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    猿腕(猿うで)の特徴や原因は?治療方法やメリットデメリットをご紹介!

    猿腕とは腕が通常の人に比べて、「異常に曲がる腕」のことを指します。今回は、猿腕になりやすい人の特徴や、猿腕になってしまう原因、治療方法についてご紹介します。さらに、猿腕を持つ芸能人やおすすめのスポーツも合わせてご紹介します!

    【この記事は2020/04/22に更新されました。】

    猿腕の特徴は?原因って?治療方法やメリットデメリットには何がある?

    猿腕とは、どのような腕を指すのかご存知ですか?

    人よりも曲がる腕のことを指すものであり、意外と周囲に猿腕であるという人がいることもあります。 今回はそんな猿腕に大注目をしていきます。猿腕の具体的な特徴や、猿腕になってしまう原因、そして治療方法を見ていきましょう。また、メリット、デメリットについてもチェックしていきます。

    猿腕とはどんな腕?

    そもそも、猿腕とはどんな特徴を持つ腕のことかについて注目していきましょう。

    人によっては、猿腕という言葉は知らなくとも、猿腕と呼ばれる特徴を持つ腕のことを知っているという人もいるはずです。

    そんな猿腕の特徴について、早速チェックしていきましょう。

    腕が過剰に曲がること

    猿腕の大きな特徴というのは、腕を前に伸ばした時に見つけることが出来ます。

    腕を前に伸ばした際、猿腕じゃない人ならばまっすぐに腕は伸びていくはずでしょう。しかし、猿腕の場合は肘から下が外側に向かって伸びているのです。

    生活に支障はない

    猿腕の大きな特徴は、肘が外側に向かって通常よりも曲がっているというだけなので、日常生活に支障はありません。基本的な動作をするにあたっても、猿腕だから何か不都合が生じるということもなく、猿腕じゃない人とほとんど変わらない生活を送れます。

    しかし、重度の猿腕の場合には、やや生活に支障をきたすという人もいるようです。

    猿腕のセルフチェック方法とは

    自分自身が猿腕なのかどうか、セルフチェックをしたいという人もいるでしょう。そこで、自分が猿腕なのかどうかをチェックする方法を一つ紹介していきます。

    これは、猿腕の特徴を活かしたセルフチェックになりますが、まず手のひらを上にして、小指を合わせるように腕を真っ直ぐ前に伸ばしてみてください。猿腕じゃないのであれば、肩から小指にかけてまっすぐと腕は伸びていき、肩から手首までの間には空間が出来るはずです。

    しかし、猿腕の場合こうはなりません。肩から肘までの間には空間が出来るものの、おそらく肘と肘がくっついて、そこから小指まではぴったりと合わさっているはずです。もし、そのような形になるのであれば、あなたは猿腕ということになります。

    猿腕の人の割合はどれくらい?

    全体で猿腕はどのくらいの人がなっているのか、その割合が気になるという人もいるでしょう。猿腕は腕の反り返りが原因とも言えるため、割合については腕の反り返りの割合について注目をしていくと見えてきます。

    基本的に猿腕じゃないと言われる人は、肘が0~5度までしか反り返っていないと言われています。しかし、5度を超える反り返りを持っている人は全体のおよそ8割であり、目に見えてわかる猿腕を持つ人は15度以上の反り返りを持つという特徴を持っていて、その割合はおよそ4割以下だと考えられています。

    つまり、目に見えてわかる猿腕の人は少ないものの、むしろ完全に猿腕じゃない人の割合のほうが多いとも言えるのです。反り返り、つまり肘が外側に、逆に曲がるということですが、逆に曲がらない人のほうが少数派なのです。

    どんな人が猿腕になりやすい?

