【ネタバレ注意!】東京喰種(東京グール)のあらすじ【漫画・アニメ】
2018/02/27
sio-daifuku
各まとめに入る前に、簡単に東京グールについてをまとめました。
東京グールとは、そして作者とは?
人を喰らう怪人"喰種(グール)"が跋扈する東京。
日常に隠れて生きる、正体が謎に包まれた"喰種"の脅威に、人々は恐れを感じ始めていた。
読書好きの平凡な大学生・カネキは、通い詰める喫茶店「あんていく」にて、自分と同じく高槻泉を愛読する少女・リゼと出会う。
自分の運命を大きく変えることになるとは知らずに…。
人間の命を奪い、喰い生き永らえる怪人の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、あるべき世界のあり方を模索する青年の未来は――!?
東京グールの物語の始まりは、金木研という一人の少年が「あんていく」という喫茶店で、リゼという少女と出会うところから始まります。
それまでは「グール事件」は他人事だと思っていたカネキの運命が、リゼとの出会いで大きく変化していきます。
人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人「喰種」が蔓延る東京。上井大学に通う青年カネキは喰種・リゼに襲われ瀕死となるが、鉄骨の落下により捕食は免れる。しかしその後、喰種の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることになる。
物語は、カネキが半喰種となるところから怒涛の展開と言ってもいい早さで進んでいきます。
自分が人間の肉を食べなければいられない体になった恐怖、その生活の中で出会う人々との関わり、人間と喰種、それぞれの考え方など、半分ずつそれぞれの要素を持ち合わせたカネキだからこそわかる矛盾や葛藤、苦悩が描かれています。
更に、東京グールにはさまざまなキャラクターが登場しており、それぞれの思惑や生き方、生と死、敵対など、多くのテーマをギュと一つにまとめた作品とも言えます。
喰種と呼ばれる種族を中心に東京を舞台に繰り広げられるサスペンスホラーダークファンタジーバトル漫画である。
石田スイのデビュー作となる今作は、元は読み切り作品としてMANGAグランプリで準優秀賞を受賞したものである。その後『ミラクルジャンプ』に掲載され、好評のため連載となった。なお、読み切り版とは詳細が異なる。
元々Web漫画家として活躍していた漫画家、石田スイのデビュー作。
イラストの上手さや描写の細かさ、キャラクター一人ひとりの性格のまとめ方、伏線の張り方や回収の仕方など、デビュー作とは思えない仕上がりになっている作品です。
用語など独特なものも多いですが、知れば知るほど面白く、読めば読むほど新しい発見があり楽しめる作品です。
東京グールの中には、初見ではよくわからない…という単語がたくさん出てきます。
そこで、まずは東京グールに出てくる単語・用語のまとめから!
キャラクターのまとめにも出てくる単語がたくさんありますので、こちらから先にまとめていきます。
「東京グール」というタイトルにも出てくるワードですね。
この作品のキーになっている生き物です。
では、詳細のまとめをご覧ください。
食性が人間のみに限定された肉食の亜人種。反社会的な食性から公的に駆逐対象とされており、喰種対策局と呼ばれる専門の行政機関が設立されている。通常時は人間との外見的な差異が無く、条件付きで交配も可能であるなど限りなく人間に近い種として描かれている。身体能力は極めて高く、数メートルを跳躍し、素手で人体を貫く筋力をもつ。個体差はあるが成体ではヒトの4 - 7倍の筋力を持つとされる。程度の軽い擦過傷や切傷であれば一瞬、骨折でも一晩程度で治癒する。[感覚器官]も非常に鋭く、遠方から近づく人物の体臭を嗅ぎ分けられ、人ごみの中から足音を聞き分けることができる。寿命は明言されていないが人間のように老化した喰種が登場しており、主要器官に致命傷を負えば死ぬことから不老不死ではない。捕食もしくは交戦時には赫眼という状態になり、身体から赫子が発現するため人間と見分けやすくなり、喰種対策法でもこれらの確認を以て喰種と判断すると定められている。
普段の見た目は人間となんら変わりない為、普段の生活は人間と一緒に暮らしています。
ただし、通常の人間が食べる食事などは口に合わず吐いてしまうことも多く、グールが安心して口にできるものは「コーヒー」と「人肉」のみとなっています。
グールの力を使うときは、人間とは明らかにことなる部分が出てきます。
次からの用語のまとめで詳しく見て行きましょう。
喰種が特殊能力を使う際に眼球を赤く変化させた状態の呼称。一般的には両眼が変化するが、ハイブリッドは片眼のみが変化する。また個体によっては常時赫眼状態の喰種もいる。
黒目が赤く、白目部分が黒くなります。
この目元だけでも、人間とグールの見分けがつくというわけです。
更に、捕食状態に入るともっとわかりやすく人間と異なる部分が出てきます。
その状態の用語を説明する前に、まずはその状態に深く関係のある用語をまとめます。
喰種に特殊能力を与える架空の細胞。微量だが人間の体内に存在しており、喰種は人肉又は喰種の肉の摂取によってこれを蓄積する。Rc因子が定義されており、医学検査の項目にRc値が定められている。Rc値が一定以上の数値になると喰種と判断される。
喰種の体内にあるRc細胞を貯めこむ嚢胞。喰種は人肉を摂ることで血中にRc細胞を蓄え、最終的にはこの赫包に蓄えられる。蓄えられた細胞は意識的、あるいは精神の昂ぶりによって皮膚を突き破り放出される。
Rc細胞、そして赫包という人間とは明らかに違う体内の構造。
それによって、捕食時の人間とは全く異なる容姿になるのです。
では、その捕食時に出てくる「モノ」についてのまとめです。
喰種の身体より発生する捕食器官。Rc細胞によって構成されており、硬化と軟化を繰り返しながら自在に動く。血液のように流れ、歯よりも頑丈なその特徴から捜査官からは「液状の筋肉」と例えられる。特性によって分類されており、強力な喰種ほど多く発生させる。基本的に一種類の発生に限定されるが、稀に複数種を持つ喰種が存在する。
治癒能力が高い喰種ではあるが、赫子によって受けた傷は治癒が遅れがちになる。特に相性の悪い赫子から受けた傷は特別に有効な毒となりさらに治癒が遅れる。
ここにある「特徴による分類」とは、以下のとおり。
羽赫(うかく)
