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2023/12/28
大今里
最初に、キジトラとは何なのかについて迫ってみたいと思います。一体、キジトラとはどういったものなのでしょうか。
キジトラは、茶色地にこげ茶色の縞模様がある猫を指します。茶色っぽい毛色の猫は、キジトラ柄であると覚えておくことも一案です。
”キジトラ”という模様の名称の由来は一体何なのでしょうか。”キジトラ”と呼ばれるのは、メスの雉(キジ)に似た色合いをしており、ネコ科の動物であるトラの模様を持っているからです。英名においては、『ブラウンタビー(brown tabby)』と呼ばれるでしょう。
タビ―とは縞模様を指す英単語であり、要するに”茶色の縞模様”という意味です。
では、キジトラ柄の猫のオスとメスの割合はどうなっているのでしょうか。性別によって数の違いはない模様です。キジトラ柄の猫は、オスとメスが同数程度いるでしょう。
キジトラの猫にも、柄の種類があります。続いては、キジトラ柄の猫の種類や特徴についてお伝えします。キジトラの猫には、どういった種類や特徴があるのでしょうか。
白キジトラは、キジトラ模様を基調として白い毛色がある点を特徴としています。そして白をベースとして、キジ模様が少し入っているケースの猫も、キジトラと呼ばれます。
キジトラには、赤みがかった茶色の種類も存在します。全体の毛色が、茶色に少し赤みがかっている点が特徴です。顔周辺や腹部の近くに色が入りやすくなっているでしょう。茶トラに見えることがありますが、茶トラの場合は大体の縞模様は黒色であり目元や足、尾の先の模様が濃くなる傾向があります。
白猫の場合は色素が薄く肉球はピンク色であることが多いでしょう。しかしキジトラの場合はメラニン色素が多いことから、茶色あるいは黒の肉球が多くなっています。またキジトラの目は、ゴールド系である傾向があります。
猫にも様々な性格の個体がいますが、キジトラの場合はどうなっているのでしょうか。次に、キジトラの性格について迫ってみたいと思います。
キジトラは特に警戒心が強いものの、特定の心を許した相手になら甘える個体がいます。初めの頃は警戒をして近付いてこなかったとしても、安心できる相手だと認識すると甘えることや擦り寄ってくることもあるでしょう。
もしツンデレタイプのキジトラ猫と仲良くするなら、相手が遊んで欲しい時のみ構うことが鉄則です。
ワイルドタイプのキジトラは、人に抱っこをされることや触れられることを好みません。キジトラの性格の中でも、最も野性的な種類となるでしょう。ワイルドタイプの場合は警戒心も強いため、あまりにもしつこくしてしまうと嫌われる恐れがあります。
ワイルドタイプのキジトラと接する際には、”構い過ぎない”ことを心掛けることが大事です。可愛い猫を構いたくなる気持ちを抑えて、向こうから寄ってくるのを待つようにしましょう。
ワイルドな個体やツンデレな個体がいるキジトラですが、甘えん坊な個体もいます。甘えん坊タイプは、メスに比べてオスの方に多い傾向があるでしょう。しかし幼い頃から家庭で飼育されているキジトラは、人見知りをしません。そのため、人とも和やかに過ごすことができる可能性があります。
もしかしたら、抱っこや撫でることもできることも考えられます。
キジトラの寿命はどの程度となっているのでしょうか。次に、キジトラの寿命について迫ってみたいと思います。また、キジトラの健康についてもお伝えします。
キジトラを含めた、日本猫の平均寿命は15年程度となっています。よりキジトラに長生きしてもらうためには、愛情を持って接することを心掛けましょう。そして少しの変化にも気付くようにして、ケアをしてあげることが大事です。
キジトラは、タバコやエッセンシャルオイルを苦手としています。キジトラは臭いに敏感であり、タバコの臭いにより食欲が減退してしまうことや、体調を崩すこともあり得ます。猫のいる場所では、喫煙を控えることが大事です。またエッセンシャルオイルの中には、猫にとって毒性があるものの存在します。
また、中毒症状を起こしてしまいかねません。
キジトラに限らないことですが、猫には餌やおやつをあげすぎることは厳禁です。猫の肥満には十分な注意が必要となります。肥満になると病気になりやすくなり、免疫力が低下することもあるでしょう。そして心臓にも負担となってしまうのです。猫の好きなペースト状のおやつも、節度を持ってあげることが大事です。
猫の場合も、健康管理の一環として歯は大切になります。例えば歯石を放っておくことで、歯肉炎あるいは歯周病の原因となってしまいます。歯の病気になれば、食事ができなくなってしまう恐れがあるのです。また細菌が体内に侵入してしまうと、猫の体に影響が出ることも考えられるでしょう。
歯の健康にも気を遣うことが大事です。
キジトラの他に、サバトラという種類の猫がいることを知っているでしょうか。最後に、キジトラとサバトラの違いについて迫ってみたいと思います。サバトラとはどこが違うのか、見てみましょう。
サバトラは、色が魚のサバに似ています。”毛色をシルバーにする”という遺伝子が働いており、魚のサバに色が似ているため、”サバトラ”と呼ばれるようになりました。戦後に海外から入ってきた洋猫との交配により生まれた可能性があります。
そのため、日本においてサバトラは数が少なめになっているでしょう。
サバトラはベースカラーはシルバーとなっているものの、黒い縞模様が入り尾の先は黒一色であることが多いです。キジトラ模様に関してはさほど違いがないということです。ではキジトラとサバトラは、どの様にして見分ければ良いのでしょうか。
キジトラとサバトラは、地色で見分けることができます。キジトラもサバトラも、縞模様は黒となっており、キジトラは地色が茶色、サバトラの場合は地色がシルバーとなっています。背中の周辺は色が濃くなっており、その差が表れやすくなっているでしょう。
キジトラとサバトラは、背中の地色で見分ける方法があります。
猫には、ハチワレ(八割れ)という種類もあります。ハチワレは、顔の毛の色が額から鼻筋を境として分かれている猫を指します。その模様が”八の字”に見えることから、ハチワレと呼ばれているでしょう。黒と白のハチワレが主流となっていますが、キジトラなどのハチワレも存在します。
オスとメスのハチワレの比率に関しては、全体的にはどちらも同等となっています。オスのハチワレやメスのハチワレが多いということはありません。
キジトラというのは、猫の模様の呼び方であり日本猫の代表的な存在でもあります。キジトラは、地色は茶色であり黒の縞模様が入っている猫です。平均寿命は15年ほどであり、家族に迎えるなら健康に気を付けてあげることも大事になります。
キジトラの性格は、ツンデレな子もいれば甘えん坊タイプの子もいます。その子により変わってくるということでしょう。また地色がシルバーになっているサバトラ種と比較をしてみるのも一案かもしれません。猫が好きな方や、これから飼いたいと検討中の方もいるでしょう。
そういった方は、キジトラという種類にも注目してみてはいかがでしょうか。
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キジトラというのは、猫の毛色(模様の種類)を指す言葉です。ロシアンブルーといった猫の種類を指す言葉ではありません。またキジトラは、日本猫の代表でもあります。