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2024/01/12
himawari3232
ZONEのメジャーデビュー当時のメンバーではなかった西村朝香さん。ZONEの曲で何を思い浮かべるかと言われたら、ほとんどの人が人気ドラマ「キッズウォー3」の主題歌だった「secret base 〜君がくれたもの〜」を思い浮かべるでしょう。
ですが、その「secret base 〜君がくれたもの〜」発売時にはメンバーではなかった西村朝香さんについて、詳しく知らない人も多いでしょう。ここではそんな西村朝香さんについて詳しく紹介していきます。
ここでは西村朝香さんのプロフィールを紹介していきます。西村朝香さんの努力家な一面を垣間見ることが出来るエピソードも紹介しています。
TOMOKA
本名 西村朝香
生年月日 1986年9月19日
出身地 北海道札幌市
担当 ギター、ボーカル、キーボード
愛称 ともじ、パンダ、にっしん
西村朝香さんは、ZONEの人気ギタリストだったTAKAYOさんの後釜として、ZONEに入りました。しかし、西村朝香さんが得意だった楽器はキーボードで、ZONE加入の話があるまで、西村朝香さんはほとんどギターを弾くことができなかったのです。
しかも、TAKAYOさんはZONEの中で一番楽器が上手いと言われていたメンバー。そのTAKAYOさんの代わりにギターを弾くのは並大抵の大変さではなかったはずです。
ですが、西村朝香さんはギターの猛練習の成果か、ZONE加入後もメキメキとギターの腕前が上がっていき、しっかりとZONEのギタリストとしての役割を果たすまでになっていったのです。
実はZONEの結成当時は、TAKAYOさんををメインとした、スタジオ・ランタイムの生徒8人編成でのヴォーカル&ダンスのユニットでした。その時代のZONEのメンバーには西村朝香さんもいたんです。
ZONEのインディーズデビューシングル「believe in love」が発売したのは1999年12月18日だったのですが、その直前に最終候補5人まで残っていた西村朝香さんは、ZONEのメンバーから外れてしまいます。
ZONEのメンバーから外されてしまった理由は、背が高くてメンバーと合わなかったからというもの。実力が足りなくて落とされたわけではないのが、逆に悔しさを増幅させてしまいそうです。
ZONEから外されてしまった西村朝香さんは、RunZというユニットや、ソロとして活動します。RunZはZONEがメインとなる北海道のTV番組「ぞーんぽた〜じゅ」でメインのZONEのアシスタント的な立ち位置だったので、西村朝香さんとしては悔しかったでしょうね。
ちなみにこのRunZというユニットのメンバーだった平野愛華さん、奈良安由加さん、龍川瞳さん、日下鈴菜さんは、ZONE解散後のMAIKOさんと共にMARIAというバンドを組んで活動していました。
西村朝香さんはソロとして、ソニーミュージックとブルボンが仕掛けた「BOURBON THE AUDITION」に参加。見事に最後の3人に残って、チュエル'sとして2001年5月9日に「風と光とうたと」でCDデビューを果たします。
一度はインディーズでのCDでデビュー直前に、ZONEのメンバーから外されてしまった西村朝香さんですが、ZONEのギタリストTAKAYOさんの卒業を機に、ZONEに再加入することとなります。
2003年12月31日に行われた『第54回NHK紅白歌合戦』出場を最後にTAKAYOさんが卒業すると、その1週間後の2004年1月7日に西村朝香さんはZONEに加入します。
そして、加入約1カ月後の2月4日にはシングル「卒業」が発売されました。インディーズ時代の「believe in love」に西村朝香さんは参加できなかったため、この「卒業」が西村朝香さんとしての初めてのZONEのシングルCDとなりました。
この「卒業」のキャッチコピーは「POWERFUL! POP! CUTE! 新世紀ZONE始動!!」でした。西村朝香さんが加入して初のシングルにも関わらず、MIYUさんと共に、西村朝香さんもメインボーカルを務めており、オリコン初登場5位のヒットとなりました。
西村朝香さんが加入し、発売する曲もヒットを続けていたZONEでしたが、ドラムのMIZUHOさんの「高校卒業となり、一度自分を見つめ直す時間を持ちたい」という理由での脱退を機に、ZONEの解散が決定してしまいます。
ZONEの卒業ライブは2005年4月1日だったので、西村朝香さんがZONEで活動していた期間は1年と少しととても短かったため、ZONEのギタリストと言えば西村朝香さんよりも、TAKAYOさんを思い浮かべる人が多いでしょう。
西村朝香さんがZONEに加入していた時期は、とても短かったのですが、その間にもZONEは名曲を何曲も発売しています。そんな名曲をいくつか紹介します。
2004年8月4日に発売されたシングル「glory colors 〜風のトビラ〜」は2004年の甲子園関連の番組で良く流れていたので、聞いたことある人も多いのではないでしょうか?