肩まわりからRc細胞が羽のように放出される赫子で、ガス状に出現する例が一般的。攻撃時には直接叩きつけたり固形化し遠距離射撃する例が確認されている。主にスピードを生かした瞬発系の攻撃を行う。Rc細胞を常に放出して戦うため持続時間が短く短期決戦型と見られている。また、不定形な形状から赫子痕が残りにくく、捜査対象としての追跡が難しい。
甲赫(こうかく)
肩甲骨の下あたりから現れる金属質の赫子。高密度のRc細胞の凝縮で赫子の中で随一の頑丈さを誇るが、重量のせいでスピードで劣り扱いづらい。
鱗赫(りんかく)
腰まわりから触手のような形状を持って現れる赫子。鱗のような独特の表面が生み出す一撃の威力はずば抜ける。柔軟性に優れ再生も早いが、反面Rc細胞同士の結合力が弱く他の赫子に比べると脆い。主に打撃や刺突で攻撃する。
尾赫(びかく)
尾てい骨あたりから爬虫類の尾のような形状を持って現れる万能型の赫子。総合能力が高く攻守共に水準以上でスピードもあり、特に弱点はないが、攻撃において決め手に欠けることが欠点。
それぞれに特徴があり、それぞれ相性があります。
グール同士の対決になると、この相性で勝敗に大きな影響を及ぼします。
では次に、グールの生活についての用語をまとめて見ていきましょう。
喰種が人間を捕食をする場所。人通りのない裏路地などが好まれる。喰種にとってのテリトリーであり、他の喰種が無断で使用すればテリトリー荒らしとみなされて殺し合いに発展する場合がある。20区ではあんていくが管理しており、実力行使による奪い合いを避ける努力がなされている。
動物でいう「縄張り」みたいなものですね。
一つの場所を自分の喰場と決めている個体もいれば、平等に食料を分け与えることで争いを起こさないようにしている場所もあります。
この東京グールの舞台となっている東京も20区以上の区が存在しますが、各区によって状態はさまざまです。
喰種が捕食行動の際に着用する仮面。身元を隠し日常生活を守るために使用する。喰種捜査官に遭遇する可能性がある場合は必須とされている。一般的には口元を露出させたドミノマスクが基本であるが、あんていくのメンバーは口元まで覆っているタイプを着用しているものが多い。本来の目的と矛盾した個性的なマスクが好まれており、喰種対策局でもマスクの目撃証言を元に捜査対象の呼称を付ける例も多く見られる。
マスクを元に付けられた呼称として、「眼帯」や「ラビット」「魔猿」「黒狗」などが存在します。
東京グールにはさまざまな組織が存在します。
また、組織とまでは言わないもののグールの集う場所もあります。
次はそんな組織や場所についてまとめます。
ちなみに、20区とは…
作品の主な舞台となる地区で、主人公たちが暮らし、あんていくもここに存在する。あんていくが取り仕切っているため争いも少なく、喰種にとっては穏やかで暮らしやすい地区とされていた。
喰種対策局からは、捕食件数は他の区より低いものの、以前から単体で強力な喰種が多いことから指定危険区とされていた。「大喰い」「美食家」「ラビット」などが危険視されている。
東京グールのストーリーの大半はこの20区で展開されていきます。
あんていくは主人公であるカネキを始め、さまざまなグールが集まる喫茶店で、人を捕食出来ないグールの食事の場としても使われています。
このあんていくが、20区のグールをまとめていた一面もあります。
「東京グール」最終巻において、解体されることになりました。
11区を中心として活動する、「隻眼の王」を中心とする大規模な喰種集団。非常に好戦的であり、「力によって弱い喰種や人間を支配する」という思想を持つ。上位メンバーには喰種捜査官が束になっても適わない強者も複数含まれる。CCGを11区に陽動させ、タタラ、エトを含む本隊と共に23区の喰種収容所を襲撃した。『re』ではその勢力をどんどん増しており、一般市民にまで脅威が伝わっているほど。
東京グールの中でも一番大規模なグールの集団です。
隻眼を王を中心に、タタラ達本体が集団全体をまとめ、組織力、凶悪さ、強さの面に置いて、アオギリの樹は群を抜いています。
喰種専用の会員制レストラン。喰種の中でも特に深い闇に落ちた者たちが利用しており、人体を調理して提供している。生きた人間を惨殺する解体ショーを開催しており、解体したての食材を料理して会員たちに提供している。騙して連れてきた人間をシャワーや身だしなみを整えさせたのちに供するため、供されかけたカネキは「注文の多い料理店のようだ」と表現した。
月山が出入りしていたレストランです。
このレストランには人間の解体を行う解体屋(スクラッパー)と呼ばれるグールがおり、什造も幼い頃はこの役割に就いていました。
ピエロマスクの喰種集団。構成人数、活動区域、目的は一切不明。享楽主義者の集団で普段は団体行動をとらないが、ひとたび招集があれば無類の組織力を発揮する。過去にCCGによる掃討作戦が取られたが、有馬がいてなお厳しい状況であったとされる。リゼ殺害をはじめとする様々な事件の裏で暗躍する。
ピエロに関しては本当に何もわからず謎に包まれています。
伏線はたくさん張ってある集団なので、話が進むにつれ正体がはっきりするのを待ちたいですね。
喰種対策法を背景に活動する国の行政機関。英語名「Commission of Counter Ghoul」の頭文字から通称「CCG」と呼ばれている。主な活動内容は喰種の捜索および駆逐で、捕食殺害事件で身寄りを失った児童の保護なども行っている。
グールにとっての「敵」にあたる組織です。
鳩をモチーフにしたマークを有していることから、グールには「ハト」とも呼ばれています。
また、このCCGに所属している者を「喰種捜査官」といいます。
CCGが喰種の脅威度を示すためにつけるランク。組織的な脅威度なども含めて認定されるが、基本的にはレートが高いほどより強力な喰種となる。~(より)がつく場合はそのレートよりさらに上昇する可能性があることを示す。
C級からSSS級まであり、Sレート以上から脅威とされていると言っても過言ではないでしょう。
SSS級として現在判明しているのは、アオギリの樹の「隻眼の梟」と、あんていくのマスター「芳村」の二人です。
喰種捜査官に支給される赫子を利用した対喰種用の武器。通常はアタッシェケースに収められており、戦闘時に展開変形して使用する。駆逐した喰種の赫包を加工して制作し、電気信号によって赫子を発生させる。赫子と異なり形状は固定されているが、試作品の中には限定的な形態変化が成功しているものがある。名称は材料となった喰種の名称を受け継ぐのが通例であるが黒磐や彼の流れをくむ捜査官は独自に命名している。
