ニンフォマニアの意味や特徴は?映画のあらすじ・色情症の病気解説!

ニンフォマニアは色情症と呼ばれる病気です。そんな病気を描いた映画『ニンフォマニアック』が話題を読んで、ニンフォマニアについて考える人も増えたと思われます。今回は、ニンフォマニアになってしまった女性の特徴や診断方法、治療方法まで解説していきます。

ニンフォマニアについて解説!

『ニンフォマニア』についてご存知でしょうか?『ニンフォマニア』とは色情症(しきしょうじょう)という性欲が異常に強くなってしまう精神医学用語のことを指します。

皆さんももしかすると映画のタイトルで『ニンフォマニアック』というものを聞いたことがあるかもしれません。この映画のタイトルから見てわかる通り『ニンフォマニア』=色情症(しきしょうじょう)についてが題材になっている作品です。

今回は、『ニンフォマニア』について学んでいきましょう!映画のあらすじについても見ていきましょう。それではご覧ください。

ニンフォマニアとは?

『ニンフォマニア』とは、2013年に公開された映画の題材になっていて、世界中で話題を呼びました。多くの人の反響により知られることが増えていきました。

『ニンフォマニア』は、「性」に関することであり、もしかするとあなたも陥ってしまうかもしれません。これは、精神的な病気という風にとらえてもいいでしょう。

「性」の問題を抱えていることは決して恥ずかしいことではありません。日本では、大々的に主張をすることも少ないですし、テレビでは、堂々と扱うことができないセンシティブな病気ともいえます。知らなかった人がいれば、この記事を読んで知っていただければ幸いです。

女性の性欲が高まる症状

『ニンフォマニア』は、女性の性欲が高まる状態のことを言います。主に「女性」に対して使われる言葉になってきます。

 

『ニンフォマニア』=色情症(しきしょうじょう)と呼ばれたり、「多淫症」や「色情狂」と呼ぶこともあると言います。これらの単語は、精神医学用語に登録されているものとなっています。性欲が異常に高くなって、自分ではコントロールできないくらいの状態にまでなってしまうようです。

 

  • 好訴妄想(妄想観念)型=相手から愛されていると錯覚して主張すること

 

  • 異常性欲型=性欲の抑制欠如が原因とされていて性機能障害のことです。

 

異常性欲型で、女性は『ニンフォマニア』と呼びます。

 

 

男性の場合はサチリアジス

上記で女性の場合について紹介をしてきましたが、男性ではなんというのでしょうか。男性の場合だと『サチリアジス』と呼ぶそうです。

 

「男子色情症」というものもあり、男性に対しておこる性欲の障害の症状上の一つになります。女性と同じく、性欲が以上に高まっている状態のことを指します。「男子色情症」にも種類が2種類あります。

 

  • ドンファン型:特定の人のみと性行為をすることを追及する人のことを指しています。プレイボーイの代名詞とされている「ドン・ファン(17世紀にスペインの伝説上の放蕩児)」が語源になっています。

 

  • カサノヴァ型:不特定多数の人と性行為を追及する人のことを指します。生涯に1,000人の女性とベッドを共にしたと言われている「ジャコモ・カサノヴァ」が語源になっています。

 

異常性欲型で、男性は『サチリアジス』と呼びます。

ニンフォマニアを題材にした映画

映画『ニンフォマニアック』とは、『ニンフォマニア』を題材にしたことにより賛否両論の意見がたくさんあります。賛否両論といっても、映画の口コミサイトを見てみると、『ニンフォマニア』を知らなかった人がたくさんいたようで、ポジティブな評価が意外に多くある映画のようです。批判する意見があまりないというのが口コミサイトや感想などで見受けられました。

 

ここでは予告編と共に動画を3つ紹介をしていきますのでもしよろしければご覧になってみてください。一部過激な内容も含まれていますので、閲覧の際はご注意ください。

映画『ニンフォマニアック』

映画『ニンフォマニアック』2部作構成のデンマーク映画です。2013年に公開されています。ラース・フォン・トリアーが監督と脚本を務めた作品です。出演者は、シャルロット・ゲンズブールさん、ステラン・スカルスガルドさんなどが登場しています。

