジャン=クロード・ヴァン・ダムさんと友人でした。
ジャン=クロード・ヴァン・ダムさんは格闘家、アクション俳優として活躍している人物です。

また大神源太さんの妻はフィリピン人です。大神源太さんは逮捕前はフィリピンを拠点にしていました。メイン商品として販売していたユニバGはフィリピン産のバナナの葉っぱを使用して製造されていたため、日本とフィリピンを行き来していたそうです。
そのため妻もフィリピンで出会っているそうです。

大神源太の経歴

大神源太さんは大規模な詐欺を起こして逮捕されてしまいますが、大神源太さんの経歴は一体どのようなものなのでしょうか?

大神源太さんの経歴について迫ります。

訪問販売法違反で有罪に

大神源太さんはジー・オーグループの実質的経営者になる前は化粧品会社を経営していました。そして大神源太さんはその化粧品会社でも詐欺を働いていました。
顧客から商品代金を受け取ったにも関わらず、商品の受け渡しをしなかったのです。

そのため大神源太さんは訪問販売法違反で逮捕されました。
しかし大神源太さんは逮捕されたとき、もっとビッグになって返り咲くと発言しており、反省の色は全くありませんでした。
この詐欺では罰金50万円が言い渡されています。
大神源太さんの経歴は詐欺で塗り固められたものであると言えるということです。

ジー・オーグループの代表に

大神源太さんは化粧品会社での詐欺事件の後、また懲りずに新たな会社を立ち上げています。それがジー・オーグループです。
ジー・オーグループを立ち上げた、大神源太さんは代表を務めており、詐欺の指揮をしていました。

大神源太さんはジー・オーグループの代表として映画制作や新聞発行や債権回収などの様々なグループ企業を束ねていました。そのグループ会社は6社ありました。
ジー・オーグループは大神源太さんが新たな詐欺のために立てた会社なのでしょう。

ジー・オーグループとは

ジー・オーグループは大神源太さんが代表を務め、詐欺の指揮を執っていました。
このジー・オーグループはグループ会社が6社あります。「ジー・コスモス・ジャパン」「ジー・ユニバーサル」「神埼共栄開発」「みなもと債権回収」「ジー・オー・フィルムインターナショナル」「大義新聞社」がジー・オーグループの傘下に入っていました。

しかし実質は名ばかりのペーパーカンパニーでした。活動を確認できたのは「ジー・コスモス・ジャパン」「大義新聞社」と映画制作時に「ジー・オー・フィルムインターナショナル」が活動していたくらいです。
そこでジー・オーグループについて見ていきます。

ジー・オーグループの由来

大神源太さんはジー・オーグループの代表を務めていましたが、ジー・オーグループの名前の由来はどのようなものだったのでしょうか?
ジー・オーグループの名前は大神源太さんのナルシストさを物語っているものになっています。

ジー・オーグループは大神源太さんのGenta OgamiのイニシャルであるGとOから名づけられました。
ちなみに登記上を含めた公式な表記は「ジー.オー」です。
まさに社名までナルシストを感じられるものです。

ジーシステムによる通信販売詐欺

ジーシステムは架空の事業です。
ジーシステムは消費者が商品カタログから好きな商品を選択して、その商品に対して広告費を出します。このことをエントリーといい、1回のエントリーにつき2000円の手数料が必要です。エントリーした商品が売れるとグループ会社から売り上げに応じた配当金がもらえるというものです。

ジー・コスモス・ジャパンが新聞折り込み広告や求人情報誌に在宅ワークの広告を出して、資料請求者に「ジーシステムの手引き」という冊子を送付していました。在宅ワークを装って消費者を勧誘していますが、実際には広告費名義の出資金集めでした。

ユニバG販売事業

ジー・オーグループは通信販売詐欺以外にも事業があります。
ジー・ユニバーサルが手掛けていたユニバGです。
このユニバGはフィリピンを原産とするバナナの葉っぱのお茶のことです。
生活習慣病に役立つ、薬餌飲料とPRして販売していました。

このユニバGには広告にお金をかけており、テレビCMや販促資料には大神源太さんの友人であったハリウッド俳優ジャン=クロード・ヴァン・ダムさんを起用したり、促進ビデオである『ユニバG物語〝私がアジアを救う〟』を制作したりしていました。

ジー・オーグループ詐欺事件の概要

大神源太さんがジー・オーグループで行った詐欺はどのようなものだったのでしょうか?