このクインケにも、赫子と同じ分類があります。
クインケは赫子と違い6種類に分かているのが特徴です。
6種類のクインケについてのまとめは以下の通り。
羽赫(うかく)
主に射撃武器として加工されているものが多く、エネルギーの消費は激しいが遠隔攻撃が可能なため俊敏性に優れた捜査官に好まれている。
甲赫(こうかく)
重く硬い特性から剣や金棒のような近接武器に加工されるのが一般的で、肉体派の捜査官に好まれている。
鱗赫(りんかく)
ギミックの組み込まれた特殊な武器が多く、操作に熟練を求められることから技巧派の捜査官に好まれている。
尾赫(びかく)
特に欠点もない代わりに優れた点もないが扱いやすいために主に新人捜査官に支給される。
キメラクインケ
異種の赫子を組み合わせた特殊なクインケ。複数種の喰種に対して有効打となり得るが、技術的に結合が難しく試作品が存在するのみ。その中でも人為的に赫子を結合させたものがほとんどであるが、複数種の赫子を持つ喰種から作られる天然のキメラクインケもごく稀に存在する。
Qバレット
赫子をコーティングした対喰種用の銃弾。クインケを支給されない局員捜査官が使用。表面上をコーティングしているに過ぎないため、クインケに比べて威力は心もとない。
クインクスは東京グール:reから登場した組織です。
嘉納による喰種化被害者であるハイセを元にCCGが作り出した喰種の能力を直接その身に得た喰種捜査官。赫包を直接的に入れられたカネキとは違い、クインケとして加工した赫包を体内にインプラントしている。体内の赫包には5段階のフレームが設けられ稼働率を調整することが可能。それゆえ嘉納による人造喰種であったカネキは食性が完全に喰種のものと化していたが、クインクスの場合は食性が人間のままとなっている。しかしRc値は通常の人間より高く、これが過剰に上昇すると食性が喰種のものとなる危険性がある。
クインクスの構成員については後にまとめます。
それでは、主要キャラクターをまとめて見ていきましょう。
主要キャラクターと言っても本当に人数が多い!魅力的なキャラクターも非常に多いです。
第一部にあたる「東京グール」と第二部にあたる「東京グール:re」では登場するキャラクターに少々変化もあるため、わかりやすいよう「東京グール:re」での動きにはタイトルに「:re」を入れてまとめます。
東京グールの主人公、カネキについてまとめます。
彼の壮絶な運命の変化がこの物語のカギになっていました。
本作第一部の主人公である青年。12月20日生まれのいて座。血液型AB型。愛称は「カネキ」。上井大学文学部国文科二年生で、20区内のマンションで一人暮らしをしていた。
ストーリー当初は普通に大学生だったカネキ。
画像はまだ「人間」だった頃のカネキです。
喰種のリゼに捕食されかけ瀕死の重傷を負うものの、リゼの頭上より鉄骨が落下してきたことにより九死に一生を得る。搬送された病院でリゼの臓器を移植されて生き延びるが、その代償として半喰種となり、喰種の世界に関わることになる。喰種化したことで苦悩していたが、あんていくの店長である芳村に救われ、区内に暮らす喰種の集まる場所でもある同店で働くこととなる。
グールになったことで、まずカネキは見た目が変わります。
普段は両目ともに黒い通常のカネキですが、グールの力が発動すると「半グール」を表すかの様に片目だけ色が変わってしまいます。
グールとしての力を制御できないため、それを隠すように眼帯をするようになりました。
アオギリの樹からの拉致とヤモリの拷問を契機に、忌避していた喰種の本質を受け入れ、大切な人々を守るために戦う道を選ぶ。元来の性格は内向的かつ温厚で、幼い頃に亡くした母の影響で自己犠牲を尊ぶ受け身な考え方を持っていたが、アオギリの騒乱による一連の事件を経て敵対者に容赦しない冷徹かつ攻撃的な一面を持つに至った。また、ヤモリによる執拗な拷問が彼の思考や人格にパラダイムシフトをもたらしたためか、ヤモリの人格と癖を模倣し強い喰種を喰らうようになった。
原作「東京グール」の中盤から終盤にかけては、カネキがグールとして生きていく様子が多く描かれています。
初期のカネキと比べ、淡々と冷静に物事を進めていくという姿も見られるようになります。
また、ヤモリに拷問を受けた際にショックからか髪の毛が白く変色しています。
CCGによるあんていく襲撃時には、芳村たちの救援に単身あんていくに向かう。途中、円児とカヤを助けながらも、あんていくに繋がる道にて亜門と遭遇。激戦を繰り広げ、半赫者の力を無意識に覚醒させ亜門の右腕を捥ぎ取るが、自身も彼の[ドウジマ・改]により致命傷を負ってしまう。そのため極度の飢餓状態に陥り、リゼやヤモリの幻覚にうなされてしまう。しかし、逃げ込んだ地下道でヒデと再会を果たし、激励を受ける。ここから先の記憶は途切れ、ルートV14にて逃げ延びた数十体の喰種を全滅させた有馬と遭遇。ヒデの助言に従い理性と狂気を総動員した持ち得る能力の全てを駆使しIXAの防御壁を損傷させるほどの奮戦を見せるが、それすら叶わず圧倒された末に両眼を貫かれて駆逐された。
カネキの最期は少々刺激の強い描写ですので、今回のまとめでは画像はあえて伏せております。
なんと、第一部「東京グール」最終回の時点で有馬に駆逐されてしまいました。
主人公が駆逐、ということで「ここで終わり!?」「いや、でもまだ回収されていない伏線も多いし…」と思いながら読み進めていくと、最後に続きを匂わせるカットが描かれてその後「東京グール:re」へと続いていきました。
半喰種であるため食性や身体能力は喰種と同じであるが、赫眼は左目だけに現れ、自分の意思で発現をコントロールできないため、外出時は眼帯をつけている。マスクは普段とは逆に赫眼のみを露出する構造になっている。このマスクの特徴により亜門からは「眼帯の喰種」と呼ばれている。
カネキのマスク姿は以下の通り。
口元を覆っている部分はチャックが付いており、開閉できるようになっている模様です。
なんとなく羽を思わせるような形で6本伸び出しています。
半赫者となった際には、百足のような赫子に、左顔を覆って胸元に向けて尖って伸びた一つ目の面が現れた(元々複数の赫包が発達しているのか、リゼの人格が現れたためかは不明だが、平常時の赫子が6本ある状態の赫子も出せる模様)。この赫子の特徴からCCGにより「ムカデ」の呼称が付けられる。
ムカデになるまでの葛藤などを考えるとなんとも言えない気分になりますが…ムカデは見た目がちょっと怖くなります。
心の準備をしてご覧ください!
