記事ID142148のサムネイル画像

    加茂暁星高野球部女子マネが倒れた原因は?押切智直の経歴と現在とは

    加茂暁星高校野球部の女子マネが倒れた事件のことはご存知でしょうか?2018年の7月21日に事件は起こりました。この時、野球部の監督をしていたのは押切智直監督です。今回は押切智直監督の経歴や現在など情報を紹介したいと思います。

    押切智直って誰?

    押切智直という名前を聞いてピンとくる人は恐らく少ないでしょう。押切智直は列記とした高校野球の監督です。監督としては決して有名というわけではありませんが、自身が監督をする野球部の女子マネージャーを走らせて意識不明の重体にし、死亡させてしまったことで一躍有名になりました。

    しかしながら、押切智直という人物に関しては一般的には詳しい事などは分かっていないというのが本音です。そこで今回は押切智直の人物像や事件の真相など収集できる情報からまとめて紹介していこうと思います。

    押切智直ってどんな人?

    押切智直さんの職業は列記とした高校野球の監督やコーチといった指導者になります。高校時代は川崎市立橘高校で高校球児としてプレイし、日本大学に進学しました。情報が少ないのではっきりは言えませんが、選手としてはプロに行くほどの実力ではなかったと思われます。

    大学卒業後は母校での指導者を経て駒澤大学のコーチに就任、2014年に生まれ育った神奈川から離れ加茂暁星高校野球部の監督に就任しました。押切智直さんの監督就任後は部員わずか11名だった弱小校から一躍甲子園を狙える学校へと変わっていったので指導者としては力のある方のようです。

    年齢はまだ41歳といわれています。監督就任後は選手に対して意識改革を求めるなど選手をメンタルの面から強くして行こうとしました。当然指導者としては厳しかったようですが監督として結果を求められているのならば当然と言えば当然なのではないでしょうか。

    押切智直の性格

    押切智直監督の性格について詳しい事はわかりませんが、収集した情報の中では厳しい人、熱い人というイメージが浮かび上がります。父兄からの信頼は抜群で、人物的にも優れていたというようにみられています。そうでなければ選手もついてこないでしょう。

    現在は顧問に就任

    押切智直さんは加茂暁星高校野球部の監督として活躍していましたが、女子マネージャーを走らせて死亡させてしまった事件が公になった為に世間からバッシングを受けました。報道の仕方にも問題はあったかもしれませんが、監督を辞めざるを得なくなったわけです。

    それでも指導者としての能力を学校側にかわれていたのか、事件後も監督はクビになったものの顧問として野球部に所属しています。こうしたところから見ると事件というよりも事故であったと周囲は解釈しているように思えます。マネージャーが亡くなったのは本当に事故だったのでしょうか。

    押切智直監督の写真

    押切智直さんがどのような姿をしているのかというところは気になるところなので調べてみると高校野球関連サイトでは有名な高校野球ドットコムに顔こそわからないまでも風貌が何となくわかる写真が掲載されていました。

    こちらの記事では紹介することはできませんが、気になる方は調べてみると良いでしょう。
    私は写真をみましたが、風貌は想像してたよりも優しそうな感じでした。

    事件の内容は?事故なの?

    押切智直さんが関わっている野球部の事故はどのような事故なのかご存知ない方もいらっしゃると思います。そこでこの項目では押切智直さんが関わっている野球部の事故がどのようなものであったかということを追求していこうと思います。

    事件の悲劇のはじまり

    事が起きたのは2017年の7月21日のことです。新潟県加茂市の加茂暁星高校野球部が校舎から少し離れた野球場で練習を行っていたのですが、その練習後に事故は起こってしまいました。

    普段であればバスで部員やマネージャーたちは移動しているのですが、その日は練習でけが人が出た為にバスの車内で思ったようにスペースがとれずに全員が乗る事のできないような状況であったと言われています。

    そこで本来であれば乗れない部員か監督が走って帰る事になりそうですが、なぜか乗らずに走って帰ったのが女子マネージャーでした。本人が希望したのか監督が指示したのかは定かではありませんが、疲れている部員を考慮してかマネージャーが走る事になったのです。

    AEDを使用しなった

    マネージャーは当時16歳でした。マネージャーは監督からマイペースで帰るようにと指示をされたそうですが、3.5キロ離れた野球場からバスを追いかけて真夏の暑い時期に全力疾走してしまいます。真相はわかりませんが、部員に追いつこうと必死だったのでしょう。