    次に、どんな人が猿腕になりやすいかについて注目をしていきましょう。

    猿腕の割合は多いということがわかりましたが、それでも目に見えてわかる猿腕の人は少ないと言えます。そんな目に見えてわかるような猿腕の人には、どんな人が多いのか、どんな人が猿腕になりやすいのか、その特徴について見ていきましょう。

    若い女性

    実は、猿腕の7割は女性だと考えられています。特に若い女性は猿腕になりやすいと言われており、その理由の一つとしてはホルモンバランスが影響していると考えられています。

    若い女性はホルモンバランスが些細なことでも乱れやすいという特徴があります。そういったホルモンバランスの乱れは、筋肉を歪ませることにも繋がり、結果的に猿腕になってしまう要因を作り上げてしまうことがあるそうです。

    また、若い女性はファッションに力を入れている人が少なくありません。そんな中で、ハンドバッグなどを肘にかけている、または肩にかけているなど、身体の片方にかける癖が出来てしまうと、身体全体が歪んでしまい、猿腕の原因になってしまうこともあるのです。

    身体が細い人

    猿腕になってしまう人には、身体が細い人も多いと言われています。

    そもそも猿腕になってしまう人の多くは、細く、筋肉があまりついていない人という特徴があります。無駄な脂肪もついておらず、筋肉もついていないと、身体は歪みやすくなると考えられており、結果的に肘が曲がってしまうこともあると言えるのです。

    また、身体が細い華奢な人の多くは、手足の関節の可動域が他の人と比べて広い人が多いと言われています。そういった理由から、猿腕になりやすいと考えられているそうです。

    骨折などで手術をしたことがある人

    過去に腕や肘の骨折、事故などを起こして手術などをした人は、猿腕になる可能性が高くなると考えられています。

    特に骨に関することがある場合、それがきっかけで骨や関節が歪んでしまう可能性は十分にあり、それがきっかけとなって猿腕になることもありえるのです。手術で元通りに戻る人もいますが、思うように治らなかった場合は猿腕になってしまうこともあるようです。

    ただし、先程も紹介した通り、ほとんどの猿腕は日常生活に支障をきたすことはないと言われています。よっぽどのことがない限りは猿腕でも問題ないと判断されるため、怪我や事故の後遺症で猿腕になったとしても、あまり気にすることではないと言えます。

    腕の筋力がない人

    他の特徴でも挙げられているように、基本的に猿腕は筋力がない細い人がなりやすいという特徴があります。そのため、腕に筋肉、筋力がない人は、猿腕になりやすいと言えるのです。

    女性に多いと言われているのも筋力が理由の一つとして挙げられていますが、必ずしも女性に限ったことではありません。男性の中にも腕に筋力があまりないという人もいるため、そういった男性も猿腕になる可能性は高くなると考えられています。

    筋力がないと、たとえば重い荷物などを持った時にその負担は関節に集中をしてしまいます。関節に大きな負担がかかればかかるほどに、関節は歪んでいき、結果的に猿腕になってしまう可能性が高くなってしまうのです。

    肘が柔軟な人

    肘の関節が柔軟な人の多くは猿腕だと考えられています。

    肘の関節が柔軟ということは、肘が大きく曲がりやすいとも言えて、猿腕の特徴でもある肘から下が外側に曲がりやすくなっているのです。特に女性は関節が柔らかいという人が多いため、女性に猿腕が多いと言われているのも、関節の柔らかさが関係していると言えるでしょう。

    猿腕の人のメリットは?

    猿腕はかなり個性的な腕だと言えます。そんな猿腕にはいくつもメリットがあり、今まで猿腕ってなんか変かも…と思っていた人でも、自分の猿腕を好きになれることもあるかもしれません。

    そんな猿腕のメリットをいくつか紹介していきます。

    手先が器用

    医学的に解明されていることではありませんが、どうやら猿腕の人の多くは手先が器用だと言われているようです。猿腕を持つ人の多くは手先が器用であり、その器用さを活かした仕事や趣味をしている人は少なくないと言われています。

    注目の的になれる可能性がある

    猿腕の度合いにもよりますが、やはり目に見えてわかる個性の一つでもあるため、猿腕を持っていれば注目の的になれる可能性があると言えます。目立ちたがり屋の人にとってはぴったりの特徴だと言えるでしょう。