人間っぽさが消えてしまいました…。
ここまで彼を追い詰めた「世界」を思うと、本当に言葉にならなくなります。
『:re』ではハイセの潜在意識で彼に語りかける「前の自分」として登場。力と引き換えに自身と向き合うよう彼に要求しているが、拒絶され続けていた。オークション掃討戦で重体に陥ったハイセの混濁した意識にも現れ、自分を見るよう懇願。覚悟を決めたハイセが向き合った際には白髪の子供の姿で切実な願いを伝える。
「東京グール:re」にもカネキは登場します。
が、それはハイセの意思の中でした。
ハイセには生まれてから20年間の記憶がありません。
ただ、自分の中にいる「カネキ」とその力には気付いていた。
「カネキ」と向かい合うことを恐れていたハイセと、ハイセに消されるのではないかと恐れていたカネキ。
そんな二人がお互いに向かい合ったシーンです。
「東京グール:re」での主人公にあたるハイセについてまとめます。
彼もまた、数奇な運命をたどっているのです。
そもそも、ハイセ=カネキということが確定しているわけですから、やはりカネキはどこまでいってもやりきれない、と思わざるを得ないキャラクターですね。
4月2日生まれのおひつじ座。血液型AB型。愛称は「ハイセ」[注 1]。喰種捜査官であり、第一部エピローグ時は三等捜査官。『:re』では一等捜査官、オークション掃討戦後からは上等捜査官。「隻眼の梟討伐作戦」からしばらく後、一等捜査官に昇進したアキラから教育を受けることとなった。髪色は毛先が白髪、生え際は黒髪のツートンカラーである。
髪型や髪の色は多少違うものの、雰囲気はカネキとどこか似ています。
「有馬貴将を超える捜査官をつくる」という目的から、喰種の能力を持った「クインクス」と呼ばれる4人をメンターとして統率する。一筋縄ではいかない問題児の彼らに振り回される日々を送るが、自身の部下であるクインクス班への想いは深く、上官であるアキラや有馬のことも慕っている。快活で冗談好きだが責任感の強い篤実な性格でもある。また読書家であり、本で得た知識を捜査で活かすこともできる。
カネキよりもどことなく明るい印象は受けます。
周りの仲間や部下達と、苦労はありつつも楽しそうに交流している姿が印象的です。
嘉納による喰種化実験の被害者であり、CCGでは通常時は人間として扱われているが、暴走した場合はSSレート喰種「ハイセ」として駆逐されるということが取り決められている。
「カネキ」のときに有馬と闘い、その有馬によって「ハイセ」としての生活を与えられたわけですが、やはり人に運命を決められている、という印象が強く見ていて複雑な心境になってしまいます…。
使用するクインケは甲赫の[ユキムラ1/3]、喰種としての赫子は鱗赫。戦闘時は極力クインケを使用するが、格上の喰種相手には赫子を巨大な爪状に展開して併用する戦法を取ることもある。赫子を扱っているときには赫眼が左目に発現、自身の内に居る「前の自分」が表層化した際には赫子の形状は自在に変化し、性格や言動も別人のように変貌する。また、表層化するほど「前の自分」の記憶が著しく混在しやすくなり、暴走の危険性も高くなる。
赫子を使用するときのハイセは、ほとんどカネキと同じ状態になります。
性格面などを見ると、ムカデとして闘っていたカネキが近いのかな…という印象ですね。
ここからは、グール達についてまとめます。
本作のヒロイン。清巳高等学校普通科二年生。7月1日生まれのかに座。血液型O型。羽赫。愛称は「トーカ」。あんていくでアルバイトをしており、カネキの先輩店員にあたる。ウサギのマスコットを好み、マスクもそれに合わせていることから、CCGからは「ラビット」の呼称が付けられている。
ちなみに、ラビットのマスクは以下の通り。
表向きはぶっきらぼうな態度と言動をとるものの、普段はか弱い者にも気遣いを忘れない心優しさを見せる。反面、感情的になると激情に駆られ、敵対した人間を躊躇なく殺害するなど凶暴な一面を持っており、カネキはこの極端な生命観を喰種としての生き方から来ていると考えている。既に両親はおらず、弟のアヤトと同居していたが物語の数年前にアヤトが家出をし音信不通となり、後に敵対関係となる。
『:re』では四方を対外的に兄とし、彼と二人で喫茶店「:re」を営んでいる。そして薫りに惹かれて店を訪れたハイセと邂逅する
東京グールでの最終戦後も生き残ったトーカ。
:reでも、カネキがいつでも帰ってこれるようにと取り壊されたあんていくに代わる喫茶店を営んでいます。
あんていくの店長である初老の男性。羽赫の赫者。温厚で物腰の柔らかな人物だが、感情に流されずに判断を下せる大局観を兼ね備えている。SSSレートと同等の実力を持つ羽赫の赫者であり、肩のショットガンとブレード、ランス状の赫子による遠近の双方で隙の無い戦いを見せる。
CCGがカネキとあんていく周辺を嗅ぎまわっていることを察し、あんていく襲撃の日にCCGを迎え撃つ。多勢にも関わらず圧倒的な力で捜査官たちを倒していくが、法寺に致命傷を受け敗北する。しかし、直後に現れた本物の隻眼の梟によって連れ去られリゼと同じように、嘉納によって赫包の培養器の中に入れられている。
いろいろとカギを握っている描写が多数あった芳村。
東京グールの終盤に連れ去られ、:reでは培養器で入れられた芳村のその後が注目されるところです。
眼鏡をかけた茶髪の青年。上井大学薬学部薬学科二年生。2月4日生まれのみずがめ座。血液型O型。尾赫。愛称は「ニシキ」。カネキの大学の先輩。本来は情に厚いが神経質で攻撃的な性格をしており、口の悪さが目立つ。親代わりの姉が人間の恋人に裏切られて駆逐された経験から他人を信用しておらず、徹底的な個人主義を貫いていた。
『:re』では左目元に傷ができ、推定Sレート以上の喰種「オロチ」と呼称される。以前よりも赫子が巨大化、ハイセの赫子で破壊されても即座に再生でき、相性の悪いシラズの羽赫の射撃をものともしないなど、戦闘能力、耐久力共に格段に上昇している。
ちなみに、「オロチ」になったニシキのマスクはこんな感じです
店長の右腕的な男性。7月9日生まれのかに座。血液型A型。羽赫。愛称は「ヨモ」。店の業務に関わることはなく、情報収集や自殺者の遺体集めといった実務を担当している。寡黙で無愛想だが誠実な人柄で、周囲からの信頼も厚い。トーカやカネキに格闘の手ほどきをしており、二人がかりでも軽くあしらうほど技量が高い。
ウタやイトリとは4区で暮らしていた頃からの友人であるが、ウタとは4区を混乱に陥れるほどの敵対関係にあった。
カネキを「研」と呼び、時に叱咤したり時に諭したりと兄のような立ち周りを見せていたヨモ。
何かしらの秘密を握っていそうな立ち位置に居るキャラクターです。
本作のキーパーソンとなる女性。鱗赫。愛称は「リゼ」。カネキが喰種の世界に足を踏み入れる原因を作った張本人。無分別な捕食が原因で以前暮らしていた11区にCCGの本格介入を招いてしまい、粛正に動いた有力喰種たちをも殺害してしまったために11区の喰種社会は混乱し、アオギリの樹を呼び寄せる遠因を作った。20区に移り住んだ後も行いを改めることはなく厄介者扱いされていたが、カネキを襲った工事現場にて落下してきた鉄骨が自身を直撃したことにより死亡したとされていた。搬送された病院で赫包を摘出され、それを移植されたカネキは半喰種となる。
実は嘉納によって生かされており、半喰種を作るための赫包培養器として扱われていた。そしてそもそもの発端である事故とされていた鉄骨落下も人為的に起こされたと複数の喰種たちが示唆している。
CCGからは「大喰らい」と呼ばれているグール。
カネキがリゼと出会い、そこからストーリーが大きく動いていきます。
カネキと嘉納の前に突如現れたヨモによって連れ去られ、現在はコンテナに監禁されている。無力化のため最低限の食事しか与えられず、極度の飢餓状態にされており、食糧以外は認識出来ない。
現在のリゼはギリギリ生かされている、という状態。
今後のリゼを取り巻く話の流れも要チェックです。