『ニンフォマニア』(色情狂)と自覚をしている女性のジョーが生まれてから、50歳までの生き方を振り返る形式で描かれています。映画の中でも一人の女性の生き方を丁寧に描いていて、対談形式(ドキュメント作)のようになっているのも特徴的です。

この映画の製作費は、2部構成の合わせて5億円程度とされていて、興行収入は、13億円となりました。日本で公開されたのは、第1部(上映時間117分)が2014年10月11日、第2部(上映時間123分)が2014年11月1日に公開されていてほかの国よりは遅れての公開となっています。

この映画のあらすじ

主人公の少女ジョーが「性」に初めて触れたときのことが忘れられず、その後数多くの男性と出会い「性」におぼれていきます。「性」に溺れたため、自分自身が壊れていくのもわかり、やがて少女から大人の女性へと成長をしていくのです。

『ニンフォマニア』(色情狂)を描いているので、当然この作品にはたくさんの「セックスシーン」があります。ただエロいというわけではなく、その中に美しさも表現されているのがポイントですが、とても過激な映画です。そして、『ニンフォマニア』(色情狂)として悩みながらも生き続けた一人の女性の人生を垣間見ることができます。

この映画の冒頭は、年配の男性が、路地裏に倒れている50歳くらいの女性を助けたことから始まるストーリーです。その女性こそが、主人公のジョーでした。自身の壮絶な過去を振り返りながら、見ず知らずの男性に話していくドキュメント形式の映画です。エンターテインメントな映画というわけではありません。

この映画のみどころ(ネタバレあり)

たくさんの「セックスシーン」がある映画で本物のように見えることが多いと話題になっていましたが、実は本物の「セックスシーン」だったそうです。スタントマンのような人がいてその人が実際に「セックスシーン」を再現するように撮影をして、演じる役者に重ね合わせて撮影をして本物のように仕上げたようです。

たくさんの人がこの映画に関わり、ドキュメント形式で伝えることでリアリティさが追及されている作品でもあります。

ストーリーの中に、ジョーが恋をして子どもを授かる幸せなシーンがありますが、『ニンフォマニア』(色情狂)の彼女が、子どもよりも自分の性欲を優先させようとしてしまいます。リアリティさは、ストーリーの中にも表れてて、『ニンフォマニア』(色情狂)が精神的な病であることが分かります。

ニンフォマニアの特徴は?

ここからは、『ニンフォマニア』(色情狂)の特徴について紹介をしていきますので、早速ですが見ていきましょう。

いくつか項目がありますので参考にしてみてください。

浮気や不倫をしてしまう

彼氏や結婚をして家庭を持っていたとしても『ニンフォマニア』になってしまうことがあります。恋愛感情のある恋人のことを愛していたとしても、他の誰かと「不倫関係」を作ってしまうようです。

例えば、恋人や配偶者と大きなけんかをしてしまったとき、気持ちが離れてしまうと『ニンフォマニア』に陥ることがあるともいわれています。1人の人と「浮気」・「不倫」をするのではなく、不特定多数の”誰でもいい”という感情があるので決めてはいないというのがポイントになってくるでしょう。

性行為のみを目的にする

『ニンフォマニア』の大きな特徴は、性行為のみを目的としている人が多いです。複数の恋を同時にしているというわけではないのです。あくまでも、「性行為をする」ことがスタートでもありゴールでもあります。

恋人であれば、「デート」を重ねての性行為ということになることが多いかもしれませんが、『ニンフォマニア』の場合だと、「性行為をする」のみです。ここに愛情がないことが多いようですね。

性行為のことを考えてしまう

『ニンフォマニア』が病気として位置づけられている大きな要因としては、生活に支障が出るからと言われています。この病気が原因で、仕事ができなくなったり、家庭が崩壊することもあるからだと言われています。

ただ単に”セックスが好き”というだけだと何の問題もありません。しかし、『ニンフォマニア』になってしまうと、「性行為」のことしか考えられなくなってくるそうです。三大欲求である、「食欲」「睡眠欲」「性欲」がありますが、この三つの中で一番強くなってしまうのが、「性欲」です。