    たとえば、何か特徴や特技を披露したい、アピールポイントを見つけたいと考えた時、猿腕ならば言葉であまり説明をしなくても、目に見えてわかる人体の不思議ということで多くの人の注目を集めることが出来るでしょう。

    猿腕の割合は多いと言われていますが、わかりやすい猿腕の人はそこまで多くはありません。他とは違う特徴を持っているということをアピールしていけば、人から覚えてもらいやすくなったり、個性的だと思われたりして、注目を浴びることが出来るはずです。

    一発芸として披露できる

    これは注目の的という項目でも紹介をしてきましたが、猿腕を持っていれば一発芸として披露出来ることは間違いありません。はっきりと猿腕だとわかるような腕の持ち主ならば、一発芸を披露しようとした時に、一目ですごいとわかる特技を披露出来るのは大きなメリットになります。

    一発芸にも様々な種類がありますが、人々がより注目をするものと言えば人体の不思議です。身体的な特徴というのは、誰もが簡単に真似出来るものではありません。すぐに披露出来て、簡単にすごいと言ってもらえる…もしもの時にはかなり役立つ素敵な特徴だと言えます。

    猿腕にお勧めのスポーツは?

    猿腕には向いているスポーツというものもあります。

    ただ肘が外側に向いているだけだろうと思えてしまうものですが、向いているスポーツを知っておくと、新たな自分の特技や趣味に繋がることもありえます。

    そんな猿腕に向いているお勧めのスポーツを見ていきましょう。

    弓道

    猿腕は弓道との相性も良いと言われています。また、猿腕を改善するためにも役立つと言われているスポーツなのが弓道です。

    猿腕の場合、弓を引く際に普通の腕と比べてみると、少々やりづらさを感じることがあります。しかし、そこを克服して自分なりに打ちやすいフォームを見つけられれば、腕の柔軟性を武器にして、矢を勢いよく放てるようになると言われています。

    やや時間はかかると言われていますが、猿腕を改善しつつ、関節の柔軟さを上手く使っていくため、弓道と猿腕の相性はかなり良いと考えられているのです。

    ゴルフ

    猿腕とゴルフの相性は抜群だと言われています。ゴルフは腕を使ってボールを打つスポーツですが、この時、腕をしなやかに動かすことが出来る猿腕はボールを非常に打ちやすいという人が多いそうです。

    腕をしなやかに動かせる、柔軟な関節を持っているというのは、自分の思い通りにボールを打てるとも言えます。もちろん、猿腕だからといっていきなりプロ並のショットを打てるとは限りませんが、ゴルフとの相性が良いというのは間違いないようです。

    水泳

    実は、水泳選手には猿腕が多いと言われています。筋肉質というイメージが強い水泳選手ですが、柔軟な関節を持つ腕を使うことで、泳ぎやすいフォームを作り上げることができ、タイムを縮められると考えられているのです。

    実際、水泳ならば猿腕でも特に支障をきたすようなこともなく、気にせずに楽しめるスポーツだと言えます。また、水泳は全身の筋肉を使うスポーツでもあるため、水泳をやれば柔軟性を活かしつつ、筋肉を鍛え、猿腕を改善していけるとも言われています。

    この他にも猿腕にお勧めなスポーツはたくさんある!

    弓道、ゴルフ、水泳以外にも猿腕にお勧めのスポーツはいくつもあります。

    たとえばダンスなんかは、柔軟な関節を上手く使っていけば、キレのある素晴らしいダンスを踊れるようになるでしょう。腕を真っ直ぐに出来ないというデメリットもありますが、ダンスをしていく中で筋力がついていけば、猿腕も改善され、関節が柔らかいというメリットだけを残せるのも素敵なポイントです。

    また、ゴムチューブエクササイズもお勧めです。これは猿腕だから活かせるというよりかは、腕に負担をかけやすい猿腕が、負担をかけずに筋肉を鍛えられるため、猿腕を改善したい人にはぴったりなのです。ダイエットにも効果的なので、是非気になる人はチャレンジしてみてください。

    猿腕の人のデメリットは?