大神源太さんのジー・オーグループでの詐欺事件の概要について説明していきます。

ジー・コスモス・ジャパンからの資金集め

大神源太さんは1996年ごろに自身を社長とする「ジャパンジー・オーグループインターナショナル株式会社」を設立しました。
その下に「ジー・コスモス・ジャパン」を置いて、資金集めを開始しました。
前で説明したジーシステムを売りにして一般から投資を募りました。

しかしジーシステムだけでは思うように資金がが集まらず「確約エントリー」「広告活動代金」「買収設立活動代金」などの名目で元本保証で高配当を謳って資金集めをしていました。しかし通信販売事業は行われることはありませんでした。

警視庁の捜索がはじまる

ジー・オーグループには警察や消費者センターへの問い合わせが急増したことから警視庁による一斉捜索を受けました。2002年に警視庁がグループ各社を出資法違反容疑で家宅捜索したのですが、通信販売用の商品が全くなく、ジーシステム自体が架空のものであったと判明しました。

それだけではなくグループ会社である「ジー・コスモス・ジャパン」、「ジー・ユニバーサル」、「神埼共栄開発」、「みなもと債権回収」、「ジー・オー・フィルムインターナショナル」、「大義新聞社」のうちのほとんどがペーパーカンパニーであるいうことも判明しました。

大橋源太の逮捕

警視庁に家宅捜索をを受けたジー・オーグループですが、この家宅捜索の後、大神源太さん個人と「ジャパンジー・オーグループインターナショナル」「ジー・コスモス・ジャパン」「神埼共栄開発」「みなもと債権回収」の破産宣告をしました。

そして大神源太さんと会社の幹部7人が2002年9月に組織犯罪処罰法違反と詐欺容疑で逮捕されることになりました。大神源太さんを代表にした一連の組織的詐欺は大神源太さんや会社の幹部の逮捕という結末を迎えました。

逮捕の前に妻に電話をしていた!

大神源太さんは組織的詐欺を働いて逮捕されました。
そんな大神源太さんには逮捕の直前に関するエピソードがあります。
大神源太さんは逮捕の直前、フィリピン人の妻に国際電話をして「ラブ・ユー」と言った後、目を赤くしたそうです。

そのため記者が大丈夫か聞くと大神源太さんは自分の胸をたたき「俺だから大丈夫だ」と言い、最後まで芝居かかった態度をしていました。
また警察車両に乗せられる直前には「会員は家族です」と言い残したそうです。

裁判の判決は?

大神源太さんはジー・オーグループの詐欺で巨額の資金を集めたと言われています。
そんな大神源太さんは逮捕されましたが、その判決はどうなったのでしょうか?

大神源太さんの裁判の判決について見ていきます。

実刑判決に至るまでに8年!

大神源太さんは1996年頃から2002年にかけて配当の見込みがないのに高額な配当が必ず受け取れるなどと嘘を付き会員135人から合計約13億4千万円を騙し取ったとして2007年に東京地方裁判所で実刑判決を受けました。

その後、大神源太さんは控訴しましたが、2008年の第二審でも一審判決と同じ判決が支持されました。しかし大神源太さんは詐欺に当たらないと無罪を主張し続けました。
しかし最高裁判所は上告を棄却する決定をして、2010年に大神源太さんの実刑判決が確定しました。

懲役は?

大神源太さんは8年の歳月をかけて実刑判決を受けましたが、その内容は懲役18年というものでした。
そんな大神源太さんは裁判に8年という歳月を要している為、2010年に懲役18年の実刑判決が確定しました。

大神源太さんは2010年から刑期を全うするために服役中です。大神源太さんは懲役18年の実刑判決を受けたため現在もなお服役中であると思われます。
大神源太さんの実刑判決、懲役18年は妥当な判決ではないでしょうか。

出所はいつ?

大神源太さんは実刑判決で懲役18年が確定しましたが、出所はいつになるのでしょうか?
大神源太さんは懲役18年の実刑判決が2010年に確定していますので、そのため予定では2028年の出所となっています。

しかし18年で出てくるとは限りません。18年よりも早く出れる場合もあります。
恩赦や模範囚の場合はもしかしたら早く出てくることのできる可能性があります。
しかし現在、仮出所したという情報はないため、まだ服役中ということになります。

出所後の生活は

大神源太さんの出所後の生活について一部の噂では、被害者たちから騙し取ったお金を隠しておいて、出所後にはそのお金を使ってリッチな生活をするのではないかというものがあります。ジー・オーグループは5年間で500億円近い金額を稼ぎましたが、一部の資金は行方不明のままです。そのため、どこかに大金を隠しておいても不自然ではありません。

また大神源太さんは出所後にフィリピンに行くのではないかということも言われています。
大神源太さんの妻のいるフィリピンに行き、そこで悠々自適な生活を送るのではないかということです。
もしかしたら出所後は隠しておいたお金でフィリピンに行き、そのお金で悠々自適な生活を送るつもりなのかもしれません。

逮捕後のジー・オーグループは?