あんていくを度々訪れる少女。5月21日生まれのふたご座。血液型AB型。甲赫および鱗赫。愛称は「ヒナミ」。母親と共にあんていくから食料を受け取る生活をしていた。学校には通っていないため文字の読み書きなどはカネキに教えてもらっている。真戸に母親を殺されてからは一時あんていくに身を隠し、ほとぼりが冷めてからはトーカの家で暮らしていた。アオギリの騒乱後はカネキについていくことを選び彼らと行動を共にしている。
『:re』ではアオギリの樹の一員として行動しており、とても大人びた雰囲気を持っている。アオギリ内では「ヨツメ」と呼ばれており、部隊の指揮を執ることもある。オークション掃討戦では脱出の手筈を整えていたが、ハイセを救うために任務を放棄してタキザワと対峙。その後、ハイセが彼女を追い詰めたのは自分であるとして所有権を主張したことにより討伐を免れ、現在は彼の所有物となり、コクリアに収監されている。
「東京グール」では両親をCCGに殺されるなど悲劇的なシーンの多かったヒナミ。
「東京グール:re」になってからは、見た目は大人に成長したもののカネキを慕う気持ちは変わっておらず、ハイセをカネキだと認識して救おうと動きます。
20区に暮らす青年。晴南学院大学人間科学部社会福祉学科四年生。3月3日生まれのうお座。血液型A型。甲赫。「隻眼の喰種」であるカネキに食材として異常な執着を持っている。アオギリに拉致されたカネキを救出するために下心を持ちながらも芳村らとの利害の一致で協力関係を築いた。カネキ救出後、カネキとは打算を多く含む協力者となる。
捕食対象の特定部位を選り好みして食べるなど食事にはこだわりを持っており、CCGからは「美食家(グルメ)」と呼ばれている。その実力は他のグールや捜査官にも一目置かれている、ゆえに駆逐対象として捜査官を20区に引き寄せてしまうため、トーカからは「20区の厄介モン」と称されている。喰種のレストランの会員でもありレストランでは「MM」と呼ばれている。赫子は右肩甲骨から発現、右腕を螺旋状に覆うように展開し、剣に似た形状に変形する。愛用のマスクは三日月を模している。
あんていく襲撃時には、芳村たちを助けに行くカネキを赫子を用いて全力で止めようとするが敗北。行かないように懇願するも、カネキからは謝罪と「止めようとしてくれてありがとう」という言葉をかけられ、号泣しながら見送った。
『:re』ではカネキの死のショックで人間、共食いなどを大量にする悪食を繰り返している。
原作とアニメでここまでキャラクターに相違がある人はこの人しかいない!というほど、アニメの方は飛び抜けたキャラクターへと進化を遂げた月山。
元々変態チックな要素は原作からもありましたが、アニメの方ではCVを担当した宮野真守さんの怪演により、「変態」との呼び名をほしいままにしました。
アオギリの幹部。トーカの弟。7月4日生まれのかに座。血液型O型。羽赫。愛称は「アヤト」。姉とよく似た美形と評されている。孤児になる原因になった事件の経験から人間を嫌い、力を遵奉するようになる。極めて粗暴かつ陰険な性格をした激情家だが、拉致したカネキに忠告を与えたり、戦闘でさりげなく姉を庇うなど、本来の優しさを垣間見せる。
トーカと人間との関わり方について相違があり決別した後、都内各地で暴れ回っていた時にタタラと出会い、アオギリの樹に参加。
羽赫特有の遠距離攻撃を中心に攻め立てる、羽根状の赫子を盾にしながら飛びかかり、そのまま赫子を開いて敵を切り裂くなど多様な攻撃方法を持つが、本人いわく最も得意なのは近接戦である。
『:re』ではSSレートの喰種「ラビット」と呼ばれており、過去のトーカによる捜査官殺しもCCGではラビット=アヤトによる犯行となっている。
オークション掃討戦ではマダムの警護を担当していたが、囮として潜入していたジューゾーと対峙。潜入任務のために装備が整っていなかったジューゾーを退け、マダムの護衛に戻ろうとするが、窮地に陥っていたナキを見捨てることが出来ず救援に向かう。
どこか悪くなりきれないアヤトは:reでは苦労人の様相も垣間見せています。
アオギリの幹部。3月15日生まれのうお座。血液型O型。鱗赫の半赫者。本名は「大守 八雲(おおもり やくも)」。拷問が趣味で「食」より「遊」で殺しをするサディスト。極めて高い格闘センスを持ち、愛用のホッケーマスクと出身地の13区からCCGより「ジェイソン」の呼称で警戒されている。過去に母親を亡くしたことと、喰種収容所で受けた残虐な拷問によって今の人格になったと述懐している。カネキに執拗な拷問を行うが、覚醒したカネキの反撃に遭い瀕死の重傷を負う結果となり、直後に遭遇したジューゾーを捕食しようとしたが返り討ちにあい死亡し、その赫包は彼のクインケにされた。
上述の通り性格は醜悪であるが、ニコとナキとは親しい関係にあり、ナキにはそれなりの気遣いを行っていた。そのためナキからは「神兄貴」と呼ばれ慕われていた。
カネキを「ムカデ」へと変えさせる要因の一つになったのがヤモリです。
拷問を嬉々として行う姿などは一見極悪人ですが、ナキとの交流の様子を見ていると悪い部分だけではなかったのも伝わってきます。
アオギリの幹部。鉄のマスクで口元を隠している。隻眼の王の側近で、他の幹部より上位の中心的な立場にいる。リゼ持ちであるカネキを拉致してアオギリに迎え入れようとするが、戦力にならないと判断しアヤトに下げ渡す。CCGを11区に陽動させた後、エトを含む本隊と共に23区の喰種収容所を襲撃した。
タタラがアオギリの樹を動かす指示を出すことが比較的多いです。
口数はそこまで多い方ではありませんが、存在感は大きいキャラクターです。
全身に包帯を巻いた外見をしている。羽赫の赫者。CCGを11区に陽動させた後、タタラ率いる本隊と共に23区の喰種収容所を襲撃した。高い戦闘能力を持ち、バンジョーに全く気付かれずに彼の肋骨を切断した。
その正体はCCGよりSSS級駆逐対象に位置づけられ最も恐れられている隻眼の喰種「隻眼の梟」であり、アオギリの樹のリーダー「隻眼の王」。功善(芳村)と憂那の間に生まれた半喰種で、右目にのみ赫眼が発現する。
あんていく襲撃の最中に突如出現し、多数の捜査官を戦闘不能に追い込んだ。その後芳村を飲み込み、嘉納の元へと連れ去った。
エトは人間の姿でミステリー小説家、高槻泉(たかつきせん)としても活動しています。
カネキもこの高槻泉の小説の愛読者であり、リゼと出会うきっかけになった小説の作者でもあります。
また、CCGに単身で乗り込み、会話を交わすことも出来る点から、Rc細胞をコントロールできるものと推察できます。
元13区の喰種。1月28日生まれのみずがめ座。血液型B型。甲赫。23区の喰種収容所に収容されていたSレートの喰種で、アオギリの樹の収容所襲撃の際に脱走した。脱走後はアオギリの樹のメンバーとして嘉納を探しつつ、ヤモリの仇敵にあたるカネキを討つことを目的にする。涙脆い性格でヤモリに心酔しており、「神兄貴」と呼んで慕っている。喰種収容所に収容されていたのもヤモリをかばったためである。頭はあまりよくないが、仲間を身を挺して守るなど真っ直ぐな信念を持つ。
『:re』でもヤモリを慕うその姿勢は変わっておらず度々言動にその片鱗を見せる。
オークション掃討戦ではアキラと交戦し深手を負わされ、自身を守ろうとするガギ、グゲとその他多くの部下を失い号泣しながら奮戦するが追い詰められたところをアヤトに助けられた。
真っ直ぐで純粋。仲間思いでどこか憎めないキャラクターのナキ。
その性格からか、部下との信頼関係も強いものがありました。
4区で「HySy ArtMask Studio」という店を営んでいるマスク職人の男性。12月2日生まれのいて座。血液型B型。マイペースな性格で、ピアスとタトゥーの出で立ちが特徴的なパンク・ファッションで装うが、攻撃的な外見とは裏腹に対応は穏やかである。常に赫眼状態のため外出時はサングラスを着用している。CCGでの呼称は「ノーフェイス」。アオギリ戦ではあんていくのメンバーの仮面とマントを用意し、カネキ救出に参加した。
『:re』では人間オークションのオークショニアとして登場。マスクは以前使用していたものとは異なり、四つの穴と嘴のように突き出た形状のものを着用している。
ピエロの一員であるウタ。
ミステリアスで何を考えているのか掴みどころのないキャラクターです。
:reではピエロともども、動きがありそうなので要チェックです!
