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モロー反射とは?いつまで続く?原因や対処方法・てんかんとの見分け方は?

あなたはモロー反射というものを知っているでしょうか。赤ちゃんの頃に見られる特徴ですが、モロー反射とは一体どういったものなのか、気になる方もいるかもしれません。そこで今回は、モロー反射とはどういった症状であり、いつまで続くのか、原因や対処方法などについてお伝えします。

モロー反射とは

あなたはモロー反射よいう言葉をご存知ですか?

赤ちゃんの頃に見られる特徴なので、子供がいる家庭ならご存知の方が多いかも知れませんが知らない方もきっと多いでしょう。

今回はモロー反射について調査をし、まとめました。

モロー反射は赤ちゃんの原始反射

モロー反射とは、生まれた頃から備わっている原始反射です。

外部からの反射に対し、新生児が自身の動きとは関係なく反射的に起こす動きのことを言います。

 

赤ちゃんが急にびくっと動き両手をあげ抱きつく動作をよく見せますが、これはモロー反射だったのですね!

びっくりする方が多いかも知れませんが、病気とかではありません。

原始反射について

原始反射とは、幼児が特有の刺激に対して示す中枢神経系によって引き起こされる反射行動のことを言います。

 

この原始反射は子供が成長して大人になった際に、前頭葉が発達し失われていくものなので、幼児特有の動きと言えます。

 

原始反射はモロー反射の他に多数あります。

  • モロー反射
  • 自動歩行
  • 把握反射
  • 哺乳反射
  • 探索反射
  • 捕捉反射
  • 吸きゅう綴てつ反射
  • 非対称性緊張性頸反射
  • バビンスキー反射

寝てるときでも意に反し起きてしまう

寝てる時でも意に反し起きてしまうことがあります。

 

モロー反射は周囲の音や光、自分の体勢が変わったなどの刺激に対して起こる無意識の反応なので環境次第で起こる現象となっています。

赤ちゃんにとって刺激となる要因をできるだけ取り除くことで、モロー反射が現象します。

モロー反射はいつまで続くの?

モロー反射は赤ちゃんの頃に見られる現象ですが、いったいいつ頃まで継続するのでしょうか?

いつ頃まで見られるのか、どのようにしたらモロー反射が行われるのか調査いたしました。

新生児の4か月頃まで見られる

モロー反射は、生まれてからすぐ見られる可愛い反射です。

0か月から4か月程度まで確認されることが多いとの情報がありました。

4か月以降から少なくなっていき、最終的には完全に無くなるとのこと。

モロー反射が起こりやすいケース

大きな音や周囲の光が赤ちゃんにあたることによって、モロー反射が起こりやすいようです。

エアコンや扇風機の風が当たることによっても反応してしまいます。

直接当たらないように注意しましょう。

 

モロー反射が起きる回数が多いようであれば、赤ちゃんのまわりの環境を見直しましょう。

モロー反射は何が原因?

前述でモロー反射の起こりやすいケースをお話をしましたが、モロー反射の原因を深く調査しわかりやすくまとめてみました。

 

どのような時にモロー反射は起こりやすいのでしょうか?

外部からの刺激

モロー反射は、外部からの刺激が原因となることが多いです。

外部からの刺激とは、音・光・体の向きの変化・温度変化などを指します。

 

扉が激しく閉まる音や、エアコンの温度や風、外の眩しい光などにも無意識に反応してしまいます。

自分自身の動きに驚く

自分自身の動きに驚くことも原因の一つです。

赤ちゃんの体勢を変えた時や抱っこから下ろす時などはモロー反射が起こりやすいので注意が必要です。

自分の身を守ることが目的

モロー反射は、自分の身を守ることが目的で起こる現象とも言えます。

 

赤ちゃんは自分で意思を伝えられないので、外部からの刺激を防御してほしいというメッセージを両親に伝えているという解釈もできます。

なのでモロー反射が見られたときは周りの環境にも目を向けてみましょう。

激しい時の対処方法はどんなもの?

防ごうと努力しても起こってしまうのがモロー反射です。

では、モロー反射が起こった時の対処法はどのようなものがあるのでしょうか?