    しかし、学校に到着するとマネージャーは玄関で意識を失い倒れてしまいます。連絡を受けて監督は直ぐに駆けつけたそうですがマネージャーは息があるとの判断で意識は不明でしたがAEDなどは直ぐに使用しませんでした。

    直接の死因や病名

    その後、重体となったマネージャーは新潟市内の病院へ入院することになります。病状の回復が期待されていたものの、回復する事なく同年の8月5日に亡くなってしまいました。意識不明となってから2週間後のことでした。

    死因に関しては低酸素脳症ということで、心臓がうまく機能しなくなり脳に酸素がいかなくなったことによるものだそうです。これは事件なのか事故なのかわかりませんが、AEDをもし使用していればとの見方もされているのでそのあたりが事件と言われるゆえんなのではないでしょうか。

    事故の可能性

    事故の可能性はと問われれば、今回の事はほとんど事故だとみて間違いないと思います。ネットなどでは意図的に監督が女子マネージャーを殺したなどと言われていますが、そのような事は指導者としてあってはいけませんし、人としてあってはいけません。

    報道後に女子マネージャーがということで集団で人工呼吸をして回しただとか走らせなければいけない理由は別の事を隠蔽しようとしたなど憶測が飛び交っていますが、それは根も葉もない噂でしょう。

    AEDを使用しないという判断をしたところには少々問題があったようにも思われますが、AEDを使用するのは呼吸も無く、心停止が確認できた場合というのが一般的な認識ですのでこの時の監督の判断は間違っていなかったと思われます。ですので事故だと断言できます。

    マネージャーのプロフィールは?

    画像は本人ではありませんが、マネージャーは一体どんな方だったのでしょうか?亡くなってしまった方の事を紹介するのはあまり宜しくはないかもしれませんが、気になっている方も多いと思うので紹介します。

    マネージャーの本名

    亡くなったマネージャーの本名は小林奈歩さんということが分かりました。年齢は16歳でインスタグラムなどでもアカウントを作っており、インスタグラムには彼氏と思わしき方との画像もアップしていたようです。

    マネージャーの性格

    マネージャーの小林奈歩さんの性格についての情報はこれといって出てきませんでしたが、小林奈歩さんが亡くなってからちょうど一年後の2018年の夏に加茂暁星高校野球部の野球部員たちが「奈歩の夢をかなえる」と奮闘していたのをみると慕われていたことはわかります。

    小林奈歩さんは生前、野球部員たちに「みんなで一緒に甲子園に行こうね」と呼びかけていたらしく野球部のモチベーターでした。

    低酸素脳症って何?

    マネージャーの小林奈歩さんが亡くなったのは低酸素脳症という事はわかったのですが、低酸素脳症とは一体どのようなものなのでしょうか?そのあたりをこの項目では紹介していきたいと思います。

    低酸素脳症とは

    低酸素脳症はハッキリいってしまえば、何らかの原因で脳に酸素が送られなくなったことが原因で起こります。恐らく今回の事故では真夏という時期もあって熱中症なども心配されるようなコンディションの中で急に3.5キロという距離を走ってしまった事で心臓が圧迫され酸素を上手く脳に届けることができなくなったのではないでしょうか。

    低酸素脳症を防ぐには早急な対処が必要

    低酸素脳症と疑われる場合や、明らかに意識不明、心停止、呼吸困難などが確認できる場合は心臓マッサージや人工呼吸、現状であればAEDによる対処が必要です。ほんの数秒の間でも脳に酸素が送られない状況にあれば人間の脳は死んでしまいますので注意するようにしましょう。

    不慮の事故を乗り越えてそれぞれが成長へ

    今回は新潟の高校で起こった不慮の事故の真相と監督である押切智直の人物像に迫りましたがいかがでしたでしょうか?女子マネージャーが命をおとしてしまった事はこうしてニュースなどを見ている私たちよりも現場の部員や監督、関係者にとってはショックな事であったと思います。

    それでも部員たちはそれを乗り越えて甲子園への夢を亡くなったマネージャーさんと共に歩むことに決めました。こうした不慮の事故が起きないように今後、多くの指導者さんたちには気を配ってほしいところですね。

    関連記事もチェック!

    関連する記事

    この記事に関する記事

    TOPへ