14区で「Helter Skelter」というバーを営んでいる若い女性。ヨモやウタとは古くからの知人。くだけた性格。情報網が広く、喰種の裏情報に通じている。鉄骨事故の情報に興味を持つカネキと情報提供の交換条件として喰種のレストランの調査を依頼した。その後もカネキに情報提供の協力を行っている。
ピエロの一員。明るくて優しいお姉さん、といった雰囲気のキャラクターです。
オカマ。11月2日生まれのさそり座。血液型A型。嗅覚や聴覚が鋭く、きわめて高い再生力を有している。ヤモリに惹かれて一時的にアオギリの樹に参加していた。ヤモリの生き方を「クール」だと絶賛しているが、子供殺しを強く諫め、死体を弔うなど母性的な一面を持つ。イトリのことを旧友と呼んでいる。
ピエロの一員であり、ピエロマスクをずっと使い続けている一人でもあります。
母性的でお姉さんのような雰囲気があり、柔らかい話し方をするキャラクターです。
あんていくの女性従業員。皿を割ったり、喰種に人用の調味料を提供したりとそそっかしい。カネキに憧れて隣の19区から来たが、そのカネキへの憧れも「苦しみ悶える姿が美しい」という歪んだ美意識の持ち主。
『:re』ではウタとともに人間オークションに参加。傷を負った腹部から複数の赫子を出現させ、身軽な動きで捜査官を翻弄した。
ピエロの一員。「東京グール」での最終巻で突如ピエロ側に居たことにより読者を驚かせました。
ここからは東京グールの作品に深く関わってくる、人間側のキャラクターをまとめます。
カネキの親友。上井大学に通う男子学生。愛称は「ヒデ」。カネキが人間としての感情を持つ中で柱となっている人物。カネキとは正反対に活発な性格で、友好関係が幅広くなぜか周囲に喰種が多い。小学生時代にカネキに話しかけたのがきっかけで親友となる。あんていくの常連客で、トーカに興味を抱いている。陽気でおおざっぱな性格であるが他者の微かな機微に気付く鋭い洞察力を持ち、真戸の殉職の件もほぼ完全な推理で事件の本質に辿り着いている。
CCGにアルバイトとして働いており局員補佐として採用されたが、アオギリのアジトの情報を匿名でCCGに提供をしたことが丸手に知られ、彼の判断で捜査官補佐となる。梟討伐作戦では丸手の補佐として参加する。地下道で半赫者となったカネキと再会し、カネキが喰種であることに気づいていたことを明かし、もう一度だけ戦うよう励ました。その後の行方は不明となっている。
アニメの方では最終回、カネキに抱きかかえられていたところを見ると彼もまた死んでしまったのかと思われますが、原作では行方不明という状態です。
彼が生きているのか死んでいるのか、今後ヒデの登場の有無にも注目したいところです。
嘉納総合病院の医師で教授を務めている初老の男性。瀕死の重傷を負ったカネキを手術した後、カネキの担当医としてしばらく診察をし、その後姿をくらましていたが東京郊外の地下のラボに潜伏していた。元CCG解剖医で、回収したリゼを利用して秘密裏に様々な実験を行っていた。カネキを半喰種化させた張本人で、アオギリの樹の目的に必要な重要人物とされている。後にカネキと対峙し、ある目的のために一緒にアオギリの樹へ行くよう説くが拒否され単身アオギリへと向かう。
『:re』ではオークション掃討戦から登場、エトに半喰種となった滝澤の実戦投入を提案する。
半喰種を作っている目的などは一切不明。
今後のストーリーの鍵を握っている人物の一人と言えます。
1区および24区担当の男性捜査官。12月20日生まれのいて座。総議長に見出され特例でアカデミーを経ずに三等捜査官に就任し、異例の早さで特等捜査官まで昇進した逸材。多くの逸話を持っており、二等捜査官時代に隻眼の梟を撃退し、その名を馳せた。両手でそれぞれ異なるクインケを自在に扱い、装備の整わない状態でSSSレート喰種を圧倒するなど、別次元とも言える戦闘能力を持つことから「CCGの死神」とも呼ばれる。また、彼が率いる「有馬班」に所属していた捜査官は総じて高い能力を持つ。
梟討伐作戦では0番隊の隊長を務める。ルートV14にて地下に逃げた多数の喰種を討伐し、カネキを圧倒的実力で叩き伏せた。その後地上に上がり隻眼の梟を単独で撃退に成功する。
クインケは優れた防御性能を持ち遠隔起動も可能な甲赫[IXA(イグザ)]と、雷のような赫子を発生させる羽赫[ナルカミ]。
『:re』でも特等捜査官として活躍している。ハイセとは仲が良く、本を借りたり机の上で手合わせをする。オークション掃討戦と同時に行われたクインケ鋼移送車護衛任務に就き、タタラ率いるアオギリの樹を撃退後はオークション会場へ合流した。
カネキを駆逐、回収し、ハイセとして再び生きるために行動したであろう人物。
CCGの中でも最強と言っても過言ではないキャラクターです。
20区担当の男性捜査官。6月8日生まれのふたご座。血液型AB型。愛称は「ジューゾー」。アカデミーに入学することなく特例として喰種捜査官に就任し、アオギリの騒乱から半年後に二等捜査官に昇進。中性的な容姿をしており、カネキと同様に喰種を惹きつける体臭を持つ。極めて高い身体能力と動体視力を持ち、クロナとナシロを同時に相手取って余裕を崩さず勝利している。普段は無邪気で人懐っこい性格であるが、常識感とモラルが欠如しており、気軽に窃盗を行い、機嫌を損ねると障害が残る傷害を躊躇せずに行う残忍な面を持っている。
梟討伐作戦では芳村に手傷を与えようとするが、隙を突かれて右足を切断される。
捜査官になる前の本名は「鈴屋 玲(すずや れい)」。幼少期にビッグマダムと呼ばれる喰種の飼いビトとして過ごし、サーカスでの曲芸や解体屋を行っていた。その一方で執拗な虐待をされており、その影響で痛覚が鈍くなった。また、「可愛いままでいてほしい」と願うビッグマダムの歪んだ愛情を受け、睾丸を潰されている。
クインケはナイフ状の尾赫[サソリ1/56]×56[注 5] と、大鎌型鱗赫[13's(ジューゾー's)ジェイソン]。
『:re』では准特等捜査官に昇進し、13区の班長を務めており、白かった髪色も黒くなっている。ハイセとの関係は良好で、同い年の彼をフォローしたり、悩みを抱えるトオルを篠原の教えも使い諭し導くなど、人間的に大きく成長している。戦闘面では装備の不足した状態でSSレートのアヤトと渡り合い、喰種からも脅威の存在としてその名を知られている。失った右脚は[サソリ1/56]に近いナイフ形のクインケ(2巻までの時点では正式名称不明。)を収納可能な義足で補っている。
登場時は内外ともに子ども、といった感じだったジューゾーですが、:reでの成長ぶりは目を見張るものがあります。
