ビートたけしが芸能界引退?事故で顔面麻痺の過去や映画作品を紹介
2023/12/28
大今里
・野沢雅子プロフィール
野沢さんの叔母・佐々木清野さんが松竹の女優だった縁で、野沢さんは3歳の時に子役として映画デビューしました。野沢さんは最初に出演した映画は題名も覚えておらず、母子の愛情を描いた「母子もの」が多かったらしいです。
当時は、小沢さんは児童劇団に所属していなかったそうですが、小さい時から踊りなどのわりと芸事が好きで、三味線などを習っていたそうです。
仕事をしているという意識はなかったですが、野沢さんの画家である父(野沢蓼州<のざわりょうしゅう>)や母が歌舞伎や新派の芝居が好きで連れていかれたため、子供の頃から「将来は女優になるんだ」と心に決めていたらしいです。
父が、日展に入選した縁で、戦時中の空襲を避けるため1944年に家族で群馬県利根郡(現・沼津市)に移り住み、野沢さんは8歳から18歳まで過ごしました。高校生の時に劇団東芸に入り、学校が休みになると東京で女優の仕事をしていたそうです。
野沢さんは、高校在学中は父の言いつけを守り学業優先の生活を送りましたが、高校卒業後、父の許しを得て上京し、本格的に芝居に打ち込むようになりました。野沢さんは、元々は演出家志望だったそうです。
そして劇団東芸の経営を支えるため、野沢さんは10代の終わり頃に声優業を始めました。当時は録音機材が充実しておらず、声の吹替えは録音ではなく生放送だったそうです。だから、NGを出すと最初から録り直しとなったそうで、野沢さんはNGを出すと(申し訳なさで)気を失いそうになったこともあったらしいです。
初仕事が洋画の吹替えだというのは覚えていますが、正確なデビュー作品は覚えていないそうです。
野沢さんのアニメデビュー作は、1963年の『鉄腕アトム(アニメ第1作)』のゲスト出演で、有尾人の女王の子供や国際電話局ロボットなどの声をやりました。
1965年には『宇宙パトロールホッパ』のプー役でレギュラー出演するようになり、1968年に『ゲゲゲの鬼太郎(第1作)』で鬼太郎役を演じ、これが初主演シリーズとなりました。
野沢雅子さんは、その後、数々のアニメキャラクターを担当しました。代表的なものに、『ドラゴンボール』の孫悟空役、『銀河鉄道999』の星野鉄郎役、『ど根性ガエル』のひろし役、『あらいぐまラスカル』のラスカル役、『怪物くん(テレビ朝日版)』の怪物くん役、『墓場鬼太郎』の鬼太郎役、『ガンバの冒険』のガンバ役などがあります。
野沢さんは、2017年にバンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボール』関連のゲームで、主人公・孫悟空の声優として「ひとつのビデオゲームのキャラクターを最も長い期間演じた声優」「ビデオゲームの声優として活動した最も長い期間」の2項目でギネス世界記録に認定されています。
野沢さんは、2013年に第7回声優アワード「功労賞」、2017年に短編アニメ『風のように』で主人公・三平役を演じたことで第26回日本映画批評家大賞の「アニメーション部門声優賞」、2018年に長年の声優活動を通じて児童文化の向上や普及に努め、健全育成に貢献してきたことが認められ「平成30年度 児童福祉文化賞 特別部門」他を受賞しています。
野沢さんが洋画吹き替え声優として出演した作品には、『僕の村は戦場だった』のイワン役、『ポセイドン・アドベンチャー』のロビン・シェルビー役(テレビ朝日版)、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』のショート・ラウンド役(キー・ホイ・クァン ※DVD版)、『グーニーズ』のマウス役(コリー・フェルドマン ※TBS版)、『ネットワーク』のダイアナ役(フェイ・ダナウェイ ※機内上映版)などがあります。
CMにも多数声の出演をしてます。ドラゴンボールキャラクターとして担当したCMには、ロート製薬「ロートこどもソフト」、ヱスビー食品「5/8チップ」、マクドナルド「ハッピーセット」、コイズミ「ハイパワーデスク」などがあります。
その他の出演CMには、いなば食品「ライトツナ」のライトツナ缶の声、わかさ生活「ブルーベリー・アイ」のブルブル君、はま寿司「大とろ祭り」のナレーション、アートネイチャー「MRP mach」のナレーション、ハウス食品「カレーでハートに火をつけろ!」、ローソンのLoppiの声などを担当しています。
野沢さんの趣味は、計画なしのドライブ旅行、スポーツ観戦で、好きな言葉は「自由、夢、ハプニング」だそうです。
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野沢雅子さんに引退の噂が流れていまが、2023年で87歳となった現在も声優として活動してます。