調査いたしました。

環境調整をする

前述でも述べましたが、環境調整をすることは大切なことです。

赤ちゃんがモロー反射を起こすということは、何か原因があるはずです。

原因を突き止めましょう。

大きな音や明るすぎる光、強い風などは環境調整で防げることなので気をつけてくださいね。

おくるみを活用する

おくるみは、モロー反射を少なくしてくれる身近なアイテムです。

赤ちゃんの手足をおくるみで包んであげることがとても大切になります。

手足がほどよく固定されるため、モロー反射が起こりづらくなるとの情報がありました。

おくるみを使うことで、赤ちゃんが自分の動きにびっくりして泣いてしまうことも防げます。

大体どの家庭にもあると思うのでご活用ください。

リラックスできるよう工夫する

リラックスできるよう工夫するとモロー反射が少なくなります。

例えば寝ている時にモロー反射が起こってしまったら、安心できるように赤ちゃんを寝かせる寝具をママと同じ体温にすると赤ちゃんへの刺激が減りモロー反射も起こさなくなります。

てんかんとの見分け方がある?

モロー反射は4ヶ月〜6ヶ月ごろまで見られる無意識で起こる動作のことを指しますが、稀に大きくなってもモロー反射が見られることがあります。

 

モロー反射に似た病気があることをご存知でしょうか?

その病気は「点頭てんかん」と言います。

モロー反射と点頭てんかんは似ているので見分けがつかない人も多いかと思います。

今回はモロー反射と点頭てんかんの違いなどを調査いたしました。

難病・点頭てんかん(West症候群)について

点頭てんかん(West症候群)とは、乳児期に起こる悪性のてんかんです。

生後3ヶ月~11ヶ月頃に発症することが多いそうです。

重篤な脳障害があり、小児難治てんかんの中では最も多く発症するてんかんであるといわれています。

モロー反射と一番区別をすることが困難な疾患として点頭てんかんが挙げられます。

 

点頭てんかんの80%は生まれる前や出生直後に起こった脳障害の合併症として起こり、症候性West症候群と呼ばれています。

残りの20%は発症までの発達も正常だったが、さまざまな検査でも異常なしであるため潜因性West症候群と呼ばれています。

点頭てんかん遺伝性とは言われていませんが、脳障害の合併症として点頭てんかんが発症した場合は遺伝する可能性があるそうです。

【点頭てんかんの主な症状】

  • 眠い時、目覚めの前後で突然頭がガクッと下がる
  • 手足を一瞬縮めたり伸ばしたりする
  • 上記の動作を5秒~40秒毎に繰り返し続き、この一連の発作が一日に何回も見られる
  • 情緒や運動の発達が停滞・後退する

 

【治療方法(発作を抑制させる)】

  • 薬物治療
  • ホルモン治療
  • 食事療法
  • 外科治療

 

モロー反射と点頭てんかんの違い

モロー反射と点頭てんかんの動作はよく似ています

なので、親でも気づかない人も多いでしょう。

違いを見分けるには、赤ちゃんがどのようなタイミングやきっかけでその動作をしているのかがポイントとなります。

モロー反射は赤ちゃんに大きな刺激を与えられたときに表れる反射的な運動ですが、点頭てんかんの場合は刺激の有無にかかわらずそういった動きが見られます。

さらに点頭てんかんは、一定時間ごとに発作的な動きとして表れるので1日に何度も起こってしまいます。

モロー反射を繰り返すとてんかんなの?

モロー反射を繰り返すとてんかんなのかと心配する人も多いですが、モロー反射やしゃっくりよりも、動作の1回辺りの続く時間は少し長めなので心配しすぎるのも良くありません。

赤ちゃんの様子を見て心配であるのであれば、病院に相談することが大切です。

他の疾患に気付くきっかけになり得る

モロー反射がきっかけで、子どもが発症している疾患に気づくきっかけになることもあります。
その疾患の代表例が、脳性麻痺です。
脳性麻痺とモロー反射は、モロー反射の続く期間と密接な関係があります。
 
どの病気でも早期発見は対策も練られるので大切です。

モロー反射は赤ちゃんからの大切なサインだった

赤ちゃんの頃に見られる特徴のモロー反射について調査いたしましたが、いかがでしたでしょうか?

 

モロー反射は赤ちゃんの頃に見られる動作で、自身の動きとは関係なく反射的に起こす動きです。

無意識で可愛い動作で愛くるしいですが、モロー反射は何かママに伝えたいことがあるのかも知れません。

また、6ヶ月ごろには自然と消滅してしまいますが、それ以降もモロー反射が見られる場合には要注意です。

その場合は何か病気にかかっている可能性もありますので、医師にご相談をしてくださいね。

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