知らない人と性行為をする

『ニンフォマニア』の特徴としては、自分のことをあまり知らない、もしくは、全く知らない人との「性行為」をすることが多いと言われています。自分で、知らない人を好んで選ぶという傾向があるようです。全く知らない人との性行為は、”非日常的なこと”ということで興奮したり、快感を覚えることもあるそうです。

心の問題もあることが多いので、「セックスが大好きな自分が嫌い(嫌になる)」と思っている人も少なからずいるのも事実です。それでも衝動が止められない。というのがこの病です。

一般的に、性行為をする人は、自分のことを知ってくれている人や好意を抱いている人などが多いかと思います。ここが大きく違うポイントになってきますね!

自慰行為では満足できない

「マスターベーション」(自慰行為)だけでは満足できなくなってくるのが、『ニンフォマニア』の特徴でもあります。「マスターベーション」をすることは決して悪いことではありません。普通の人も、ストレスの発散や女性の場合だと自慰行為をすることで、肌がきれいになったり、ストレス解消になったり様々ないい面もありますね。

『ニンフォマニア』の場合は、「マスターベーション」をすることで性欲の高まりを抑えようとする傾向があるようです。しかし、性欲が高まりすぎるがために、”性行為をしたい!”という思いが強くなるので「マスターベーション」をする回数も増えてくるようになります。

ニンフォマニアの診断方法は?

ここからは、『ニンフォマニア』(色情狂)の診断方法について紹介をしていきます。たくさんの条件があって『ニンフォマニア』(色情狂)と診断されるのですが、最終的に判断をするのは、自分ではなく医者です。

あくまでここに書いてあることは、参考程度ということにとどめておいてください。もし条件に当てはまるものがあれば、信頼できる医師に相談することをお勧めします。センシティブな問題でもあるので、適当に病院を決めるのはやめましょう。

以下の条件で診断する

すでに説明した、『ニンフォマニア』の特徴に多く当てはまるものを上記で紹介をしてきました。ここからは、それ以外にもある”条件”についてみていきましょう。

 

  • 性行為をしないと不安感やイライラを感じる。
  • 努力をしても浮気をやめらず、彼氏と長続きしない。
  • 性欲が強いと感じ、性欲が抑えられずに悩んでいる。
  • 普段の生活で突然、「卑猥」な妄想をしてしまう。
  • 浮気癖が治らない

 

などの条件があります。もし自分自身に当てはまるものがあれば、精神科などで相談を受けるといいかもしれません。

 

例えば、”アイドルなどの握手会で可愛い女の子と握手して突然性欲が高まった!”などであれば問題はありません。これは、男性・女性に限らず普通に起こりうることのようです。安心してください!

浮気性は要注意

自分が”浮気性かもしれない”と感じた方は、要注意です。予備軍だと言えるでしょう。浮気性の人は、『ニンフォマニア』(色情狂)に陥りやすい傾向があるそうです。

 

 

  • 精神的に不安定なことがある。
  • 寂しがり屋な人
  • 浮気をしても平気な人。浮気をしている人が周りにいること。
  • 不特定多数の人と「性行為」をすることが楽しいと感じる人。
  • 後先を考えず、突発的に行動をしてしまう。

 

などの条件を挙げてみました。寂しがり屋な人や、特定の人といるよりも、不特定多数の人と「性行為」をすることで安心する人などは、要注意です。デートをして会うのではなく、ホテルで直接会うとなると『ニンフォマニア』(色情狂)の予備軍といえるでしょう。

 

「セックス」だけの関係の人が、あなたの周りにいる人、もしくはとても身近な人にいませんか?大丈夫ですか?

精神科に診断してもらう

もし、上記で挙げた症状などが、自分で感じてしまった方いましたら、お医者様に相談をしてみましょう。一般人である人が、ネットの情報を鵜呑みにしてしまい、「自分は大丈夫!」と判断してしまうと危険です。

病院を探すところから始めてみましょう。精神科に相談することや心理カウンセラーなどに相談するのもいいかもしれません。

まずはお医者さんに相談してみましょう。「大丈夫です、心配いりません」と言われれば安心して暮らせます。自分にあったところで、そして信頼できる相手に相談をするのが一番いいでしょう。

ニンフォマニアの症状と原因は?

