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「シンコペーション」の意味とは?ヒット曲には必ず入っている?

音楽用語の「シンコペーション」とはどういう意味なのでしょう?また、シンコペーションはヒットする曲には必ずと言っていいほど入っています。シンコペーションがヒット曲で発揮する効果とは何なのでしょうか?その言葉の意味と効果について詳しく調べてみました。

「シンコペーション」とは?

「シンコペーション」とは、音楽用語です。拍子、アクセント、リズムのパターンを変更し、より印象強いリズムにすることをさします。楽器の演奏をされている人でしたら、耳にしたこともあるかもしれません。その驚くべき効果とは、何なのでしょうか?

シンコペーションの効果とは?

シンコペーションを曲に用いることによって、強拍の部分が本来の位置から移動することになります。それによって聴いているリスナーに、単調なリズムのパターンよりインパクトのある斬新な印象を与えることができるのです。

これをサビなどの曲の印象を強くもつ箇所にうまく取り入れることによって、曲の良しあしを左右するくらいのインパクトのある効果が期待できます。

もちろんだからと言って、シンコペーションだけを並べて曲を構成すればいいというものではありません。シンコペーションによる効果を十分に発揮させるには、やはり作曲者の腕によるものであるところが大きくなります。

シンコペーションを理解すると歌が上達する!

カラオケが身近な存在となり歌を歌う機会も増えてきましたが、「なんとなく歌えるのに今一つパッとしないんだよな~」とご自身の歌に物足りなさを感じている方はいませんか?もしかしたらそれはシンコペーションを理解することによって変化するかもしれません。

「リズムを食う」と聞いたことはありませんか?例えば小節の頭から音を始めるのではなく、小節の最後から始まって小節をまたいで音が伸びている状態のことです。これがまさにシンコペーションであり、それを用いることでリズムや歌に躍動感が生まれるのです。

これができると今までどこか一本調子だった歌が変化します。特にカラオケを歌うときバックで流れている楽器の音を意識してみたことはありますか?歌がうまい人は自然とバックの音楽と自分の歌がセッションしているように無意識に合わせられているのです。

ヒット曲には必ずシンコペーションが使われている?

音楽プロデューサーの亀田誠治氏がJ-POPについて番組で分析した際に、J-POPのヒット曲にもシンコペーションが多数使われていることに触れています。では具体的に現在までにヒットしたどの曲にシンコペーションが使われていたのでしょうか?

シンコペーションが使われているヒット曲①

まずロックな曲でシンコペーションが使われているヒット曲はあるのでしょうか?

ロックでシンコペーションが用いられている代表的な曲がLUNA SEAの「ROSIER」です!LUNA SEAの「ROSIER」は楽曲自体もかなりの速さの曲であり、疾走感のある曲であると言えます。

それがシンコペーションを取り入れたことによって曲が適度に前のめりな状態になっており、そのことによってロックに欠かせない躍動感と緊張感が生まれています。ロックにはやはりシンコペーションは欠かせないものであることがわかります。

シンコペーションが使われているヒット曲②

次にアイドルの楽曲で効果的にシンコペーションが使われているヒット曲はあるのでしょうか?躍動感とは少し距離のあるような印象のアイドルの楽曲ですが、メロディーをキャッチーな印象にすることもシンコペーションの効果と言えます。

アイドルの楽曲でシンコペーションの代表といえばAKB48のヒット曲「恋するフォーチューンクッキー」です。現在では誰でも口ずさむことができるこの楽曲は出だしから「あーなたのことが すーきだからー」と頭から終始リズムを食った状態になっています。

これによって曲がワクワクするような楽しいリズムになっていますよね!まさにアイドルらしいノリがいい楽曲のシンコペーションの効果的な使い方になっていて、この曲が世代を超えて印象の強い曲になった要因にもなっているでしょう。

シンコペーションが使われているヒット曲③

シンコペーションはヒットしたバラード曲でも使われているのでしょうか?一見しんみりとしたバラードとはシンコペーションは結びつくイメージはないですよね。ですがバラード曲においてもシンコペーションを効果的に用いられている曲はやはりあるのです。

シンコペーションを効果的に用いられているバラード曲の代表といえば、サスケの「青いベンチ」です!この「青いベンチ」はテゴマスなど様々なアーティストがカバーしているほどヒットしています。

この曲ではコードチェンジする場面でうまくシンコペーションを取り入れているようです。これによってギターも格段にこなれた感じにリスナーの耳には届き、初心者にありがちな曲中のギクシャク感がなくなり、とても印象的なバラードになっています。

シンコペーションという曲が存在している?

ヒット曲にシンコペーションが使われているとご紹介してきましたが、なんと日本の音楽界にはすでに「シンコペーション」という言葉が曲名として使われている曲すら在しているのです!ではその楽曲を歌っているアーティストは一体だれなのでしょうか?

「シンコペーション」はBABY METALの楽曲!