対グールの戦闘でも活躍することは間違いなさそうですし、ジューゾーの動きから目が離せませんね。
20区担当の女性捜査官。真戸 呉緒の娘。6月6日生まれのふたご座。血液型A型。愛称は「アキラ」。上司といえども労力の無駄として敬語は使わない等、傲慢な面を見せる。理屈っぽい話し方や喰種をクインケの素材として見ていたりするなど父親との共通点が多い。
女性らしく体重を気にする一面があり、夜の九時以降は食事をしないよう心がけているが、グラス一杯の酒を飲んだだけで泥酔してしまうほどアルコールに弱い。
梟討伐作戦では第一隊の班長補佐を務め、作戦終了後はキメラクインケの実用性が認められたことで一等捜査官に昇進。有馬からメンターとしてハイセの教育を任される。
クインケは鞭状の尾赫と剣状の甲赫を融合させたキメラクインケ[アマツ]。
『:re』では上等捜査官に昇進し、ハイセを含めた真戸班を編成しているが、周囲からは変わり者と見られていた父や、特殊な存在であるハイセ、Q'sといった曲者揃いに関わっているため、一部からは「CCGの恥」とされている。使用クインケは鱗赫の[フエグチ](呉緒が用いていた[フエグチ壱]と同一)となり、オークション掃討戦ではナキの不意を突き重傷を負わせ、相性で劣る尾赫のミザとも互角以上に渡り合った。
最初はどこか冷たい雰囲気だったアキラですが、どんどん人間味が増してきました。
20区担当の男性捜査官。 CCG側の狂言回しを務める人物。4月7日生まれのおひつじ座。血液型A型。極度の甘党で、辛いものが苦手。真戸呉緒の最後のパートナー。基本は涙もろく正義感にあふれた好青年ではあるが、使命感からしばし暴走し、倫理や規則を無視した行動を取ることがある。アオギリの騒乱から半年後、上等捜査官に昇進し、真戸の娘のアキラとコンビを組む。
身長191cm、体重94kgの偉丈夫で、常にトレーニングで体を鍛えている。力の無い喰種が相手であればクインケ無しでもある程度対処できるほどの格闘能力を持つため重量級の甲赫のクインケを得意とする。装備の整った状態での戦闘能力も非常に高く、他の捜査官から感嘆と共に「特等並」と称えられるほど。
クインケは棍棒状の甲赫[ドウジマ1/2]→二刀に分割する能力を持った大剣状の甲赫[クラ]。
梟討伐作戦では第四隊の班長を務め、カネキと再び対峙する。クラを破壊され地行が渡した[アラタ・弐<proto>]と[ドウジマ・改]で戦うが、カネキの一撃で右腕を失う。その後、救援に駆けつけた滝澤やチノムツ率いる第四隊と合流したものの、突如現れたタタラとノロの襲撃を受け、滝澤が左腕を喰われる様に激昂。重傷を押して立ち向かうも、その後の消息は不明。後に提出された報告書にて特別功労者に認定されるが、同時に死亡扱いとなった。
CCG側の主人公と言ってもいい存在だった亜門。
「東京グール」の最終巻では死亡扱いになっていますが、実際のところは詳しい描写がなかったので本当に死んでいるのか滝澤のようになっているのか…など、気になる点の多いキャラクターです。
0区担当の男性捜査官。1月24日生まれのみずがめ座。血液型A型。亜門のパートナー。不気味な雰囲気を漂わす中年男性で、常に手袋をはめている。喰種の駆逐を使命とし、妻の仇である隻眼の喰種への復讐を目指していた。少々風変りではあるものの礼儀正しく、部下への気遣いと思いやりや、家族への愛情も深い人物。しかし、喰種が相手になると右目は丸く開かれ、左目は半眼になり、心身へ苦痛を与えるサディストに変貌する。クインケの収集に執着しており、職場内でも変わり者と見られていた。亜門に捜査官としての基礎を教えた人物でもあり、プロ意識も高い。
亜門の熱意や能力を高く評価し、上層部に対し彼の上等捜査官への昇進を幾度も陳情していた。笛口家全員をクインケにすべくヒナミを追いかけるがヒナミの赫子による反撃に遭い、トーカに止めを刺されて殉職した。
クインケは鱗赫[フエグチ壱]や甲赫[フエグチ弐]、甲赫[クラ]、羽赫[ライ]等、多数所持していた。この内、[クラ]は亜門に、[フエグチ壱]はアキラの手に渡る。
殉職後もずっと語り継がれている捜査官。
人間側の視点で見ると、風変わりだけど頼もしく、部下としては尊敬できる上司だと思います。
ですが、グール側から見ると非道な人間、という極端な印象になりますね。
20区担当の男性捜査官。9月10日生まれのおとめ座。血液型A型。跳ねた前髪が特徴。アカデミーでは次席卒業でアキラとは同期。有馬と亜門に憧れており、スクラップ記事などを集めている。首席卒業のアキラや異例のスピードで自身と同じ階級に昇進したジューゾーには劣等感を感じており、特にジューゾーを疎んでいる。その為、両者に対して辛辣な態度で接することが多く言い争いが絶えないが、梟討伐作戦でジューゾーの負傷を知った際には動揺しながら彼の容態を問い質していた。同作戦ではアキラと同じく第一隊に所属。 彼女や他の隊員らと共に喰種と交戦していたが、亜門の窮地を察するも班長補佐の任を負うために現場から動けないアキラに代わり、命令違反を承知の上で彼の救援に向かった。亜門および第四隊との合流には成功するものの、突如現れたタタラによって第四隊は壊滅。自身も亜門の制止を振り切り果敢に立ち向かうが、ノロに左腕を喰われる。その後提出された報告書では死亡扱いとなった。
クインケは法寺から譲り受けた小型のクロスボウ状の羽赫[ドゥヒ]。
『:re』では半喰種となり、アオギリのメンバー「オウル成功体タキザワ」として登場。エトの指示を受けオークション掃討戦に参戦した。赫眼は左目に発現し、喰われた左腕は再生している。白髪となり、爪と唇は赤黒く変色。人としての理性を完全に喪失しており、人間の捕食に対する抵抗はなく、逡巡も一切見られない。対峙した相手を食物として捉え、捜査官の殺害を嬉々として行うなど、その言動は凄惨かつ狂気的なものとなっている。喰種としての赫子は羽赫で、戦闘時には左肩から芳村のようにブレード状に固定された赫子を展開。赫子の刃による接近戦や羽赫の掃射による遠距離攻撃、双方に特化するが、基礎的な身体能力も並の喰種を遥かに上回るため、赫子に頼らず近接格闘で相手を圧倒する場面も多い。治癒能力も極めて高く、欠損した四肢を瞬時に完全再生できる程。また痛覚が鈍化しており、鱗赫の直撃を受けても平然と戦闘を続行できる耐久性を獲得している。これらの特徴からオークション掃討戦では攻防両面において絶大な能力を発揮、暫定SSレート以上と認定された。管理棟へ向かうクインクス班を急襲し、最終的にハイセと相討ちとなり姿を消した。