野沢さんが、もし引退するなら高齢によるのではないかと言われているそうですが、高齢になっても元気なうちはまだまだ活動を続けていくのではないかと思われます。
野沢雅子さんは高齢にもかかわらず現役バリバリで元気に仕事をこなしていますが、もし野沢さんが本当に引退したら、彼女が担当していたアニメキャラの後任者は誰になるのか?ネット上でいろいろ後任者の予想が行われているようですが、誰の名前が上がっているのか調べてみました。
野沢雅子さんが可愛がっている声優の山口勝平(やまぐちかっぺい)さんが、彼女の後任として相応しいのではないかとネットで囁かれているようです。
山口さんは、実力派の声優で、『らんま1/2』の早乙女乱馬役、『魔女の宅急便』のトンボ役、『名探偵コナン』の工藤新一役、『犬夜叉』の犬夜叉役、『アルスラーン戦記』のアルスラーン役、『ONE PIECE』のウソップ役などを担当しています。
山口さんは、2004年に芸能プロダクション「悟空」を設立し、社長を務めています。2019年に第13回声優アワードで富山敬賞を受賞しました。
・山口勝平プロフィール
野沢雅子さんのモノマネでブレイクしたお笑いコンビ・アイデンティティの田島直弥さん。
ある番組で、田島さんは「ドラゴンボール」の悟空役を引き継ぐ可能性はあるのかと聞かれたことがあり、「いやいや」と恐縮して、野沢さんのモノマネはかなりノドを痛めると告白しました。
なんでも、無理矢理に声を出した結果、何度もノドを壊していて、脱腸になってしまったこともあるそうです。
また、田島さんが野沢さんに挨拶にいったとき、彼女からモノマネの「公認」はできないと言われてしまったそうです。だから、田島さんの後任の可能性はかなり低いと思われます。
・田島直弥プロフィール
野沢雅子さんは、『ドラゴンボール』シリーズでは、孫悟空、孫悟飯、孫悟天、バーダック、ゴクウブラック、少年期孫悟空など8役ほど担当しており、キャラが変わるたびに声質を変えるそうです。
声によって人格まで表現する天才ぶりを発揮する野沢さんは、決して弱音を吐かないそうですが、今後いかに優れた声優が現れても『ドラゴンボール』シリーズの8役を演じるのは難しいと思われ、到底真似できるものではないようです。
野沢雅子さんは、『ドラゴンボール』が大ファンの余命わずかの男の子に励ましのメッセージを送ったことがあります。その時のエピソードを野沢さんがテレビ番組で披露しましたが、どんなエピソードだったのかを調べてみました。
ある年の2月、野沢雅子さんのもとに、余命幾ばくもないと医者に診断された男の子の父親から一通の手紙が届いたことがあります。手紙には、「息子は『ドラゴンボール』が大好きだから、色紙のサインをいただけませんか?」記されていました。
手紙を読んだ野沢雅子さんは、ミキサーに頼み、メッセージを収録しました。メッセージは、その年の8月に公開される『ドラゴンボール』の映画に「ぜってえ来いよ。おらが劇場でまってからな!約束だぞ!」と孫悟空の声で声援を送ったものでした。
野沢雅子さんの声援のおかげか、男の子は余命と言われていた2月を超え、映画が公開される8月まで生き延び、大好きな『ドラゴンボール』の映画を観ることができました。
ベッドで寝たまま映画館に行き、起き上がることが出来ない状況だったにも関わらず、男の子は「どうしても椅子に座って観る」と座席で鑑賞。そして、その翌日、息を引き取ったそうです。
男の子の父親から再度、「息子が奇跡を起こして観られました。本当にありがとうございます」と感謝を綴った手紙が野沢雅子さんのもとに届きました。
そして一緒に添えられた医者の手紙には「僕たちは勉強して、それで人の命を少しでも永らえようとか、生きさせようとしているんだけど、アニメの力ってなんでしょう?僕は今、知らされました」と綴られていました。
野沢さんは「スゴいなあ。このアニメの力って」ととても驚かされたそうです。
番組でこのエピソード聴いた視聴者は、心打たれた人が多かったようで「涙が止まらない」「息子さん、天国で悟空に会えたらいいな」「アニメは命の源」「声優は目に見えない力を与えてくれる」など感動のコメントがSNSに多数寄せられました。
野沢雅子さんの夫は誰なのか?また彼女の子供は現在何をしているのか?など、野沢さんの家族について調べてみました。
野沢雅子さんの夫は、塚田正昭さんです。塚田さんは、テレビ草創期から活動しており、アニメや洋画の吹き替えなどに多数出演しました。貫禄のある声質で、威厳のある地位の高い役や老人役を多く担当しました。
塚田さんは、肝臓病を患い心臓病、腎臓病も併発し、8年に渡る闘病生活の末、2014年1月27日に75歳で亡くなりました。通夜は2月1日に営まれ、古谷徹さん、三ツ矢雄二さん、戸田恵子さん等433人が参列し、葬儀・告別式には山寺宏一さん、田中真弓さん等150人が参列しました。