    日常生活に支障をきたさないと言われている猿腕ですが、それでもいくつかデメリットが存在しています。

    自分は猿腕だという人は、デメリットを理解してないと後々困ることも出てくる恐れがあるため、デメリットについては知っておいたほうが良いでしょぅ。

    肘の関節に負担がかかり痛めやすい

    肘の関節が柔軟であり、なおかつ筋力がない人が多い猿腕の場合、肘の関節に負担がかかりやすいというデメリットがあります。負担がかかるということは、それだけ痛みなどが発症しやすいとも言えて、他の人よりも肘を痛めやすいのです。

    そのため、人よりも肘の関節を痛めやすいということを日頃から意識しておく必要があります。適度にマッサージをすることや、出来るだけ負担がかからないように配慮するようにしましょう。

    見た目が悪くなる

    猿腕だと一目でわかるというものは、個性という面ではメリットになります。しかし、その見た目がデメリットになることもあるのです。

    人によってはポジティブに受け入れられデメリットになるポイントではありますが、見た目が悪いと感じてしまえば、それはデメリットになってしまいます。人とは違う、人よりも外側に肘が曲がっているのが気持ち悪い…そう捉えてしまう人にとって猿腕は、個性ではなくデメリットでしかないのです。

    腕立て伏せなどのエクササイズができない

    猿腕が唯一苦手、そして出来ないこっとおいうのが腕立て伏せなどのエクササイズです。猿腕は腕が曲がっているため、真っ直ぐにする必要がある腕立てふせなどがどうしても出来ません。腕が曲がっているため、真っ直ぐと腕を伸ばして身体を支える必要がある腕立て伏せは出来ないのです。

    万が一出来たとしても、肘だけでなく肩などにも大きな負担がかかります。また、場合によっては「それは腕立て伏せではない」と思われてしまうこともあります。

    スポーツ障害のリスクが高まる

    関節が柔らかく負担がかかりやすいということは、スポーツ障害のリスクが高まることも意味しています。人よりも負担がかかりやすく痛めやすいため、細心の注意とケアをしていかないと、大きな怪我や障害に繋がってしまう恐れがあるのです。

    猿腕がデメリットなスポーツは?

    猿腕には苦手なスポーツもあります。猿腕のように腕が曲がっている状態だと、ボーリングならば上手く狙いを定めることが出来なかったり、バレエならばピンと伸ばした腕が美しいとされるフォームもあるため猿腕は見栄えが悪いと思われたりすることもあります。

    他にも、テニスも猿腕にとっては不利なスポーツです。ボールを真っ直ぐに打ち返したいと思っていても、腕が曲がっているため思うような場所にボールを打てないということもあります。

    また、向いているスポーツで挙げた弓道も考え方によっては不利なスポーツになります。弓を引いている際に腕が曲がっていると肘に負担がかかり、痛めやすくなってしまうのです。そのため、弓の引き方にはコツが必要となります。

    猿腕を持つ芸能人は?

    猿腕を持つ芸能人は多くいます。テレビなどで見ているとあまり気にならないものですが、猿腕の持ち主として注目をしてみると、人とは違う腕の曲がり方に気づくものです。

    猿腕は日常生活に支障をきたすことはないものではあるものの、デメリット、コンプレックスだと感じている人もいるでしょう。そんな人は、芸能界で活躍をする猿腕の芸能人について知ってみると、猿腕への見方や偏見も変わってくるかもしれません。是非チェックしてみましょう。

    嵐の二宮和也

    ジャニーズ事務所所属、国民的アイドルグループ嵐のメンバーである二宮和也さんも猿腕の持ち主として有名です。二宮和也さんは嵐としての活動以外にも、ドラマや映画、バラエティ番組などで多く活躍をしているので、ファン以外の中でも猿腕だと気づいている人は多いようです。

    二宮和也さんの猿腕は、肘から結構外側へと曲がっているため、度々心霊写真ではないか?と話題になることもありました。猿腕は写真などに収めてみると違和感を抱くことが少なくないため、心霊写真や加工ミスというように間違えられてしまうことは多々あるようです。