ここでは、『ニンフォマニア』(色情狂)の症状と原因について紹介をしていきますので見ていきましょう!症状と原因が、自分に当てはまることもあるかもしれません。

ニンフォマニアの症状

『ニンフォマニア』(色情狂)の症状は、人それぞれといっていいでしょう。この病は「精神的な病の患者」として位置づけられています。

 

  • 自身の行動の制御不能
  • 罪悪感
  • 集中力がない

 

などの症状があるとも言われています。自分の意思がどこにあるのかもわからず、「性的」な衝動に流されてしまうということも言われています。冷静さを取り戻すと、罪悪感が芽生えるなど、負のスパイラルに陥ってしまうこともあるようです。

 

ニンフォマニアの原因

『ニンフォマニア』(色情狂)の原因も、症状と同じく人それぞれといっていいでしょう。

 

  • トラウマ
  • 性的なトラブルを抱えてしまう
  • 性暴力などの事故に遭ってしまった

 

などが分かりやすいかと思います。家庭の中でも日常的な「性」に関することが近くにあると『ニンフォマニア』(色情狂)になってしまうこともあると言われているようです。特に”幼少期”に経験してしまうとなりやすいそうです。

 

性暴力などを受けてしまい他人に相談できなくて、一人で考えてしまうことも原因としてあるようですね。

ニンフォマニアの治療法は?

ここでは、『ニンフォマニア』(色情狂)の治療法について紹介をしていきますので見ていきましょう!様々な治療法などがある中で、自分に合うものが見つかるかというのもポイントになってくるでしょう。

ゆっくりと治療していく

『ニンフォマニア』(色情狂)の治療法は、いくつかあるようですが、必ずしも治る!と断言できるものではないようです。

 

  • 心理カウンセラーなどと話す
  • コミュニケーションを家族とする
  • 精神科の薬を処方してもらう

 

などがあるようです。精神科の先生や心理カウンセラーの先生と、自分自身を見つめなおすことで自分自身と対話をし、病気を寛解の状態へと導く方法もあるそうです。時間はかかってしまいますが、本気で治療をしたい、改善したいと思えば、向き合えるでしょう。

 

1人で向き合うのではなく、誰かと向き合うことで人は強くなれます。1人でないことが分かれば怖くありません。自分が、相談しやすい環境・治療を受けやすい環境でゆっくりと自分のペースでしていきましょう。

補完的な代替療法も効果的

精神的な治療だけではなく、「ヨガ」「マッサージ」などをしてみるのもいいかもしれません。自分がやってみたいと思うことなんでも挑戦していきましょう。

音楽を聞いたりすることもいいかもしれません。好きなことを見つけてみましょう!

日本に「性依存症」の題材にした作品がある

日本でも、「性依存症」を題材にしている作品があるようです。「雨が降ると君は優しい」というタイトルのドラマなのですが、Huluで配信されていたものです。

佐々木希さんが主演をしていて話題を呼んでいた作品です。新婚夫婦の間の「妻の性依存」に気付いた夫と妻のヒューマンストーリーです。結婚後に、妻の秘密を知った夫は、どう考えるのでしょうか。妻を演じるのは佐々木希さん、夫は玉山鉄二さんです。

ニンフォマニアとは心の病!一人で悩まないで

『ニンフォマニア』(色情狂)は、自分ではどうすることもできない「性」に関する心の病ということになります。映画で『ニンフォマニア』が題材になったことにより、たくさんの人がこの病気について知る機会が増えました。

『ニンフォマニア』(色情狂)は、自分だけでは解決できない精神的な病として考えていいでしょう。決して一人で悩まないでください。日本にも相談できる所はあります。少しでも多くの人が、このような症状があるということを知っておく必要もあります。誰しもがなるかもしれない病ということです。

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