木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
吉良吉影はジョジョの奇妙な冒険のパート4に登場するキャラクターで、手のキレイな女性を48人殺した殺人鬼です。女性の手に異様な執着を持つ手フェチの殺人鬼で、殺した女性の手を持ち去って手と一緒に生活しています。
殺した女性の遺体は手だけ残してスタンド能力で消滅させていますが、スタンド能力を身に着ける前から女性を殺していました。詳しい過去は描かれていませんが、生まれつき殺人衝動を持つ連続殺人鬼とされています。
普段はサラリーマンとして静かな生活を送っており、平穏を乱されるのを何より嫌う性格です。
一般的にジョジョの奇妙な冒険のパート4(第4部)に登場するキャラクターとして紹介されますが、パート8(第8部)にも吉良吉影は登場しています。ただし、4部と8部の吉良吉影は同姓同名の別人です。スタンド名も同じですが、能力は異なります。
4部と8部はパラレルワールドで時代設定も異なり、2人の吉良吉影の無関係な別人とされています。8部の吉良吉影は船医をしており、殺人鬼ではありません。ただし、自分自身の手に異常な執着を持つなど、4部の吉良吉影に似た面も描かれています。
ネット上の情報では吉良吉影は、4部のキャラクター1人しか紹介されないことが多いです。
4部の吉良吉影は1966年1月30日生まれで、物語の舞台の1999年では33歳です。初めて殺人を犯したのは、17歳の時でした。8部の吉良吉影は1982年生まれで、物語の舞台である2011年では29歳です。
4部の吉良吉影は、身長175cm・体重65kgで血液型はA型です。作中では勤務先のデパートや住所まで明かされています。8部の吉良吉影は身長などのデータは明かされていませんが、住所とマンションの部屋番号が設定されています。
ジョジョの奇妙な冒険といえばスタンド能力ですが、吉良吉影も当然スタンドを持っています。吉良吉影のスタンド・キラークイーンの能力と元ネタについて解説します。
パート4の吉良吉影のスタンドは、爆弾に関する能力を操るキラークイーンです。触れた物を爆弾に変える第1の爆弾・遠隔操作の第2の爆弾シアーハートアタックなどの能力持っています。一度追い詰められてからは、第3の爆弾バイツァ・ダストに覚醒しました。
キラークイーンの爆弾は爆破したものを痕跡も残さずに消滅させるため、吉良吉影は殺人の証拠も消すことができます。スタンド自体のパワー・スピードも優れていますが、殴り合いでは東方仗助のクレージーダイヤモンドに劣勢を強いられました。
パート8の吉良吉影のスタンド能力もキラークイーンです。名前だけでなくスタンドの外見もパート4のキラークイーンにそっくりですが、能力は爆発するシャボン玉を生成します。シャボン玉の威力はかなりのもので、船を爆破するシーンもあります。
ただしパート8の吉良吉影は、ミクロサイズのシャボン玉で患者の血栓を破壊するなどスタンド能力を使うのは治療のためです。パート4のキラークイーンでは、1体だけだったシアーハートアタックを複数飛ばすシーンもあります。
吉良吉影のスタンドキラークイーンは、イギリスのロックバンド「QUEEN」の名曲キラークイーンが名前の元ネタです。楽曲キラークイーンはアルバム「シアーハートアタック」収録されており、アルバム名はキラークイーンの能力の元ネタなのがわかります。
吉良吉影は、ジョジョの奇妙な冒険の作中でさまざまな名言を残しています。吉良吉影の名言や印象的なセリフについてまとめました。
自分が殺した女性の手首を中学生の重ちーに見られた吉良吉影は、スタンド能力を使って彼を殺してしまいます。「これで今夜も・・・くつろいで熟睡できるな」は、重ちーを殺した直後に言ったセリフです。非常に冷静な様子で言っていることから、殺人を何とも思っていないことがわかります。
自分の欲望のために女性を殺し、穏やか日常を送るために人を殺す吉良吉影の異常性が良くわかる名言です。
「このわたしのところに来れば清い心で付き合えるよ」は、彼氏から貰った指輪を質入れ使用する女性に向けて言ったセリフです。吉良吉影は、彼女のことを「心はみにくいが、美しい手と顔をした女」とも言っています。
彼女はこの直後に殺されており、吉良吉影は手と顔の美しい女性を殺していることがわかります。
