木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
2019/01/12 更新
茨城県日立市のアパートで妻子6人を殺害→ガソリンを撒いて放火した事件。残忍な犯行に及んだ小松 博文被告。裁判で死刑は確実か?!今回は、事件の概要~殺害の動機、妻や子供を殺害した小松 博文という男の素顔や生い立ちについて詳しく調べてみました。
茨城県日立市のアパートで起きた痛ましい殺人事件。妻と子供5人を刺した後ガソリンを撒いて火を付けるという残忍な犯行に及んだ小松 博文被告。その内容から裁判では死刑判決が出るのでは?と言われています。今回は、事件の概要~妻や子供を殺害した小松 博文という男の素顔や生い立ちについてを調べてみました。
はじめに、小松 博文被告が起こした【茨城妻子6人殺害事件】について詳細をまとめてみましたのでご紹介します。
2017年10月6日の朝、茨城県日立市の県営アパートから小松恵さん(33・当時)とその子供5人、合わせて6人の遺体が発見された。犯人は一家の主、小松 博文(33)。妻と幼い子供達を次々と包丁で刺した後、自宅に火をつけるというとても衝撃的な事件でした。
殺害された妻子について調べてみました。
妻 ・小松恵さん(33)
長女・ 夢妃さん(むうあ・11)・・・恵さんの連れ子
長男・ 幸虎くん(たから・7)
次男・ 龍煌くん(りゅあ・5)
三男・ 頼瑠くん(らいる・3)
四男・ 澪瑠くん(れいる・3)
三男と四男は双子で、11歳の長女のみ妻・恵さんの連れ子ということで小松 博文被告の実子でないようです。
捜査関係者の話によると、6人のうち5人は自宅アパートの和室で遺体で見つかり、もう1人は自宅から病院に搬送されたが、死亡が確認された。いずれも刃物による刺し傷があったという。病院に搬送されたのは小松 博文被告の長女(11)だったとのこと。
このうち小松容疑者の妻、恵さん(33)の遺体の腕付近には、体を守ろうと抵抗した際にできる防御創が確認された。子供5人には防御創は見当たらず、抵抗する間もなく襲われた可能性があるという。恵さんの傷の数が多く、腹部などにも深い傷があった。
小松 博文被告は、2017年10月6日、午前5時過ぎに自ら車を運転して日立署を訪れ「自宅に火を付けた」と告げて自首。その後、署員が現場に駆け付けてアパートから煙が出ているのを見つけ、同5時20分頃に消防に通報したそうです。
消防車や救急車など車両約10台が出動、午前5時50分ごろに鎮火した。他棟に延焼はなかったという。
捜査関係者の話による妻子の死因は・・・
妻・恵さん(33)と長男(7)、四男(3)はいずれも刃物で刺されたことによる失血死とCO中毒死とみられるといいます。長女(11)は刺されたことなどによる失血死、次男(5)は胸部を刺されたことで血液が溜まって圧迫され、心筋が動かなくなる心タンポナーデ、三男(3)はCO中毒が死因とみられるということです。
小松 博文被告が妻子殺害事件を起こした背景は?その身勝手な犯行の動機についても併せてまとめていきたいと思います。
【茨城妻子6人殺害】事件の被害者で小松 博文被告の妻・恵さんは5人のお子さんを育てながら薬局で働き一家の生計を支えていたようです。また、副業として飲食店でも働いていたという情報もあります。小松 博文被告は妻・恵さんとは正反対のようなクズ夫だったようです。
小松 博文被告の知人などの話によると、小松 博文被告は仕事が長続きしない。働かずに、恵さんの金で遊んでばかりいた。『パチンコとかして遊び回っている』と知人に話していたそうです。また恵さんの友人の話によると、恵さんの恵さんは小松 博文被告からDVを受けていた事も判明しました。
小松 博文被告は妻子を殺害する前から既に相当なクズ夫だったことがうかがいしれますね。そんな小松博文被告と妻・恵さんは10年前に出会い系サイトで知り合ったようです。
拘置所で面会した記者に対し、小松 博文被告自身が語った話によると・・・
犯行のきっかけは事件のわずか6日前のこと。小松 博文被告が、恵さんの携帯に男とのLINEのやりとりを見つけたこと。浮気を疑い問い詰めると、返ってきたのは「離婚したい」という言葉だったとのこと。
