ビートたけしが芸能界引退?事故で顔面麻痺の過去や映画作品を紹介
2023/12/28
大今里
自らを「高能力者」「高能力パフォーマー」と称しており、身体を張った芸が多く、失敗しては笑いを取っている天然ボケキャラクターです。
顔だけ外に出して、ボストンバッグ等の中に全身を入れたまま登場する芸で有名ですね。
「スーパージョッキー」「オールナイトフジ」「投稿!特ホウ王国」「めちゃ×2イケてるッ!」などのテレビ番組に出演し、知名度を上げたエスパー伊東は、結婚式余興の営業や学園祭などで、全国各地を回っていました。
20年間続けた結婚式の余興で稼いだ金額は5億を超えていたそうです。
『高能力』には、
『高速』シリーズには、
上半身裸に黒スパッツ姿がトレードマークで、パンストを重ね履きしているのだそうです。
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ここ数年、エスパー伊東をメディアで見る機会がありませんが、現在、エスパー伊東はどうしているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
1960年12月26日生まれであり、2022年9月現在で61歳となっています。
ちなみに、1960年生まれの芸能人には、黒木瞳、山田邦子、コロッケ、真田広之、浅野ゆう子などがいます。
2022年1月の時点では、老人ホームで生活をしていることが明らかになっています。(2020年2月頃に病院から移った模様)。
エスパー伊東は、現在、認知症を発症し、歩行や食事は絶対に介助が必要な状態で、認知症が進み、会話も少なくなっている状態だそうです。
後述しますが、病気により、もともとリハビリなどが必要な状態だったエスパー伊東は、長い入院生活とその後の老人ホームでの生活、コロナの影響で、知り合い等にも会えない状況が続き、すっかり体力や筋力、認知能力も低下してしまっているようです。
エスパー伊東の身内は他の老人ホームにいる高齢の父親だけなのだそうです。
そのため、エスパー伊東の身元引受人は、所属事務所の社長で友人でもあるお笑い芸人・ビトタケシになっているそうです。
ビトタケシによれば、長期の入院生活のため、収入はゼロになり、現在は生活保護を受給している状態で、手術費などの足りない分はビトタケシが支援しているのだそうです。
2020年2月に放送された『爆報! THE フライデー』に、エスパー伊東本人が、出演し話題になりました。
メディアに出演するのは、休業後初のことでした。
オリエンタルラジオ・藤森慎吾が、入院中のエスパー伊東に会いに行きましたが、自分の知っているエスパー伊東の姿とはあまりにも違い驚きを隠せない様子でした。
エスパー伊東は、突然眠気が襲って来る原因不明の症状などのために休業しましたが、番組が放送された時点でも、入院生活は続いている状態でした。
立ち上がろうとしても立ち上がれない状態である事や、生活が困窮し生活保護を受給している事などが明かされました。
番組MCの爆笑問題からの激励のVTRを見たエスパー伊東は、芸人に復帰したい気持ちを明かしていました。
この出演時にも多少、認知症の症状は出てきていたようです。
続いては、エスパー伊東の経歴を詳しく見ていきましょう。
高校卒業後、芸人を目指し、1980年代から活動をしていましたが、なかなか目が出ませんでした。そんな時、1988年、全国会員数100人超の「不思議サークル」を主宰したことを機にメディアへの露出が増加しました。
一時期は電撃ネットワークと一緒にパフォーマンスをしていたこともありました。
エスパー伊東にとって、パフォーマーの三大ライバルは「Mr.マリック、江頭2:50、電撃ネットワーク」なのだと語っています。
エスパー伊東は、2003年に起きた、宮家・有栖川宮の祭祀継承者で、高松宮宣仁親王のご落胤であると偽った男性と、その妃殿下と詐称する女性が偽の結婚披露宴を開催、招待客から祝儀等を騙し取った、有栖川宮詐欺事件に巻き込まれた1人です。
パーティーに参加し祝儀として3万円を騙し取られていますが、インタビューの出演依頼を何度も受けた事で、結果的に営業の仕事がかなり増えたと明かしています。
趣味は漫画を書くことで、2018年に、絵画「ガネーシャ守護神」で第44回国際美術大賞展都議会議長賞を受賞しています。
続いては、エスパー伊東の結婚歴について詳しく見ていきましょう。
61歳になりますが、独身で、今までに結婚歴もありません。
2012年頃には、女優・沓名環希と交際中と報道されており、インタビューに対し、結婚前提であることも明かし「いつかはわからない。あと数年くらいですかね」とも語っていましたが、結婚には至らなかったようです。
一時期、最高月収は500万円、年収では2,000万円ほどあったそうですが、お金は家族ではなく趣味のフィギュア集め、お酒や飲食代などに費やしていたようで、預金は無いと以前から明かしていました。
結婚をしていないので、子供もいないと考えられます。
2018年いっぱいで、右変形性股関節症と突然眠気が襲って来る原因不明の症状のため休業を発表したエスパー伊東ですが、病気はどういったものなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
強い痛みが襲ったのは2017年のことでした。結婚式の余興でカバン芸を披露しようとすると足に激痛が走ったのです。
しかし幼少期からしばしば足に痛みが走ることがあったため、いつものことだと思っていたそうですが、ある日、余興中に今までにない感じたことないほどの激痛に襲われました。
やっと、病院に行くと右変形性股関節症と診断されたそうです。右変形性股関節症は、股関節(脚の付け根)の痛みと機能の障害です。
早期に発見できれば完治するそうですが、エスパー伊東は放置し過ぎて、骨と骨の隙間にある軟骨がすり減り、硬い骨同士が擦れ合って激痛が走るようになってしまったようです。
さらに、股関節の手術後に多発性脳梗塞を発症しています。多発性脳梗塞とは、複数の脳梗塞が点在して起こる病気のことです。
エスパー伊東は、脳梗塞の影響で、言語障害と顔面麻痺、手足にも後遺症が出てしまい、長い入院生活を送る事となったのです。
身体に後遺症が残っている状態で、長期入院となった事で、認知症となった可能性も考えられます。
やっと2021年に退院しましたが、そのあと、所在が分からなくなっていました。しかし、その後は先述の通りに老人ホームに入所していたようです。
身体の柔らかさを武器にした芸・カバン芸などで知られる芸人のエスパー伊東についてご紹介してきました。
2017年いっぱいで、右変形性股関節症と突然眠気が襲って来る原因不明の症状のため休業したエスパー伊東ですが、多発性脳梗塞で言語障害と顔面麻痺、手足にも後遺症が残り、現在は認知症も進んでいるそうです。
2020年2月に放送された『爆報! THE フライデー』では、芸人へ復帰の意欲も明かしていましたが、難しい現状のようです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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