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2023/12/28
大今里
東京医科大学で発覚した問題がキッカケで、当時の学長と理事長が辞任し、新たに林由起子さんが学長になりました。林由起子さんはどんな人で、なぜ学長になれたのでしょうか?
東京医科大学の新しい学長、林由起子さんについて見ていきます!
東京医科大学で問題が発覚したのは、2018年7月の事でした。当時、ニュースでも取り上げられていて、大きな問題となりました。
その問題とは一体何だったのでしょうか?東京医科大学で起きた問題を、改めて振り返ってみたいと思います!
林由起子さんが学長に就任するキッカケとなった問題の1つ、東京医科大学で裏口入学が発覚した発端は、当時の文部科学省の学術政策局長が、東京医科大学を支援事業の対象校に選ぶ代わりに、息子を東京医科大学に入学させていたのです。
その事がどこで知られてしまったのか分かりませんが、受託収賄として東京地検特捜部に告発されてニュースになりました。
東京医科大学は100年の歴史のある大学ということもあり、世間のイメージがかなり悪くなってしまったようです。そして、他の大学でも裏口入学があるのでは?という疑いも出てきてしまいました。
林由起子さんが学長に就任したキッカケとなった問題がもう1つ、裏口入学の他に東京医科大学医学部医学科の入試では、女性の受験生に試験の得点を、一律減点していた事も発覚しました!一律減点する事で、女子の合格者数を減らしていたようです。そして、3浪以上の男性受験生に対しても減点をしていたそうです。
東京医科大学は2013年に、女性医師・研究者が出産や育児などで、仕事を両立出来るようにする支援事業に選ばれて、国から補助金を3年間で8000万円もらっていたそうです。
これでは補助金をもらっていたのにも関わらず、女性差別をしていたことになります。
このままでは、補助金の返還や廃止に追い込まれるのではないでしょうか?
東京医科大学で起こった問題を改めて振り返ってみましたが、裏口入学と一律減点はどちらもお金の出所が、国民の税金というのも大きな問題一つだといえます。
そして、一律減点をする事情には、どうやら暗黙の了解があるというのです。
どういうことなのか見ていきます!
東京医科大学に入学し、その後卒業して医師国家試験で合格した人は、東京医科大学の系列病院で働くのがほとんどのようです。女性医師の場合、結婚や出産をして仕事と両立しながら、病院の不規則な勤務体制に対応するのが難しいようで、敬遠されているのだとか。
さらに、外科の場合は緊急の手術が多い事もあり、女性医師を敬遠する傾向にあるようです。つまり、女性の受験生の合格数を減らす原因は、仕方がない事とされているのです。
しかし、これでは東京医科大学は何のために、女性が家庭と仕事を両立するための支援事業の補助金をもらっているのか、分からなくなってしまいますね。
女性医師を減らしたければ、なぜ募集をしているのでしょうか?それには、大学を経営するために受験料を集めたいという事情もあるようです。東京医科大学へ受験するには、受験料・6万円がかかるそうです。
受験者数が毎年4500人以上居るようなので、一人あたり6万円を集めればかなりの金額になります。女性医師が敬遠される事情を知っている女性の受験生もいるようで、予備校などであらかじめ知らされる場合もあるようです。
女性医師を一人も合格させないという訳ではないので、女性医師を目指す受験生は、男性の受験生以上に高得点が取れるようにしなければならないのかもしれません。今回、減点という問題が明るみになったので、どういった対処をしていくのか気になりますね。
東京医科大学の問題が発覚し、学長と理事長が辞任する事になり、新しい学長に選ばれたのが、林由起子さんです。林由起子さんは、どのような方なのでしょうか?見ていきます!
林由起子(はやし ゆきこ)
生年月日・1961年10月19日
年齢・56才
学歴・東京医科大学(1986年卒業)
職業・東京医科大学病理生態学主任教授
性格・スマートでクールな人柄であり、しっかり物事を言う性格
東京医科大学の問題が明るみになり、学長と理事長が辞任した際、次期学長として選出されたのは、小児科の男性主任教授と、林由起子さんの2人だったそうです。そして、学長選では、林由起子さんが過半数を獲得して、新しい学長に決まったのです。
今まで東京医科大学では女性の学長が選ばれることがなかったようで、今回が初めてだったそうです。前・学長の派閥に林由起子さんが入っていたなどの噂もありますが、女性を学長にすることで、批判を減らしたいという思惑があったのでは?と思われます。
東京医科大学で初めての女性学長になった、林由起子さんですが、実はパワハラの疑惑が浮上しているようです。一体どういうことなのか見ていきましょう。
パワハラで林由起子さんを告発したのは、林由起子さんの神経生理学講座を受けていた、当時、修士課程1年生だった学生でした。その学生は、林由起子さんが東京医科大学の主任教授として着任後に、林由起子さんからパワハラと取れる言動を受けてきたというのです。
林由起子さんが研究室に出向いては、「早くここを明け渡せ!」、「私には学長がついている!」などと威張っていたそうです。そして、助教授・技官・学生など計4人が大学を離れるようになってしまいました。
さらに告発した学生も、次第にそんな状態が耐えられなくなってしまい、うつ病を発症してしまったそうです。2015年にその学生も研究室を去ることになり、現在もパワハラの後遺症に悩まされ、家から出られない状況だそうです。
林由起子さんのパワハラが原因で、告発した学生はうつ病を発症してしまい、いまだに後遺症に悩まされているようなので、相当ひどい言動を浴びせられていたのだと想像してしまいます。この告発を受け、林由起子さんや大学からコメントが届いたそうです。
そのコメントには、「助教授など含む5名が神経生理学講座から離れたのは事実だが、パワーハラスメントやアカデミックハラスメントを行った認識はない」と言っていたようです。
東京医科大学の問題でイメージを良くしようとしていたのに、林由起子さんのこのような問題も発覚してしまうと、大丈夫なのか心配になってしまいますね。
林由起子さんのパワハラ疑惑で、新しい学長になったばかりなのに、大丈夫なのか?と心配になりますが、東京医科大学のホームページで林由起子さんが新・学長として、方針を掲げていました。今までの問題にどう対応してくれるのでしょうか?
東京医科大学の入試で一律減点されて不合格になった事が発覚し、大学前では抗議活動が起こり、NPO法人「消費者機構日本」が、被害者に代わって受験料の返還を求める流れになったようです。
現在、消費者機構日本が訴訟に踏み切っていて、裁判所が受験料や受験に関わる金額の返還義務を認めたら、手続きをした受験生は認められた金額が返金されることになりそうです。
さらに東京医科大学では、過去の入試で得点操作によって不合格になってしまった受験生を、見つけ次第入学を認める方針を固めているようです。
そして、電話相談窓口の設置も始めたそうです。電話相談の対象者は、過去に一律減点が理由で不合格だったのでは?と疑っている受験生、今後受験しようか考えている受験生や保護者などです。
疑いを持っている過去の受験生は、まずは電話相談窓口に連絡すると良いでしょう。
東京医科大学で起こった、裏口入学と一律減点の問題。世間のイメージを変えるために、新たに選ばれた学長・林由起子さんですが、パワハラを告発されたりと世間にはクリーンなイメージにはならないようです。
学長の林由起子さん及び東京医科大学が、一律減点で不合格になってしまった受験生たちに、しっかり対応して欲しいと願うばかりです。
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