スピーシーズ種の起源(映画)の原作やあらすじ・キャストは？続編は？

SFホラー映画『スピーシーズ種の起源』をご存じでしょうか。

根強い人気のこの作品について、原作やあらすじ、キャストなどについて、詳しくご紹介していきますので、最後までお付き合いくださいね。

『スピーシーズ種の起源』は、1995年7月公開の、アメリカのSFホラー映画です。日本では、1995年11月に公開されました。

製作費：3500万ドル、世界興行収入：1億1337万ドル、全米興行収入：6007万ドルのヒットでした。

原作があるという話はありません。イヴォンヌ ナヴァローによる小説は発表されています。

シル役を演じた新人女優だったナターシャ・ヘンストリッジがヌード場面に挑戦し、話題となりました。

“映画史上もっとも美しいエイリアン”と絶賛されてMTVムービー・アワードのベスト・キスシーン賞を受賞し、人気となりました。

続いては、『スピーシーズ種の起源』のあらすじなどについて、詳しくご紹介していきます。

地球外生命体を求め、宇宙に向けて信号が送られた。それから20年後、未知の存在からメッセージが届く。地球外知性探査計画は、ついに宇宙からのメッセージを受信したのだ。

宇宙からのメッセージの内容は「無限エネルギー確保を可能にするメタン触媒の構造式」、「人類のDNAと結合させることができる未知のDNA情報」だった。

生命誕生の鍵を解こうとする研究機関は、それを人間のDNAと結合させ、人類は新たな生命体を創りだすことに成功する。

誕生した新たな生命体は3週間で可愛らしい少女へ急成長し、“シル”と名付けられた。

しかし、その驚異的な成長過程に恐れをなした研究員たちは、彼女が成人になる前に毒殺しようと試みるがシルは逃走する。

そこで霊能力者のダン、ハーバードの人類学者アーデン、分子生物学者ローラ、問題解決屋のプレスが招集され、シルを追跡するチームが組まれます。

『映画ウォッチ』というサイトに、映画を起承転結に分けたあらすじが掲載されています。かなり細かく紹介されていますので、ネタバレを気にしない方は、ご覧になってみてはどうでしょうか。

続いては、『スピーシーズ種の起源』のキャストをご紹介していきます。

1982年の『ガンジー』でアカデミー主演男優賞を受賞した、ベン・キングズレーが演じています。

ザビエ・フィッチは、生命体"シル"を生み出した研究所のトップです。

自己中心的かつ非常にワンマンで、シルの凶暴さを恐れ毒殺しようとしたが脱走されて失敗しました。

異形と化したエイリアンを殺処分するがためにプレスとローラを規則と称して無菌室に閉じ込めたり、シルが逃げ込んだ下水管の捜索で頭が混乱したダンの意見を切り捨てるなど、自己中心的ともとれる行動が見られます。

1992年の映画『レザボア・ドッグス』のMr.ブロンド役が高い評価を得ている、マイケル・マドセンが演じています。

プレス・レノックスは、問題解決屋で、ニヒルな性格だが、強運の持ち主です。

シルとの最終決戦ではナイフを用い、"シル"の触手を切断したうえで火の海と化した石油の湖に放り込み、ダンを道連れにしようとしたシルの頭部にショットガンを浴びせ殺害し一連の追跡劇を終わらせた人物です。

ハーバードの人類学者で、女好きだが、プレスに負けず劣らずのニヒルな性格。

プレスとローラが無菌室に閉じ込められた際、ダンがフィッチと揉み合いになった隙を突き、緊急ボタンを押したことで2人の脱出に貢献するなど、活躍も見られます。

しかし、自分の客室にシルが忍び込んでいることに気づかず謎の茶髪の美女と性交をした結果、その美女がシルであったという衝撃の展開が。

2006年の『ラストキング・オブ・スコットランド』で、ウガンダの独裁者イディ・アミンを演じ、第79回アカデミー賞主演男優賞やゴールデングローブ賞の主演男優賞を受賞した受賞した、フォレスト・ウィテカーが演じています。

霊能力者で、細心かつ用心深い性格です。自らの霊能力を駆使してシルを追い詰め、彼女が車ごと崖に落ちたことで彼女が死んだと判断されるが、持ち前の霊能力ゆえにごまかされず、茶髪の美女の正体がシルであることにいち早く気付きました。

テレビドラマ『CSI:科学捜査班』のキャサリン・ウィロウズ役で知られる、マーグ・ヘルゲンバーガーが演じています。

ローラ・ベイカーは、分子生物学者で、理知的なキャリアウーマンだが、時折アグレッシブな行動を見せます。

新たなエイリアンを生み出す際のトラブルがきっかけでプレスと深い仲となり、それが幸いしてプレスがシルと交尾することを回避しています。

『スピーシーズ 種の起源』で鮮烈な悩殺演技を披露して映画デビューした、ナターシャ・ヘンストリッジが演じています。

人間と未知のDNAを結合させて誕生した生命体で、邪魔するものを躊躇なく殺害する極悪な性質です。

フィッチの手で毒殺されそうになるが、凶暴性を発揮し脱出し、脱出劇のさなかで体に異変が起き蛹となって少女の姿から大人の女性へと成長していきます。

交尾相手の男性を求め街をさまようが、プレスに追跡されていることに気づき、それを逆手に自分が車ごと崖から転落して死亡したと偽装することで追跡を交わし、茶髪に染めるなど逃走を続けます。

プレスを誘惑しようとするが、忍び込んだ客室の主がアーデンであることに気づき彼と交尾し、妊娠します。

続いては、『スピーシーズ種の起源』の続編について、ご紹介していきます。

1998年には、『スピーシーズ2』が公開されています。

前作から3年後の世界が描かれており、軍の施設のベイカー研究所では“シル”のクローンである“イヴ”が誕生し、異性との接触を徹底的に禁じた環境下で、エイリアン対策の実験を行っていた。

また、人類は初の火星着陸に成功、クルーが地球に帰還するが、チーフ飛行士のパトリックは地球外生物のDNAに身体を支配され、女性と関係を持ち次々と自分の子どもを生ませていき・・・。

軍部の科学者アボットが運転する緊急輸送車には、スピーシーズのイヴと、男の子が乗っていた。男の子は人類とスピーシーズの混合種で、またイヴの肉体には新たな種が宿っており、今にも出産寸前だった。

そのとき、男の子が口から触手を伸ばしてイヴの首に巻きつき、締め上げて殺してしまう。アボットは、イヴから生まれたばかりの赤ん坊を抱えて逃走する。

『スピーシーズ』の最終作で、前三作の続編ではなく、独立映画となっています。

自分が人間とエイリアンの遺伝子配合で作られた生命体だと知らずにいた女性が、ある時突然その本能に目覚め、人々に襲いかかるさまを描いたSFホラーとなっています。

続いては、スピーシーズのゲームについてご紹介していきます。

2006年2月1日、PSPのソフトが発売されています。

TSUTAYAオンラインの価格は、現在4,180円となっています。

TSUTAYAオンラインショッピングでは、現在”在庫なし”となっており、新品を購入するのは難しいですが、中古では流通しているようです。

『スピーシーズ種の起源』は、1995年7月公開の、アメリカのSFホラー映画で、シリーズ4作まで公開されている人気シリーズです。

新たな生命体、美しいエイリアンを演じたナターシャ・ヘンストリッジが話題となった作品でもあります。

エイリアンと人間との闘いは見ごたえがありますので、興味がある方は見てみてくださいね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。