「人前で「目立った行動をすること」・・・それはこの吉良吉影が最も嫌うことだ・・・」は、吉良吉影が重くなった左手を引きずりながら移動している時のセリフです。吉良吉影は左手をスタンド能力で重くされてしまい、人前でテーブルやカップを割ってしまいます。
吉良は立っているのが難しいほど手が重くなっていますが、かなり動揺しています。この後も激怒した姿が描かれており、目立つことを非常に嫌っているのがわかる名言です。
「裏表ぐらい確認してから学校行け」は、殺そうとした相手の靴下が裏返しになっているに気づいた時のセリフです。広瀬康一に追い詰められた吉良吉影は、激高して彼を殺そうとします。しかし、靴下に気づいた吉良吉影は、殺すよりも靴下を直すの優先します。
早く逃げないと人に見られる可能性があるのに、自分のこだわりを優先する様子に吉良吉影の異常性が際立つ名言です。
「疑問文には疑問文で答えろと学校で教えているのか?」は、彼氏を殺されてパニックになっている女性に向けて言ったセリフです。吉良吉影は突然カップルの家に侵入し、その場にいた男性を爆破して殺してしまいます。吉良吉影は女性に名前を尋ねますが、パニックになった女性が答えるはずもありません。
彼氏がどこに行ったのか質問する女性に対して、「質問を質問で返すなあーっ!!」とキレた上での上記のセリフです。冷静に人を殺して突然激怒する姿に、吉良吉影の狂気が見える名言です。
吉良吉影は、テレビアニメとテレビゲームで担当している声優が違います。吉良吉影を演じた声優についてご紹介します。
テレビアニメで吉良吉影を演じた声優は、森川智之です。森川智之は1967年1月26日生まれで、声優事務所のアクセルワンの代表取締役を務めています。人気のハリウッド俳優の吹き替えを多く担当しており、アニメでは正統派の2枚目やコミカルな役までは非常に幅広い役柄を演じています。
テレビゲームのASB版とEoH版では、小山力也が吉良吉影を演じています。小山力也は1963年12月18日生まれです。1989年に「仮面ライダーBLACK RX」で俳優としてデビューし、1996年から声優として活動しています。
2000年代からアニメやゲームの出演が増えており、「名探偵コナン」の2台目毛利小五郎役でも有名です。
吉良吉影は作中で一度追い詰められた際に、別人になりすますことで難を逃れました。吉良吉影がなりすました川尻浩作やなりすました後の吉良吉影について解説します。
主人公の東方仗助たちに追い詰められた吉良吉影は、一般会社員の川尻浩作になりすまして一度は逃げ切ることに成功します。川尻浩作は吉良吉影とは何の接点もない背格好が似ただけの人物だったので、吉良吉影を追う手がかりが無くなってしまいました。
吉良吉影は連続殺人鬼の行方を探す人物いることに気づいていましたが、殺人衝動を抑えることができずに追い詰められています。普段の吉良吉影はある程度抑制が効くようですが、爪の伸びるスピードが異常に早くなる時期は、殺人衝動が抑えられなくなります。
追い詰められた吉良吉影は、追跡から逃げるのを優先して川尻浩作になりすますことを決意します。吉良吉影は、辻彩のスタンド能力で殺害した川尻浩作の顔を自分に移植しています。生前の川尻浩作がどんな顔をしていたのか描かれていません。
ただ、その後の吉良吉影のプロフィールに、川尻浩作の顔と指紋を手に入れたことが記載されています。吉良吉影が本名だとバレるまで、川尻浩作の息子もなりすましに気づきませんでした。
生前の姿が描かれていない川尻浩作ですが、学生時代はモテていたようです。川尻浩作の妻しのぶの女友達からは、「寡黙でカッコイイ」と言われていました。ただ、しのぶは優越感に浸るために、川尻浩作と付き合っていただけで愛情はなかったようです。
結婚したのも子供ができたからで、しのぶからは真面目が取り柄なだけの「つまらない男」と思われていました。
ジョジョの奇妙な冒険に登場する吉良吉影は連続殺人鬼ですが、人気が高く作者も最も好きな敵キャラクターとして名前を挙げています。吉良吉影が登場するエピソードを読んだことない方はぜひ一度ご覧ください。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局
吉良吉影はジョジョの奇妙な冒険に登場する敵キャラクターで、パート4の「ダイヤモンドは砕けない」のラスボスです。悪役ながら、異常かつ個性的な性格でファンから人気を集めています。ジョジョの奇妙な冒険に登場する吉良吉影についてご紹介します。
パート8の「ジョジョリオン」に登場する吉良吉影についてもまとめました。