伊藤リオンの現在！死亡説を覆す沖縄での目撃情報！？市川海老蔵暴行事件の詳細とその後・・・

歌舞伎役者である市川海老蔵さんを暴行したとして逮捕された伊藤リオンですが、彼が現在何をしているのかについて調べている人が非常に多いのです。伊藤リオンは関東連合のメンバーであったと共に、反社会勢力の組員としても活動していました。

市川海老蔵暴行事件によって逮捕され、出所後も各地方で問題を起こして一説によると死亡してしまったとも言われています。そんな中で沖縄県での目撃情報もあったことから、伊藤リオンは生きているのでは無いか？そんな噂も流れ始めました。

今回は、伊藤リオンが起こした市川海老蔵暴行事件の詳細と、彼が現在何をしているのか？死亡説についての真相を徹底調査していきます。極悪人のイメージがありますが、実はエリートだったとか。意外な一面についても紹介します。

市川海老蔵暴行事件で一躍有名になった伊藤リオンは不良の中でも「最も危険な男」として恐れられていた存在でした。黒い狂犬という異名を持ち、常に喧嘩に明け暮れていた半グレなのです。多方面では恐れられていた彼ですが、少年の頃は近所でも心優しい子として知られていたそうです。

伊藤リオンは東京都杉並区で育ちました。近所の主婦の証言によると、「夜中に会った時、野良猫を撫でていました。猫好きなの？と聞くと笑顔で『はい』と答えてくれた」と
心優しい少年だったエピソードを語ってくれました。実家にはバイクや車などはなく、婦人用自転車だけが置いてあったと言います。

さらに、近所の台湾料理店の店員は「日本語が上手な子だった。酢豚を良く食べていたよ」と証言しました。1日も何百人も来るお店の人でも伊藤リオンのことを鮮明に覚えていました。それほど見た目とのギャップがあったのでしょう。猫を可愛がっていた少年が後の凶悪事件に加担するとは到底想像が付きませんよね。

歌舞伎役者の市川海老蔵さんを暴行した罪に問われて逮捕された伊藤リオンですが、実は過去にも凶悪事件を起こしていました。それは記憶にも新しい2000年に起こってしまった「東洋ボール殺人事件」です。この事件に伊藤リオンは加担していました。

「東洋ボール殺人事件」とは、2000年に東京都大田区池上のボウリング場「トーヨーボール」が現場となった殺人事件で、伊藤リオンは敵対する暴走族と間違えて5人組の少年を襲撃したのです。23人で少年5人を集団リンチして、襲われた少年たちの1人が約1時間に渡った暴行の末、脳挫傷で死亡したのです。

この事件で、石元太一を始めとした関東連合幹部の連中は特別少年院送りになっていますが、主犯格となった宮前愚連隊のトップだった伊藤リオンは刑を免れているのです。また、事件で使用された車が女優・三田佳子さん名義のもので、次男が関東連合のメンバーだったことから、関東連合と芸能界の関係が世間で浮き彫りになりました。

伊藤リオンはサッカーのエリートとして有名でした。彼の運動神経は同年代を遥かに凌駕しているもので、50m走のタイムが5秒台だったそうです。周囲のチームメイトが一生懸命練習をしてレギュラー争いをする中で伊藤リオンは練習をしていなくても誰よりもサッカーが上手かったのです。

1994年、彼が小学5年生の頃にヴェルディ川崎（現：東京ヴェルディ）の下部組織だったヴェルディ・ジュニアに入団して活躍をしていました。そして、東京都杉並区富士見ヶ丘中学校に入学すると、ヴェルディのジュニアユースに入団。持ち前のスピードを活かしてFWとしてレギュラーを獲得しました。

中学生の途中までは周囲から羨ましがられる存在だった伊藤リオンですが、彼が不良に目覚めてしまったのもこの頃でした。当時からヘルメットを被らずに原付を乗り回していました。そこで「暴走族に興味あるのか？」と声をかけたのが、石元太一だったのです。そこから一緒に行動を共にするようになり、世田谷を本拠地とする有名な暴走族に入りました。

「東洋ボール殺人事件」によって、全くの無実の息子を殺されてしまった少年の父親が主犯格である伊藤リオンについてインタビューを受けていました。大切な息子を失った時の悲しみは計り知れません。伊藤リオンをどの様に恨んでいるのか気になるところですが、少年の父親は伊藤リオンを恨むような発言は一切出てきませんでした。