前述の通り現在の容貌、性格から以前の面影はほとんど見受けられないが、捜査官であった頃の記憶や縁の深かった人物に対する思いは未だ失われておらず、それを裏付ける描写が多くなされる。
東京グール最終巻では死亡扱いになっていたのに、:reで突然半喰種として再登場した滝澤。
この例から、亜門など他の死亡扱いの捜査官もはっきりとした描写がない限りどうなっているかわからなくなりました。
半喰種になり人間離れした言動を行うようになってもCCG時代の記憶も残っているというのは、やはりなんとも言えない気持ちにさせられますね。
ここからはクインクスのメンバーのまとめになります。
一等捜査官。男性。2月12日生まれ。19歳。血液型O型。クインクス班元班長。愛称は「ウリエ」。初登場時は二等捜査官。
クインケは本来のものが壊れたため[ツナギ〈plain〉]を使用している。赫子は甲赫。アカデミーを特待で卒業している。赫眼は左目に発現する。
感情表現の乏しい黒髪ショートの青年で、泣きほくろが特徴的。外出時にはヘッドレスイヤホンを付けている。毒舌家であり、台詞には()付きで本心で思っていることが描かれている。洞察力に優れ、トルソーがタクシー運転手である可能性が高いことを捜査初期から看破していた。
対オロチ戦では、仲間を顧みず戦闘を続行しようとしたことを咎められハイセから班長を外される。フレーム解放施術申請を和修吉時局長に直訴し、他のクインクス班がフレーム2であるのに対し、フレーム4にまで段階を引き上げた。オークション掃討戦では功績を得るために独断でマダム達を探し当て、トオル、ジューゾーとともに多数駆逐。単身ビッグマダムに挑むが一蹴され捕食されかかり暴走状態で再び突撃するも通用せず吹き飛ばされた。その後鈴屋班に六月と共に助けられる。
クインクスは全員「:re」からの登場キャラクターになります。
瓜江は自分の功績を上げることが何よりも最優先、というキャラクターです。
少し闇を抱えているような描写が多いですね。
二等捜査官。男性。3月8日生まれ。19歳。血液型A型。クインクス班現班長。愛称は「シラズ」。大型二輪、普通免許を所有している。赫子は羽赫でミサイルのような形状をしている。赫眼は右目に発現する。
金髪で三白眼、鮫のような歯を持つ青年。バイクを移動手段として使っており、捜査対象の追跡にも用いられる。その性格は良く言えば「素直」、悪く言えば「バカ」であり、ウリエの嘘を間に受けるなど抜けた一面があるが、クインクス班内で特に強い仲間意識を持ち、トルソー戦ではトオルを庇って班長であるウリエに撤退を進言するなど、任務の遂行よりも仲間の安全を優先する傾向にある。その仲間思いの一面をハイセに評価され、クインクス班の新班長に任命される。
オークション掃討戦では林村・サイコと連携してナッツクラッカーと交戦。分離赫子の特性を見抜き、聴覚をソナーとして仕掛けられた箇所を正確に把握。林村や自身の攻撃でナッツクラッカーをトラップまで誘導、自滅させ討伐に成功した。
クインケはウリエと同じ[ツナギ〈plain〉]。
ファンキーな見た目とは裏腹に、仲間思いの熱いヤツです。
グールでいえば、ナキに近いキャラクターと言えるかもしれませんね。
一等捜査官。12月14日生まれ。19歳。血液型AB型。愛称は「トオル」。クインケはナイフ状の鱗赫[アブクソル]と鱗赫[イフラフト]。赫子は尾赫。両利き。
線の細い容姿をしており、褐色の肌と右眼の眼帯が特徴の女性。気が小さく血を見るのが嫌い。一人称は「俺」。両親と兄を喰種に殺されており、アカデミーに保護された過去がある。その時に「女としての存在」である自分を嫌悪していることを告白し、本人の希望もあって、「女性」としてではなく「男性」として生きていくことになった。赫眼を制御出来ておらず右目に常時発現しており、眼帯で隠している。またクインクス班内で最もRc値が低いためか筋力や俊敏性の強化は見られず、赫子を出すこともできない。
オークション掃討戦ではジューゾーとともに囮役を務める。その後瓜江と共に大量の喰種を発見。同時にジューゾーとも合流し、彼らと共に喰種達との戦闘を開始する。途中、駆逐対象であるビッグマダムを発見。しかしマダムの護衛に一蹴され、更に暴走したウリエからも誤って攻撃された。しかし、それを機に尾赫の赫子が覚醒。その後は瓜江と共に鈴屋班に救われる。
二等捜査官。女性。9月4日生まれ。20歳。血液型B型。愛称は「サイコ」。クインケはハンマー状の甲赫[ぼくさつ2号]。赫子は鱗赫。タイピング検定1級を所持。似た容姿の兄がいる。
ダウナーな雰囲気とツインテールが特徴的な、やや肥満気味の女性。学費が安いという理由でCCGアカデミーに通わされていたため、彼女自身に喰種捜査官になる気は無かった。しかし、アカデミージュニアを対象に行われたクインクス施術適性テストにて候補者の中で最高の適性を示し、施術を受ければ多額の補償金が出ることを知った母の一存で自身の意思とは無関係に捜査官になったという過去を持つ。面倒見の良いハイセを「ママン」と呼び、彼に懐いている。捜査官ながら半ニート状態で、ゲームをしながらお菓子を食べるという自堕落な生活を送っておりアニメ・漫画・イラスト・フィギュア収集・ネットサーフィン・地下アイドルなどのサブカル系趣味を持つオタクでもある。その為か、ネットスラングを多用し一人称の安定しない独特の口調を用いる。ウリエの班長命令を違う意味で解釈したことで、ウリエの警告(実は嘘)を受け、危機感を感じ始めている。
ナッツクラッカー調査以降は寝坊しながらもシラズに同行されて任務に参加するようになり、オークション掃討戦ではシラズの策により動きを止められたナッツクラッカーに対し赫子を用いた一撃で戦闘不能に至らしめ、管理棟の制圧にも成功。同室モニターから管理棟付近のハイセが蹂躙される様を目撃、彼の元へ向かうが、現場の凄惨さに恐怖し、その場から動けず立ち竦むばかりだった。意を決してタキザワに立ち向かうハイセを涙ながらに制止するが振り切られ、後の死闘とその決着を見届けた。
いかがでしたか?
東京グールには魅力的なキャラクターが本当に多く、ストーリーも細部にまでこだわった内容ですごく面白い作品です。
今回まとめに入りきらなかったキャラクターも非常に多く、さまざまな人間性や人間模様が見れるのも、面白さの要因になっています。
是非、一度手にとって読んでみてください!
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