大神源太さんらが逮捕後は「ジャパンジー・オーグループインターナショナル」「ジー・コスモス・ジャパン」「神埼共栄開発」「みなもと債権回収」が破産宣告されたため2005年9月に破産終結しました。そのためグループ会社はすべてのグループ会社は存在しません。

また逮捕後、一般人によって大神源太さんに関連する会が発足されました。
大神源太さんに関連する会について見ていきます。

「大神源太を見守る会」発足

大神源太さんの刑が確定したのは2010年ですが、その後2016年にFacebook上で一般人である管理人Mさんによって「大神源太を見守る会」というものが発足されました。そして「大神源太を見守る会」は何年か経ってもネタとして扱われているそうです。

この管理人Mさんは日本の刑務所のどこかに大神源太さんが服役していることから、全国各地の刑務所に大神源太さん宛の手紙を送って大神源太さんの居場所を突き止めようとしたそうです。その甲斐あってか大神源太さん本人より手紙が届いたらしいです。

大神源太は山形の刑務所にいる!

大神源太さんは現在、どこの刑務所で服役しているのでしょうか?
実は大神源太さんは山形の刑務所にいるらしいです。
大神源太さんが山形の刑務所にいる根拠としては先ほど説明した「大神源太を見守る会」にあります。

管理人Mさんは大神源太さんの居場所は明かしませんでしたが、その後のFacebookのコメント欄に大神源太さんの目撃情報が寄せられました。
それによると山形にいる同じ工場だった、山形で衛生班であるといった目撃情報が寄せられました。

大神源太の出演物

大神源太さんはナルシストな性格から自分のカレンダーを作ったり、自身が主演の映画を製作したりしていました。どれも自分を全面に出したものとなっています。

そこで大神源太さんが出演したものについて見ていきます。

映画「ブレイド・オブ・ザ・サン」

大神源太さんは「ブレイド・オブ・ザ・サン」という映画を企画・制作・監督・主演をした映画です。この映画でジェフ・スピークマンさんと共演しました。この映画はアクション映画で大神源太さんが日本刀を二刀流として振り回して、格闘シーンが盛り込まれている映画です。

「ブレイド・オブ・ザ・サン」は5億円かけて制作されたと言われていますが、大神源太さんの逮捕、グループ会社の破綻によって一般公開されることはありませんでした。
「ブレイド・オブ・ザ・サン」は全世界で180億円の興行収入を見込んでいたそうです。

カレンダーの作成

ナルシストな性格だった大神源太さんは自身のカレンダーも作っていました。
このカレンダーには「セクシー編」「アクション編」「哀愁編」「MIX編」の合計4種類のカレンダーがあります。このカレンダーはジーシステムの詐欺の時に資料請求した人に送り付けて、あとからカレンダー代金を請求することもあったみたいです。

このカレンダーにはスーツで決めた姿、乗馬をする姿、半裸の姿等が載っていて、大神源太さんの様々な姿を見ることができます。特に「セクシー編」が人気が高く、「水も滴るいい男」とは言いますが、濡れている写真が多いようです。

大神源太はお笑いコントに出てくる?

大神源太さんは詐欺事件を起こしたことによって一躍時の人になりました。その影響はお笑いまで来ていました。

大神源太さんはサンドウィッチマンのコントのネタに使われました。
そこで大神源太さんが使われたサンドウィッチマンのコントを見ていきます。

「結婚相談所」

サンドウィッチマンのコントに「結婚相談所」というものがあります。
そのコントでは富沢たけしさんが結婚相談所の職員となり伊達みきおさんが結婚相談所に来店するという役を演じてコントをしています。その中で大神源太さんの名前が出てきます。

コントの中で富沢たけしさんが伊達みきおさんのプロフィールを作る際に、「自分主演の映画監督、フィリピン人の妻がいる」という設定に変えます。そして伊達みきおさんが「大神源太じゃねぇか、それ!」とツッコミを入れています。
このコントはサンドウィッチマンのファンの間では有名でなおかつ人気のコントだそうです。

大神源太は詐欺で懲役18年の実刑判決を受け今も服役中だった

大神源太さんはジー・オーグループで組織的詐欺を働いた後、逮捕され懲役18年の実刑判決を受けて今でも服役中でした。大神源太さんはナルシストで自分を前面に出した映画やカレンダーなどを制作していました。今は服役中ですが、2028年に出所予定です。大神源太さんが刑務所で更生して出所後はまっとうな生活を送るように願うばかりです。

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