伊藤リオンは「申し訳ないことをした。亡くなった彼が毎晩夢に出てくる」と言っており、とても反省している様子だったそうです。少年の父親は事件の調書を読み返すと、伊藤リオンは芯から悪い人間じゃないと思う。筋は通っている。という印象を受けたそうです。警察や検事からの供述書類を見ても、一切嘘をついていない、反省している様子からそう思ったようです。

少年の父親は息子の死を受けて、犯人グループ23人に対して1人一律500万円の損害賠償請求の裁判を起こしました。他の人が「出所して真面目に払います」という曖昧にしてしまう中で、伊藤リオンは賠償金もすぐに払ったそうです。間違ったことを素直に認める素直な一面もあるのです。

近所の人の証言によると、非常に優しい少年だったという伊藤リオンですが、思春期で
ある中学生の頃から悪さをするようになりました。理由も無く、一般人には手を出さない彼ですが、暴走族や半グレの人種には手加減をしなかったそうです。

サッカーのエリートだった彼は、そのままサッカーをやっていればプロサッカー選手としての道もあったはずです。前述した通り、伊藤リオンがグレてしまったのは中学時代です。彼の家庭環境を調べてみると、両親は離婚しており、母子家庭で育ってきました。

これまで、数多くの悪さをしてきた伊藤リオンに対して、ネットからは「ちゃんとした愛情を受けてこなかったのだろう」「思春期からグレるのは母子家庭でありがち」と言った声も上がっています。どの様な教育を受けていたか不明ですが、父親がいないという家庭環境に劣等感があったのかも知れません。

11代目市川海老蔵暴行事件とは、2010年11月25日に11代目市川海老蔵さんが元暴走族の男に暴行された事件です。この事件によって関東連合の名前が世間に広く知られるきっかけになりました。当時午前5時5分から55分頃、市川海老蔵さんは西麻布のバーで、関東連合のリーダー石元太一と同席中にトラブルに巻き込ました。伊藤リオンが暴行を加えて左頬を陥没骨折、前歯の損傷、鼻の腫れなど顔面全体に大怪我を負いました。

自宅に帰宅した市川海老蔵さんを見て妻の小林麻央が通報。2010年11月29日警視庁は伊藤リオンを逮捕しました。逮捕の同日に市川海老蔵さんは顔面整復手術を受けています。12月7日市川海老蔵さんが痛々しい姿で会見に登場。無期限の歌舞伎出演自粛が発表されました。

世間からの注目が集まる中で、12月28日に市川海老蔵さんが再び記者会見を開き示談が成立したことを発表しました。2011年2月に東京地方裁判所で被告人に対する第一回公判が開かれ、同年3月に伊藤リオンに対して懲役1年4月の実刑判決を受けて服役しています。

石元太一は1981年12月13日生まれ、現在37歳です。関東連合系の暴走族である千歳台ブラックエンペラーの元総長として伊藤リオンと共に悪さを続けてきました。過去には東洋ボール殺人事件や第11代目市川海老蔵事件、六本木クラブ襲撃事件などに加担をしています。市川海老蔵事件では、伊藤リオンが石元太一の事を庇ったとして話題になりました。

石元太一は伊藤リオンと共謀した東洋ボール殺人事件で傷害致死罪により、特別少年院に送致されました。2012年9月に六本木のクラブ「フラワー」で飲食店経営者が複数の男達に撲殺された事件、いわゆる六本木襲撃事件で、凶器を準備した罪などに問われて懲役15年が確定しています。

海老蔵事件の当事者として注目を集めて以降、マスメディアからの取材に積極的に応じており、フライデーの取材に対して「市川海老蔵が何をしたのか、全て話します。」と題した記事で、市川海老蔵を痛烈に批判しています。トレーニングジムを経営するような実業家としての顔を持っていますが、暴行や詐欺事件などの余罪もたくさんある人物です。

市川海老蔵暴行事件のニュースを聞いて「なぜ、市川海老蔵が一方的に暴行を受けていたのか？」気になる方も多いでしょう。前述した通り、伊藤リオンは滅多なことで一般人と揉め事を起こさない人物です。この事件の裏には市川海老蔵さんの酒癖の悪さが原因だったと言われています。