    欅坂46の長濱ねる

    欅坂46のメンバーである長濱ねるさんも猿腕の持ち主です。実際に自分は猿腕であると公言しており、バラエティ番組でも猿腕の特徴について披露をしていたので、多くの人が知っている猿腕の持ち主であるとも言えます。

    特に長濱ねるさんの猿腕は、かなり曲がっている腕をしているため、一瞬折れているのではないか…と不安に思ってしまうほどのものです。ただ、猿腕の中でも特に曲がっている腕というのを自分の魅力として武器にしているため、それにより長濱ねるさんを知ったという人も少なくないようです。

    長濱ねるは猿指でもある?

    また、長濱ねるさんは猿腕というだけでなく、猿指ではないかとも言われています。猿指は猿腕の指バージョンというような感じで、指が通常よりも外側に反っている指のことを言います。

    長濱ねるさんは指が長いため、猿指の特徴がモロに出てしまっています。そのため、度々長濱ねるさんの指は心霊写真として注目されることもあるようです。

    馬場ふみか

    女優やモデルとして活躍をしている馬場ふみかさんは、自らブログで猿腕だということを公言しています。「だからどうってわけではないですが」と語っており、猿腕だからといって特に何か気にしているわけではないようです。

    小泉今日子

    昭和を代表するアイドルで現在は女優として活躍をしている小泉今日子さんも猿腕だと噂されています。噂されているというのも、本人が猿腕だと公言しているわけでもなければ、小泉今日子さんの猿腕はあまり外側に曲がっていないものなので、一見猿腕ではないと思えてしまう程度のものなのです。

    ただ、よく見てみると小泉今日子さんの腕は、普通と比べて肘から下が外側に向いているのがわかります。猿腕にも様々な種類があるため、小泉今日子さんの猿腕は軽度なものであると考えられます。

    KARAのスンヨン

    日本で社会的ブームとなった韓流アイドルのKARAのスンヨンさんも猿腕の持ち主です。スンヨンさんも長濱ねるさん同様に、かなり曲がっているわかりやすい猿腕の持ち主なので、ファンの多くは周知の事実のようです。

    また、スンヨンさんは身長が158cmとやや小柄な体型をしています。しかし、手足が長いということや、ダンスにキレがあるということから、猿腕はより目立つ存在となっているのです。

    ただ、猿腕に対してスンヨンさんはネがティブな印象を抱いていないことも語っていました。人よりも関節が柔らかいだけ、とポジティブな考えを持っており、自分の猿腕を魅力の一つとして考えているようです。

    水泳選手のマイケル・フェルプス

    アメリカ合衆国代表の水泳選手であるマイケル・フェルプスさんも猿腕としては有名な人物です。水泳選手というと誰もが筋肉質であり、猿腕に多いとされる特徴である華奢、筋力がないというものに当てはまらないように思えますが、骨格的な問題もあるため、マイケル・フェルプスさんはそれに当てはまると考えられます。

    猿腕だからといって特に泳ぎに影響があるわけでもないため、本人が気にしているということはないと思われます。

    猿腕になる原因とは?

    次に、猿腕になる原因について注目をしていきましょう。

    そもそもなぜ猿腕になってしまうのか、人とは違う猿腕を知ると気になってしまうものです。早速チェックしていきましょう。

    遺伝による生まれつき

    実は、猿腕は遺伝による生まれつきの場合もあります。

    そのため、両親共に猿腕であるという人も多く、家族みんな猿腕の持ち主だという人は少なくないのです。

    成長過程による歪みが原因

    成長過程による歪みで猿腕になってしまうこともあります。

    たとえば腕に負担をかけるような癖や生活を送っていると、それだけ猿腕になるリスクはどんどん高くなっていきます。特に成長過程の段階は筋肉もなく、関節は影響を受けやすいとも言われています。そういったことから、成長過程の歪みで猿腕になってしまうことはあるそうです。

    日常生活における肘への負担

    肘にバッグをかけていたり、肘に負担をかけたりするような生活をしていたり…そういったことが日常生活において頻繁にあると、猿腕になりやすいと言われています。

    若い女性に猿腕が多いと言われているのも、ハンドバッグを肘にかける人が多いと言われていますが、それもこのことが原因の一つとして考えられます。

    ホルモンバランスの乱れ

    ホルモンバランスの乱れによって、猿腕になってしまうことがあります。女性に多いと言われているのも、女性は月に何度もホルモンバランスが乱れてしまうことが多いため、そういたことから猿腕になりやすいと言われているのです。

    猿腕は治る?治療法は?