実際に楽曲名にもなっている「シンコペーション」。それを歌っているアーティストはBABY METALでした!BABY METALは2010年に結成された、アイドルとメタルを融合させた日本のアーティストです。現在ではその活躍は世界へと広がっています。

「シンコペーション」はそのBABY METALの2ndアルバムである「METAL RESISTANCE」に収録された楽曲でした!

またこの「シンコペーション」という曲は、BABY METALの楽曲の中でも特に照明や映像などの演出においても凝っているとファンからとても印象の強い作品だと言われているようです。

BABY METALの「シンコペーション」は海外でも好評

BABY METALの楽曲「シンコペーション」は、激しさとスピード感のあるとてもカッコいい楽曲です。しかもそのサウンドだけでなく、その音程・ピッチ・リズムや圧倒的なバックミュージックに決して負けないボーカルにも評価が高い曲です。

これには海外からの反応も「ヒットしないわけがない」や「この曲はBABY METALのこれからの方向性を示唆している曲といってもいい」など、かなりの評判が寄せられているようです!

「シンコペーション」が曲名にもなっているだけあって、その楽曲の内容もやはりカッコいいと海外でも受け入れられているのですね!ますますシンコペーションがかっこよく音楽を奏でることに重要なことがわかりますね。

シンコペーションの例

シンコペーションとは、通常は強拍と呼ばれる小説の先頭の音を飛ばすことによって強拍をずらすリズムのことを言います。このズレが音楽に絶妙な「小慣れ感」を加えることができますよね!

言葉にすると簡単なようですが、リズム感のない人が行うと途端にリズムが崩れてしまうのがシンコペーションです。では次からシンコペーションのリズムの取り方について例を挙げてより詳しくみていきましょう。

四分音符のシンコペーション

実際に四拍子の小節の場合、四分音符にすると1小節4つ分の四分音符で構成されます。これを8分音符に変換すると4分音符は8分音符2つ分なので、8つ分の8分音符で構成されることになりますね。

この1小節の最後の8分音符と次の小節の最初の8分音符をタイというカッコを横倒しにしたような記号でつなげるのがシンコペーションなのです。このときにタイで連結される側の音は実際は出さないので注意が必要です。

連結させて4分音符の長さになるなら4分音符で書けばいいのにと思われる方もいるでしょう。ですが、音を出さないだけでそこには発音しない拍があるのでタイで連結させた書き方をしているのです。

まずは裏拍のリズムをつかもう

分かりやすく言えば同じ音の音符がタイで連結されているものがシンコペーションと思ってしまっていいでしょう。

通常は強拍部分を意識し、弱拍部分を抜くことでリズムをつかむことが多いですが、シンコペーションはこの逆になります。つまり普段意識している強拍部分を抜き、逆に弱拍部分を残すのがシンコペーションになるのです。

そのためはじめは普段弾いている強拍を抜いて、弱拍のみを弾くことからはじめるといいでしょう。

シンコペーションの攻略法

取り入れられると格段にかっこいい音楽になるシンコペーションですが、実際にやるとなると意外と難しいのもシンコペーションです。

では今までシンコペーションに苦手意識がある人も、今日からシンコペーションを攻略できるようシンコペーションの攻略法についてご紹介していきましょう!

裏打ちを練習することが近道!

シンコペーションに苦手意識がある人は、実は裏拍から始まるリズムに対して苦手意識があるのです。ですのでシンコペーションの攻略法は、ズバリ!「裏打ちを練習すること」が一番の近道であると言えます。

シンコペーションが用いられている楽譜を見て練習していると、慣れないうちは表拍と裏拍の区別がだんだんつかなくなってきてしまうようです。これを攻略する方法が「裏打ち」の練習につきるのです。

8分音符の裏打ちからまず取り掛かると効果的です。裏拍を感じやすいように、「ンタ ンタ ンタ ンタ」と表拍の休拍の「ン」をしっかりと刻むのがポイントです!これに慣れて来たらシンコペーションの楽譜をまたトライしてみてください。

リズムをきちんと読み取れれば楽譜は怖くない

楽譜を読むことが苦手な人もいますよね。それは単に読み方を知っていてもリズムを読み取ることが苦手なために、苦手意識を持ってしまう人も多いのです。

リズムを読み取ることが難しいと思ってしまう原因となりやすいのが、シンコペーションであると言われています。ですがそれならばシンコペーションを克服してしまえば、楽譜を読むことも案外怖くないと言えるのではないでしょうか?

シンコペーションも改めて練習を始めると時にイラッとしてしまうこともあるかもしれません。ですが、裏打ちから初めて地道に練習を続けることであるとき「なんかわかったかも!」と道が開けると、同じ音楽の中の新しい扉が開けるでしょう!

シンコペーションをマスターしてもっと音楽を楽しもう!

シンコペーションは奥が深いですが、つかんでしまえばきっと今までどこか単調で物足りないという印象になってしまっていた歌が、見違えて聞こえるようになるかもしれません!そうなればもっともっと音楽が楽しいものになるでしょう。

ぜひこれを機にシンコペーションの訓練を、楽しみつつ始めてみるのはいかがでしょうか?シンコペーションをマスターして、令和の時代をますます音楽を楽しんでいきましょう!

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