西村朝香さんは、音源では得意のキーボードで参加していますが、ライブではギターで参加しています。
そしてこの「glory colors 〜風のトビラ〜」が甲子園関連の番組で使われていた、2004年の夏の甲子園大会で優勝したのがなんと「駒大苫小牧」でした。北海道出身のZONEの曲が使われた年に、北海道の「駒大苫小牧」が初優勝するというドラマチックな大会になったのです。
ZONEのラストシングルとなった「笑顔日和」はオリコン初登場7位のヒット曲となりました。このころには西村朝香さんのギターもだいぶ上達しており、リードギターを任されるまでに成長していました。
ラストシングルのタイトルが「笑顔日和」というのは、とてもZONEらしいタイトルだな、と感じます。このシングルの作詞はメンバーのMIYUがしていることもあり、ZONEの当時の心境が出ているのかもしれません。
2005年の3月9日に発売されたのですが、これも「サンキュー」の語呂合わせなのかな?歌詞にも「アリガトウ」という言葉が何度も出てきますしね。ラストシングルにふさわしい名曲だと思います。
ZONE解散後、ZONEのメンバーはそれぞれ別々に活動していました。そんななかZONEのギタリストだった西村朝香さんは、どんな活動をしていたのでしょうか?音楽活動はしていたのでしょうか?
西村朝香さんは、ZONE解散後はしばらく音楽活動などは行っておらず、学校に通って漢検1級などの資格を取っていたそうです。
ギターもほとんど弾けないところから、リードギターを任されるまでになった努力家な西村朝香さんなので、資格取得に関しても相当な努力で頑張ったのでしょうね。
ZONE解散後しばらくは、学校での勉強を優先して行っていた西村朝香さんですが、2008年9月1日より活動を再開しました。
活動再開後は、北海道エリアで放送されていたハウス食品の「こくまろカレー」のCMや、7人組ファンクバンド「MEN☆SOUL」の3rdシングル「花火」のPVにも出演していました。
メジャーデビューから10年たった2011年に、ZONEは再結成を果たします。再結成のメンバーはMAIKOさん、MIYUさん、そして西村朝香さんの3人でした。
2011年4月に北海道札幌市のライブハウスで、ZONEのメンバーだったMIYUさん、MAIKOさん、西村朝香さんの3人で3マンライブを行います。
そして2011年8月には、再結成が告知されました。残念ながらMIZUHOさんとTAKAYOさんは参加しませんでしたが、3人での復活もファンからしたら凄く嬉しく、最初は1カ月限定の復活だったはずが、ファンからの要望もあり、活動延長となりました。
この先、もっと3人でのZONEが見られるとファンが喜んでいた2011年11月1日、所属事務所のホームページ上で、西村朝香さんの脱退と芸能界引退が突如発表されました。
理由は西村朝香さんの健康上の理由だそうですが、ファンの間では結婚して妊娠したのでは?という噂が巡っていました。
結局、西村朝香さんがZONEの再結成で活動していた期間はわずか3カ月ほどしかありませんでした。
結局、ZONEを脱退して、芸能界を引退した後は西村朝香さんはその後表舞台に出てくることはありません。
ですが、ZONEのファンの皆はいつかまた西村朝香さんがギターを弾いて歌っている姿を見られることを待ち望んでいます。
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