小松 博文被告は職を転々としながら、遊んで過ごしDVでもあったということから恵さんが愛想を尽かせて浮気に走ったことが想像できますね。その結果、今回の痛ましい事件を引き起こされたことが推測されます。
話し合いの末に恵さんが男と縁を切ることを条件に、一度は離婚に同意したが、翌朝、浮気相手の男のアパートの前に恵さんの車が停まっているのを発見したそうです。
その時点では、まだはっきりとした殺意はなくただ、どうしようか、どうすればいいのかとずっと考えていたとのこと。自分だけ死のうか、すべてを無くしてしまうかを迷っていた様子。その後、何がきっかけで6人を殺害する方向に考えたのでしょうか。
一方の妻・恵さんの知人によると、事件前日の夕方、恵さんは「離婚が決まって、これでわたしは幸せになれる」と、胸の内を明かしたという。
小松 博文被告の育ってきた環境は?妻子6人を殺害という残忍な事件の背景にある生い立ちについて調べてみました。
小松 博文被告の生い立ちについて調べていると、父親の死別後、幼少期から20歳までを施設で過ごしていたようです。母親や兄弟はいたとの情報もありますが、どうやら連絡はとっていなかったようで、ずっと孤独を抱えていたことがうかがい知れます。
孤独な人生を歩んできたからこそ、家族というものに憧れがあったのかもしれませんね。
小松 博文被告はこれまで生活費に困ると「母親が亡くなった」と嘘をつき知り合いや友人からお金を騙し取ることがあったといいます。嘘がばれるとまた別の知人に同じことを繰り返していたという情報がありました。そのためか、就職しても長続きせずに職を転々としていたようです。
小松 博文被告はなぜ子供まで殺してしまったのか?殺害の原因が妻の浮気にあるのなら、幼い子にまで手をかける必要はないように思います。その動機についてを調べてみました。
事件後、小松 博文被告が書いたという手記には子供のことを大事に思っていた様子がうかがい知れる内容があったようです。
子供たちは皆大きな病気もせず、本当に幸せでした。子供たちから寄ってくるようになり「パパ~パパ~」と妻がやきもちをやく程でした。なぜ、子供にまで手をかけてしまったのか今は後悔しかないです。
妻と子供たちとの全てがあのアパートにあり、私の全てでした。妻と子供たちがあの男の元へいってしまう。誰にも渡したくない。思い出の詰まった家に誰も入れたくない。すべて失くしてしまおう、それで自分も死のう。という内容だったそうです。
小松 博文被告が語ったところによると、「自分も死ぬつもりだった。子供たちだけをこの世界に置いてきぼりにできなかった。子供たちを同じ境遇におけなかった。」と話しているとのこと。
この発言の中に出てくる”同じ境遇”とは、親との死別後に施設でそだった自分の身の上のことを言っているものと思われます。
妻と子供5人を刺した後ガソリンを撒いて火を付けるという残忍な犯行に及んだ小松 博文被告。その内容から裁判では死刑判決が出るのでは?と言われています。可能性や責任能力の有無について調べてみました。
小松 博文被告は精神鑑定を受け責任能力があり罪に問えるとして既に起訴されています。しかし、捜査が進んでいないのが実情のようです。
小松 博文被告殺に対する人と非現住建造物等放火罪の取り調べが任意で捜査が進まないことから、2018年7月に新たに詐欺容疑で再逮捕されたようです。そのことから小松 博文被告から捜査に必要な供述が得られていない状態なのかと思われます。
小松 博文被告の裁判はまだ始まっておらず、現段階では推測することしかできませんが、明確な殺意に基づく犯行であり、情状酌量の余地はないように思われます。
また人を6人も殺害していることから死刑は免れないだろうと予想している情報が多く見受けられました。
茨城県日立市のアパートで起きた痛ましい殺人事件。妻と子供5人を刺した後ガソリンを撒いて火を付けるという残忍な犯行に及んだ小松 博文被告。事件の全容解明にはまだしばらくの時間が掛かりそうです。今後、開廷されるであろう裁判とその内容に注目していく必要がありそうです。
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