市川海老蔵さんは当時、石元太一と一緒に会員制カラオケバーのマーキスで飲んでいました。しかし、市川海老蔵は途中で別階にあるダーツバーでモデルの藤井リナを発見して口説いていたのです。しかし、市川海老蔵さんが小林麻央さんと結婚したばかりだったので藤井リナさんは断ったのです。

当時、相当酔っていたそうで、灰皿にテキーラを入れて石元太一に飲ませようとしたり髪の毛を引っ張るなどの行為に及んでいました。さらに奇声を発して暴言を吐いたり、「俺は人間国宝だぞ」と周囲に言いふらしていたのです。自分の先輩に質の悪い絡み方をしたことで、伊藤リオンの逆鱗に触れて暴行に及んだのです。

自身の酒癖の悪さで重大な事件を巻き起こしてしまった市川海老蔵さんですが、伊藤リオンに受けた暴行によって、全治2ヶ月と発表されましたが、あと1歩のところで死んでいた可能性も十分にあったと言われています。市川海老蔵さんの命があるのも、迅速な対応をした小林麻央さんのおかげでした。

市川海老蔵さんは「前頭部側頭部打撲、左上顎骨粉砕陥没骨折、それによる三叉神経の知覚障害と上顎洞血腫、左眼球打撲による結膜下出血、2本の前歯の骨折、内臓打撲による血尿」など、歌舞伎役者としての活動が危ぶまれるほどの大怪我を負ったのです。

医師によれば、市川海老蔵の怪我は暴行を受けたとき、失神を起こしていたら頬骨の粉砕骨折や上顎洞血腫などで、出血量が酷く窒息死をしていた可能性も十分にあったそうです。伊藤リオンは、それほど市川海老蔵さんに強い恨みを持っていたのです。

市川海老蔵暴行事件によって伊藤リオンは逮捕され、2011年2月に東京地方裁判所において第1回公判が開かれました。この初公判には伊藤リオンの妻や母も情状証人として出廷しました。伊藤リオンの妻は「理由が無いことでは怒らない」「一緒にいる人しか分からないかも知れませんが家族想いで優しい」と、述べています。

伊藤リオンには双子の子供がおり、弁護士によると接見の際に「早く子供に会いたい」などと話しており、伊藤リオンの保釈が認められた背景には妻や母の情状を求める証言が影響したと思われます。初公判では市川海老蔵さん側に非があったことは明らかになっています。

初公判では、市川海老蔵さんの顔を拳で殴り、腹や腰、背中を殴るなど暴行をした起訴内容を認め、その上で、反抗は酒に酔った市川海老蔵からの暴行に対する防衛行為だったと主張しました。そこでも「市川海老蔵が先に暴行した。行き過ぎたがやむを得なかった」と、素直に認めています。

伊藤リオンは市川海老蔵暴行事件において、先輩である石元太一のために身体を張り服役することになりました。そのため、組織内ではこの行動を賞賛されて、出所後にはシノギが用意されていたと言われています。

伊藤リオンが出所後に用意されていたシノギとは、主に暴力団関係の団体や人物が収入を得るために使う手段で、港湾業務や興行の元締めなどの合法手段や用心棒、賭博、違法薬物の密輸、ダフ屋、闇金融などの違法手段があります。実際に何をやっていたのか不明ですが、どんなことにも筋を通す彼は合法的に成功していった可能性が高いです。

出所してから用意されていたシノギに手をつけた伊藤リオンは、都内で飲食店を経営するなど、着実に経済力をつけていったのです。成功を重ねていった伊藤リオンは、空港までヘリコプターを利用して元関東連合のメンバーを迎えに行ったことや、気軽に借りれることができない都内の高級マンションを借りようとしたなどの豪遊ぶりが明らかになっています。

さらに、2014年1月には山口組を破門されていたことが分かる破門状が公開され、これによって伊藤リオンが山口組の構成員だったことが発覚したようです。2015年の日刊SPA!では仙台に拠点を置く山口組系暴力団組織に所属していたことが分かりました。なぜ、伊藤リオンが破門されたのか不明ですが、ヤクザとしての資質に欠けることが破門に繋がったとされています。

一説によると、伊藤リオンは組織に貢献する様子は見せなかったことや、行動が子供染みていて、言い訳や泣き言が多かったようです。伊藤リオンは半グレとしては活躍できてもヤクザの素質は無かったのかも知れません。