・塚田正昭プロフィール
塚田さんが担当したアニメ・キャラには、『BLEACH』の山本元柳斎重國役(上画像)、『忍たま乱太郎』の新野洋一役(初代)、『魔法陣グルグル』のドキド役、『ONE PIECE』のトト役(下画像)、『銀魂』の狐火の長五郎役、『鬼神伝』の海神役、『鋼の錬金術師』のグラマン役などがあります。
塚田さんのドラマ出演作には、『忠臣蔵』(1961年・NHK)『ライオン奥様劇場・男の償い』(1965年・フジテレビ)『流氷の女』(1968年・TBS)『鬼平犯科帳(松本幸四郎)第2シーズン』(1972年・NET/東宝)などがあります。
洋画の吹替え声優としても、『ロボコップ』『ゴーストバスターズ』『300<スリーハンドレッド>』『ボクサー』『特攻野郎Aチーム』『バンデッドQ』『アイアイン・ジャイアンツ』、007シリーズなど数多くの映画&ドラマのテレビ版、ソフト版などに出演しました。
野沢雅子さんには娘さんが1人います。名前は塚田由華さん。芸能人でないため、どんな職業についているのか分かりません。年齢的に結婚して野沢さんの孫がいる可能性もありますが、詳細は不明です。
そんな塚田由華さんが格闘家ではないかと噂になったことがありますが、これはお笑いタレントの野沢直子さんの娘、真珠・野沢オークレアさんが女性総合格闘家として活躍していて、苗字が同じ野沢ということで勘違いされてしまったようです。
ベテラン声優として60年近く活躍している野沢雅子さん。それだけに年収は推定1億円はあるのではないかと噂されていますが、その収入の内訳は?また野沢さんの現在の自宅はどこにあるのかなどを調べてみました。
声優界で「レジェンド」と呼ばれる大ベテラン声優の野沢雅子さん。彼女の全盛期と言われることも多い大人気作品『ドラゴンボールZ』に出演していた時は、年収が約4000万円と言われています。
4000万円もかなりの高収入ですが、本当はもっともらえる仕事をしていたのではないかという噂があるそうです。それは、野沢さんが複数の役を担当していたからで、主人公の孫悟空だけでなく、息子の孫悟飯、孫の孫悟天まで演じていました。
続編の『ドラゴンボールGT』では、孫悟空の子孫である孫悟空Jr.も登場し、1人4役の状態になったこともありました。
でも、声優の仕事は1人でも3人以上でも、基本的にギャラは同じで、台詞の量に大幅な違いがある場合でもギャラの差はほとんどないとも言われていますから、本当のところは分かりません。
野沢雅子さんが担当した『ドラゴンボール』シリーズは25年以上も続いており、当初よりギャラが高くなっていると思われます。
また、当初は少なかったであろうパチンコの仕事も増えているらしいです。パチンコの仕事は声優の仕事でも飛びぬけてギャラが高いのだそうです。そのほか、ゲームやナレーションの仕事も加えると、野沢さんの年収は1億円か、1億円に近くはあるのではないかと言われています。
野沢雅子さんの自宅に関して詳しい情報はありませんが、「横浜の白楽にあるのではないか」と噂されたことがあります。白楽駅で、野沢さんを見かけたという目撃談もあるそうで、そんな噂が流れたのかもわかりません。
白楽には様々な価格帯の家があり、中には7000万円以上のものもあるそうです。野沢さんが、本当に白楽に住んでいた場合、噂通り1億円の年収があるとすれば、すごい豪邸に住んでいる可能性もあるかもしれません。
ちなみに、以前、野沢さんが住んでいた自宅が貰い火で全焼してしまったことがあります。その時、『タイガーマスク』の声優をしていて、仕事に穴をあけるわけにはいかないと近所から服を借りて急いでスタジオに駆けつけ、火事のことはスタッフ・共演者の誰にも告げずアフレコに臨んだのだそうです。
野沢さんが『タイガーマスク』で健太役をしていたの1969~1971年なので、その頃の火事と思われますが、その後に白楽に移り住んだのではということも考えられます。
あと数年で90歳になる野沢雅子さんですが、現在も現役で活動を続けています。今後も、元気いっぱい声優としてアニメキャラに命を吹き込んで活躍を続けていって欲しいものですね。
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声優界の大御所でまだまだ現役バリバリの野沢雅子さん。人気アニメ『ドラゴンボール』シリーズでは主人公・孫悟空を長年演じ、国内外からも支持されています。そんな野沢雅子さんに引退の噂がチラホラ。「後任はあの人しかいないのでは…」なんて噂も盛り上がっているようです。
本記事では、野沢雅子さんの引退に関する情報を紹介します。気になる人はぜひ最後まで内容をご確認ください。