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「ジョジョの奇妙な冒険」の小説を買う前に確認したいこと!

ジョジョの奇妙な冒険は漫画だけでなく小説もあります。当然原作者が書いているわけではありませんが、第3部、第4部、第5部の小説からディオの手記やジョージ・ジョースターの小説もあります。ジョジョの小説は批判も多いですが、興味があるなら読んでみると良いでしょう。

ジョジョの小説について

連載30年を超えて広がり続ける人気漫画ジョジョの奇妙な冒険。

今回はジョジョの奇妙な冒険の小説をご紹介します。

漫画のノベライズはあまり注目を浴びないことが多いですが、ジョジョの小説というだけあってかなり売れている作品も多いです。

批判も多いですが、評価の高い作品もあり興味があるのでしたら一度読んでみてはいかがでしょうか?

ジョジョの奇妙な冒険の小説オーバーヘブンとは?

オーバーヘブンは化物語で有名な西尾維新さんが書いたジョジョの小説です。

第6部で語られたディオの手記「天国に行く方法を記したノート」にを復元した作品ということになっています。

承太郎に燃されたノートを研究者が復元・解読したと言う体裁になっているため、ディオが書いた内容そのものではありません。

そもそも、ディオが書いたのなら日本語ではないでしょうしね。

内容は興味深いものになっていますが、ディオをカリスマとして見ているファンには評判が悪いようですね。

この辺りはディオのことをどう解釈しているかによると思います。

ジョジョの奇妙な冒険の小説 JORGE JOESTARとは?

「JORGE JOESTAR」はジョジョの奇妙な冒険の第二部の主人公ジョセフジョースターの父親、ジョージジョースターを主人公にした小説になっています。

800ページ近い大作になっているので、読むのが大変かもしれません。

ジョージが殺されるまでは漫画の第1部と第2部の間を描いたような作品になっているのですが、その後はパラレルワールドになりディオやカーズが登場しジョジョのオールキャラが登場するような内容になります。

小説を書いている舞城 王太郎さんの色が強すぎるという批判も多く、かなり厳しい意見が多い小説です。

あまり、こだわらずに読めるのなら楽しめる作品だと思います。

ジョジョの奇妙な冒険第3部の小説について

ジョジョの奇妙な冒険(JUMP j BOOKS)は第3部のスターダストクルセイダーズの小説です。

最初に発売されたジョジョの小説で1992年に発売されています。

アスワンへの旅の途中、砂漠で遭難中の承太郎一行を描いた「砂漠発地獄行」とカイロ市内でDIOの館を探す途中でスタンド使いの襲撃を受ける「熱き砂の墓標」の2編が収録されています。

基本的に原作で描かれなかった空白の部分を埋める内容になっており、オリジナルのスタンド使いが登場します。

登場人物の言動に違和感を感じると言う意見はありますが、比較的批判の少ない」小説になっています。

また、原作者荒木飛呂彦さんの書き下ろしの挿絵が多いのも特徴です。

ジョジョの奇妙な冒険の第4部の小説The Bookとは?

The Bookジョジョの奇妙な冒険第4部ダイヤモンドは砕けないの小説です。

小説家の乙一さんが自ら志願する形で書かれた第4部のノベライズ作品で、完成するまで5年の歳月と没原稿2000枚がかかっています。

「ジョジョの奇妙な冒険 テュルプ博士の解剖学講義」というタイトルで「読むジャンプ」に冒頭部分が掲載されましたが、その後修正が繰り返されたため、The Bookとは内容はかなり異なっています。

第4部本編終了後からしばらくたった杜王町が舞台になります。

コンビニの前で血まみれの猫を発見した広瀬浩一と岸辺露伴の二人は、飼い主を探してたどり着いた家の中で奇妙な女性の死体を発見します。

ここから3ヶ月に渡る事件を描く物語になります。

ジョジョの奇妙な冒険の第5部の小説は?

5部の小説は「ジョジョの奇妙な冒険 2 ゴールデンハート/ゴールデンリング (JUMP j BOOKS)」 と「恥知らずのパープル・ヘイズ-ジョジョの奇妙な冒険より」の2種類があります。

第5部の途中でフェードアウトしたフーゴを主人公にした「恥知らずのパープル・ヘイズ」はジョジョの小説としては評価が高く結構有名な作品でしょう。

アマゾンのレビューを見ても批判的な意見が非常に少なくジョジョの小説としては珍しい作品になっています。

「ゴールデンハート/ゴールデンリング」はブチャラティチームが組織から離れた直後を描くサイドストーリーで、賛否の分かれる内容になっています。

「ゴールデンハート/ゴールデンリング」は原作者荒木裕彦さんの書き下ろしの挿絵も多いのでファンなら購入する価値はあるでしょう。。

ジョジョの奇妙な冒険の小説全般に共通する批判とは?

ジョジョの小説全般に言えることですが、世界観や原作の設定、キャラクターの性格をわかっていないといないというような批判が多いです。

原作者の荒木飛呂彦さんが書いているわけではない二次的著作物ですから、当然だと思いますがジョジョの原作とは雰囲気が違うわけです。

原作が人気の作品ほどこういった批判が多くなるのは当然でしょう。

アマゾンのレビューでも、ジョジョでなければ五つ星などという意見もあります。

原作へのこだわりが強いというか、強い思い入れがあるキャラクターがいる場合はあまりジョジョの小説は読まない方がいいかもしれません。

ただ、面白い作品もあるのでこういった点を踏まえて読んだ方がいいでしょう。

pixivにもジョジョの小説はある

pixivというとイラストを投稿するサイトと言うイメージが強いと思いますが、ファンが小説を投稿するサイトにもなっています。

あくまで、誰でも小説を公開できるサイトなので同人誌的な内容ですが、中にはレベルの高い小説もあります。

こういった作品が好きならpixivでジョジョの小説を探してみるのも面白いと思います。

ジョジョの小説についてまとめ

今まで発売されたジョジョの小説などについてまとめてみました。

原作の評価が高いからこそでしょうが、ジョジョの小説は原作と違うという批判がどうしても多くなります。

そういう点に寛容にならないと、ジョジョの小説を楽しんで読む事は難しいかもしれません。

興味があるなら評価の高い恥知らずのパープル・ヘイズから読んでみることオススメします。

pixivにあるような作品でも気にせず読めるのでしたら、どの小説を読んでも特に問題ないと思いますが?

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