    猿腕は治るのだろうか、それともずっとこのままなのか…それについて気になる人もいるでしょう。

    日常生活に支障をきたさないとは言っても、それは人によって捉え方が異なります。出来れば猿腕を治したいと思っている人も多いと思うので、そんな人のためにも治す方法について注目をしていきましょう。

    完全に治すには手術しかない

    猿腕を完全に治したいというのであれば、整形手術をすることが必要だと言われています。少しずつ治していく、完全に治したいとは言わないというのであれば整体などに通っていけば、多少なりとも猿腕は改善されると言われています。

    もし、猿腕を完全に治したい場合には医療機関へと相談に行くと良いでしょう。

    筋トレをして筋肉をつける

    猿腕を改善するためには、筋肉をつけることもお勧めです。上腕筋を鍛えることによって、肘への負担を軽減出来るようになり、猿腕の改善に役立てるという仕組みになっています。

    水泳や弓道などで、スポーツを楽しみつつ猿腕改善のために筋力を鍛えるというのも良いでしょう。

    カバンを肘にかけないようにする

    肘に負担がかかると猿腕になりやすいので、日頃からカバンを肘にかけないようにするというのも猿腕を改善する一つの方法になります。特に女性はカバンを肘にかけることが多いため、その頻度を減らしていくと猿腕改善の可能性が高くなっていくでしょう。

    生活における動作を見直す

    カバンを肘にかけるのと同じように、肘に負担がかかるような日常生活を送っていると猿腕になりやすくなってしまいますし、いつまで経っても猿腕が改善されることはありません。

    そのため、肘に負担をかけないように日頃から意識しておくことが大切です。肘をついて何かをしない、肘に負担をかけるような動きをしないなど、少しずつでも日頃から意識出来るポイントは意識していきましょう。

    整体で矯正してもらう

    手術するまではいかなくても、少しずつ猿腕を改善していきたいというのであれば、整体で矯正してもらうのも方法の一つです。まずは猿腕についての悩みを相談するようにして、そこから猿腕改善に向けて整体に通うようにすると良いでしょう。

    猿手は猿腕とどう違う?

    最後に、猿手と猿腕の違いについて注目をしていきましょう。

    猿腕の他にも、猿手という言葉を耳にすることがあります。猿腕と猿手はどのように違うのか、早速チェックしていきましょう。

    猿手とはどんな手?

    猿手というのは、その名の通り猿の手のような状態のことを指します。

    親指が他の四指と同じような平面に位置しているという特徴があります。これは、母指球筋が正中神経の定位麻痺によって起こされるものであり、猿腕とはまったく違う別物となっています。

    猿手の原因は?

    猿手の原因は怪我であることがほとんどだと言われています。手に大きな傷を負ってしまった、怪我をした…そういったことが要因となるケースが多いようです。

    ただ、中には腕や指、腕などを酷使したことで猿手になってしまうこともあるようです。

    猿腕だからといって気にすることはあまりない

    猿腕について注目をしてきましたが、猿腕は人とは違う見た目の腕ではあるものの、特に猿腕だからといって困ることはほとんどありません。たしかにスポーツ関連では不利に働くこともありますが、それでもコツを掴んでいけば、猿腕ならではの関節の柔軟さを武器にして、活躍出来ることもあるそうです。

    ただ、もし猿腕をなんとかしたいというのであれば、整体や整形外科での相談をお勧めします。専門的な意見を元に、猿腕を悪化させないために日頃から肘への負担を軽減していき、猿腕改善を頑張っていきましょう。

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