市川海老蔵暴行事件を起こしてから、伊藤リオンの名前を聞くことが無くなりました。一説によると暴力団組織から破門されたことにより、伊藤リオンを追っていた半グレ集団たちによって襲われ、死亡していると言われていました。消息が掴めなかったことも噂が広がった原因のようです。

これまで伊藤リオンの命を狙っている半グレや暴力団も存在している噂でした。これまでは暴力団という後ろ盾があったのですが、破門されたことにより、一般人になったも同然です。多くの闇組織に命が狙われていると言われています。

市川海老蔵暴行事件を起こしてから、表舞台に出てこなかったので、死亡説も出ていましたが、事件は突然起こりました。2018年5月に沖縄県那覇市松山の路上で、元関東連合の伊藤リオンらが、旭琉會系組員ら数人に襲撃され、乱闘になる事件が発生しました。

この乱闘の様子が動画で拡散され、伊藤リオンが生存していることが判明しました。この事件では旭琉會系側が3人、伊藤リオン側が1人の逮捕者を出しています。伊藤リオン側の男は牛刀を持って喧嘩をしていたそうです。

事件の発端は、伊藤リオン側の男たちが街中でヤクザに因縁をふっかけられたことで揉め事に発展。伊藤リオンは現場にはいなかったのですが、仲間が襲われていると聞いて飛んでいったそうです。動画では激昂した伊藤リオンが見えますが、一切手を出している様子は無く、仲間を守るために威嚇をしている様にも見えます。

沖縄県の飲食店で度々、豪遊する姿が見られているので沖縄県に住んでいると噂をされていましたが、沖縄県に住んではおらず、この事件も観光で訪れたのだと言われています。市川海老蔵暴行事件以来、都内で派手に豪遊することが出来なくなった伊藤リオンは、北海道のススキノで遊ぶようになったのですが、その噂はたちまち広がった為、沖縄に足を運ぶようになったのです。

事件当時もホテルにいたことが分かっているので、別荘なども無いようです。

結果的に、その豪遊をしている姿が地元の暴力団の目に留まり、今回のような衝突に繋がったと言われています。この事件も市川海老蔵暴行事件同様、仲間を守るために自分が先頭に立っていたのです。「次、問題を起こしたら刑期が長くなる...」という理論的な事ではなく、仲間を守る気持ち一心で行動したのでしょう。

山口組系暴力団を破門された伊藤リオンは、死亡しているどころか各地方で騒ぎを起こしていることが分かりました。北海道での豪遊もマークされ、沖縄県でも地元の暴力団と抗争をしてしまったので、彼には行き場が無くなってしまったかも知れません。

市川海老蔵暴行事件から、一般人に手を出すことなく半グレや暴力団相手に喧嘩をしてきた伊藤リオンは、これからも各地方で揉め事を起こす可能性が高いでしょう。しかし、伊藤リオンが動く場合は必ずと言ってもいいほど仲間を守っているときです。

出所をしてから、シノギを与えられて成功をしていたのですが、破門をされたことで職を失ったのではないか？と懸念されています。シノギも合法的な仕事をやっていれば良いのですが、仕事が無くなってしまったら違法な仕事にも手を出してしまうかも知れません。

市川海老蔵暴行事件では、第11代目市川海老蔵さんを暴行して逮捕されてしまった伊藤リオンですが、事件の真相は悪酔いした市川海老蔵さんが、伊藤リオンの先輩でる石元太一に暴行をしたことがきっかけだったことが分かりました。今回の事件を調べていると、彼は情に厚く、間違ったことがあった時だけ凶暴な一面を見せてしまうようです。

しかし、過剰になる一面もあり、どうしても傷害事件に発展してしまうのです。少年時代はJリーグの下部組織の一員として将来を有望視されていましたが、石元太一との出会いにより、誤った道に進んでしまいました。本当は心の優しい青年だったことは近所の人も証言しています。

市川海老蔵暴行事件によって都内の飲食店に出入りすることが出来なくなった伊藤リオンは、北海道や沖縄で豪遊生活を続けていましたが、現地の暴力団から目を付けられてしまい、今後も派手に活動をすることが出来なりました。彼自身、子を持つ父として落ち着いて欲しいところですが、仲間のためならどこにでも駆けつける人間なので、縁を切らない限り、争いも絶えないでしょう。